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日本を責めるほど巨大なブーメランとなる韓国兵ベトナム婦女子大虐殺問題

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 「韓国兵によるベトナム婦女子大虐殺問題」は、韓国人が慰安婦問題を執拗に糾弾すればするほどに、大きなエネルギーを与えられて蘇ってくる。

 くり返し書いてきたように、韓国という国は、儒教の思想的伝統によって、何よりも「メンツと自己正当化」を思考の大前提とする習性があるので、歴史的事実を自分たちに都合の良い虚構にすり替えるのが常套手段だ。
 韓国の若者たちは、自分たちの父親世代が、ベトナム戦争に駆り出されて、ベトナム国内で恐ろしい大虐殺を行った事実を、ほとんど知らない。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-378.html

 韓国人の誇りにとって都合の悪い事実は、隠蔽し、捏造し、闇に捨ててしまうのだ。若者たちも、自分たちの自尊心を毀損する、そうしたマイナス情報を避けて、見ようともしない。
 例えば、2008年頃、韓国の民族研究者が韓国人のルーツについてDNA解析を行った結果、「ツングース・エベンキ族」の末裔であることが分かったが、公開された直後に、このデータは韓国中から追放され、以降、一切話題にされなくなった。
 韓国人の大半が、自分たちは漢族の後裔であると信じていて、誇りを持っていたからだ。

 自分たちの虚構=妄想に都合の悪い情報はゴミのように捨ててしまうのだ。だから、韓国人による大虐殺も、韓国人どうしによる巨大な粛正=1950~80年までに、およそ400万人の、民主化を求めた人々が、韓国政府の手によって虐殺された事実を、若者たちに絶対に教えないし、結果、若者たちはほとんど何も知らない。
 多くの若者たちが、軽薄なメンツによるウソの歴史を真実と勘違いしてしまっている。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-278.html

 日本国内で、そうした韓国の異常性を指弾する声が、あまりにも小さい理由は、戦前、岸信介を実質司令官とする朝鮮・満州植民地化のなかで、昭和通商という国策企業が、莫大な麻薬(ヘロイン・モルヒネ)を民衆に売りつけて、4400兆円にも上る第二次世界大戦の軍資金・統治資金を稼いでいた事実に触れられたくないからだ。
 ましてや岸信介は安倍晋三の祖父であり、安倍政権は、岸信介の負の情報を徹底的に隠蔽削除してきた。また安倍は韓国統一教会の関係者であり、この組織からの要請を受け入れて、韓国に関する負の情報を封鎖してきたこともある。

 これだけ強硬な麻薬取り締まりを行っている日本政府が、実は戦前、世界の流通麻薬の95%を快楽用に売りさばいていた真実を、今の日本国民で知っている者は甚だ少ない。
 これは、日本人も、韓国人と同じように、自分たちに都合の悪い情報を見ようとしない習性を持っていると理解した方がいい。お花畑のなかで生きてゆきたいわけだ。

韓国がベトナム人婦女子大虐殺を行った事実を隠蔽し、一切責任を取らず、無視放置してきた事実は、他方で、日本に対し執拗に慰安婦問題の虚構を糾弾し続ける姿勢と表裏一体の本質である。
 韓国兵が殺害した、何の罪もないベトナム人婦女子は、およそ30万人にも上ると明らかにされている。この殺戮部隊の最高責任者だった、全斗煥や盧泰愚らは、ベトナム帰りを英雄視する韓国人によって大統領にまで上り詰めて栄華を極めた。

 今回は、久しぶりに、この問題を明らかにした記事を見つけたので紹介する。

 “慰安婦問題”を追及する韓国に刺さった、「ベトナム人虐殺」というブーメラン
被害者の訴えは、事実上退けられた 羽田 真代 2021年5月18日
  https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83112

  4月5日、韓国でとある“事件”が報じられた。韓国の情報機関である国家情報院(以下、国情院)が、韓国最高裁判所の判決を「事実上拒否した」ともとれる対応を見せたのだ。すべての始まりは、今から50年以上も前のベトナム戦争にて、韓国軍が民間のベトナム人をむごたらしく虐殺したことである。

 韓国軍による悲惨な虐殺
フォンニィ・フォンニャット虐殺、タイヴィン虐殺、ゴダイ虐殺、ハミ虐殺、ロンビン虐殺…。

 韓国軍によるベトナム人虐殺と暴行の被害者は、判明しているだけで30万人いると言われている。なかでも青龍部隊(チョンリョン)と猛虎(メンホ)部隊の2つは、冷酷無比な殺人者集団の“鬼畜部隊”とされている。韓国政府を相手取って訴訟を起こしたグエン・ティ・タン氏の村を襲ったのは、前者の青龍部隊だった。

 タン氏が被害に遭ったのが、「フォンニィ・フォンニャット事件」だ。1968年2月12日、南ベトナムのクアンナム省ディエンバン市(当時ディエンバン県)のフォンニィ・フォン二ャット村で、大韓民国海兵隊第2海兵旅団(青龍部隊)によって住民70余名が殺害された事件である。同日の早朝、韓国軍の戦車が幹線道路で地雷を踏んで爆発したため、近くにあった同村を攻撃したとされる。

 この事件でタン氏は韓国軍の銃撃を受けて負傷したが、なんとか一命を取り留めた。しかし撃たれた腹部に傷跡が残ったうえ左耳も聞こえなり、被害から50年経ったいまでも後遺症に悩まされているという。また、彼女の兄も銃で撃たれて重傷を負い、母親と弟は殺害された。

 被害者が勝訴したものの…

 2017年8月、虐殺の生存者であるタン氏の代理人団は、国情院に対して情報公開請求を行った。「1969年11月、中央情報部(現在の国情院)が青龍部隊1大隊1中隊の3人の小隊長を調査した際の、報告書や尋問調書といった文書のリスト」の公開を求めたが、国情院が拒否したことで、同年11月に訴訟へと移行した。

 1審と2審ではタン氏側が勝訴し、情報公開は正当という判決が下されている。しかし国情院は「当該資料が公開されると、国の重大な利益を著しく害する恐れがある」「調査当事者のプライバシーが侵害される可能性がある」などと理由を述べて、公開を拒否してきた。

 3月25日、最終審の最高裁判所は「韓国政府が虐殺事件の関係者を調査したか否か、といった歴史的な事実を確かめるために必要な史料であり、公開するだけの価値があると認められる」と判断し、上告を棄却。タン氏側がの請求を認めて、国情院に対して情報公開を求める判決を下した。

 最高裁の確定判決を受けたタン氏と代理人は、3年8ヵ月法廷闘争を経て、ようやく資料が公開されると安堵したという。だが4月5日、開示された資料に書かれていたのは、次のたった15文字だった。

 チェ・ヨンオン(釜山)、イ・サンウ(江原)、イ・ギドン(ソウル)
 公開されたのは、ベトナム戦争に参戦した韓国軍青龍部隊の小隊長3名の名前と、調査当時に彼らが住んでいた場所だけである。3名の生年月日などは非公開とされた。

 こんな情報だけではとうてい虐殺に関する歴史的事実を確認できず、事実上の「公開拒否」に等しい。タン氏の代理人団は真相究明に向けて、国情院が持つ関連記録の公開を要求した。

 しかし、国情院の回答は「情報公開訴訟の判決を受けて、すでにグエン・ティ・タン氏側の訴訟代理人に提供した」「追加の事項は、公共機関の情報公開に関する法律で定められた手続きに則って処理すべきと考えており、(現段階では)送付できない」というものだった。

 代理人団は「国家機関であるにもかかわらず、国情院は真実を明らかにできる情報をなぜ隠しているのか?」「今回の裁判所の要請に対して、これ以上情報が欲しければあらためて公開を請求しろというのは、まともな対応ではない。たとえ請求したとしても、今回のような方法で時間を稼ぐ可能性が高い」と指摘している。

 仮に国情院の言う通り再び公開を求めて提訴したとしても、タン氏側が勝訴して情報が開示されるまでには、おそらく数年がかかるだろう。

 韓国世論の反応はいかに?

 凄惨な虐殺の生存者に対して、韓国政府はこのように信じられない対応を取っている。その一方で、韓国の歴代大統領は、ベトナムとの首脳会談の場で謝罪の意を表明してきた。その言葉を参照しておこう。

 2001年:金大中「本意ではなくベトナム国民に苦痛を与えてしまい、申し訳なく思う」

 2004年:廬武鉉「我が国民は(ベトナム国民に対して)心の借りがある」

 2018年:文在寅「両国の間の不幸な歴史に対して、遺憾の意を表明する」

 この通り3人の大統領が事件に言及しているが、タン氏の代理人団は、「韓国政府は虐殺に関しては明確に謝罪していない」と指摘する。50年が経過してもまだ被害者は救済されていないため、タン氏のように、法廷で虐殺の全容を解明して韓国政府の責任を追及する以外に方法はない。

 韓国の教科書では、慰安婦問題や徴用工問題は必習項目となっており、事細かく教えられる。しかし自らが加害者であるベトナム問題については、まったくと言っていいほど教育されていない。そのため、韓国軍による虐殺や強姦があったことすら知らない韓国人が多いのだ。

 しかし昨今はインターネットの普及や支援団体らの積極的な活動によって、徐々に一般市民の間にも知れ渡ってきている。このようなベトナム戦争での問題に対し、韓国世論の中には「謝罪と補償を行うべき」という意見も多い。その中の一部は、

 「自らの過ちを認め、賠償しないのであれば日本と同レベルだ」

 「我々が日本と違うということを見せてやろう」

 「日本とは違う道を歩もう!真相を解明し、韓国側に過ちがあったのなら謝罪をし、補償して責任を負わなければならない」

「日本の慰安婦、強制徴用に謝罪を要求するのであれば、我々も責任を負わなければならない」

 といったように、日本を引き合いに出している。

 また虐殺問題だけでなく、韓国軍人とベトナム人の間に生まれた子ども「ライダイハン」が現地に置き去りにされた問題も、未解決のまま残っている。

 2019年5月、ライダイハンのトラン・ダイ・ナット氏ら3名は、「国連人権理事会による問題の調査と、親子関係を確定するためDNA型鑑定に応じるとともに、公式な謝罪を求める」という公開書簡を文在寅大統領に提出した。しかし文在寅政権は沈黙を貫いていて、その後の進展はない。

 目に余るダブルスタンダード

 こうした問題に対して、加害者である韓国政府はもちろん、被害者側のベトナム政府も積極的に解決しようとはしていない。ベトナム政府が黙殺するのは、韓国企業による膨大なベトナム投資が理由と言われている。

 昨年11月に発表された「2020年10カ月間 国家別対ベトナムFDI投資規模順位及び比率(大韓貿易投資振興公社)」によると、国別の対ベトナム投資の1位はシンガポール(75億1000万ドル、31.9%)で、2位は韓国(34億2000万ドル、14.6%)、3位は中国(21億7000万ドル、9.2%)となっている。

 貿易額も似たようなものだ。ベトナム税関総局が2019年に発表した輸入相手先の1位は中国(754億5194万ドル)で、2位が韓国(469億3458万ドル)、3位は日本(195億2552万ドル)である。

この通り、ベトナムにとって韓国は経済面での友好国のひとつであり、サムスン電子をはじめ韓国系企業が次々とベトナムに進出している。そのため韓国との関係を重視するベトナム政府は強く出られず、過去の悲惨な事実を黙認しているのだ。

 文在寅大統領をはじめ歴代の韓国大統領は、日本に対して「謝罪と賠償」を繰り返し要求し、日本政府もそれに応じて何度も「謝罪と賠償」を重ねてきた。

 日韓問題と韓越問題を一概に比較することはできないが、日本には過去に対する謝罪を要求するにもかかわらず、頑なにベトナム戦争での事実を認めようとしない韓国政府のダブルスタンダードな態度は言語道断であろう。

 自らの行動を棚に上げて、日本を責め続けてきた韓国だが、虐殺から50年が経った今、ようやくブーメランとなって返ってこようとしている。

 「『(相手の立場になって考える)易地思之』の姿勢で額を突き合わせれば、過去の問題もいくらでも賢明に解決できるだろう」

 今年の新年演説で、文在寅大統領が日本に対して述べた言葉である。
 当時の被害者は、まだ何人か生存している。韓国政府は一刻も早く事実を確認して、被害者らが生きているうちに謝罪と賠償を行うべきである。新年演説が本心から出たものであるならば、文在寅大統領が取るべき道は明らかであろう。
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 引用以上、以下は参照 ウィキ、ベトナム戦争より
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E6%88%A6%E4%BA%89

 韓国陸軍によるビンディン省攻撃と大量虐殺

 1965年10月にベトナムに上陸した韓国軍は同年12月から翌1966年1月までにビンディン省プレアン村、キンタイ村などを掃討、九つの村には化学兵器を使用し、また同時期にプウエン省のタオ村で女性市民42人全員を殺害した。

 1966年1月1日から4日にかけてブン・トアフラとヨビン・ホアフラ地方では市民の財産を略奪したり、カオダイ教寺院を焼き払い、仏教寺院から数トンの貨幣を横領した。ナムフュン郡では老人と女性7人を防空壕のなかでナパームとガスで殺害し、アンヤン省の三つの村では110人、ポカン村では32人以上の市民を虐殺した。

 さらに韓国軍は1966年1月11日から19日にかけて、ジェファーソン作戦の展開されたビンディン省で400人以上のベトナム人市民 を、1月23日から2月26日にかけては同ビンディン省で韓国軍が市民1,200人を虐殺した(タイヴィン虐殺)。

 1966年2月にはベトナムビンディン省タイビン村で韓国軍猛虎部隊が住民65人を虐殺(タイビン村虐殺事件)、さらに2月26日には同ビンディン省で住民380人を虐殺したゴダイの虐殺が発生する。韓国軍は女性137人、老人40人、子供76人を防空壕のなかへ押し込め殺害したり、目を潰したといわれる。

 1966年3月26日から28日にかけて韓国軍はビンディン省の数千の農家と寺院を炎上させ、老若とわず女性を集団強姦した。同年8月までに韓国陸軍はビンディン省における焦土作戦を完了した。
 1966年9月3日には韓国陸軍第9師団(通称:白馬部隊=全斗煥司令官)もベトナムに上陸する。

 同1966年10月には共同作戦中の米軍と韓国軍(猛虎師団、青龍師団、白馬師団等=盧泰愚司令官)が、ベトナム市民の結婚の行列を襲撃し、花嫁を含め7人の女性を強姦し、宝石を奪い、3人の女性を川の中へ投げ込む暴行事件が発生。その後、メコン川流域で19人の少女の遺骸が発見される。

 一連の韓国軍のベトナムにおける活動について韓国政府は1967年5月、アメリカが与えてくれた援助に対する「お返し」の意味と、またこのような韓国軍の活躍は、韓国民に対して韓国がアジア平定に寄与するという誇りの感情を与えるもので、またアメリカとの交渉においても韓国の立場を向上させるものである、と記者会見で答えている。

 アメリカ陸軍特殊部隊群の一員としてベトナム戦争に従軍した三島瑞穂は、ソンミ事件などの不祥事については、目に見えないゲリラが相手なので少々のラフプレイは仕方ないことだったと述べている。2015年10月の朴大統領訪米に際して、韓国軍の被害にあったベトナム人女性らが韓国政府の謝罪と賠償を求めてウォールストリートジャーナルに広告を掲載した。

 韓国海兵隊による「索敵殺害」
その後、韓国海兵隊(青龍師団)が1968年2月12日にクアンナム省フォンニィ・フォンニャット村の村民79人を殺害(フォンニィ・フォンニャットの虐殺)、同2月25日には同省ハミ村で村民135人を虐殺する(ハミの虐殺)。
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 引用以上

 著者の努力に敬意を表すが、最近の現代ビジネスは、講談社が完全に自民党政権の宣伝部隊に成り下がったことを露骨に示している。
 これは、現在、自民党政権が韓国政府と軋轢を起こしていることを背景に、韓国に対するプロパガンダとして書かれた文章なのだろう。
 それでも、こうした出版物は、必ず、どこかで韓国民の目に触れて、じわじわと矛盾を暴き、韓国人の虚構のプライドを切り裂いてゆくことを期待して転載した。

 私も、このブログで、これまでライタイハン問題を何度も取り上げ、不条理を糾弾してきた。だが、虐殺の主役になった韓国兵は、ほんの少ししか韓国内に残っていない。
 生きていれば70歳台なので、まだまだ記憶は鮮明なはずだ。

 どこに行ったかというと、アメリカである。アメリカはベトナム戦争で、表向き5万人、実態は軍属含めて10万人以上という戦死者・犠牲者を出した。ベトナムは、アメリカ建国以来、敗北した唯一の国である。
 だから、国内世論の反発による厭戦・左傾化を怖れて、韓国などの属国の若者をベトナム戦争に動員したのだ。

 もちろん、世界史的にも残酷な犠牲者の多いベトナム戦争に動員するためには見返りを与えなければならない。その見返りは、従軍と引き換えのアメリカ国籍の付与と本土移住権利であった。
 ベトナム戦争が終わった1970年初頭以来、数十万人のベトナム退役兵がアメリカに移住した。当時の韓国は、朴正熙政権の下、もの凄い思想弾圧と400万人を超える同胞虐殺が行われていて、ベトナム虐殺兵といえども、韓国から逃れたいという気分が蔓延していたのだ。

 大量の移住に伴って、韓国人によるアメリカ居住区域は、100年以上の歴史のある日本人街区の数倍の規模のLAコリアンタウンを生み出した。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3

 これは「呪われた街」と言ってもいいだろう。

ガザの人々

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 イスラエルのガザ空爆で計192人死亡、首相は継続表明 ハマスもロケット弾 2021年05月17日
 https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2021/05/327014.php

 現在、連日イスラエルによる空爆を受けて、すでに数百名の死者を出しているパレスチナの事実上の首都であるガザ(古代名カナン)。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B6%E5%9C%B0%E5%8C%BA

gaza.jpg
 

 東京都区部の半分の土地に二百数十万人の人々が暮らす、国連に承認されたパレスチナ自治政府の最大都市だ。
 現在暮らしている人々の大半が、1948年第一次中東戦争(イスラエル建国戦争)の避難民であり、民族としては、現代イスラエル人が、AD600年台に黒海沿岸のハザール国が国防上の理由で、国ぐるみユダヤ教に改宗した人々の子孫(アシュケナージ・ユダヤ人)であるのに対し、3000年以上前からカナンの地に住み続けてきた本来の古代ユダヤ人「ノアの子、セムの子孫」の末裔モンゴロイド(スファラディ・ユダヤ人)である。

 現代イスラエル人シオニストが、カナン(シオン)は、旧約聖書創世記に示された「神との約束の土地」であり、自分たちが神に選ばれた所有者だと主張して、数千年も平和に暮らしてきたパレスチナ人の土地に武力で侵入し、先住民の土地を次々に強奪していった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%9C%B0
 そのイスラエルは、第一次中東戦争によって強奪的に独立したのが1948年で、まだ70年あまりの歴史しかない。
 現代イスラエルの歴史は、70年以上にわたってパレスチナの土地強奪の歴史であり、パレスチナの人々を武力で虐待する歴史であった。そこには傲慢と憎悪しかない。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB

 イスラエルの建国は、アメリカの全面的援助がなければ不可能だったが、なぜアメリカがイスラエルを支援したかというと、アメリカの支配階級である共和党支持者の大半が「プロテスタント福音派」に加入していて、この福音派の別名を「クリスチャン・シオニズム」というくらい、ユダヤ教シオニズムと思想が一致していたこと。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

 またアメリカの特権階級(大金持ち)の大半がユダヤ人(アシュケナージ)であることから、あらゆる政治力・財力を使ってイスラエルを支援してきたからだ。
 https://www.multilingirl.com/2017/01/super-rich-8.html

 パレスチナの人々は、その意味で、旧約聖書におけるシオニズムの犠牲者なのだ。
 また、シオニズムは、パレスチナや旧イスラエルにとどまらず、「約束の地」に描かれた大イスラエル(グレーターイスラエル)の実現を、宗教的使命としている。

 これは第二次大戦のホローコストや、911テロ、イラク侵攻、イスラム国の暴虐、シリア壊滅、ベイルート大爆発なども本当の実行者=黒幕であるといわれている。
 さらに、新型コロナウイルス禍についても、イスラエルは「真の犯人」と目されても仕方のない極めて疑わしい行動があった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%B3%E5%B7%9D%E8%A5%BF%E5%B2%B8%E5%9C%B0%E5%8C%BA

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1211.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1392.html

 ガザのパレスチナ人を代表する武装組織「ハマス」は、なぜ、勝ち目のない戦いをイスラエルに挑み続けるのか?
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B9

 今回も、ハマスがイスラエル領内に、数百発のロケット弾を撃ち込んだことへの報復として、爆撃のみならず、地上軍の侵入まで受けている。
 これは、一説によれば、ハマスの幹部の相当数がイスラエル・モサドの秘密工作員で、報復攻撃を正当化する目的で、90%以上が飛行中に撃墜されるロケット弾を故意に打ち込ませているという論評が多い。
 つまり、ガザ地区の本当の壊滅を目的としたニセ旗作戦だと……。
 (こうしたハマス=モサドスパイ説の大半がグーグル検索から排除されている)

 パレスチナ人は、一般に「アラブ人」と呼ばれているが、実際には、混血子孫を別にすれば、本来は先住民族ヘブライ人(古代ユダヤ人)であり、アラブ人がコーカソイド系であるのに対し、セム族=モンゴロイドである。
 スファラディというのは、「スペイン人」を意味して、黒髪で黒い目のモンゴロイド(セム族)の特徴を持っている。一番近いのはスペインのバスク人だと言われている。

 イエス・キリストも古代ヘブライ人だった。現在、想定された「本当のキリスト」の姿は、日本人に近いヘブライ系スファラディの姿だ。
 https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35173762

 それどころか、日本人こそが2800年前、アッシリアによる古代イスラエル侵略によってイスラエルの地を追われて行方不明になった古代ユダヤ人「失われた10支族」の末裔であると、イスラエルの国家プロジェクト、「アミシャーブ」が断定している。

 もちろん全員ではなく、エフライム族の王=天皇家を指すのだが、おそらく、これはAD300年前後に、日本列島に大量に移住した「弓月(キルギスタン)の君=秦氏」の末裔を指すと考えるしかない。
 天皇家こそは、弓月氏=秦氏の末裔なのだ。
 http://www2.biglobe.ne.jp/~remnant/jinmukeizu.htm

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-337.html

 つまり、現在、爆撃を受けているガザの人々は、我々日本人の古い兄弟というわけだ。
 アミシャーブプロジェクトは、天皇家を「失われたユダヤ人の末裔」と断定し、「シオンの地」に戻す対象としている。 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%96

 シオニズムは、「約束の地」にユダヤ人を戻すことを宗教的使命にしていて、戦前、欧州に分布したユダヤ人たちに、600万人を虐殺したホローコストを仕掛け、生き残ったユダヤ人たちを殺戮の恐怖で追い詰めて、無理矢理パレスチナに現代イスラエル国を建国し移住させた。

 そして大イスラエル主義(グレーターイスラエル)を掲げ、旧約聖書創世記に描かれた、北はユーフラテス川から南はナイル川までの広大な土地は、すべてユダヤ人(ユダヤ教徒)が、神から与えられたものとして、それを回復する義務があると主張している。これがシオニズムの本質と考えて良い。

 ① ナイルからユーフラテまで、大イスラエルの土地をユダヤ教徒が支配すること。
 ② アッシリア侵攻によって失われたユダヤ十支族を、すべてシオンの地に戻すこと。
 この目的の邪魔になるのが、大イスラエル内の国家、シリア・イラク・ヨルダン・レバノン・サウジであり、もっとも危険な敵対勢力がイランであった。

 モサドが仕組んだと解明されている911テロは、それを口実にして、米軍が中東に侵攻し、イラク国家を完全破壊した。
 モサド工作員、サイモン・エリオットが、イスラム国を結成し、先住民の大虐殺と暴虐的住民支配を行うことで、事実上シリアを壊滅させた。サウジアラビアに関しては王族をモサドがコントロールしていて、反イスラエル勢力を抑え込んでいる。

 レバノンは、首都で巨大爆発を起こし、事実上、壊滅状態にした。
 残るはヨルダンだけだが、これも時間の問題で、陰謀を仕掛けられて国家が破綻することだろう。
 こうした大イスラエル主義に立ちはだかるのがペルシア帝国=イランであり、イランを崩壊させなければ、大イスラエルの実現はありえない。
 今回の新型コロナ禍で、世界最大の被害を被ったのが実はイランであった。そして最初に完全制圧に成功したのがイスラエルである。

 こうしてみれば、ガザへのイスラエルによる攻撃の意味が浮かび上がってくる。
 現代イスラエル=アシュケナージユダヤ人たちは、パレスチナの完全破壊を狙っている。だが、それをやれば、アメリカ国内の反イスラエル世論を抑え込むことが不可能になるので、なし崩し的なパレスチナ国家崩壊作戦を行っているのだ。

 ニセモノであるアシュケナージ・イスラエル人は、ホンモノの古代ユダヤ人の末裔であるパレスチナ人の存在に、宗教的な意味で激しくコンプレックスを抱かざるをえない。
 そこで、パレスチナ支援の最大勢力であるイランを中核としたアラブ勢を次々に破壊してきた。
 イラクから始まり、シリア、レバノン、イランだ。サウジに関しては、王族を完全に経済的に掌握し、独裁体制で抑え込んできた。

 イスラエルは、アメリカ特権階級と一心同体である。先に、トランプは、ヨルダン川西岸地区やゴラン高原はイスラエルのものと断定し、米国大使館をテルアビブからエルサレムに移駐させた。
 そしてユダヤ教徒を意味するヤムルカを被り、嘆きの壁を参拝した。トランプの行動は、アメリカ共和党支持者のシオニズムを反映したものだった。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-690.html

今後、ガザ地区を廃墟にする作戦が行われることは、ほぼ確実であり、そのためには、モサドスパイの潜り込んだハマスに、はるかに過激な行動を実行させることになるだろう。
 同時に、イスラエルはアミシャーブ・プロジェクトについても、我々が想像もできないほど恐ろしい事態を引き起こす可能性がある。

 東日本震災によって巨大原発事故を起こした福島第一原発のすべての炉心に、イスラエルモサドの直営企業といわれる「マグナBSP社」が、監視施設を設営していた。
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-881.html

 もしも、フクイチ事故を本当に引き起こしたのがイスラエル・モサドであったなら?
 日本が原発事故によって壊滅したなら、「天皇家は日本を離れてシオンの地に戻る」という途方もない思惑が、果たして空想にすぎないのだろうかと私は思う。

五人組共同体

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 以下、ウィキより一部引用
  制度の起源は、古代律令制下の五保制(五保の制)といわれる。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D#%E6%A6%82%E8%A6%81

 時代が流れ、1597年(慶長2年)豊臣秀吉が治安維持のため、下級武士に五人組・農民に五人組を組織させた。江戸幕府もキリシタン禁制や浪人取締りのために秀吉の制度を継承し、さらに一般的な統治の末端組織として運用した。

 五人組制度は村では惣百姓、町では地主・家持を近隣ごとに五戸前後を一組として編成し、各組に組頭などと呼ばれる代表者を定めて名主・庄屋の統率下に組織化したものである。これは連帯責任・相互監察・相互扶助の単位であり、領主はこの組織を利用して治安維持・村(町)の中の争議の解決・年貢の確保・法令の伝達周知の徹底をはかった。また町村ごとに遵守する法令と組ごとの人別および各戸当主・村役人の連判を記した五人組帳という帳簿が作成された。

 実態は、逃散したりして潰れた家や実際の住民構成とはかけ離れた内容が五人組帳に記載されていた場合があったり、また年貢滞納をはじめとする村の中の争議は、村請制の下では五人組ではなく村落規模で合議・責任処理されるのが普通であったため効果としては疑問がある。

 また、村によっては一つの村内で領主が家ごとに別々(相給)になっているケースがあり、その場合には領主が編成する五人組と村が居住区域をもって定めた五人組(「郷五人組」)が並存するという現象も生じた。しかし五人組制度が存在することによって、間接的に名主・庄屋の権威を裏付け、住民の生活を制約すると同時に町村の自治とりまとめを強化することには役立った。

 他方で米沢藩の上杉鷹山のように、初期の五人組などの組合を再編して、相互扶助を重視した「伍什組合」を編成した藩もあった。
 近代的自治法の整備とともに五人組は法制的には消滅したが、第二次世界大戦中の隣組、戦後は町内会にその性格は受け継がれていた。
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 引用以上

 日本社会に確実に五人組制度を政策として実現したのは、豊臣秀吉だったといわれる。
 これは、おそらく織田信長による家臣統制の「人衆」と呼ばれたグループ化をヒントにしたものだっただろう。
 秀吉は、信長麾下で前田利家のグループに含まれ、利家妻のマツと、ネネの深い交際は、テレビドラマでも知られている。

 五人組は、慶長2年年三月の豊臣秀吉の掟に始まり、侍は五人組、下人は十人組を組織させた。慶長13年10月に藤堂高虎は、新封地内(伊予国)に発した政令で、農民を十人組に組織させた。
https://komonjyo.net/goningumi02.html

この民衆レベルでの運命共同体=連帯責任制を家康は社会統制の基本単位として採用し、宗教・人別・徴兵動員・年貢・治安などの共同と連帯責任を課すことで、強力な共同体として機能させた。
https://komonjyo.net/goningumi02.html#:~:text=%E4%BA%94%E4%BA%BA%E7%B5%84%E3%81%AE%E5%BD%B9%E5%89%B2%E3%81%AF,%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E5%8B%99%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

 上のなかに「キリシタン、監視密告」が含まれているのは、当時の事情を知らない人には奇異に映るだろうが、ザビエルが日本に寄港してから、ポルトガル・カトリック教徒は、キリスト教を布教しながら日本人婦女子の奴隷狩りを行い、総数で50万人を超える(当時の人口は1500万人だったので、現在換算で400万人を超える)若い女性を奴隷として海外に売り飛ばしたので、秀吉が「バテン連追放令」を出し、厳重に監視し始めたことによる。

 五人組は、日本の婦女子をカトリック奴隷商人から守る意味合いが大きかった。
 家康も、この民衆統治の基礎政策を維持し、そのまま年貢連帯責任制度として、百姓を厳しく管理した。
 五人組は、五軒連帯責任を伴う共同体として、幕府崩壊まで民衆を縛り付けた。五人組には、菩提寺のような寺社も付随し、教育と年貢、治安維持の役割も担った。

 江戸時代90%を超える世界最高の識字率を誇った日本社会の教育を支えたのは、まさに五人組に付随して作られた檀寺による寺子屋だったが、これはキリシタン監視のため「宗旨人別制度」を設け、遠方に出かけるときも通行手形を発行した「寺請制度」によるもので、一方で人々の自由な生活を強力な檻に閉じ込める呵責のない統制制度であり、幕末までに、寺請制度に対する人々の怒りが頂点に達したことで、維新や廃仏毀釈にもつながった。

 しかし、他方で、あらゆる生活要素が五軒の連帯責任とされたことで、五軒全体が一家族としてのライフスタイルを強要され、生活共同体としての鮮明な役割が成立していた。
 すなわち、教育にせよ、食生活にせよ、宗教にせよ、介護、病気療養にせよ、五軒は運命共同体であり、支え合って生きてゆかねばならなかった。
 江戸時代には「ポツンと一軒家」は許されなかった。

 五人組の一組は、夫婦と子が数名で、老夫婦、若夫婦、子供、合わせて10名程度だから、五軒全体で最大50名にもなるが、実際には、それほど多くはない。
 亭主が死ぬと、後家は若衆のセックスの相手を強いられた。しかし、若い娘は、おそらく他の組からの通い婚であったことは、遺伝学上の問題から想像がつく。

 徳川幕府崩壊とともに、五人組制度は廃れるが、地域社会を300年も縛り付けていた制度には、良い点も悪い点もあり、簡単に崩壊されては困るものもあった。
 実際に、明治政府は、廃止したはずの五人組を徴兵制度の連帯責任として利用した。
 介護や病気療養、片親世帯では、五人組共同体は、有効に作用していた。

 太平洋戦争前まで、五人組制度の残渣は「隣組=町内会」として強力に機能し、大政翼賛会の単位としても機能し、戦争を支えるものとなった。
 今生きている80歳以上の老人たちは、「隣組」について鮮明な記憶を持っているはずで、これは、祭りや地域自治、治安の単位にもなり、徴兵推進の組織にもなり、大政翼賛会の手先として、民衆の財産を強奪する手先ともなった。

 今は、例えば高知県では結婚の46%が破綻し、人々は配偶者を二回取り替え、他府県もこれに準ずる離婚率に迫っているが、1960年代までは、離婚率は10%にも満たなかった。
 また結婚率も、1960年で適齢期未婚率は2%程度だったのに対し、現在では男性で25%を超えている。この理由は、適齢期男女を無理矢理でも結びつける「おせっかいババア」の有無なのだ。

 五人組制度では、ほとんど必ずといっていいほど「お節介ババア」がいて、手当たり次第に男女を娶せた。そうしないと、五人組の機能が悪化して、全体の生活が苦しくなるからだ。五人組で楽をしようとすれば、人口を増やすしかないのだ。
 戦前の「隣組制度」でも、お節介ババアは生きていて、未婚の男女を発見すると、憲兵のように摘発して、無理矢理でも結婚させられた。
 だが、人生に消極的な者にとっては、必要なシステムだったといえるかもしれない。

 現在、隣組制度の消滅と、個人のプライバシー尊重の風潮のなかで、「お節介ババア」が失われ、未婚の男女を探し出して無理矢理結びつける「天使のババア」がいなくなったことで、人々は孤立し、生涯独身の男女が激増しているのだ。もちろん私もその1人だが。

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 さて、延々と五人組について述べてきた理由は、現在の日本社会が、自民党政や官僚たちの劣化によって、とてつもなく衰退し、コロナ禍に見えるように、強欲だけは数人前だが、実力はひどく無能な人物ばかりで占められていて、もう社会全体の崩壊が避けられないことが、鮮明に見え始めたからだ。

 このままゆけば、日本という国は、あと数年でこの世から消えてしまうかもしれない。まともな人材がいないからだ。
 これも愚かな学歴競争社会がもたらした結末なのだ。学歴や権威を得ることだけが至上の価値であるかのように思い込まされた若者たちは、人生に本当に必要なものを見失ってしまい、目先の利権や蓄財だけがすべてだと勘違いさせられている。

 人々は、利己主義だけが人生の価値であるかのように思い込まされ、利他主義の思想は、嘲笑されるがままになっている。
 もう国家による権力統制も自滅するのが時間の問題だろう。しかし民衆の生活だけが残される。このとき、人々は力を合わせて明日の生活を築いてゆかねばならない。

 そこに登場するのが、ヤマギシズム方式の農業共同体なのだ。
 別にヤマギシ会に入れと言うわけではない。今のヤマギシ会には問題がありすぎて薦めない。エッセンスだけを利用すればいい。
 みんなが利己的な蓄財や権力への憧れを捨てて、利他主義に生きる共同生活体は、このめちゃくちゃな社会で生きようという意欲があれば、必ず必要になる。

 私は、江戸時代の五人組共同体が参考になると指摘してきた。
 総人数が20~50名程度の緩い共同体で、助け合って生き抜いてゆくビジョンを共有することが、この滅亡寸前の末期ご臨終社会のなかで唯一の救いの道だ。
なぜ、少人数かといえば、大人数の共同体では、必ず階層差別が発生し、権力と序列が発生することになり、新たな権力構造が生まれてしまうからだ。

 竹中平蔵のように、「グレートリセット=スーパーシティ構想」が人類の未来の理想だと勘違いしている馬鹿は無数にいるので、組織が成立して、権力が確立すれば、トップに立つ者は、必ずといえるほど、自分の権力と利権を守るために、「未来社会の幻想」に向かってゆく。

 だから、大きな組織を作らない。権力を作らない。利他主義を共有するという農業共同体の哲学のなかで、「助け合って生きる」という根源的価値観を共有することが一番大切なのだ。
 こうした利他主義共同体とでもいうべきシステムに向かうには、たくさんの入口がある。私は、過疎の田舎で、数名の親しい家族が寄り添って生き抜くことが、この共同体の原点になると考えている。

 教育も介護も、病気療養も、孤立した家族でなく共同するようにすれば、個人への負担は劇的に軽減される。
 仕事は、自然農法におけるオーガニック農産品は、人々がもっとも必要とするニーズであり、この生産を核心にした、せいぜい数十名の共同体を目指すことが、今の日本社会で、もっとも合理的で、唯一、救いのある方向性なのだ。

 ただし、原発事故で汚染されないことが前提だが……。

 

自然農法と農業共同体

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 「自然農法」とは何か? とりあえずウィキの説明を引用しておく。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E8%BE%B2%E6%B3%95

 日本で代表的に知られているのは以下の四人だ。
 世界救世教の教祖、岡田茂吉
 無農薬・無肥料・無耕起・無除草・粘土団子農法で知られる福岡正信
 奈良県で、無農薬有機栽培の元祖として知られる桜井市の川口由一。
 無農薬リンゴ栽培で知られる青森の木村秋則。

 岡田茂吉
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E7%94%B0%E8%8C%82%E5%90%89

 世界救世教の教祖である岡田が1935年に「無肥料栽培」の思想を説く。1936年から東京都世田谷区上野毛の邸宅にて実験的に作物を作り始め、1942年からは水稲にも取り組む。1950年(昭和25年)から「自然農法」へと改称し、1953年には「自然農法普及会」を発足。
 耕起は肯定する。施肥は肯定するが、落葉や草を自家で発酵させた「自然堆肥」のみとする。病害虫防除は肯定する。人力による除草は肯定する。
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 世界救世教団は、出口王仁三郎の大本教から派生した、たくさんの新興宗教の一つである。日本の戦後新興宗教団体の大半が大本教から生まれている。
神道天行居、生長の家、世界救世教、三五教、璽宇教、PL教団など多士済々だ。
 その多くが、「自然農法」に関心を示しているが、もっとも強力に実践している筆頭が世界救世教である。

 三重県に自然農法の本拠地を持ち、動物性肥料は使わず、もっぱら枯草堆肥を多用する。除草・農薬・耕起・自然堆肥を利用するので、福岡式農法とは路線が本質的に違う。
 何度か食べたことがあるが、作物の自然な特性が引き出され、香りが強い。
 http://www.izunome.jp/action/food/

 EM菌の発明者、比嘉照男が加入していて、EMモルト売り上げの相当部分が世界救世教の資金に転用されていると噂されている。
 EM菌常用者である私は、常々、世界救世教がなければEMモルトの価格が半額以下になるのにと愚痴をこぼしてきた。教団は微生物、酵素の利用に関心が深い。

 福岡正信
1937年に実験的に自然農法を始める。高知県農業試験場勤務を経て、1947年から自然農法の活動に専念する。栽培形態が最も自然に近い独創的な農法を実践、普及。多様な植物の種子を百種類以上集め、粘土と共に混合・団子状にした粘土団子を作ったことでも知られる。粘土団子による自然成長のみを肯定し、耕起、施肥、除草、病害虫防除を全て否定する。

 すでに何度も紹介している真の自然農法の開祖、世界中で支持者を拡大しているが、相当な知性と情熱がなければ、福岡式を実践するのはハードルが高い。福岡さんの信奉者にとって、彼は、すでにソクラテスやプラトンの領域である。
 その理論は難解で精緻。私もミーハー的に追いかけたことがあるが、とうてい及ぶところではなく、人を寄せ付けぬ孤高の高峰に挑むが如くであった。

 川口由一
1939年生まれ、奈良県桜井市在住。農薬を用いた農業で体を壊し、1970年代より無農薬、無肥料、不耕の「自然農」を起こす。
耕起、施肥、病害虫防除は否定する。人力による除草は肯定する。

 私は川口さんについて少ししか知らないが、彼はコンパニオンプランツの開祖のような人で、「生物農薬」としてのマリーゴールドなどを普及させている。
 川口さんの農産物は、多くの消費者から神格化されていて、簡単には手に入らなくなっている。 https://akameshizennoujuku.jimdofree.com/%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E7%94%B1%E4%B8%80%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E7%B4%B9%E4%BB%8B/

 木村秋則
青森県弘前市岩木町で、1978年(昭和53年)より無農薬りんご栽培を試み10年間の無収穫期間を経て自然栽培(無農薬・無肥料栽培)を確立。

 これも、知る人ぞ知る。知らない人は知らないが、木村さんのリンゴが入手できたなら宝くじに当たったようなものだ。超高級スイーツ店が独占している状態だ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E7%A7%8B%E5%89%87

 http://www.r-yamazaki.com/?mode=f9

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 以上の四人は、すでに神の領域にいるので、我々が真似するどころか、その味を確かめることさえ困難だ。ニーズが殺到しているので、新規参入者として定期購入するのも事実上不可能な状態である。
 日本中の「自然農法マニア」が、上の四人を目標にして、日々研鑽を積んでいる。

 研鑽といえば、同じ自然農法を目指すヤマギシ会だが、こちらは、アナーキスト山岸巳代蔵の思想から、大自然の循環を原理とする社会を作り出そうとし、食生活も同じ循環の思想のなかにある。
 私は、若い頃ヤマギシ会にかかわったが、巳代蔵とて完璧ではなく、一種の「優性主義」から抜け出せず、明治生まれらしく、人に序列をつける思想を捨てることができなかったために、ヤマギシ会内部での序列の葛藤を目撃した。

 ヤマギシズムも、養鶏・畜産を主体として、その排泄物を堆肥化して農産物を作るという大雑把な循環を守ってはいるが、1980年代以降、現世的雑念=新自由主義に侵された参画者によって、農薬や化学肥料、ケージ飼育方式まで利用するようになったのは残念だ。それじゃ、金儲け至上の資本主義的経営しか残らない。
 だが、山岸巳代蔵の目指した「農業共同体」は、いずれ追い詰められて飢餓に陥った日本人を救う、唯一の手立てだと私は確信している。

 今回、とりわけ注目しておきたいのは、世界が向かう新しい自然農法の根幹に「微生物農法」を利用するという思想だ。

 先に紹介した、サンパウロ自然農法のSさんも、微生物と酵素が果たす役割を強く言っておられた。栽培土壌の表面を、枯葉や藁や籾殻で覆う生物マルチシステムのなかに、みかんの皮や柿の皮、果樹廃棄物を加えて、土壌の微生物傾向を、腐敗菌から乳酸菌などの発酵菌にシフトしてゆく「土づくり」が、とても大切だと言っておられた。

 そもそも、植物の栄養は微生物が有機物を分解して、植物体が根から吸収しやすくなった成分しか受け付けない。 
https://web.tuat.ac.jp/~okazaki/research.html
 つまり、微生物のいない土壌には、有機物があっても栄養がないことになる。だから、有機物を分解して植物体に送り込む土壌菌叢が、どれほど大切な原理か理解することが、自然農法の第一歩なのだ。

 このことに最初に気づいたのは、おそらく冒頭に紹介した、世界救世教、岡田茂吉だっただろう。同じ時期に生きていた宮沢賢治は、イートハーブに電線を張り巡らして放電し、空中窒素を固定する農法を提唱していた。
 岡田は、土壌菌叢を嫌気性の腐敗ではなく好気性発酵に持ってゆくことが大切と説いていて、そのなかにEM菌が含まれていた。

 「EM菌はニセ科学」という激しい罵倒を、片瀬久美子のようなニセ科学者から受けるようになっても、世界中でEM菌モルトの需要が落ちることがないのは、それが、すでに定着した農業システムであることを意味している。
 私も、EM菌で屎尿浄化を行い、処理水を畑に流すようになって20年近いが、土壌の微生物叢を構築する手段として、極めて大きな価値を知らされている。

 片瀬久美子は、EM菌を拡大培養したこともなければ、自分の屎尿を分解させたこともなく、微生物農業に関心を抱いたことも皆無だろう。EM菌は、自分で使わなければ何一つ理解できない。
 知識として知っていても、触ったことさえない愚か者がEM菌を評価すべきではない。
 https://www.d3b.jp/society/2956#:~:text=%EF%BC%A5%EF%BC%AD%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81Effective%20Microorganisms,%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

 私から言いたいのは、「世界救世教よ、EM菌モルトを安くしろ!」の一点だけだ。

  戦後、農林省や厚生省が盲従してきたアメリカ式農業が本質的に間違っている理由は、土壌微生物=菌叢に関する知見がないことで、植物と栄養素がダイレクトに結びついていると勘違いし、植物体の存立基盤が土壌菌叢にあることを理解できなかったことだ。
 もしも、農業の本質が、「単なる餌やり」ではなく、土壌菌叢を育てることだということが広く理解されるなら、日本の農業は根源的に変わり、病虫害、農薬から解放されることになる。

 だから、自然農法を考える上で、もっとも大切なアプローチは、肥料でも水やりでも農薬でもなく、土壌菌叢なのだ。
 最近では、人間の健康の根源に「腸内フローラ=お花畑」があることが明らかになっている。
 https://www.biofermin.co.jp/nyusankin/chonaiflora/aboutchoflora/

 自然農法における土壌菌叢は、腸内フローラとほとんど同じものと考えればよい。
 すなわち、土壌内の支配的バクテリアを、病虫害をもたらす嫌気腐敗ではなく、発酵をもたらす乳酸菌などに変えて、植物が栄養素を容易に吸収し、免疫を高め、毒物を排除する性質に変えることが、自然農法の核心に位置するのである。

 これからの農法は、福岡式と、土壌フローラ=菌叢。それに粘土団子方式が主体になってゆかねばならないと思う。
 この農業を生活の中核に据えた、新しい「農業共同体」こそが、人類を本質的な意味で救う救世主になるような気がしている。

 共同体については、すでにくり返し書いているが、要するに、人が多すぎない、せいぜい20名程度の集団で、農業を軸に人間(の社会的)関係を築いてゆく。
 そこには、新自由主義のような金儲けの要素は入らず、利他主義によって小さな組織が運営されてゆく。
 このビジョンについては、別の機会に詳しく語ろう。

 銅価格の急騰

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 銅価格が世界的に高騰している。2021年5月で、トンあたり1万ドルを超える勢い。これは2011年、中国における銅需要の爆発的拡大によって、価格が一気に数倍も上がったときと、ほぼ同じ水準にきている。
 https://shikiho.jp/news/0/425652

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 銅高騰で深刻な不足警戒 9年ぶり9000ドル突破、中国需要が予想上回る
 https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210225/mcb2102250601001-n1.htm

 急騰の最大の理由は、中国が世界中の銅を買いあさっていることのようだ。
 なぜ、中国は急に銅を欲しがっているのか?
 おそらく、ビルゲイツの「グレートリセット社会」のビジョンによって、電気的インフラ整備が劇的に拡大することを予想しているのだろう。

 「グレートリセット」の本質は、人間社会を電気とコンピュータの主導による社会に変える計画であり、「二酸化炭素が地球温暖化の原因」という虚構を前面に押し出して、「だから二酸化炭素を出さない原発が地球を救う」という理屈だ。
 産業用エネルギーから化石燃料を排除し、電気エネルギーに変えることが主題になっていて、このため、社会のあらゆるエネルギーシステムを電気に変えたいわけだから、電気インフラの主役である「銅」を買い占めたいということだ。

銅の価格が史上最高値更新 「脱炭素」政策との深き関係 2021/05/13
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/289047

自動車や家電をはじめ幅広い製造業に使われ、主要工業用金属となっている「銅」。その需要や価格は景気の動向を映し出す鏡ともいわれ、「ドクター・カッパー」の異名を取る。

 そんな銅の価格がここにきて急上昇している。指標となるロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物価格は4月29日(日本時間)に1トン1万ドルの大台を突破。先週末7日には終値で前日比3%超高となる1万400ドル台に乗せ、2011年2月に記録した史上最高値1万190ドルを約10年ぶりに更新した。

 年初来からは30%強の値上がりで、新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて一時4300ドルまで下落した20年3月の直近底値と比べると2倍を超える上昇となる。

 銅価格高騰の背景にあるのは、言うまでもなく世界経済の回復に伴う需要増への期待だ。強力な都市封鎖が奏功して昨年半ばには中国の製造業がいち早く活動を再開。大規模な財政拡張策や金融緩和効果にワクチン接種の普及も加わり、米英などの経済指標が軒並み好転した。

 もう一つ追い風になっているとされるのが「先進国をはじめとした各国の脱炭素政策への傾斜の流れ」(非鉄金属業界筋)だ。大量に銅を使うとされる電気自動車(EV)向けなどに「今後も需要が膨らむのでは」との観測が高まり、銅価を押し上げているというわけだ。

 実際、太陽光パネルに使う銀やプラチナ、電池材料となるニッケルといった金属の価格もこのところ上昇傾向が顕著。さらにバイオエタノールへの需要増期待から、とうもろこしなど農林産物の価格も上昇しており、「脱炭素」は国際商品相場の動向を占う上での大きなテーマになりつつある。商社関係者の一人は「EVの普及が加速していけば銅価は遠からず1万500ドルにまで上がる」と言い切って憚らない。

 もっとも価格高騰には大規模金融緩和で膨らんだ投機マネーの流入が影響している側面も少なくない。原材料価格の上昇というコスト高を受けて企業が製品価格への転嫁に乗り出せば、耐久消費財などの値上げにもつながる。消費者心理としては複雑だ。
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 引用以上

 上の記事も、結局、「脱炭素」電気社会の到来を見越した投機的思惑であると解説している。
 中国共産党は、北京郊外の雄安新区に、ビルゲイツの「グレートリセット=スマートシティ」を先取りした超管理街区を建設し、電気とコンピュータによる管理社会の実験を進めている。
 https://www.youtube.com/watch?v=B-nwJ4EcAZ8&ab_channel=%E5%BC%BA%E8%AF%8D%E6%9C%89%E7%90%86

 https://www.youtube.com/watch?v=bm4YO9FO8uA&ab_channel=CCTV%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E7%94%B5%E8%A7%86%E5%8F%B0

 このプロモーションビデオを見ると、物資の供給、移動は、すべてロボットが行い、人間は、あらゆる労働から解放されるようなビジョンを謳っているが、すでに私が何度も書いているように、「便利さを得れば、代わりに失うものがある」、つまり便利になった人間は、原始的能力を失い、早老認知症になるしかない。
 これは中国共産党が人々を生まれてから死ぬまで管理し続けるシステムとして計画、開発されているものであり、決して、人間性の解放を目的にしているものではない。

 中国共産党は、自分たちの利権を延命させるには、頭のふけから爪の垢まで管理するような、徹底した民衆管理システムが必要であって、社会を壊す反逆者をいち早く発見して排除するために、このような超管理社会を必要としている。
 ビルゲイツの「グレートリセット」も、中国共産党と同じ志向で民衆管理を行い、ゲイツら世界エスタブリッシュメントの利権を守ってゆこうというビジョンでしかない。

 「銅」というのは、そんなグレートリセット電気コンピュータ社会の基幹資源なのだ。
 だから、ゲイツや中国共産党ある限り、銅価格が元に戻ることはないだろう。
 銅は、電気的インフラだけでなく、日本では主要硬貨に使われ、また屋根材料としても重要である。10円玉は、どうなるのか?

 やはりEV社会は到来する! 銅の価格上昇で10円玉が10円以上の価値になる可能性も 2017年10月2日
 https://www.webcartop.jp/2017/10/155969/

 しかし資源には限りがあります。モーターの中のコイルに使用される銅は、現状では代替材料もありません。救いは銅の再生がまったく性能低下なく、単純に可能になることです。あらゆる製品の中の銅物質を溶かして抽出すれば、素材の銅に戻るのです。

 ちなみに10円硬貨には4.275gもの銅が含まれていますが、これは現在のレートでいえば3.25円です。もし銅の価格が現在の3倍を超えると、10円硬貨は10円以上の価値を持つことになります。
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 引用以上

  2017年から現在は、銅価格が4割上がっているので、2021年現在の10円玉の銅価格は4.5円程度だ。2018年の10円玉製造コストは、12.9円だという。
 ならば、現在は、10円玉、一個あたり14円前後になっているはずだ。
 https://magazine.tr.mufg.jp/90130

 こうなると、1円・5円・10円は、とてもじゃないが採算割れで、通貨供給の公的使命も莫大な赤字コストのため不可能になる可能性が強い。
 逆にいえば、たかが22円にすぎない1万円札製造コストを考えれば、こうした(高価な製造コストの)硬貨を蓄積した方が、将来に希望が持てることになる。

 今後は、日本政府低額硬貨には大きな価値が生まれる可能性がある。
 1万円札を燃せばただのゴミだが、硬貨は鋳つぶしても価値が下がらない。
 もちろん、そんな姑息な思惑など冗談でしかないのだが、銅価格の暴騰は、日常生活における銅製品のあらゆる高騰を招き、ますます生活を圧迫する要因になる。

 私は、この数日、家にある古い電気製品を整理していたのだが、相当な量の電線が出てきた。これは今買えば、相当に高額なので、今後は、電線を購入するのはやめて、手元にある古い電線を流用してすませたいと思う。
 使えなくなった家電を捨てるときでも、電線だけは切り取っておきたい。馬鹿にならない金額になる可能性がある。

 現在、木工を副業としている私にとって、凄まじいというしかない木材価格の暴騰によって、事実上、まったく仕事にならない状態が続いている。
 一番安い、2×4材6フィートは、数年前まで一本250円程度だったのが、今はホームセンターでも3倍以上になっていて、とうてい購入できず、家屋修理のために購入したくても我慢する状況が続いている。

 食品、農産物もひどい値上げで、私のような低年金老人には、手を出せるものが、ひどく減っている。結局、17時過ぎのスーパー安売りで買うしかないのだが、それも競争相手が増えて、なかなかいいものが買えない状態だ。
 コロナ禍のせいもあって、みんな生活が苦しいのだ。

 あれもこれも、竹中平蔵・安倍晋三・菅義偉ら自民党政権の愚行・無能のせいなのだが、それを理解できない人々が多いので、社会が改善される見込みもない。
 冒頭に紹介した「グレートリセット社会」の日本での旗振り役は竹中平蔵である。
 竹中は、淡路島の公共施設をタダ同然で買い占め、淡路島全体をグレートリセット=スマートシティの実験場にするつもりだ。

 いわば、淡路島全体を銅線で覆うような都市を造りたいわけだ。北京の雄安新区をコピーしたような監視社会だが、そんな「便利社会」に住んでみたって、幸せになれる人などいない。大半が認知症になるのが関の山だろう。

 ビルゲイツ・竹中平蔵らのグレートリセット・ビジョンが世界全体に拡大すると中国共産党は思惑して、銅資源の買い占めに走っているわけだが、私は、彼らの腹黒い陰謀が成就するとは、とうてい思えない。
 人間は、「幸せになるために」生きている。幸せになるとは、どういうことか?
 それは誰もが笑顔でストレスなく生きられる社会だ。

 だが、ビルゲイツも中国共産党も竹中平蔵も、真逆のストレス社会を作り出している。
 人々を苦しめることばかり実行している。これは人々の意思に反している。
 だから、ゲイツも中国共産党も、竹中平蔵も滅びるしかないのだ。

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本日、9時、東北太平洋岸でM6.1が発生した。
 https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20210514085822.html

 この地震は、5月9日の私のブログに予知情報を書いた。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1489.html

 5月10日 9時20分追記
 今朝、再び地震雲が出た。今度は、太平洋側、南方面に東西の帯雲。経験則から東北太平洋岸方面のM6前後の震源。撮影は、午前5時45分、高塚山山頂から恵那山方面
 発生タイミングは不明だが、4日後が多いが、今日明日の可能性もある。
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 ちょうど上に書いた予知情報どおり、4日後の5月14日、福島県沖でM6の地震が発生したので、ピタリと的中している。
 だが、9日に書いた福井県方面の地震に関しては、まだ起きていない。
 郡上方面の地震については、小さいが、書いた直後、当日、起きている。
 https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20210509235026.html

 これで福井県で震度5クラスの地震が起きれば、すべて的中ということになるのだが……。 

海外で大きな支持を集めている日本の自然農法

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 自然農法といえば福岡正信の、無耕起・無農薬・無肥料・無除草栽培法だ。私も30年以上前に、これを知って、なんと真似してみたいと思い、中津川市移住後に、いろいろ試行錯誤してみたが、すべて失敗した。

 福岡正信とは?
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E6%AD%A3%E4%BF%A1

 https://www.youtube.com/watch?v=aBtaRJvvsK0&ab_channel=JE55IC44

 仙人のような風貌の福岡さんだが、その理論は精緻である。
 私は無耕起・無肥料・無農薬・無除草なら、ずいぶん楽ができると甘い考えで期待したのだが、福岡さん自身は、「惰情な百姓が循環農法をやれるほど自然は甘くない」と軽薄な動機の私を一蹴するような言葉を残している。
 「何にもしないのが最高の農法」というのは額面通り受け取らない方がいい。

 私が「福岡式農法」に失敗した理由は、家庭菜園の意欲を踏み潰されるような凄まじい虫害と雑草繁茂だった。
 一応5月くらいまでは、なんとか畑の体裁を保っているのだが、6月中旬にもなれば、一日30センチも延びる雑草除去作業についてゆけず、しかも、その雑草に、テントウムシダマシやカメムシなどが大量について、もう農作業の意欲を押しつぶされてしまうのだ。

 「無除草だって!」
 間質肺炎で、少し動いただけで息切れする私は、そこだけ都合良く福岡式を切り取って、楽ちんを期待したのだが、そんな甘いものではなかった。
 そもそも、雑草を抑制する生物マルチや、テントウムシダマシやカメムシ・ヨトウムシなどの天敵である地蜘蛛やらシオヤアブの十分な生態系があることが無除草・無農薬の前提だったのだ。
 無除草というより「生物マルチ除草法」と言い換えた方がいい。

 自然農法を実現しているほとんどの人が、農薬を使わない代わりに、天敵生物の環境をもの凄く大切にしている。
 例えば、害虫最大の天敵である地蜘蛛が生息しやすいように、畑の周囲を茶のような細かい葉で覆われた灌木で囲む。その天敵たちが農薬の代わりだった。

 そして、コンパニオンプランツという、害虫を寄せ付けないバジルやマリーゴールドのような生物農薬を交互に植えてゆく。
 このような総合的努力を重ねているうちに、だんだん害虫を近づけない農地に変わってゆくのだ。「無農薬」というのも額面通り受け取らない方がいい。

 「無除草・無農薬」という言葉だけに憧れてもダメだ。雑草が生えてこないように、枯草や藁などの生物マルチを施し、農薬の代わりになる生態を確保することで、はじめて無除草・無農薬が成立する。

 私は福岡式農法を、勝手に「惰情型放置農法」と解釈したのだが、実態はとんでもなく精緻に計算され尽くした数学的農業だったのだ。
 それに、福岡式農法が成立するためには、一切農薬を使わず、地下1mまで自然生態系が成立し、フカフカになった素晴らしい農地が前提になり、そこでは自然の炭素循環が成立していて、あらゆる要素に緊密なバランスが保たれている。

 福岡式農業をやるには、前提になるフカフカ炭素循環農地を作るだけで最低5年以上かかる。手がかからないで放置可能なのは10年以上、成功を続けてからのことだ。
 無農薬で、あらゆる生態系のバランスが成立した農地を作るだけで、私なら、たぶん数十年はかかってしまうだろう。

 そこで、私は福岡式を諦め、耕運機を使い、堆肥をぶちこんで高畝式畑で馬鈴薯・大根・ネギなどを育てているのだが、まともな畑の機能は5月末までで、6月に入れば、もの凄い勢いで雑草に覆われるようになり、害虫の激増とともに夏までに畑を放棄するというのが、いつものパターンになってしまっていた。

 実は、福岡式が代表する「自然農法」を実践してきたのは、福岡さんだけではない。青森の木村リンゴさんや、遠く、ブラジルの日系農業社会でも試行錯誤が続けられてきた。
 今から20年以上前だが、私は、当時長浜市に住まわれていたブラジル帰りのSさんから、サンパウロ式自然農法について話を伺ったことがある。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-233.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-188.html

 詳しくは上のリンクに書いたが、自然農法を始める農地には、最初に5mおきに50センチ四方の長い溝を掘る。これは、土壌の通気性を劇的に改善して、土壌の支配的バクテリアをメタン菌のような嫌気から光合成菌・放線菌のような好気に変えてゆく。
 畝は1mおきで30センチの高畝とする。

 種付けは原則苗植えとし、このとき厚い枯葉や籾殻・藁などの生物マルチを施す。肥料はやらないが、焼却灰や酵素剤として、みかんの皮や木の実類などを表土に与える。
 これは土壌の表層菌に乳酸菌などの要素を加えるためだ。

 この方式は、Sさんが農業指導に出かけた東ティモールなどで、マンゴーのような果樹を栽培し、大成功を収めたが、成果は土地の武装匪賊がさらっていったという。
 この自然農法は、サンパウロ郊外で、ポルトガル系奴隷農園主などに弾圧されながら半世紀をかけて確立したものだという。Sさんは、弾圧と拷問により左足が不自由になっていた。

 大きな溝を掘ることで、水分の凝集と嫌気性菌を減らし、ミミズや土壌菌類が土壌の硬直を解放することでフカフカの土に変わってゆく。最初、溝を掘ってから、フカフカ土壌になるまで5年かかると言われた。
 もちろん溝以外に耕起はせず、農薬も撒かず、除草もしない、肥料も与えない。

 あとは、本質的に福岡式農法とほとんど変わるところはない。
 福岡式が、本当に独自性を持っているのは「粘土団子」という方式である。
https://www.youtube.com/watch?v=lW8hA_eYsLM&ab_channel=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B7%8F%E5%90%88%E5%9C%92%E8%8A%B8

泥のなかに数十種類の種を入れる。これを径3センチほどに丸めて粘土団子を作る。
 これを緑化を目的とする荒廃した土地に散布するだけで、自然に土地が種を選択して発芽し、荒地を豊かな緑野に変えてゆく。
 これは、アフリカの砂漠などで、すでに40年以上前から日本人によって研究が行われ、大きな成果を上げている。

 アフガニスタン・ガンベリ砂漠における中村哲の用水路による緑化農地事業が有名だが、こちらは、用水路さえ必要とせず、植物の根の下に、フカフカの空洞になった水路が成立し、荒野全体を緑化してゆくのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=oTs2G6iQsLg&ab_channel=greentvjapan

 福岡さんが、自分の農地で稲や麦を作るときは、やはり泥団子に、この種籾を数粒ずつ入れる。稲の刈り取り前に、麦の入った泥団子を散布しておく、刈り取りは稲穂だけで、藁は、長いまま田に返しておく。
 麦を刈る前に、米の入った泥団子を散布しておき、麦わらを放置する。藁は生物マルチの役割だ。この交互二毛作が福岡式自然農法の原点である。
 https://www.youtube.com/watch?v=1JII-YXn16E&ab_channel=YagiSumu

 砂漠における泥団子は、降水量の少ない乾燥地でも、朝方は夜露が降りるので、数十種の種が入った泥団子が、夜露を被って、水が地面との接点に集中し、そこから団子の種が発芽することになる。
 このとき、土地や気象に適した種類だけが発芽し、他は淘汰される。いわば、その土地に向いた種だけが育つことができる。

 このような福岡式から派生した、日本NGOによる外国の荒野緑化事業は、諸外国から高く評価されている。外国には粘土団子方式のような優れた適応緑化の思想がなかったので、闇雲に多量の水を投入しても管理が長続きしなかった。

 こうした福岡式農法の神髄は、自然観察力である。自分の目と足を使って長い年月をかけて自然を観察し、試行錯誤を繰り返して、もっとも適した方法を探した結果なのだ。
 学問界の農業理論など、あまり役に立たなかった。粘土団子方式など地位目当ての研究者の視野では無理だ。金になること、金をかけること、評判を取れることしか考えられないからだ。

 外国で日本人による砂漠緑化に成功したとき、共通する問題は、少しばかり植物が育つと、近隣の住民が押し寄せてきて、手当たり次第に刈り取ってしまうことだという。
 森を作るためには、武装した軍隊で森を守らなければならないことになる。
 だから、本当の問題は、住民の意識改革であり、身近な自然のなかで小さな循環原理を成功させ、感動させることで、大きな自然の循環を作るには、何をしなければならないか考えさせなければならない。

 中国における日本人による砂漠緑化は、大成功を収めているのだが、その成果を中国共産党が横取りしたくて、緑化の中核となっていた日本人たちを追放しているのだという。
 長浜のSさんたちによる東ティモールの農業指導も、同じように現地の軍閥によって横取りされ追放された。
 中村哲さんによる、用水路農業事業も、現地の軍閥に成果を狙われていて、中村さんは殺されてしまった。

 ところが、粘土団子式砂漠緑化は、50年という長い時間が必要だが、現地の環境に適した植生と生態系を利用することで、知らぬ間に地面の下にフカフカの土と水路を作り出してゆくので、もっとも自然な、生態系回復が行われるのだという。
 自然農法は、長い長い時間がかかるが、得られる成果は、とてつもなく大きい。

日本が進むべき道は、自然環境と農業

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 自民党・維新・公明など未来を破壊する保守政権の正体を思い知らされて、「持続可能な未来」のために何が必要か理解した人々は、これから何をすべきか?

 何より、安倍晋三や竹中平蔵のような正真正銘の詐欺師を、再び日本政府のトップに据えるようなことがあってはならない。
 安倍晋三は、「妖怪=麻薬王」岸信介の孫であり、裏工作だけで世渡りしてきた無能で卑劣な人物である。岸信介は、正力松太郎と同様、CIAのスパイであり、戦後日本保守政権をCIAの不正工作によって維持してきた。

 以下の記事は、岸信介の資金源をアヘンとしているが、真実はヘロインである。里見甫が「上海阿片王」と呼ばれていたころ、二反長音蔵という天才麻薬技師の協力を得て、満州奥地に巨大な阿片畑を作り、その阿片を、星製薬・武田製薬や北京通州基地でヘロイン・モルヒネに加工し、それを昭和通商や電通が売りさばいて日本軍資金にしたのだ。
 https://ameblo.jp/yumetorinoki/entry-12608551484.html

 戦後の選挙も世論も、すべてCIA工作員である岸信介の血脈、人脈によって政権を確保してきたのだ。アメリカは日本を属国(植民地)化して「共産主義の防波堤にする」という基本方針で、絶対に革新側に政権を渡さない方針を定め、松川・下山・三鷹など陰謀によって労組、社会主義運動を押しつぶし、不正選挙によって自民党政権を長年月、維持させた。

 安倍政権もまた、父親の晋太郎が最大株主だった上毛起業(ムサシ)を通じて、著名なCIA工作員であったピーターブリガーの力を借りて、コンピュータ・バックドアを使った大規模な不正選挙を行い、長期政権を維持した。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1342.html

 その結果、保守政権が竹中平蔵に従って、日本国をやりたい放題の、金持ちと権力者の利権を守るためのシステムに変えてしまった。
 20世紀には想像もできなかった、社会的弱者、シングルマザーや貧困老人の地獄国家に変わった。

 自民党政権は竹中平蔵の屁理屈に従って新自由主義を導入した結果、消費に罰金を科し、景気を凍結させて日本経済の息の根を止めてしまおうとしている。
 竹中平蔵の子飼いである菅義偉は、戦後日本を根底から支えてきた中小零細企業群を完全破壊してしまう意思を示している。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4c01e4891e1af4284c37220d6db9b1fc7c78733e

 もはや、日本経済には絶望の文字しか見えない。1989年に消費税が導入されてからというもの、日本経済は暗黒の奈落に向かって一直線に転げ落ちていて、経済が上向く兆候はまったく見えず、戦後日本が誇ったイノベーションを領導した巨大企業群も、次々と崩壊し、社会から消え去ろうとしている。

 結局、日立・東芝・三菱といったビッグネームがこの世から消え去ろうとしている本当の理由は、経営的には原子力開発に幻想と未練を抱き続けたからに他ならないが、本当は経営者の質が劣化して哲学も見通しも見失い、軽薄なプライドにあぐらをかき、目先の金儲けと、自分の老後安泰に奔走するしか能がなかったせいだろう。
 経営者というより、学歴依存社会にいる日本人全体が、もう取り返しのつかないほど劣化してしまっているのだ。

 こんな日本を俯瞰して、投資家のビルロジャーズが、日本経済の崩壊と、これからの日本社会について、提言を重ねている。
 
  あまりにも正鵠! ジム・ロジャーズの警告! 2019年07月29日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-821.html

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ジム・ロジャーズ「日本で今後伸びる産業3つ」 日本がオリンピック後に終わらない理由 2019/02/13(東洋経済)
 https://toyokeizai.net/articles/-/264245

 インバウンド投資はまだまだ伸びる

私はツーリズム(観光業)を真っ先に挙げたい。個人的には、日本のツーリズム──観光業、ホテルや古民家に投資したいと思っている。

日本はすばらしい国で、名所もおびただしい数がある。さらに、後述するように日本人は何をやっても非常に質が高い。だから多くの人を引きつける。近隣諸国、特に中国人にとっては魅力的な観光地だ。

中国人は何百年もの間、旅行をすることができなかった。最近にかぎっても、共産党は国民を外に出さないよう、パスポートの入手や国外への通貨持ち出しを制限していた。それがいま、パスポート入手も通貨持ち出しも簡単にできるようになり、旅行は身近なものになった。

中国の人口は約14億人。日本の約11倍だ。それだけの人が、国外へ出かけようとしている。中国の旅行業には膨大な可能性が秘められている。日本は中国に近いため、まず旅先の選択肢に挙がるだろう。中国だけではない。ベトナムは約9300万の人口を擁しているが、その多くも日本に行きたがっている。

ツーリズムは2020年の東京オリンピックが終わると落ち込むのではないか、と危惧する方もいるだろう。確かにほとんどの国ではそうだ。オリンピックに向かって伸びていき、終わると落ちる。しかし、日本の場合はそこまで落ちないと私は思っている。日本経済の規模が大きいからだ。

日本はずっと、自ら扉を閉ざしていた。20年前、いや、10年前でさえも、ほとんどの旅行客にとって日本は旅先の候補の中に入っていなかった。物価が高く、外国人に嫌われていたのだ。外国人が来日しても進んで助ける人はいないように見えたし、外国のクレジットカードは使えなかった(いまでも外国のカードは使えないことがある)。

それでも、状況はかなり変わりつつある。私のクレジットカードも使えるところがあるし、日本のツーリズムの将来は明るいと言えそうだ。外国人の安い労働にも依存していない。古民家など、外国人を魅了するものは日本にまだまだたくさん眠っている。

もう1つ、投資したい産業がある。農業だ。農業には、地域を問わず世界各地で明るい未来が開けていると私は思っているが、日本は特にそうだと言える。

いま、日本には農業をする人がいない。日本の農業従事者の平均年齢は、約66歳という高齢だ。担い手さえ見つければ、日本の農業には明るい未来が待っている。競争がない業界だからだ。いま、あなたが10歳の日本人の子どもだとしたら、農業をやることも考えたほうがいい。

日本人教授のトンデモない冗談

 あるいは移民を受け入れるのもいいだろう。日本がひとたび移民受け入れを表明すれば、多くの人が日本に移住し、農地を買ってそこで働くだろう。多くの日本人は教育を受けて甘やかされているので、農業では働こうとしない。移民なら、農業でも働いてくれる。低賃金で働いてくれる外国人を日本に入れない限り、農業は大きな成長産業にはならないだろう。

 日本の農業の問題は、政府によって保護されすぎているという点にある。政治家が農民から票を得るために保護しているからにほかならない。日本コメの価格は、かつては世界市場の5~6倍だった。あまりにも高いので、他国に輸出することができない。

 私はかつて日本の教授と、ある大学で討論したことがある。その場で、日本のコメ価格は世界の6倍だと指摘した。価格が高すぎて、日本人ですら買いたくても買えないと述べたのだ。すると討論相手の教授は、「われわれ日本人は外国産のコメを食べることはできない」と言い放った。

 続けて、「何世紀も国産米を食べているから、われわれの消化器官は外国産のコメを消化することができない。もし食べたら下水道が破壊され、国中の下水パイプを取り換えなければならない」とも言った。最初は冗談かと思ったが、どうも本気だったらしい。

 アメリカに住んでいる日系人はカリフォルニア米を食べている。もし教授の言葉が真実だとしたら、アメリカの下水設備は破壊され尽くしているはずだ。しかし、何事もなく残っている。

 日本人による「国産米信仰」は、少々度がすぎるというものだ。大学教授でさえ真顔でこんな話をするのだから、多くの国民は「日本米は特別で、高価なのは当然のこと」と思い込んでいるのではないか。

 コメであろうとほかの農産物であろうと、低賃金労働をとり入れて価格を下げない限り、ほかの国と競争することはできない。ブラジルやアメリカと戦えるような大きな農産業は、今後も出てこないままだろう。それでも、日本は低賃金労働をとり入れようとしない。このままでは国民みなが貧しくなり、100年もすれば、日本は消えてなくなってしまう。

 しかし、状況は少しずつ改善されてもいる。2016年、農地法が改正されて、農業への参入の壁がだいぶ低くなった。さらに、こんな例も耳にした。元会社員が始めたある農業法人が、年商12億円もの売り上げをあげる会社に成長し、アジア各国へ進出を果たしているというのだ。日本の農業の可能性の扉は、まさに開き始めていると言える。

 教育ビジネスの機会も増えるかもしれない。現在、生徒が足りずに廃校に追い込まれている学校がたくさんある。子どもが減っているので、学校も空になるということだ。日本に来たがる外国人学生はたくさんいる。あるいは、積極的にたくさん受け入れるようにすればいいのだ。すでに、外国人を積極的に受け入れる日本の大学も増えてきている。

 40歳以上の日本人は農地を買ったらどうか

 韓国や中国の子どもと話すと、彼らは「大学に入学できない」と言う。大学の数が少ないので競争率が非常に高いためだ。

 私はそういう彼らに、「日本に行きなさい。日本の大学なら受け入れてくれる」とアドバイスしている。日本では「大学全入時代」と言われるくらい、大学の数が余っている。定員割れで生徒を欲しがっている大学はたくさんあるだろう。そういう大学こそ、留学生を受け入れるのだ。

 外国人に来てもらうには、世界の共通語である英語で授業をしなければならないだろうが、いまは東京大学でもどこでも、外国人が英語で講義をしている大学が増えている。

 以前、アメリカのラジオ番組で私はこのように述べた。
 「もし私がいま10歳の日本人ならば、自分自身にAK‐47(自動小銃)を購入するか、もしくは、この国を去ることを選ぶだろう」と。ただ、私が40代の日本人だったらどうだろう。いきなり自分の国から出ていくというのは、いささか難儀なことかもしれない。

 そこで考えるのは、農場を買うことだ。いま、日本の農地や農場は安い。誰も買おうとしないからだ。安い農場を見つけ、そこで働いてくれる人材を見つけるべく、最善を尽くすだろう。外国人労働者に来てもらうのが手っ取り早いが、元気な老年期の人たちにやってもらうのも手かもしれない。最近の60代は、定年退職した後でも体力と頭脳があり余っている。そんな人たちに働いてもらいたい。

 あるいは、古民家のチェーン事業を始めるのもいい。私だったら、従業員には外国人を雇う。外国人の働き手を確保するべく、教育事業にも着手するだろう。募集・採用にはきっと苦労しない。韓国や中国、インドでは大学が不足しており、逆に人口減少している日本では大学が余っている。人口に対して大学が不足している国から、学生たちを呼び寄せるのは容易だ。そうして学生を採用し、日本の大学で勉強させるべく教育を施す。

 そのようなビジネスを手掛ければ、40代でも日本で成功を収めるのは十分可能だろう。

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 引用以上

 3年前の記事を引用したのは、まだまだ鮮度を失っていないと思ったからだ。
 私は、このブログで、10年以上前から日本の温泉観光こそ、アメリカや豪州の巨大農地に匹敵する素晴らしい生産手段だと指摘してきた。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1144.html

 消費罰金税を導入するような愚かで知能の低すぎる政権の下で、景気が回復するのは不可能であり、結局、自民党は、日本の産業基盤を完膚なきまでに崩壊させてしまうだろう。
 そうなれば、日本に残るものは、農業と林業、建築と温泉観光くらいしかない。
 これから、我々は、世界中の人々が温泉に向かって押し寄せてくる手助けをして食べてゆくしかないのではないか?

 温泉とともに、日本には素晴らしい宝がある。それは山々の自然だ。この自然のなかで、伸び伸びと心と体を解放させるバカンスを提供することで大きな仕事が生まれる。
 私が何度も繰り返しているのは、これからは、自動化されたり都市ホテルのような便利なシステムを提供する時代ではない。
 思い切り肉体を虐めて、汗をかいて筋肉を喜ばせる時代なのだ。

 私が何度も提案してきたのは、例えば、名古屋港フェリー埠頭から、庄内川沿い、土岐川、木曽川の河川敷に、ユニット式のサイクリングロードを整備して御嶽山までの観光サイクリングロードを設置する。日本海まで延伸してもいい。
 途中、20Kmおきに小さな「道の駅」を作ってトイレ、宿泊や温泉に入れるようにする。これは個人経営の方がよいかもしれない。

 整備された長大なサイクリングロードを建設すれば、世界各国から船に自転車を積んで若者たちがやってくる。
 サイクリングロードの建設は、規格ユニットを並べて接続する方式にすれば、たくさんの業者が参入できる。台風や大増水に対応した安全なユニット高架式にすればいい。
 自民党のせいで不景気の極致に陥っている日本の中小零細企業にとって、ちょうど第一次大戦後のアウトバーンのような経済回復の起爆剤になるはずだ。

 こうしたサイクリングは、例えばスイスのオートルートスキーロードのような、一種のブランド的観光スタイルになり、このロードを中心に移住者も増え、若者たちの仕事も増えてゆくはずだ。
 これこそ、数世代先の未来、子供たちの未来を見据えた観光事業だと私は思う。

 「便利社会」の幻想

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 コロナ対策やオリンピックで、超無能な馬脚を現した菅政権(その正体は竹中平蔵政権)が、もっとも力を入れている政策は、EV(電気自動車)への転換である。

https://response.jp/article/2021/01/19/342285.html

 もちろん、EVだけでなく、社会全体のAI化、車の自動運転、なんでも自動化、要するに電気とコンピュータによる「便利社会=監視社会」を作ろうという構想の強要である。
 世の中の仕組みを理解している人なら、これはビルゲイツ・アルゴア・竹中平蔵らダボス会議主催グループ(イルミナティ)の基本ビジョンであることが、すぐに分かるはずだ。

 また菅政権が必死になって自動車EV化やリニア新幹線計画を進めている本当の目的は、電気を中核にした「グレートリセット社会」であり、その電気を、ビルゲイツが莫大な資金を投入し、開発している原子炉によって、原発依存社会を作るというものだ。

 世の中を便利にし、二酸化炭素の排出を抑制するという名目でありながら、実は原子力発電を稼働させることが最大の目的なのだ。
 理由は、ダボス(イルミナティ)グループは、世界最大の核燃料利権を抱えているからだ。アルゴアは、世界最大ウラン鉱山を所有するオクシデンタル・ペトロリウム社のオーナーだ。ゲイツも原発開発企業の資金源だ。

 菅政権による、合理性を無視して闇雲にEV化に突っ走る姿勢に、とうとうトヨタの豊田社長が大きく反旗を翻し始めた。
 それは、原発もEV自動車も、原料・生産工程における炭素放出を総合して考えると、まったく炭素削減になっていないこと。「EVありき」という自民党政権(竹中平蔵)の強引な方針に対し、「EVだけが炭素削減の切り札ではない」と強い主張を行った。

 自工会の豊田章男会長が示した「電動化=EV化への懸念」は日本を勝利に導けるのか?2020年12月18日
 https://blog.evsmart.net/toyota/toyota-showed-concerns-about-rapid-electric-vehicle-adoption/

 現在のEVには致命的欠陥がある。最大400Km程度しか走れない電池容量の電気を使い切ったなら、最低でも3時間は充電しないと復活できないのだ。
 電気自動車は100年くらいの歴史があるが、それだけの時間をかけても、電池の性能を劇的に向上させることはできなかった。

 EV自動車の世界的な主導権を求めている中国では、バッテリーのシェア交換システムを模索している。
 https://toyokeizai.net/articles/-/418235
 だが、これも100年以上の実用歴史によって合理化されてきたガソリン供給式に匹敵する実用性があるかといえば、たぶん無理だ。
 100Kg以上ある電池を交換するためには、充電以上の大がかりなシステムが必要になり、これが世界的に普及するかといえば、ありえないことだ。

 結局、実用上は豊田章雄社長の言うとおり、EVではなく、ハイブリッドに収束することになる。菅や竹中平蔵らは、あと10年待てば、瞬時に充電可能な技術が開発できると勘違いしているようだが、100年を超える電気利用の歴史が、あと10年で何百倍も飛躍するのは不可能なのだ。
  
電気自動車を買うのはやめた方がいい 2020年12月17日
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1344.html

2030年になっても、充電時間は、せいぜい数割短縮できる程度だろう。人々は、むしろスズキアルトのような超低燃費コンパクトカーに向かうはずだ。
 結局、ビルゲイツ・竹中平蔵・自民党政権は、本当は原発を稼働させたいことが目的であって、実はEV拡大は名目にすぎないから、やることなすこと、すべて裏目に出るはずだ。

 もし仮に、EV自動車の充電システムに革命が起きて、10分で400Km分の充電が可能になったとして、グレートリセットによる超便利社会が成立したとしたなら、我々の生活に何が起きるのか?
 それは、先進国民総認知症社会の到来である。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1479.html

 人間に便利さがもたらされるなら、たくさんのモノを代わりに失うのだ。
 歩かずにすむようになれば、全身の循環が悪化し、血液がドロドロになって血栓が肺や脳に詰まるようになる。これによって、人々は認知症になり、60歳を過ぎれば、もう思考能力を失い、介護に依存するような社会がやってくる。

 ゲイツのグレートリセット社会では、すべての仕事、生活要素をコンピュータAIが担う。人々は、生産技術や運転技術さえ忘れ、されるがままのライフスタイルになってしまう。
 人間本来の健全性を求める人々は、「便利社会」に別れを告げて「原始社会」に戻ってゆくことになるだろう。大自然のなかでターザンのように生きることが、人々の憧れになるに違いない。

 だから、「便利社会」生活のすべてをコンピュータAI、電気に依存するようなライフスタイルは、まさしく人類滅亡のご臨終スタイルといってよいだろう。
 だから逆に、ビルゲイツ・アルゴア・竹中平蔵らは、人類の多くを何もできない無能の認知症に仕立てて抹殺したいのがホンネではないかと勘ぐりたくなる。

 こんな社会に欺されてはいけない。人の原始的能力を衰退させるような、いかなる文明的成果にも、持続可能な社会を求める者は反対してゆかねばならないのだ。
 自動運転の車を尻目に、我々は歩くか、せいぜい自転車を漕がねばならない。
 「そんなに便利になって、何を得た? そんなに急いで、どこへゆく」
 と便利教信者を嘲笑しながら、汗水垂らして芋を作らねばならないのだ。

 もう20年近い前だが、私がネット上で、「人類最大の発明は自転車」と書いたことで、どれほど多くの嘲笑を浴びたか分からないが、本当に嘲笑されるべきは、自動車や自動運転、AIに依存する社会に幻想を抱く者たちなのだ。

 今、我々が本当にやるべきことは、大学で社会的評価、国際賞を当てにしただけの無意味な学問ではない。机上の空論だらけの医療にすがることでもない。
 まずは、畑を耕せる肉体を維持することであり、数十キロを苦もなく歩き通せる体力であり、強力な免疫力を作り出して疾病に打ち勝つことであり、農地を開墾して、たくさんの農産物を生産できる能力である。
 これさえあれば、米中戦争でEMP爆弾が使われて、すべてのコンピュータや電気ライフが破壊されても、生き抜いてゆけるのだ。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-411.html

 何度も書いているように、新型コロナ禍に対しても、ワクチンや医療にすがるのはやめた方がいい。大切なことは、汗をかき、日光を浴びて自分の体にビタミンDを蓄積し、交叉免疫をたくさん生成することだ。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1405.html

日本国内でフクイチに次いで巨大放射能事故を起こすとすれば、関西電力若狭原発群

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すでに何回も書いたが、我々は20年以上も前から、もし日本で巨大原発事故が起きるとすれば、それは福島第一原発か、あるいは美浜原発だろうと予想していた。
 そのフクイチが2011年にレベル7と評価される、3回分の究極巨大事故を起こした。そうなれば、次の事故は、文句なしに関西電力若狭原発群のどれかだろうと予想してきた。

 原発メルトダウン事故は、原子力推進側は「1000万年に一度しか起きない」と途方もないウソを言い続けてきたが、実際には「10年に一度」起きている。
 https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/428
 2011年の巨大事故から10年を経て、そろそろ次のメルトダウン、レベル7事故が迫っているのは確率論上の必然である。

 今年、建設当初、25~30年の設計寿命が想定されていたのに、40年を超えて稼働させる超老朽原発として、高浜・美浜原発が選ばれた。
  
「40年ルール」なし崩し 再稼働へ突き進む関西電力の老朽原発 福井県知事が同意へ 2021年4月26日(東京新聞)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/100540

 そもそも、関電の原発の大半が加圧水型という、老朽化によって大爆発を起こす可能性のある原子炉なので、私は、かつて予想したように、次の巨大事故は美浜原発であるような気がしてならない。

 加圧水型原子炉が、沸騰水型の数百倍の危険性を持っている理由は、炉心で160気圧という超高圧の一次冷却圧力水が使われていて、おまけに老朽化によって耐圧容器の中性子劣化(脆性劣化)が進み、炉心が数十度の水にさらされるだけで脆性破壊を起こしてクラックを生成させ、大爆発する可能性があるからだ。
 https://cnic.jp/424

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-800.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-864.html

 若狭原発群は、2011年フクイチ事故以来、10年も停止していて、これほど長期間停止させた原発が、安全に再稼働した例は存在しない。ほとんどの場合、なんらかのトラブルを発生させている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/165bf7f2a7b2d1d90cd5a1e3e242d29184b67f07

 関西電力は、上から下までドロドロに腐敗していて、暴力団や地元腐敗名士と癒着して、コンプライアンスを破壊する経営を続けてきた、札付きの不良企業である。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1066.html
 こんな企業に安全意識など存在しない。ただ金儲けあるのみの体質だ。
 老朽加圧水原子炉の再稼働が、どれほど恐ろしいものか、何の危機意識も警戒心もないのは東電と同じだ。彼らの頭には、トラブルが起きればごまかすことしかない。

 これまで、関西電力による原発運営で、地元住民に、どれくらいの健康被害が出ているか? 福井県の自治体の多くが、原発の利権に依存していて、人口動態統計でも都合の悪いデータを、過去半世紀にわたって捏造・改竄・矮小化・隠蔽してきた。
 高木敦賀市長が「50年後にカタワが生まれても、今金になればいい」と講演した話はよく知られている。地元自治体の発想は、ほとんどが高木市長と同じレベルだ。
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/270810

 原子炉直下にある断層の存在を隠蔽することから始まって、保健所の白血病や奇形発生のデータまで改竄している。
https://www.sankeibiz.jp/business/news/121210/bsg1212102113004-n1.htm
 私は、福井県の地震データまで、若狭における震度データを矮小化していることに気づいた。

 もしも、若狭原発群にメルトダウンが起きれば、関西全域のみならず、中京地区や私の住む東濃地方まで人が住めなくなるほどのレベルの凄まじい汚染事故になる可能性があるが、そんな事故が起きなくとも、通常運転だけでも、恐ろしい被害が起きていたのだ。

 以下は、2013年版、GDFREAK(人口動態統計)から拾ったデータを元にした、地元自治体における心筋梗塞を全国平均と比較したものだ。このデータは、すでに2015年版に変わっていて参照することができない。
 敦賀市や美浜町のデータは、自治体によって改竄された疑いが極めて強い。
(画像をクリックしてください)

kansai001.jpg

以下は2015年版による同じ地域のデータ
 敦賀市や美浜町など原発立地自治体のデータは改竄あるいは矮小化されている可能性が強いが、周辺の自治体のデータは信用できるかもしれない。
 ちなみに、舞鶴市は2013年版が、心筋梗塞死が全国平均程度であるのに対し、2015年版では199%になっている。これは首長が医師なので、データを改竄しなくなったのかと思う。心筋梗塞死が二倍も変化するのはおかしい。

 小浜町は、心臓疾患死が174%だったのが、2015年版では146%になっている。
 自分で調べる場合、GDFREAKに自治体名を入れて検索すれば出てくる。

hukuiken002.jpg

 
 なお、京都府や鳥取県では、心臓疾患に全国平均からの高い乖離が見られるが、これは、かつて「人形峠再処理工場」が稼働していた影響と、関電若狭原発群の放出放射能が影響していると考えている。
 2015年版のデータも、蓋然性のある予想より、数割以上も低い心筋梗塞死のデータなので、おそらく原発立地自治体が改竄ものと見ている。

 仮に、美浜・高浜の超老朽原子炉が再稼働して、大規模なメルトダウン事故になった場合、心筋梗塞や心臓血管障害などは、猛烈に激しいものになるだろう。
 私の住んでいる岐阜県も、永久に人が住めなくなるかもしれない。もちろん京都も大阪も永久に放棄されるだろう。

緊急 20210509地震雲

カテゴリ : 未分類
 本日9日、早朝から福井県方面に深刻な地震雲
 上は朝5時頃、中津川市福岡町で北西方面を撮影 下は夕方5時前に同じく福岡町で撮影。北西方面。
 早朝は断層状雲に見えた。出ている位置は、推定、郡上郡か、その向こう側の福井県方面
 断層状雲は、発生が早い。出現から48時間程度で発生することが多い。

 (写真はクリックすれば正常に見えます)
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 以下は、17時前に撮影、「清姫の帯」に近い。鋭いシャープな帯雲は、震度3以上の地震になることが多い。
 これはモコモコして「縄状雲」に似ている。この場合、震度5以上の地震になることが多い。
 震源地は福井県の可能性。発生は48時間以内の疑い。

 地震雲は、普通出現から4日後が多いが、断層状雲や棒状帯雲は48時間以内のことが多い。

 
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 5月10日 9時20分追記

 今朝、再び地震雲が出た。
 今度は、太平洋側、南方面に東西の帯雲。経験則から東北太平洋岸方面のM6前後の震源
 撮影は、午前5時45分、高塚山山頂から恵那山方面

 発生タイミングは不明だが、4日後が多いが、今日明日の可能性もある。
 
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 原発は通常運転でも、たくさんの人を殺している(トリチウムによる白血病の疑い)

カテゴリ : 未分類
 「ずくなしの冷や水」記事から引用転載
 http://inventsolitude.sblo.jp/article/46082335.html

 原発稼働後、白血病死亡率が約6倍に増加
 驚愕の数値、専門機関による詳細な調査が必要
(2019年3月5日 壱岐新報)
 http://hokinet.jp/%e5%8e%9f%e7%99%ba%e7%a8%bc%e5%83%8d%e5%be%8c%e3%80%81%e7%99%bd%e8%a1%80%e7%97%85%e6%ad%bb%e4%ba%a1%e7%8e%87%e3%81%8c%e7%b4%84%ef%bc%96%e5%80%8d%e3%81%ab%e5%a2%97%e5%8a%a0-%ef%bc%882019%e5%b9%b43.html


 原発は、事故を起こさなくても日常的に放射性物質を放出しています。その結果、世界の原発周辺で病気が増えている事例が報告されています。
 ドイツ政府が行なった調査では原発から5km以内の子どもの白血病が5km以遠に比べて2.19倍、がん発病は1.61倍と報告されています。日本ではトリチウム放出量が最も多い佐賀県の玄海原発周辺で、原発稼働後に白血病死亡率が急増している明確なデータが報道されました。

【玄海原発と白血病死亡率の因果関係】
原発稼働後、約6倍に増加 驚愕の数値、専門機関による詳細な調査が必要
(2019年3月5日 壱岐新報)

 玄海原子力発電所と原発周辺自治体との白血病死亡率増加について、原発と白血病発症についての因果関係を調べている魚住昭三弁護士(長崎市)と、市防災士会の辻樹夫会長が公表した資料から、本市における白血病死亡率の詳細な推移がわかった。
 資料は昭和44年から始まるデータを記載し、5年ごとの白血病死亡率をまとめたもの。対10万人数の白血病死亡率は、玄海原発稼働前と後とでは6から7倍に増加しているという驚愕の数値が並ぶ。また原発周辺自治体も同様に、昭和50年の玄海原発1号機の稼働開始以降から死亡率増加を示す推移を示している。
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 各県保健部局が毎年発行している衛生統計年報(人口動態編)を引用した資料によれば、玄海原発1号機が稼働する以前の昭和44年から昭和52年までの期間は、本市における対10万人数の白血病死亡率は約3.6人と、同期間の全国平均3.5人とほぼ同じ数値となっている。

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 しかし昭和50年に玄海原発1号機が稼働を始め、その6年後の昭和56年に2号機が稼働開始、平成6年に3号機、平成9年に4号機が稼働を開始するに従い、白血病死亡率は増加の一途をたどっている。平成9年から平成23年までの期間は、全国平均5.7人に対して、本市は26.2人にも及ぶ。

 玄海原発は白血病を誘発すると言われるトリチウムを放出する。放出量は全国にある他原発の中で最も多く、稼働開始から現在に至るまで大気中や海洋中に放出され続けている。トリチウムは放射能を含んでいると言われ、全ての原発や核燃料再処理施設では回収されず、自然環境に垂れ流しの状況から、世界中でも深刻な問題となっている。

 本市は玄海原発の対岸にあり、島の周囲は海で囲まれているため、海洋に流されたトリチウムを周囲の海洋生物を介して、住民が食事などで摂取している可能性は高い。

 一方で県北部の白血病率の高さは、ウイルス性による風土病とされている。特に長崎県はウイルスキャリアが多いことから、玄海原発1号機稼働開始前から発症の割合は全国平均よりも高い。昭和44年から49年の全国平均3.5人に対し、本市は3.9人とわずかな差であり、他の県北部自治体も同様の数値だ。しかし平成9年以降は全国平均から6倍近い明らかな差が生じている。

 市防災士会の辻会長は「資料にまとめたデータは、各自治体が公表したもので改ざんする必要がない。相関関係の無視は許されない」と厳しい口調で語った。また「玄海原発の原子炉冷却海水は毎秒70㌧も壱岐水道に放出され、海水温度上昇により漁業にも影響がある」とし「市は九電に明確な調査と対応を要求すべき」と述べた。

 現在のところ、白血病の数値は、ウイルス性の風土病との考えや、他国から放射性物質などの飛来による可能性を疑う考えがある。しかし専門機関による正確な調査は行われておらず、玄海原発と白血病の因果関係は不明のままだ。ただ各自治体公表の資料からは、原発との関連も否定できない。不透明感が残るなか、一刻も早い調査を行う段階にいる。

将来の子ども達のために調査を ( 2019.2.26 壱岐新報)
 前号の玄海原発と白血病死亡率の因果関係を問う記事は、大きな反響を生んでいる。

 市民からは、人体への影響を不安視する声が多い。一方で「科学的根拠はあるのか」「恐怖を煽ってどうする」「壱岐のマイナスイメージになる」など批判的な意見もあり、原発関係者かと錯覚を起こす。玄海原発再稼働に対しては、本市は市長をはじめとする行政や市議会は揃って反対の意を示している。それは今も変わらないスタンスであるにも拘らずだ。

 本市は玄海原発から30㌔圏内の地域がある。しかも万が一、事故が起きた場合は離島ゆえに他の周辺自治体よりも避難が困難になる。全島民避難の明確な方法さえも見えず、現状の避難案では5日を要するとされ、その間に放射能汚染にさらされてしまう可能性は高い。言うなれば、他のどの原発周辺自治体よりもリスクは大きい。そのような地域に住む島民の声を、原発関係者側は真摯に受け止めるべきだ。

 本紙記事への意見の一つに、原発と白血病発症には科学的根拠がないという批判がある。しかし県が公表する資料では、玄海原発稼働前と稼働後では明らかに白血病発症数は増加している。確かに今の段階では科学的根拠を示すデータはない。しかし一方で発症数増加データをどう理解するのか。科学的根拠が見えないからこそ、因果関係があるのかを調査すべきだと本紙は伝えている。

 科学的根拠がないだけの理由で、増加を示すデータは黙殺か。とても壱岐島民の考えとは思えない。何かしらの玄海原発関係との利権か、人脈的繋がりがあるかのようにさえ思える。「マイナスイメージになる」などは、「臭いものには蓋を」の発想でしかない。都合の悪い所は隠せと言うのか。

 大切なことは、現在の我々だけにとどまる問題ではなく、今後壱岐を支えていく子ども達世代が健康被害にさらされないことだ。明確な調査が実施されていない今、公開されたデータや資料に目を通し、疑問や不安があれば払拭するための調査を要求せねば不透明なまま何もわからない。結果、将来的に健康被害が発覚したらどうするのか。今為すべき事を今為さねばならない。

 繰り返すが、本市は原発30㌔圏内の地域に入る。報道の使命は、この危険な地域だからこそ、県や国が公表した推移データ等を公開することであり、行政や原発関係者は市民の声を受けて、可能な限りの調査を行うことではないのか。その上で科学的根拠の有る無しを発するべきだ。(大野英治)

身体への影響は皆無なのか (2019.2.20 壱岐新報)
 玄海原発と白血病に関する研究を進めている、元純真短期大学講師で医学博士の森永徹氏の研究資料とシンポジウムでの発表は興味深い。内容には、玄海原発30㌔圏内を有する本市にとって、聞き流すことができない重要な情報が含まれている。

 これまで唐津市などの原発周辺では、玄海原発の稼働差し止めを求める訴訟が起き、原告側は差し止めを求める理由の一つとして玄海町とその周辺での白血病による死亡の増加を挙げている。対して九電側は白血病の増加は高齢化によるものであると反論し、他にもその地域で昔から風土病といわれる成人T細胞白血病を原因とする意見をあげている。またこの風土病は西日本に多いことも理由にする。一方で森永氏は、成人T細胞白血病、すなわち風土病について、科学的に検討したものは一つも見当たらないとして独自に検討を進めてきた。

 玄海原発からの距離と白血病死亡率の変化で、佐賀県内20自治体ごとの原発稼働前(昭和44年~昭和51年)と稼働後(平成13年~平成24年)の年平均白血病死亡率(人口10万対)と、玄海原発から各自治体までの距離の関連を調べた結果、玄海原発に4・1㌔近づく毎に10万人当たり1人、白血病死亡率が増加するというものとなった。また、昭和50年の稼動前と後との比較では、4倍以上の増加率になっている。

 また放射性物質の放出になるトリチウム(放射性水素)は、体内に入ると白血病を誘発するとされる。玄海原発は全原発の中で最もトリチウムの放出量が多く、全国1位だ。

 トリチウムは自然界にも存在し、新陳代謝で体外排出されるといわれている。しかしタンパク質や脂肪に取り込まれた有機物結合型トリチウムは排出までに長い年月がかかる。さらに海に放出された水から、魚介類などを介して生物濃縮され、食物連鎖で私たちの体内に入るようになる。いわば内部被曝のようになる。この流れから白血病を誘発している可能性は否定できない。

 森永氏は、「玄海原発が全国一トリチウムの放出量が多いこと、トリチウムは原発周辺の海水、大気、水産物を汚染すること、動物実験ではトリチウムは白血病を誘発する傾向があること、同じ原発立地自治体でもトリチウム高放出と低放出原発立地自治体の住民の間には、白血病死亡率に統計学的有意差がある」ことから、玄海原発周辺の白血病の多発の要因は、玄海原発から放出されるトリチウム以外には考えられないと示唆している。本市は身体への影響の調査を、早急に要求せねばならない立地にあることを忘れてはならない。

 2月上旬、玄海原発周辺の自治体は防災訓練を行った。しかし内閣府によるミスで通信不通となり、本市では郷ノ浦町で訓練対応から数10分間、避難バスの遅れが起きるなどした。現実に避難する事態が発生した場合、このような状況下で安心できるのか。(大野英治)

高い白血病死亡率、玄海原発の影響か(2019.2.20 壱岐新報)
本市は県内で男性3位、女性1位。県北に集中する高い白血病死亡率

 県福祉保健部によると、玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)周辺に位置する県北地域を中心に、玄海原発稼働後から成人T細胞白血病(以下ATL)による死亡率が高いことがわかった。資料は、平成17年から平成26年にかけて人口10万人(公平な基準値)に対する死亡率を割り出したもの。県内17市町を対象とした調査で、本市は男性の県内死亡率3位、罹患率4位。女性は死亡率1位、罹患率2位。
 県はATL発症対策を以前から進めているが、一向に変化がないことに疑問が残る。さらに調査データから、罹患率と死亡率の高さが県北に集中しているため、玄海原発との関連が疑われる。

 県の資料「郡市別罹患率および死亡率」には、平成17年から10年間分が記載される。割合を出すための人口10万人に対するATL死亡率では、長崎市男性5・4人、女性4・7人。島原市男性1・8人、女性3・1人になるが、県北では平戸市男性20・2㌫、女性10・6人、松浦市男性10・9人、女性9・8人と、県南と比べ3倍から4倍の比率になる。本市の場合はさらに高く、男性20・2人、女性20・6人と県内で比較しても異常な高さになる。

 また玄海原発立地の「玄海町の白血病死亡率の変遷」(10万人対)の資料によれば、昭和44年から昭和57年にかけては、この間に数年の死亡率増加はあるが全体を通してほぼ0人。しかし昭和58年は26・7人と急激に増加し、その後は平成24年まで毎年の調査でほぼ13人以上から最大で88・3人(平成16年時)と高止まりしている。

 データを目にした市民は「ATLは、ウイルス性の風土病と県は説明した。以前から対策はしているが、改善の変化はない。またATLと通常の白血病の区別にも違和感がある」と話し、「昭和60年から県北の比率が上がった。玄海原発1号機の稼働が昭和50年なので、関連があるのではないか」とし、「原発の安全神話はすでに崩れている。多少でも疑問があるのならば、原発周辺住民が安心できる生活のため、綿密な調査をすべき」と語った。

 県が説明する県北に発症が多い理由の一つ、ATLのウイルスによる風土病の根源は縄文時代まで遡るものだ。しかし昭和50年10月の玄海原発1号機稼働後からの白血病死亡率の変遷を見れば、全ての説明はつかない。
 原発に関係するトリチウム(放射性水素)被曝と白血病発症までには、約3年のタイムラグがあり、動物実験からトリチウムは白血病を誘発するとも言われている。

 玄海町と唐津市のデータでは、原発稼働前と後との比較では、約4倍以上の増加率を示し、特に昭和58年から増加傾向にあった。玄海原発のトリチウム放出量は全国で最も多い。

 玄海原発と白血病に関して研究している、元純真短期大学講師で医学博士の森永徹氏が、平成27年に長崎大学や九州大学でシンポジウムを開いている。

 森永氏は「玄海原発周辺や隣接の市町で、白血病による死亡率増加が指摘されている。九電によれば、増加は地域の高齢化のよるものと説明するが、玄海町では高齢化上昇率の傾向は全国と変わらない」と説明した。また「白血病死亡率の上昇は、ATLの影響だけでは説明がつかない。トリチウムの大量放出が原発周辺の海水や大気で水産物を汚染している。トリチウムは白血病を誘発することから、原発との関与が示唆される」とした。

 原発周辺住民の安心できる生活のため、今後の正確な調査が必要だ。

玄海原発と白血病 森永 徹(元純真短期大学・健康科学)
玄海原発と白血病 福岡核問題研究会 2015年3月7日 九州大学 スライド
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 「原発事故が起きてなくても原発周辺では病気が増えている」ことが世界でも日本でも多数報告されています。何故なら、原発からは日常的に放射性物質が放出されているからです。原発事故が起きれば、それに加えて膨大な放射性物質が放出されます。そして、忘れがちですが、今も福島第一原発事故の核燃料デブリ(炉心が過熱し、溶融した核燃料)を取り出せず、放射性物質は日々放出され続けています。

元原発技術者が「放射性トリチウム汚染水を薄めて海洋放出する」方針を批判
(2018.09.02 ハーバービジネスオンライン)より抜粋

「基準値以下」のトリチウム水を流す米国イリノイ州では、原発周辺に暮らす住民の脳腫瘍や白血病が30%以上増え、小児がんは約2倍に増えたとの報告がある。

元原発技術者が「放射性トリチウム汚染水を薄めて海洋放出する」方針を批判

経産省が放出をもくろむ福島原発トリチウム水の危険性
(2018/10/01 女性自身)
放射線治療の第一人者で、北海道がんセンター・名誉院長の西尾正道医師は、こうした政府の安全神話に警鐘を鳴らす一人だ。

「トリチウムは体内でたんぱく質や脂質などの有機物と結合し、有機トリチウムになると細胞の核に取り込まれDNAを損傷。健康被害が生じる可能性があります。カナダでは、トリチウムを大量に放出するピッカリング原発の周辺で、小児白血病やダウン症候群などの増加が実証されています」

https://jisin.jp/domestic/1668733/

<参考資料>日本の発電用原子炉トリチウム放出量
2002年~2012年度実績(2015.3.27 inaco)より抜粋

原子力施設運転管理年報24年度版・25年度版に掲載されている日本の商業用原子炉(実験炉・原型炉を含む)から放出されている液体の形でのトリチウム放出量である。各事業者が計測した数字をそのまま掲載したものだが、加圧水型原子炉の放出量には驚かされる。

特に九州電力玄海原発の放出量は、カナダの重水炉CANDU型原子炉の放出量に匹敵する。これで付近住民に健康被害が出ていないと考える方がおかしい。

http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/tritium_3.html

『トリチウムの健康被害について』
( 2018年12月11日 市民のためのがん治療の会)より抜粋

トリチウムの人体影響
最も有名な報告はドイツとカナダからの報告です。ドイツでは1992年と1998年の2度行われたKiKK調査が有名です。この調査はドイツの原子力発電所周辺のがんと白血病の増加に関する調査です。 その結果は、原子力施設周辺5km以内の5歳以下の子供には明らかに影響があり、白血病の相対危険度が5km以遠に比べて2.19、ほかの固形がん発病の相対危険度は1.61と報告され、原発からの距離が遠くなると発病率は下がったという結果です。

カナダの重水炉というトリチウムを多く出すタイプのCANDU原子炉では稼働後しばらくして住民が実感として健康被害が随分増えていると騒ぎ出しました。 調査した結果やはり健康被害が増加していました。 カナダ・ピッカリング重水原子炉周辺都市では小児白血病や新生児死亡率が増加し、またダウン症候群が80%も増加していました。

さらにイギリスのセラフィールド再処理工場の周辺地域の子供たちの小児白血病の増加に関して、サザンプトン大学のガードナー教授は原因核種としてトリチウムとプルトニウムが関与していると報告しています。

日本国内でも同様な報告があり、全国一トリチウムの放出量が多い玄海原発での調査・研究により、森永徹氏は玄海原発の稼働後に玄海町と唐津市での白血病の有意な増加を報告しています。 同じ原発立地自治体でもトリチウム高放出の加圧水型原子炉と低放出の沸騰水型原子炉の原発立地自治体の住民の間には白血病死亡率に統計学的有意差があることなどから、 玄海町における白血病死亡率の上昇は玄海原発から放出されるトリチウムの関与が強く示唆されるのです。

北海道の泊原発周辺でも稼働後にがん死亡率の増加が観察されています。 泊村と隣町の岩内町のがん死亡率は泊原発が稼働する前は道内180市町村の中で22番目と72番目でしたが、原発稼働後は道内で一位が泊村、二位が岩内町になりました。

なおマウスの実験では、トリチウムの単回投与より同じ量の分割投与の方が白血病の発症が大幅に高かったとする報告もあるが、原発周辺住民のトリチウム被曝は持続的であり、まさに分割投与です。 さらに原発からの距離が近いほど大気中のトリチウム濃度が高いことも分かっています。色々な報告で小児白血病が多いことが共通していますが、小児の白血病の多くは急性リンパ性白血病です。 放射線が白血球の中で最も放射線感受性の高いリンパ球に影響を与え、リンパ性白血病を発症させてもおかしくないのです。

こうしたトリチウムの危険性を知っている小柴昌俊氏(ノーベル物理学者)と長谷川晃氏(マックスウエル賞受賞者)は連名で、 2003年3月10日付で「良識ある専門知識を持つ物理学者として、トリチウムを燃料とする核融合は極めて危険で、中止してほしい」と当時の総理大臣小泉純一郎宛てに『嘆願書』を出しています。 https://blog.goo.ne.jp/m…/e/6d4b6a74624e16a03d8e93d0b4f4f9f4

http://www.com-info.org/medical.php?ima_20181211_nishio

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 引用以上

 上のデータは、地元の研究者が各自治体から取り寄せたものらしい。私が、人口動態統計を調査したときは、白血病に関する増加データは確認できなかった。
 このところ、連日、自民党政権・日本政府による原発放射能被害データの捏造、矮小化、隠蔽について触れているが、全国の原発立地自治体のほとんどが、このようなデータ捏造改変を行って、原発による被害が存在しないかのように見せかけている。

 とりわけ悪質なのが、関西電力と癒着した福井県であり、この九州電力である。2014年版のGDFRAKで調べたときは、関西電力管内と玄海原発周辺の健康被害は、まったく存在しないかのように動態統計が操作されていた。
 福島県も、フクイチ事故後3年間にわたって白血病統計を不可解な理由で廃止してしまったことが知られている。また2014年版で、全国平均の4.4倍という凄まじい心筋梗塞死者を出していた、泊原発の立地、泊町は、2016年版では、ほとんど何も起きていないかのように改変されていた。

 安倍政権の信じがたい統計不正が明るみに出ているが、福井県などは半世紀も前から人口動態統計に不正操作を加えて、原発放射能被害が出ていないかのように捏造している。
 上の論文は、「放射能から子供を守る企業と市民のネットワーク」(中村隆一代表)が作ったものだが、このような操作されないデータを入手することさえ不可能になっている我々にとっては、まるで神仏のようにありがたいものだ。心から感謝したい。

  中村隆一さんのブログは、私にとっては、アフガニスタンの中村哲さんと同様、後光が差して見えている。これだけの資料を出せる人は、もう非常に少なくなっている。

 クラリオン星人を名乗る久松奏拓君が「自分が総理大臣になれば核武装させる」と言っている問題

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https://www.youtube.com/watch?v=sne0VRbcIRA&t=909s&ab_channel=OWSTV

 前にも紹介したが、「クラリオン星人」を名乗る小学生が、将来、自分が総理大臣になれば、日本を核武装させる。憲法9条は即時廃止。と主張しているYouTubeコンテンツに、私がコメントを書き込んだら、即座に削除され、代わりに? もの凄い数の「核武装・軍拡賛成」コメントで覆われた。

 私のコメントは、そうた君が主張している「核均衡論」(米ソ軍拡の思想)、日本の核武装論、は人類の未来にとって、滅亡以外、何一つ得るものはない愚かで短絡的な思想であって、それは金儲け最優先の利己主義から来る思想であり、持続可能な子供たちの未来のためには、人類全体に利他主義の思想を拡大しなければならないというような内容を書いた。

 私のコメントが全部削除されたので、よほど気に入らなかったらしいが、そうた君の核武装論を支持する、多数の書き込みが(意図的に)掲載されたことで、二度と関わらないつもりだったが、何が間違っているのか? もう一度、指摘しておくことにした。

 そもそも、久松奏拓君は、動画コンテンツを見れば、絶え間なく体を動かしていて、焦点が定まらないことから、典型的なADHD(多動・注意欠如症候群)であることが分かる。
 ADHDの子供は知能が高く、意識が多重に暴走することが多く、非常に暗示にかかりやすい特徴を持っている。これは、私がそうだから、はっきり分かる。感受性が強いので、本来は心優しい子供が多いのだ。
 元々、そうた君は、数年前、初めてYouTubeに現れた頃は、核武装や憲法廃止を言うような愚かな子供ではなかった。

 むしろ、自分が地球に転生したのは「愛の思想を学ぶため」と言っていて、当時は、極めてまともで、好感の持てる内容で、私も注目していたのだ。
 https://space8000k.com/2019/09/17/sotahisamatsu/

 弁舌が異様なほど説得力があるのは、ADHDの子供特有の高い知能からきているのだろう。最初の頃のコンテンツは、なかなか素晴らしいものだった。
 なぜ彼が、自民党青年部のような馬鹿げた屁理屈を言い出したかといえば、同席している男性に暗示を受けたのだろうと想像がつく。
 「ヨンちゃん」と称する男性は、当初、父親かと思ったが、母親・そうたと同じ鼻を持っているので、おそらく母方の叔父なのだろう。

 彼独自のコンテンツを見てゆくと、どうやら「維新の会」の支持者で体制派右翼であるらしい。
 https://www.youtube.com/channel/UCCTdYItHTc6aueMRyRVbdPQ

 そうた君が憲法9条廃止や日本核武装を言い出したのは、どうも彼から吹き込まれ(暗示を受けた)のではないかと思われる。維新なら、早い話が新自由主義者、竹中平蔵の政党なので、このコンテンツにある「金儲け第一主義」や核武装を言うのは当然だろう。
 (アホらしくて詳しく視聴する気になれないので、適当な推量だが)

 そもそも、クラリオン星なんて存在するのかといえば、私には分からない。たぶん、ないような気がする。
 しかし、宇宙人が地球人に転生するのは全然珍しい話ではないと、江原啓之も言っている。つまり、宇宙由来の霊魂は、地球人にたくさんいる。
 高橋信次は、地球人は、元々、土星の方角にあったベータ星という星に住んでいたが、核融合実験の失敗(たぶんマイクロブラックホールを生成させた)で星を破壊してしまい、3億6500万年前に、巨大な宇宙船に乗って、地球に移住したと言っていた。
 http://tokaiama.minim.ne.jp/takahasisinji/takahasisinji=a21.html

 実は、ある霊能者が、私について、ベータ星から最初にエデンに移住した最初の50名にいた。と言ったことがあるが、たぶん、それはないだろう。
 なぜなら、私はアホすぎるからだ。最初の50名だったなら、今頃、超天才の絶賛人生を歩んでいることだろう。残念ながら、私はその対極にいる。
 まあ、地球人の多くが、宇宙人としての霊的体験を持っていることは事実のようだ。そんな人は、霊的な記憶=知性が発達していて、アカシックレコードに触れる予知能力に優れているそうだ。

 ただ、言っておくが、シルバーバーチというネイティブの霊が、「地球は宇宙で二番目に劣った星だ」と指摘している。ちなみに最悪は火星らしい。
 バシャールも「地球は霊の大学院」と我々の気を悪くさせないように、地球が地獄星であることを、それとなく指摘している。
 だから、地球人であることを素直に喜ばない方が良さそうだ。

 地球の何が劣っているのかといえば、シルバーバーチや多数の霊たちが、地球人は自分勝手=利己主義で、愛の意味を理解せず、金儲けや戦争に走っている低劣な人間が多いことを指摘している。要するに視野が狭いのだ。
 まあ、「核均衡論・核武装」も、そんな視野狭窄・利己主義思想の延長にあると思ってよいだろう。竹中平蔵の新自由主義など最たるものだ。

 私が若い頃から、「反原発運動」に関わってきて、小さな言論運動を行っている理由も、「核開発」というものが、人類の未来にとって何一つ貢献せず、逆に滅亡を招くだけの愚劣な代物であることを思い知らされているからだ。
 核開発は、①戦争 ②金儲け ③名誉欲に突き動かされて行われているものであり、人類の未来を救済するものでは断じてない。

 核開発推進者は、よく「便利な未来が人類を救う」(ビルゲイツの思想=グレートリセット)を口にするが、それは、とんでもないウソだ。
 「進化発展が人類の未来に貢献する」という希望=妄想は、18世紀の差別社会のなかで作られた幻想にすぎない。

 例えば、蒸気機関や自動車、電気が人類の科学的発展に大きな貢献をしていると思い込んでいる人が大半だが、実は違うのだ。
 進歩・便利さというものは諸刃の剣であり、便利になれば人間が本来持っている能力、体力、知能を劣化させずにはおかない。
 歩かずにすむようになれば、体力は衰え、血液の循環が低下することで、ドロドロの血が肺塞栓・脳梗塞・認知症を引き起こす。

 コンピュータに頼るようになれば、人間の本当の能力、知性をどんどん劣化させ、人はアホになる仕組みだ。本来、10桁の演算でも数秒でできる知力が、二桁の演算さえ困難になってゆき、ありとあらゆる思考能力を衰えさせるのだ。

 だから、自動車、コンピュータ、電気電子の便利社会には、よほど気をつけなければいけない。こんなものに頼っているから、どんどん自分の能力を失い、自信をなくす結果、超越的能力、武装、核兵器などに頼りたがり、人の愛が理解できなくなる。
 私が、「久松奏拓君の核均衡武装論」に対して言いたいことは、そんな愚劣な思想に頼る人々は、よほど自分の能力を見失っている人だということだ。

 自分の能力に自信があれば、国家も核武装も、核均衡論もいらない。相手を殺している暇に、いくらでも問題を解決できる。そんな馬鹿げた屁理屈を言うのは、文明に頼りすぎて、自分を劣化させ、自分の力を見失った愚か者だけなのだ。
 だから、それを言うために、わざわざ、この ブログを久松奏拓君に捧げたい。

 これから、久松奏拓君たちが本当に作らねばならない社会は、相手を「殺すぞ」と脅し合う社会ではない。社会のあらゆる「心の問題」を瞬時に解決できる能力を、1人1人が持つ社会なのだ。利他主義の優しさを共有する社会なのだ。
 この社会が生み出している、すべての犯罪は、「心の病気」によるものだ。それは、病気にかかった人の首に縄を巻き付けて、奈落に突き落とすことで解決する問題ではない。

 「心の病気」にかかった人は、その原因を調べ、治療することが必要なのであって、制裁し報復することが必要なのではない。だが、国家というものは、自分たちの権威や畏怖、国家を怖れで運営したいがために、間違いを制裁し、ときに殺害することしかできない。
 制裁報復しかできない愚かな国家などいらない。だから、制裁報復の延長にある核均衡論が、どれほど馬鹿げた思想か、理解しなければならない。

 私は、そうた君の冒頭のコンテンツに書かれた多数のコメントを見て、「ここまで日本人は劣化したのか」と絶望するしかない。
 おそらく、右翼の「ヨンちゃん」が、維新支持者を動員して書き込ませたにしても、ここまで知能を劣化させた人が日本国民の多数を占めるなら、もう日本という国は滅びるしかない。

 「核均衡論」を主張するそうた君が、本当に総理大臣になれるかというと、あのバカの見本のような安倍晋三がなれたくらいだから、なるだけならなれるのかもしれないが、人々の心を動かす、社会を良くして、「持続可能な未来」を作り出せるかといえば、今のままでは不可能だろう。
 それでも「独裁者」にはなれるかもしれない。私は 冒頭のコンテンツのコメントを見てそう思った。

 だが、それは間違った社会であり、絶対に阻止しなければならない下劣な国家だ。そこには愛などカケラも存在しない。あるのは利権と金儲けだけだ。
 そうた君は、竹中平蔵の後継者にでもなるつもりだろうか?
 私に見える彼の未来は、トランスジェンダーだけなのだが……。

福島県心筋梗塞死激発問題 千葉県の状況

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 公式統計(人口動態を含む)の捏造をくり返し、一から百までウソと不正だけで史上最悪の詐欺政治を行った安倍晋三政権は、第二次政権で2012年12月26日から2020年9月16日までの8年間、国政を担当したが、これが、ちょうどフクイチ事故の後始末期間にあたり、安倍官邸は、福島第一原発の放出放射能による健康被害を、統計を改竄することで、これでもかと徹底的に隠蔽してきた。

 安倍政権の統計不正は世間に知られたが、まさか人口動態統計まで改竄捏造したことは、まだあまり知られていない。
 私は、放射能汚染の現地調査に大きな労力を費やしてきたので、人口動態統計が、どれほど改竄され、不正操作を行われたのか、手に取るように理解できる。
 これまで、福島以外で、栃木・茨城・宮城と放射能汚染に比例することが明らかにされている心筋梗塞死を紹介してきた。

 今回は、千葉県を紹介したいが、自治体数が多いので、濃密な放射能雲が通過し、激しく汚染された北西部を中心に掲載したい。
 だが、データを見て、私は凄まじい捏造があることを強く実感し、無力感を感じている。ほぼすべてのデータが、作為的な不正を加えられている印象だ。
 
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柏市 千葉県で、もっとも激しく放射能汚染された都市。その汚染レベルは、福島県内と変わらない。
 柏市内私有地で毎時57マイクロシーベルトが記録され、この値は、全村が避難指定となった福島県飯舘村と変わらない。
 https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2104I_R21C11A0CR8000/

 原子力産業の支援を受けている自民党政権は、この周辺都市の健康被害を徹底的に隠蔽している。
 男性の心筋梗塞死、全国平均の106%。私の実感としては、たぶん、この2倍はあるはずだ。
私の予測では、これから劇的なペースで被曝誘発癌が発生すると考えている。
 なお、心筋梗塞はセシウムを飲食を通じて内部被曝することによって、心臓に集中し、心機能を破壊する。したがって、汚染を警戒してセシウムを摂取しなかった人々には起こりにくいと考える。

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我孫子市 ここも、柏市に隣接し、汚染レベルは柏市と同等であり、すなわち福島県下と同等である。それなのに、どこを見ても、何一つ健康被害がないかのようなデータになっていて、あからさまな人口動態統計の捏造が行われている。
 我孫子市の男性の心筋梗塞死は、全国平均の62%。真っ赤なウソだ!
 
 2013年8月23日、東北の現地汚染調査を終えて、友人とともに我孫子まで来たとき、いきなりラディックスが警報を鳴り響かせた。その数値を見て、私は仰天した。
 実に毎時69マイクロシーベルトを記録していたからだ。それは30分ほど続いて千葉市に移動すると正常に戻った。

希ガス クリプトン85 ラドン 2016年01月29日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-53.html

 我孫子市で癌・白血病を発症
 https://www.47news.jp/localnews/6184637.html

 https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK06014_W1A101C1000000/

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 印西市 男性の心筋梗塞死は全国平均の76%。これも捏造されている。
 
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成田市 男性の心筋梗塞死は全国平均の69%。不正データだ。

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香取市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の101%。
 これが捏造データである証拠は。隣接する茨城県神栖市のデータを見れば一目瞭然。
  なぜ、隣同士でありながら、二倍も違うのか?
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 銚子市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の103%。千葉県全体のデータが捏造されている。心疾患が138%。

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 旭市 男性の心筋梗塞死は全国平均の80%。私の調査では、旭市の土壌汚染は、キログラムあたり3000~5000ベクレルだった。

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 八千代市 ここで初めて千葉県北西部として蓋然性のあるデータが出てきた。
  男性の心筋梗塞死は、全国平均の69%だが、心不全が197%で、死因としての心筋梗塞と心不全が、医師の主観で、どちらにでも分別する傾向があることから、心筋梗塞が全国の二倍と考えても良い。
 八千代市は、天才ピアニスト、かてぃんを生んだ街だが、2011年末の私の実測では、空間線量で1マイクロを超える場所が多かった。
 捏造を依頼された担当者が、少し気を利かせたかもしれない。

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白井市 男性の心筋梗塞死が、全国平均の67%にされている。実際には福島県下と変わらない激しい放射能汚染があった。

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鎌ケ谷市 心筋梗塞は全国平均の78%だが、この町の汚染は、柏市と同等である。
 土壌は、、キログラムあたり1万ベクレル近い。
 この町には、日本ハム球団の鎌ケ谷二軍宿舎がある。
 ここで、大谷翔平や清宮幸太郎が生活していたので、私は、こんなところで地元食材の食事をしていたら必ずセシウム筋靱障害を起こしてダメになるに違いないと何度も書いた。
 幸い大谷はアメリカに行って、なんとか放射能の影響を脱して今年、大輪の花を開かせた。だが、清宮をはじめ、この宿舎から出られない選手たちは、最悪の結果になっている。

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船橋市 すべてのデータが改竄されていると思っていたら、初めて、まともな納得のいくデータが出てきた。
 男性の心筋梗塞死は、全国平均の180%。データに不正を加えることを忘れたのか?


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  千葉県北西部で上に抜け落ちた、流山市・松戸市・市川市・千葉市を列挙する。いずれもインチキデータで価値はない。
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 福島県の心筋梗塞激発問題 近隣県との対比 宮城県

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 沢野伸浩・金沢星稜大学女子短期大学部教授が、福島県の心筋梗塞激発を調査したところ、セシウム濃度と心筋梗塞多発に「正の相関」があることが確認された。
http://rief-jp.org/ct13/46405

 福島県を中心に、近隣県、栃木県、茨城県と紹介したが、福島県(放射能汚染)から離れるほどに、心筋梗塞が少なくなってゆく。今回は、隣県の宮城県の市のデータを北から紹介する。

 なお、宮城県と福島県の被曝事情は、「震災関連死」によって鮮明に理解できる。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-365.html

 宮城県と岩手県の震災関連死は、宮城が死者14908名中、926名、岩手が死者6003名中、463名なのだが、福島県は、死者1992名中、2147名(以上2017年集計)
 であり、「震災関連死」と名付けられ、死亡原因がストレスにされてしまっているが、実際には、福島第一原発事故の放射能で直接死亡した人数と考えられるので、宮城・岩手の被曝死は非常に少ないことが分かる。
 
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気仙沼市

 フクイチ事故の放射能汚染に、大きな影響を受けていないことが心筋梗塞死亡率から分かる。
 気仙沼市の男性の心筋梗塞死は、全国平均の70%と、非常に少ない。

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登米市 登米市も大きな影響を受けていない。
 男性の心筋梗塞死は全国平均の92%。その代わり、脳血管疾患が133%と多い。

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栗原市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の99%。

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登米市 心筋梗塞死は、全国平均の92%。脳血管疾患死が133%と高い。

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石巻市 福島県に近づくほどに心筋梗塞死が増えてくる。
 石巻市の男性の心筋梗塞死は、全国平均の112%
 呼吸器系疾患死が多いのは、おそらく大震災のときの大気汚染が原因ではないかと思う。

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東松島市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の117%。心不全が136%と多い。死因判定で、両者が入れ替わることは多い。

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仙台市 脳血管障害死を除いて、すべての疾患が全国平均より低い。心筋梗塞死は全国平均の61%と低すぎる。

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富谷市 ここも仙台と同じで、心筋梗塞死が異常に少なく、全国平均の60%しかない。

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多賀城市 ここも男性の心筋梗塞死が全国平均の61%と少ない。脳血管疾患死は142%と多い。

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塩竈市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の89%。

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名取市 このデータには強い違和感がある。福島県に近づくに従って、宮城県の心筋梗塞死亡率も上がってゆかねばならない。放射能雲は仙台の海より、名取、それから相馬市に近づくに従って、どんどん濃度を増していった。
 それなのに、名取市の男性の心筋梗塞死は、全国平均の39%であり、データが操作されているのではないかという疑念が離れない。

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岩沼市 男性の心筋梗塞死は全国平均の67%と低すぎる。

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  角田市 私が2011年秋に調査した線量は、福島県内に準じて高い地域だったのに、心筋梗塞死が全国平均の77%と低すぎる。
 このとき、私の脳裏に浮かぶのは、都合の悪いデータを隠蔽する体質の、自衛官出身、村井宮城県知事の顔だ。
 脳血管障害死は、全国平均の152%と非常に高い。

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白石市 男性の心筋梗塞死は全国平均の72%。脳血管死は133%と高いが、私はこのデータにも不審を感じている。村井知事がデータ操作を行わせたのではないか?
 私の調査で、4号線沿いの土壌はキロ5000ベクレルはあった。

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丸森町(例外)

 私が、2011年秋に、当地で土壌放射能測定や空間線量測定を行ったとき、丸森町は、福島県内の伊達市などと、ほとんど変わらない激しい汚染レベルだった。阿武隈川沿いの耕野小学校門前では毎時2マイクロシーベルトを記録した。土壌はキロ1万ベクレルをはるかに超えていた。
 それなのに、男性の心筋梗塞は全国平均の43%だ。ありえない。
 私は不審を通り越して、宮城県が被曝健康データを捏造、矮小化している確信を抱いた。あの核武装趣味、隠蔽マニアの村井知事の指示で、健康被害が出ていないように統計を改竄したとしか思えない。
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参考までに、丸森町に隣接した福島県伊達市のデータを掲示しておく。
 心筋梗塞死は全国平均の212%だ。宮城県のデータ捏造は尋常ではない。

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 福島県の心筋梗塞激発問題、近隣県の対比データ 茨城県

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茨城県下の市町村のうち、市に絞って福島県寄りの北側から列記する。
 
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 最初は茨城県、北茨木市から。福島県いわき市に隣接している。
 心筋梗塞死亡率は、全国平均の138%。脳疾患死が125%。
 癌や脳疾患にも注目。フクイチ事故から10年を超えた今年、発癌潜伏期間を過ぎて大発生が予想されている。
 少ないように見えるが、東海村周辺自治体の疾病データは、東海原発の維持のために矮小化されている疑いを持っている。

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高萩市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の172%。脳血管疾患死が141%。
 事故後、2012年にEMBC除染の成果を見るため高萩を訪れたが、やはり空間線量が、毎時1マイクロシーベルトを超えた場所が多かった。土壌はキログラムあたり1万ベクレル近かった。
 私が自分で実験したEMBC除染は、ほとんど結果が出なかった。

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日立市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の181%。脳疾患死は、147%。福島県のデータに接近している。
 2011年11月に土壌と空間線量の調査に出かけたときは、海岸線の汚染のひどさに驚かされた。海岸の砂は、セシウムが洗い流されやすいのだが、それでも軒並み、キログラムあたり5000ベクレル以上だった。
 太平洋に流れ出た放射能が、海風によって還ってきたのだと思った。

 日立市は、原発製造メーカー日立製作所のお膝元。自分たちに起きている被曝の現実を直視できない経営陣は、英国でも愚かな失敗を繰り返して、東芝・三菱重と同じように存亡の危機に立たされている。
 これも、原子力産業への執着と、「原発が未来を救う」かのような愚かな幻想の結末である。「バカは死ななきゃ治らない」の見本なのか?

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 常陸太田市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の221%。福島県と同等であり、いわき市に匹敵する。私は、この異常データは、必ずしもフクイチ事故ばかりではなく、東海原発の放射能放出が関与しているのではないかと疑っている。

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常陸大宮市  これも、隣の常陸太田市と並んで高い。
 男性の心筋梗塞死亡は、全国平均の199%だ。

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 東海村(例外) 日本最初の東海第一・第二原発の置かれている東海村。
 男性の心筋梗塞死は、全国平均の179%と高いが、このデータも疑念がある。東海村周辺自治体は、福井県と同様、政府の指示によって被曝病データを矮小化しているのではないかと疑う。本当は、もっと桁違いに凄いような気がする。

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 那珂市 東海原発から出た放射能は、海風に押されて、那珂市や常陸大宮市など内陸部を汚染しているのではないかという結果になっている。
 男性の心筋梗塞死は、全国平均の226%。

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ひたちなか市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の154%


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 水戸市 これは意外なデータだった。男性の心筋梗塞死は、全国平均の132%と茨城県にしては少ない。代わって脳血管死が174%と異常に多い。不正操作があるかもしれない。

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  笠間市  男性の心筋梗塞死は、全国平均の162%。脳梗塞が145%.
事故後訪れた、この一帯の空間線量は高く、軒並み毎時1マイクロシーベルト以上あった。

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桜川市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の181%と多い。茨城県内でも放射能汚染の高い地域。

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 筑西市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の206%と多い。
 知人が住んでいて、事故後何度も測定した。2011年度中は、実は汚染が非常に少ない土地だったのだが、翌年からの、フクイチの事故収束・解体工事に伴って、ここから宇都宮方面は、大規模な後出し汚染が発生している。
 政府が、フクイチ事故の後始末管理を一切放棄し、やりたい放題のデタラメ収束工事をしたため、安全だった筑西市も汚染されてしまった。

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結城市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の114%と少ない。
 フクイチ事故後始末工事でも、それほど放射能の流入が多くなかった。

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 古河市(こがし) 男性の心筋梗塞死は、全国平均の161%と少なくない。
 脳関係の死亡が多いことに注目。
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下妻市 男性の心筋梗塞は、全国平均の136%

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 つくば市 男性の心筋梗塞死が、全国平均の88%と、茨城県にしては特異的に少ない。
 理由として考えられるのは、事故後、測定調査に出かけたとき、つくば市の人口の大半を占める南側は汚染が非常に少なく、牛久市側に汚染が集中していたことだ。
 このデータは、再検討を要す。

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 石岡市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の114%と少ないが、代わりに、心不全が149%と多い。死亡診断書の病名は、同じ内容であっても、心筋梗塞だったり心不全だったり、医師のクセによることが少なくない。

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小美玉市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の150%、下を見ると、脳梗塞の161%をはじめ、循環器系疾患死亡が異常に多い。
 小美玉市は、フクイチ事故の濃密な放射能雲が通過した都市である可能性が高い。海から入った放射能雲が霞ヶ浦を経由して千葉県北西部に向かったのだ。

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 鉾田市 海風による戻り放射能雲が、鉾田市に上陸し、霞ヶ浦を経て柏市など千葉県北西部に向かったと私は考えている。
 男性の心筋梗塞死は全国平均の159%だが、心不全は178%だ。医師によって心筋梗塞死を心不全と診断することは珍しくない。脳疾患も非常に多い。

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 行方市(なめかたし) 濃密な放射能雲が通過したと思われる行方市の男性の心筋梗塞死は、全国平均の197%、福島県内に匹敵している。

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 かすみがうら市 心筋梗塞死は全国平均の141%。脳血管疾病死が151%。
 
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  土浦市 男性の心筋梗塞死は全国平均の167%。事故後、私に対して土浦市在住の、原発推進組(自動車修理業者だったかな)から激しい嫌がらせを受けたことを思い出すが、ここも柏市に向かった放射能雲が通過したようだ。これから放射能誘発癌の激発が起きるだろう。

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 常総市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の82%と非常に少ないが、データに捏造の疑いがある。脳梗塞は129%。

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坂東市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の112%。放射能雲の直撃を免れている。これも不正データかも知れない。

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 守谷市 柏市とともに放射能雲の直撃を受けたといわれる守谷市だが、信じられないデータになっていて、不正操作の臭いがプンプンしている。
 男性の心筋梗塞死は、全国平均の72%。ありえないデータだ。心不全は140%だが。

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つくばみらい市 これも、あり得ないデータ。男性の心筋梗塞死が全国平均の68%。
 ひどい放射能汚染を受けた自治体のデータを操作したのではないだろうか?

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取手市 これも同様にデータを捏造しているとしか思えない。
 この当時の安倍政権は、自分たちの利権に都合の悪い統計データを大規模に捏造していたことが暴露されている。原子力産業の代理人である安倍晋三が、被害を隠蔽したと考えられる。
 男性の心筋梗塞死は、全国平均の76%。ありえない。

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 牛久市 これも安倍政権の十八番、「被曝健康被害がなかったことにする」統計捏造が行われたと考えるしかない。
 事故後、この周辺を調査したが、牛久市の汚染は非常に激しいものだった。毎時2マイクロの空間線量も珍しくなかった。

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龍ケ崎市 ここの空間線量も、事故後年末に軽く1マイクロ毎時を超えているほど激しいものだったが、上と同様、統計の不正操作が行われ、被害が少なく見せかけられている。
 男性の心筋梗塞が全国平均の122%。原子力産業の使い走りで当選してきた橋本昌知事が、健康被害を隠蔽するよう政権に泣きついたのではないだろうか?

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 稲敷市 ここまできて、ようやく本来のデータが出ている。
 男性の心筋梗塞は、全国平均の167%。

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潮来市 このデータは操作されていない。しかし、取手・龍ケ崎・守谷・牛久・筑波の各市は、もっとも濃密な放射能雲の汚染被害を受けていながら、ほとんど健康被害が出ていないようなデータにされている。
 それよりも汚染の少なかった潮来や稲敷の方が、はるかに多くの健康被害が現れていて、データ捏造で、日本政府の信用を根底から破壊した安倍政権の悪質さが際立つ。

 潮来市の男性の心筋梗塞死は、全国平均の215%である。実際には、現地調査の範囲で、守谷市や取手市、牛久市、龍ケ崎市などの方が桁違いに汚染が激しかった。
 安倍政権は、ここまで悪質な人口動態統計の捏造を行った不正汚辱政権として後世に名が残るだろう。

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  鹿島市 男性の心筋梗塞死は全国平均の188%。福島県に匹敵する。海風による戻り放射能汚染があったように思う。

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 神栖市 男性の心筋梗塞死は、全国平均の203%。非常に高いが、守谷市・龍ケ崎市・牛久市・つくば市・取手市などは、神栖市より汚染が桁違いに激しかったので、はるかに高い値になっていなければならなかった。
 さすが、公式統計さえ捏造する「不正の安倍=ウソをつく口先から生まれてきた」といわれる安倍晋三だけある。
 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1902/07/news010.html

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 福島県の心筋梗塞激発と、周辺県との対比、栃木県

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 栃木県は福島県に隣接し、地形的に東北新幹線と国道4号線が通る、障壁のない巨大なダクトが成立している。また利根川も長大なダクトを形成しているので、これを通って、複雑な経路で福島第一原発の放射能が流れ込んだ。

 以下のデータで驚いたのは、福島ダクトの入口である那須塩原市は当然として、一見、ダクトから外れて放射能流入が少ないように見える那須烏山市・真岡市で最大の心筋梗塞激発が起きていたことだ。これは、放射能雲の流入しか考えられないが、地形や気象上の特異性を調べなければならない。

 なるべく福島県に隣接する北側から、栃木県下の市に絞ってデータを掲載する。
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 那須町(例外)  四号線ダクトの最初の受入口になる。思ったより心筋梗塞が少ない。心筋梗塞は、全国平均の115%。このデータには不審がある。

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那須塩原市  ここは放射能雲の通路になったようで、私が2011年11月に市内数十カ所の土壌を測定したとき、空間線量が那須塩原駅付近で毎時1マイクロシーベルトに達し、土壌はキログラムあたり1万ベクレルを超える場所が多かった。
 最大のガンマ線量、毎時2マイクロシーベルトを計測したのは「黒磯道の駅」付近だ。
 那須塩原市の男性の心筋梗塞は、全国平均の151%。福島県下より少ない。しかし、このデータは少なすぎるので、操作されてるかもしれない。
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 大田原市 那須塩原に隣接する大田原市は、福島県内の市町村と同等の心筋梗塞死が出ている。男性の全国平均からの乖離は193%、これは住民が知るべきだ。

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矢板市 大田原市に近いが、4号線ダクトの放射能雲が大田原市側を通過したことが分かる。
 男性の心筋梗塞は、全国平均の143%。

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日光市 日光市の汚染もひどかった。2011年末には、国道上で毎時1マイクロ以上を記録する場所が多かった。
 男性の心筋梗塞は、全国平均の145%。心疾患・心不全・心筋梗塞の弁別は、医師によって恣意的に分けられるので、心筋梗塞が他の項目に振り分けられている可能性もある。

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 さくら市 男性の心筋梗塞は全国平均の119%

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 那須烏山市  男性の心筋梗塞は全国平均の269%で栃木県内最大である。大田原市と同様、放射能雲が経由した地域なのだろう。この異常に高い心筋梗塞死亡率は、特別に調査しなければならない。

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宇都宮市 栃木県下で唯一、心筋梗塞死亡率が、全国平均より6%低くなっている。
 私が2011年末に測定したときも、高い線量が記録されなかった。なぜか、この地域を放射能雲が避けたが、その後、フクイチの解体作業などによる二次的な放射能放出に晒され、汚染が起きたと思う。

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 鹿沼市 鹿沼市の男性の心筋梗塞死亡率は、全国平均の120%である。栃木県内としては低い値だ。


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 栃木市 男性の心筋梗塞は、全国平均の125%。

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 佐野市  放射能雲の通路から外れたようで、宇都宮市・小山市に次いで低い値になっている。
 男性の心筋梗塞は、全国平均の98%。大きな汚染はなかったと考えられる。

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 足利市 群馬県境だが、佐野市よりも大幅に高い値なので、日光連山山越えの別ルートからの放射能汚染があったようだ。男性の心筋梗塞は、全国平均の149%。

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 下野市 これも低くない。男性の心筋梗塞は、全国平均の134%。

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 真岡市 このデータを見て仰天させられた。男性の心筋梗塞死亡率は、全国平均の201%で福島県内と同等である。
 強烈な放射能雲が通過したのだろうが、4号線ダクトなのか、茨城ダクトなのか、よく分からない。次回、茨城県のデータを見れば明らかになるだろう。


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 小山市 栃木県内の一番南の市である。ここも佐野市同様、放射能雲が避けたのだろう。宇都宮市に次いで県下で二番目に低い値。
 男性の心筋梗塞は、全国平均の96%。

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 今回は、福島県下の市と対比させるために、栃木県のデータを列挙した。
 次回は、茨城県のデータを公開したい。心筋梗塞死者の多い自治体は、濃度の高い放射能雲が通過しているのは間違いないが。さまざまなルートがあるので、放射能雲ルートの解明に役立つかも知れない。

 なおセシウム濃度の高い地域に心筋梗塞が多い=統計的に正の相関が見られると以下の記事に明記されている。

 福島県で急増する「死の病」の正体を追う!~セシウム汚染と「急性心筋梗塞」多発地帯の因果関係~(宝島)
 http://rief-jp.org/ct13/46405

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追記 
 那須烏山市の全国平均の269%という心筋梗塞死亡率の異常さを調べていたら、北側の那珂川町はそれほどでもなく、茨城県側の常陸大宮が高いことが分かった。これは明日書くつもり・
 地形的にどうみても、これは東海村の原発からの放射能ではないかと思った。

福島県の心筋梗塞激発問題

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 福島第一原発巨大事故から10年が過ぎた今、「放射能汚染で何も起きなかったじゃないか」と考えて(洗脳されて)いる人たちが少なくない。
 自民党青年部は、「福島の原発事故で死者は一人も出ていない」と公言している。

 だから、私は
「そうではない、胎児も含めれば、数百万、数千万、地球上全体では億という単位で死者が出ていて、また、これから出る可能性がある」
 と繰り返し、このブログで訴えてきた。

 私のブログを、きちんと読んでいただいている人ならば、フクイチ事故後、数か月で数千名の放射能被曝死者が出て、さらに、数百万単位の内部被曝死者が出て、これから数千万人の晩発性被害=放射性誘発癌死者が出ることを理解していただいているだろう。

 本当のところ、福島第一原発事故の被曝で何が起きているのか?  その1 2018年05月26日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-365.html

 現実は、どうなっているかというと、事故から5年を境にして、激増するといわれていた心筋梗塞など循環器系障害は、福島県内で、全国平均の2倍発生するようになっていることを、昨日のブログで紹介した。
 これは、風土病や統計誤差、自然発生などではない。東京電力と日本政府の責任に帰されるべき、隠蔽された「公害死者」なのだ。

 「福島県における心筋梗塞は、それ以前から多いから原発事故と関係ない」と強弁する声もあるが、原発は通常運転でも大量の人々を殺していることは、私のブログ「原子力発電は事故を起こさなくとも、大量の日本人を殺戮している」のなかで証明している。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-342.html
 つまり、東電福島第一原発は、メルトダウン事故のはるか前から住民に心筋梗塞を多発させてきた。事故前から心筋梗塞が増えているのは当然なのだ。

 心筋梗塞は、セシウム同位体被曝病の典型であり、セシウムが心臓に集まる性質から必然的なものである。
 https://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-13858
 これは、セシウム内部被曝の初歩的な知識だが、これすらも、東電・日本政府・福島県は、完全に無関係であるかのように装い、福島で起きている心筋梗塞激発の本当の原因を隠蔽するのに躍起になっている。
 まるで水俣病の再来ではないか?

 心筋梗塞は、放射能内部被曝後、5年を経て爆発的に発症するが、10年に至れば、ピークは過ぎて収束してゆく。だが、代わって今度は、乳癌をはじめとする被曝誘発癌が激発するのだ。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1429.html

 まさに、フクイチ事故の本当の被害は、今年から始まると考えるべきなのだ。今、心筋梗塞死者を問題にすることは、これから起きる、被曝発癌を問題にすることにもなると知るべきだ。

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 私は前回のブログで、GDFREAKデータから、2015年以降、福島では凄まじい心筋梗塞の激発が起きていることを報せようとした。だが、関心は低く、とても残念だ。
 以下に、昨日書いた記事の補足として、2019年の週刊金曜日の記事を転載する。

 【スクープ】死因不明の“福島病”を生み出してはならない 「急性心筋梗塞ワースト1」で福島県が放った奇策 明石昇二郎|2019年5月25日 
  http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/05/25/news-40/

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  福島県では、急性心筋梗塞で亡くなる人が大変多い。それは国の統計調査の結果(表1参照)にも端的に表れている。

 福島県はもともと、急性心筋梗塞の多発県だった。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の前年に当たる2010年は、全都道府県の中で最も不名誉なワースト1。年齢調整死亡率にして、福島県の男性は人口10万人当たり36・7人(全国平均は同20・4人)。同県の女性は同15・5人にとどまっているものの、それでも全国平均(同8・4人)の倍近くに達していた(表2参照)。

 それが、福島第一原発事故が発生した11年以降、さらに増えていく。11年の男性は人口10万人当たり42・7人(全国平均は同20・3人)に、女性も同16・1人(全国平均は同8・3人)へと増加する。

 12年はもっと増加し、男性は人口10万人当たり43・7人(全国平均は同19・3人)に、女性も同18・1人(全国平均は同7・8人)へと増え続け、全国平均との差は広がる一方だった。

 こうした数字は関心のある者が専門知識をもとに計算しない限り、わからないし、誰も気づかない。

 しかし5年に一度、厚生労働省が実施する「都道府県別年齢調整死亡率の概況」ではワーストランキングを公表しており、各都道府県の公衆衛生部門の担当者らは、この結果に戦々恐々としている。

 2回連続「ワースト1」

 そして15年のワーストランキングで福島県の急性心筋梗塞・年齢調整死亡率は、男性で人口10万人当たり34・7人(全国平均は同16・2人)、女性で15・5人(全国平均は同6・1人)となり、男女そろってワースト1を記録。この調査結果は2年後の17年6月、厚労省から公表された。報道でも取り上げられ、その結果、福島が急性心筋梗塞多発県であることが広く認知されてしまうこととなる。

 福島県における急性心筋梗塞のピークは、表2からも明らかなように原発事故翌年の12年だ。その後は男女ともに下落傾向にあるものの、全国平均のほうがさらに下がったことで、福島県の“高値”が際立って目立っている。

 全国ワーストランキングで2回連続最悪という事態を受け、急性心筋梗塞で亡くなる人を減らすべく福島県が取った対策は、驚くべきものだった。15年のワーストランキングが厚労省から公表された17年に同県内で死亡した人たちを県独自で調査。
 カルテ等を分析した結果だとして、同県の急性心筋梗塞による死者データには心筋梗塞ではない人が含まれている可能性がある――とする報告書を、3月25日に公表したのである。これでは厚労省への“異議申し立て”と受け取られても致し方ない。

 案の定、NHKや地元紙は、

「急性心筋梗塞でない人も統計に」(NHK)
「急性心筋梗塞死との診断 一部は別の死因か」(『福島民報』)
「実際は判定不能多数」(『福島民友』)
などと報じた。

 なかでもNHKは、同調査に参加していた福島県立医科大学災害医療部・島田二郎部長の、
 「死因についてわからない場合は死亡診断書に不明と正確に書くべきで今後、医師にも共有したい」
 とするコメントまで紹介した。

 県も「統計不正」か

 ただ、「独自調査」を実施したのは全県ではなく、県北地域の一部だけ。死亡診断書の「死亡の原因」欄などに急性心筋梗塞との記載があった260人を調べたところ、心電図などのデータで診断する世界保健機関(WHO)の診断基準「モニカ基準」(注)で「判定不能」となるものが約7割(177人)もあり、モニカ基準で「急性心筋梗塞ではない」と判定された人が14%(32人)。一方、別の死因に分類されていたが急性心筋梗塞と判定された人も4人いたのだという。

 〔注〕モニカ基準 心血管疾患の原因を炙り出すべく世界各国の患者を10 年間追跡調査したWHO(世界保健機関)の疫学研究「MONICAプロジェクト」で使用された診断基準。厚労省が人口動態統計で用いているWHOの国際疾病分類(ICD)とは異なる。

 そして「独自調査」報告では、同県の急性心筋梗塞死者数データに心筋梗塞ではない人が含まれている理由を「急性心筋梗塞という疾患の死因診断の難しさ」が一因であるとした。

 福島県の報告を真に受けるなら、これまで同県内で死亡診断を担ってきた医師たちが、長期にわたって誤った診断か甘い診断をしてきたことになってしまう。人口動態統計における「統計不正」問題の勃発である。

 最も懸念されるのは、この「独自調査」報告を根拠に、今後福島県では「判定不能」イコール死因不明となる人が続出することになりはしないか――ということだ。現に県立医大の島田部長はNHKを通じ、
「死亡診断書に不明と正確に書くべき」
と呼び掛けている。

 昭和の時代の死亡診断書には「心不全」や「呼吸不全」といった死因がずらりと並んでいた。これでは人口動態統計が意味をなさなくなるとして、死亡診断書の原因欄には「心不全、呼吸不全等は書かないでください」との指導を、国が都道府県や医療機関に対して時間をかけて行なってきた結果、現在の形に落ち着いていた。福島県の“異議申し立て”は、そうした苦労を無にしかねないものだ。

 懸念はこれだけではない。昨今の生命保険では、がん・脳卒中・心疾患のいわゆる「3大疾病」に罹った場合に特約で保障するタイプのものがあり、中には心疾患を「急性心筋梗塞」に限って保障するとしたものもある。福島県の“異議申し立て”は、こうした生命保険の業界にまで影響を及ぼす恐れがあった。問題はワーストランキングの順位入れ替えだけにとどまらないのである。

 風土病にしたいのか

 “奇策”を放った福島県が気の毒でならないのは、「独自調査」のきっかけが「全国ワースト1」だっただけに、数字にケチをつけて汚名から逃れようとしているようにしか見えないことだ。

 さらに、福島県の「独自調査」には重大な欠陥もあった。ワースト1となった15年とは別の年(17年)を調べているうえに、県内の一部地域しか調べていないのだ。

 「独自調査」では、モニカ基準で判定するほかに、県立医大の医師などからなる「調査員」による評価も同時に実施している。この調査員評価によると、急性心筋梗塞および急性心筋梗塞の疑いと評価された人は260人のうち108人おり、41人だけを急性心筋梗塞および急性心筋梗塞の可能性ありとしたモニカ基準とは数字が合わない。
 急性心筋梗塞ではないとした数字(疑いを含む)にしても、調査員評価では126人だったのに対し、モニカ基準では42人と、大きくずれている。

 これでは、「モニカ基準」「調査員評価」「人口動態統計」のどれが現実に一番即した数字なのか判断できず、説得力も大変乏しい。

 つまり福島県の「独自調査」報告は、同県の急性心筋梗塞による死者数を“真偽不明”にしようとするものでしかなかった。こんなやり方がまかり通ってしまうと、福島県が「急性心筋梗塞ワースト1」ではなくなるのと引き換えに、死因不明の風土病――水俣病に倣って言えば福島病――を生み出すことにもなりかねない。

 ちなみに水俣病では、病因物質がメチル水銀であると特定されるまでに10年近くの年月がかかっている。メチル水銀説に対し、腐った魚を食べたことが原因だとする「腐敗アミン説」などの異説を唱える学者が次々と現れ、原因が特定されるのを邪魔したからだ。
 結果、病名はメチル水銀中毒ではなく、地域の名前が付けられることになっていた。福島がそうならないためにも、さっさと「急性心筋梗塞ワースト1」の原因を特定すべきなのだ。そもそも、特定できなければ有効な対策の取りようもない。

 「独自調査」を担当した同県地域医療課に同調査の真意を尋ねると、メールで回答が寄せられた。

 「本調査は、(中略)急性心筋梗塞による死亡率の改善策を検討することが目的であり、厚生労働省の2015年統計と比較することを目的としておりません。人口動態統計データの不備を指摘するものでもありません。

 本調査でモニカ基準を採用したのは、(福島県)健康増進課の発症登録と連携しながら進めていくために、同じ基準で判定を試みたものです。(中略)これまでの死亡診断結果を変更するものではありません。

(心筋梗塞と断定できない原因は)自宅での死亡が多いなど、病院へ搬送されずに亡くなった人が多いということです。本県はそもそも心筋梗塞の危険因子に関する指標の値が悪く、心筋梗塞が決して少ない地域ではないと考えています」

 つまり、同調査は人口動態統計データの不備を指摘するものではない、というのだった。ならば、今からでも遅くないので、NHKや地元紙に訂正を申し入れることをお勧めする。

 NHKニュースでコメントしていた県立医大の島田部長にもコメントに間違いはないか尋ねた。
 「少しニュアンスが違います。死因がよくわからないのに憶測で書いてしまうのは良くない。不詳と書くことは悪いことではない、不詳と書いてもいいと言う意味で話したはずです」

 厚労省の人口動態・保健社会統計室にも聞いた。
 「人口動態統計は、WHOのICD(国際疾病分類)ルールにのっとって作成しています。モニカ基準とは全然違うものですので、比べられるものではありません。急性心筋梗塞の判定にはモニカ基準を用いて下さいと、こちら(厚労省)からは言っておりませんし、その予定もありません」

 県民の自己責任なのか

東京電力福島第一原発。(出典:東京電力ホールディングス)

最後にもう一つ、気になる点を指摘しておく。

 「独自調査」報告書では「心筋梗塞の危険因子」として、同県民にはメタボリックシンドロームに該当する者が多いことや、高血圧や糖尿病患者が多いこと、そして喫煙率が高いことを挙げている。
 その一方で同報告書は、心筋梗塞をはじめとした心疾患への影響が指摘されている放射性セシウムとの関連を、一切検証していない。「ワースト1」はあくまで県民の自己責任の結果――としたいようなのだ。

 人が体内に放射性セシウムを取り込んだ場合、血液中よりも心臓の筋肉のほうが、放射性セシウムの濃度が高くなることが知られている。また、電離放射線が心疾患のリスクを上昇させる可能性があることは、国際放射線防護委員会(ICRP)でも認めている。

 福島県は県土の広範囲が、福島第一原発事故によって高濃度の放射性セシウムをはじめとした放射能で汚染された。しかも記事の冒頭で紹介したとおり、同原発事故以降、福島県の急性心筋梗塞の年齢調整死亡率は2年にわたって急増している。

 しかし「独自調査」報告書は、こうした事実を完全に無視している。

 頭ごなしに「あり得ない」と決め付けてかかるのではなく、放射性セシウム汚染も「危険因子」になりうるかもしれないというニュートラルな姿勢で「急性心筋梗塞による死亡率の改善策を検討する」のが、道理(物事の正しい筋道)だろう。
(あかし しょうじろう・ルポライター。2019年5月10日号)
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 引用以上

 「週刊金曜日」が書いたにしては、ずいぶん歯切れが悪く感じる。しかし、肝心要の結論を最後に持ってきて、一応は核心を突いている。
 あれほどの巨大な放射能汚染を引き起こし、人類史上もっとも深刻なセシウム被曝が起きたのだから、セシウム内部被曝の特徴である心臓疾患は事故の延長上に議論されなければならない。
 https://toyokeizai.net/articles/-/8864

 だが、真正面から福島の心筋梗塞問題と、フクイチ事故のセシウムを結びつけた論評は、既成メディアのどこにも見当たらない。歯切れが悪すぎて、私まで悶絶しそうだ。
 とりわけ、日本政府・原子力産業・福島県が、福島県内の被曝に伴う健康被害問題に絶対に触れようとせず、このような問題が出るたびに全力で隠蔽し、無視し続けているのは、小児甲状腺被曝=甲状腺癌激発問題で、我々が思い知らされているところだ。

 おそらく福島県関係者は東電から買収されているのだろう。安倍政権が原子力産業の支援によって成立しているのは公然たる事実であり、安倍や後任の菅義偉は原子力産業のスポークスマンである。まるで中国政府報道官のようだ。
 心筋梗塞問題も、小児甲状腺癌問題と同様に、福島県関係者によって闇の底に蹴落とされてゆくのだろうか?

 私は日本人の知的劣化、総認知症が避けられないような気がしている。
 「もう福島原発事故は終わった過去のことだ」と勘違いしているみなさんに知っていただきたい。

 まだセシウム137もストロンチウム90も、事故当初の8割残っている。
 政府や福島県は、空間線量が下がったことを強調しながら「もう原発事故は終わった」との宣伝に余念がないが、欺されてはいけない。
 原発事故の被害はこれからだ。

 セシウムXが少なくなったように見えるのは、土壌表面にあったセシウムが雨水に溶けながら沈降し、途上のゼオライトや泥質に取り込まれ、その遮蔽効果でガンマ線が減ったように見えるにすぎない。
 実際には、ほとんど減っていない。地下20センチ付近にとどまっている。畑のセシウムは、耕運機で掘り起こされ、甘藷や米など移行係数の高い作物に移行し、食物となり、内部被曝を引き起こすのだ。

 カルシウムと同じ性質を持ったストロンチウム90は、水に溶けて地下深く吸い込まれ、地下水や地下水盆に流れ込む。そうしてじわじわとストロンチウム90濃度を上げて、カルシウムの代わりに体内に吸収され、生物濃縮され、人間の骨になってゆく。
 このとき、強烈なベータ線を出して、骨癌や膵臓癌を引き起こすことを知るべきだ。

 セシウムとストロンチウムが消えるには、あと300年かかる。戦いは続くのだ。

 

福島県の健康問題を、GDFREAKで調べる

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 なぜ、GDFREAKなのかというと、日本政府による公式の人口動態統計には、都合良く操作されたウソがたくさん含まれていて信用できないからだ。
 人口動態統計には、福島県で心筋梗塞死が突出しているようなデータは出てこない。

 セシウム内部被曝の代表的な疾患は、大動脈瘤・心筋梗塞など循環器系・筋肉系疾患である。それは、事故後5年以上をを経て現れる。
 以下の表には、福島県下の自治体で、セシウム被曝病の代表である、心筋梗塞が激増している事実を示す。

 元々、「寒さから心筋梗塞が多かった」という指摘もあるが、そういうなら、人口動態統計をひっくり返して年次変化を調べてみればいい。
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 福島市 GDFREAKでは平均値が100%なので、福島市の男性の心筋梗塞死96%は全国平均の196%=約2倍を意味する。

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 郡山市 男性の心筋梗塞・心疾患が全国平均の183%

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 伊達市 心筋梗塞・心疾患が212%

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 南相馬市 心疾患・心筋梗塞が、全国平均の234%

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 相馬市 心筋梗塞が全国平均から182%多い。

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 二本松市 男性の心筋梗塞が全国平均から208%多い。

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須賀川市 男性の心筋梗塞が全国平均の248%
 =須賀川は福島県内では比較的汚染が少ないと言われてきたが、私は、だから食生活による内部被曝への警戒心が、重汚染地帯より薄かったのではないかと考える。

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  会津若松市 男性の心筋梗塞が全国平均の203%。これも、汚染が少なかったため、農産物からの内部被曝が多かったのではないか?

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いわき市 男性の心筋梗塞が、全国平均の218%。これも、フクイチから100Km以上離れて、農産物による内部被曝への警戒心が薄かったからと思う。

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 GDFREAKは、ずいぶん使いにくくなった。内部での検索ができなくなり、グーグル検索に市町村名を記入しないとデータが出せない。
 しかし、自治体や政府のデータに比べて信頼性が格段に高い。
 このデータを見られては困ることが、ありあり分かる。

 GDFREAKデータを元にした、私の「原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している」という6編のブログ内の、いくつかのデータ画像が無断で抜かれてしまっている。データの復旧のためには、最初からやり直さなければならない。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-345.html?all

 今後は、もっと分かりやすいデータを整理して示したい。 

仰天! クラリオン星人が、「核抑止論」を持ち出した

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 YouTubeで話題の、「クラリオン星人」、久松颯太君が驚きの主張!

 https://www.youtube.com/watch?v=sne0VRbcIRA&ab_channel=OWSTV

 愛国心とか核抑止力を持ち出して、憲法9条を今すぐ廃止すべきだって……。
 いつからクラリオン星に「愛国心」や「核抑止論」が生まれたんだ? これは、そのまま自民党青年部や維新党の主張のコピーじゃないか? 並木良和に次いで、でんぐり返った。

父親が維新の会の支持者だったと思うが、完全に吹き込まれてるみたいだな。クラリオン星人でも洗脳されるんだな。
 颯太の主張のように見えながら、これは右翼維新党である父親の思想そのままだ。
 その前の地球温暖化論虚偽説は、ある程度正しいから信用できると思ったんだが……。よく聞くと、これもトランプのコピーだった。残念ながら、もう二度と視聴することもないだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=gEQ-zqLLm-4&ab_channel=OWSTV

やっぱり、宇宙人とか超能力者とか予言者というのは、眉に唾をつけておいた方がいい。それでも、私は宜保愛子・美輪明宏・木村藤子・出口王仁三郎・高橋信次は、ある程度信用している。並木良和・松原照子・江原啓之はなんか、能力は認めるが、金儲けに走ってるみたいで嫌だ。
 今回のコンテンツ、久松颯太君が、周囲(父親)に操られていることが鮮明に分かって良かった。

 腹が立つので、あんまり聞きたくないが 
【総理大臣】になったらやりたい政策発表します!不登校問題もスバッと話すよ〜!宇宙人は小学5年生パート②
 をまな板に乗せてツッコミを入れてみよう。

 まず、「悪魔を利用して人を救う」という論理だが、颯太君は、一連のコンテンツで、「人は必ず死ぬものであるから、無駄なあがきはよせ」という論調だったと思う。
 だが、悪魔を利用して100人を救うのと、利用しないで1人を救うという選択があれば、100人を救うのが当然と言っている。

 私は、これを聴いて、中国共産党による生体臓器移植肯定論を思い出した。「どんな手段でも延命すれば勝ち」という理屈は間違いだ。人は必ず死ぬ、そして死後の世界があるのだから、自分の信念に従った「正しい死」を選ぶべきだ。と私は考えている。
 中国共産党のような悪魔に手を貸してはいけない。それは、宇宙の果てから果てまで同じ論理のはずだ。

 「日米安保条約は平時にしか機能しない」は正しいだろう。有事には、アメリカは自国利益最優先で、平然と他国を犠牲にするのは確実で、そんな利己主義は、アメリカ建国時に、先住民ネイティブを1000万人以上大虐殺したときから変わっていない。

 だが、安保条約を締結した岸信介は、アメリカCIAのスパイだった。つまり、安保条約は日本国民の意思ではなく、アメリカ支配階級の意思によって、日本を有事に利用するために締結させたのだ。それは条文をよく読めば分かる。

 その後の自民党政権はCIAがアメリカに服従・盲従する日本国家を作る目的で、情報統制や不正選挙を行い政権を維持させた。
 いわば、日本国は、アメリカ盲従国家であり、アメリカの傀儡国家である。

 颯太君は、総理大臣になったなら「日本は核武装する」と宣言した。その理由として米ソ冷戦時代の「核均衡理論」を持ち出している。
 そんなもの机上の幻想にすぎない。世界の政権は、理論によって動いているわけではない。権力ゲームと名誉欲、強欲によって動いていることが分かっていない。

 つまり、国家トップが、自分のメンツ、名誉のために核兵器を使う必要があると判断したときに、実際に核兵器が爆発する。それは、互いに核を持ち合って、もし使用したなら報復するという均衡で平和が保たれているのと本質的に異なる。

 そもそも、クラリオン星人なら、国家という虚構、幻想のウソ、下劣さを世界に知らしめて、国境のない、人を殺すと脅さない人間社会を目指すべきじゃないのか?
 まるで、50年前のコケオドシ屁理屈を再現しようとしている颯太君には、がっかりを通り越して絶望するしかない。
 「国」というのは「裸の王様」なんだ。実体は、人間と強欲だけだ。

 颯太君の発想からすれば、あと20年後に議員になったとして、所属するのはゴミしかいない自民党か維新ということになりかねない。
 「日本が核を持つ権利を持っている」
 というあたりで、もう颯太君に幻滅を通り越して絶望だけだ。もう二度と視聴することはないだろう。

 人類の未来に核兵器などいらない。国境もいらない。必要なのは利他主義の笑顔だけだ。もし、颯太君がホンモノだったなら、そう言ったはずだが、残念なことに、そうではなかったということだ。

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 本日10時半前、宮城県沖で、M6.6、最大震度5強の地震が発生した。
  https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20210501102735.html

 この震源の深さは60Kmで、最大震度は石巻市で記録されていて、前回の3月21日、宮城沖M6.9地震、深さ59Kmと酷似している。
 https://weathernews.jp/s/topics/202103/200255/

 つまり、石巻の沖合、地下深くで、東日本大震災に関係した大きな地殻変動が起きている。通常、一番被害の大きい、激しい揺れを引き起こす地震は、深さ20Kmあたりで起きるので、この地震は、まだ本番ではなく、来たるべき大地震の前駆活動であるように思える。

 千葉県からの連絡で、震度3でありながら大きな縦揺れを感じたとのこと。これは、震源が非常に大きな長さ、面積を持って房総沖に続いている疑いを示す。
 しかし、本日は、月齢19、満月4日後で、この地震は、満月トリガーによる地震が、大雨で順延したものと考えている。
 房総沖~青森東方沖は、非常に危険な局面だと判断する。

 前兆は、今朝、5時過ぎ、東方面が真っ赤だった。(写真に撮れなかった)
 しかし、東方面の日の出の赤焼け現象は、実は4月20日頃から、ほぼ連日続いてきた。
 それなのに、目立った発生が今日までなかった。なぜ大きな地震が起きないのか、本当に不思議だったが、先ほど起きた6.6で、何らかの力で抑圧されていたことが分かった。

 このような現象は、さらに巨大な震源の浮上を示すものと考えている。地震は、短期間での予測は、発生直前の宏観現象で知るしかないが、今回は、赤焼け以外目立った前兆が確認できなかった。千葉からは巨大な帯雲や断層状雲が昨日出ていたと報告があったが、当地では確認できなかった。
 念のため、今朝と昨日の朝の恵那山の写真を掲示しておく。

 昨日4月30日朝6時の恵那山、いつもの7号地気は不鮮明だが、出ているようにも見える。
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 本日、5月1日朝6時の恵那山 帯雲崩れが前兆地震雲だったかも。
 
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忍び寄る「総認知症社会」の恐怖

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 私は中津川市防災メールに登録しているのだが、ほぼ連日、高齢者の行方不明情報メールが送られてくる。大半は24時間以内に発見されるが、1月のマイナス10度の朝に行方が分からなくなった近所の57歳の女性は、とうとう発見されないままだ。

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 私も、身内や知人で数回の行方不明を経験している。実父が存命中、行方不明になったことも2回あり、散歩に出たまま自分の家への帰り方が分からなくなって夕暮れに、近所の公園に座り込んでいるところを親戚が発見してくれた。
 友人の父も、まったく同じで、十数分離れた公園で疲れ切って座り込んでいたのを孫娘が発見した。家族友人総出で必死になって探すので、なかなか負担も大きい。

 だが、私の昔の記憶をたどってみても、これほど高齢者の帰還困難不明事件が多発したことはなかった。
 今から半世紀前、高齢者は、もっとしっかりしていた。認知症はもっと少なかった。
 それは以下のグラフで分かる。


ninti01.jpg

認知症の不明者、6年連続最多更新 行方不明全体の2割
 https://www.asahi.com/articles/ASM6L5S9DM6LUTIL030.html


これは最近の傾向なのか? 昔からなのか?
 以下は、警察への行方不明届のデータが、1987~2015年まで載っている。
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このなかで「特異不明者」というのが、事件・高齢者のケースだ。
 これを見ると、1987年で、約10000件の不明届受理があるが、年を追うごとにどんどん増えていって、2015年では約43000件になっている。
 なぜ、これほど行方不明事件が増えるのか? 

 以下の記事によれば、年間8万人の行方不明届け出があり、うち2割が認知症徘徊不明によるものだという。
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/152005

 認知症行方不明事件は、一番上のグラフを見れば、2012年から2019年までに約2倍に増えている。二番目のグラフで見ても、10年で約二倍のペースで増えている。
 いったい、何が原因で、これほど認知症が激増しているのか?

 自分自身を振り返ってみても、2012年以降、自分が認知症を発症したのではないかと思うほど、記憶力や判断力に問題を感じることが多くなっている。それで、私は2015年からDHAサプリを飲み始めたが、はっきりとした手応えはない。

 私としては2011年に起きた、莫大な放射能放出事故に目を向けたいが、残念ながら、認知症の増加傾向は、その遙か前からであり、おそらく原因は、原発通常運転の放射能放出を含めて多岐にわたっている。

 私が、認知症激増の理由として考えるのは、
① クリーンセンターやコンビナートが放出する化学物質による毒性暴露 
② 携帯電話を中核とする電磁波の洪水 
③ 原発通常運転と事故・核実験などによる放射能の暴露 
④ 昔のような激しい運動をせず、汗をかかないことで、体内毒物の排泄が妨げられている。 
⑤ 競争社会における精神的ストレスの激増
⑥ 歯槽膿漏など肉体的疾病、および、運動不足による血栓症増加がもたらす微小脳梗塞の激増

 今のところ、具体的なエビデンスに乏しいので、原因を断定することは無理だが、たくさんの原因が相乗的に作用して、脳細胞と精神を追い詰め、認知症を激増させていると考える。
 とりわけ危険なのが、電磁波(スマホ5G)と原発放射能による内部被曝だ。これは自民党政権が推進しているため、その危険性の情報公開が妨げられていて、実態を知る人も少ない。

 2020.02.25 ケータイ使用や基地局近くの学校通いで子どもの認知機能悪化という研究が増加
 https://alter.gr.jp/magazine/detail.php?id=7552

  5G電波の健康被害はデマなのか?海外に論文あり
 https://www.roncolle.com/5g-healthdamage/

 このうち、放射能の内部被曝による認知症の激増の報告は多い。
 チェルノブイリ事故の始末に駆り出されたリクビダートル(被曝作業者)に、精神障害や認知症が激増した。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/JHT/JHT9804.html

 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Burla-J.html

 https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h28kisoshiryo/h28kiso-03-08-07.html

 以下のグラフは、何度も掲示した、チェルノブイリ原発事故後、北ウクライナで発生した、さまざまの被曝疾患だが、紫色で示された認知症・精神障害の項目も大きなファクターになっている。
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もちろん、わが福島第一原発巨大事故によるもの凄い放射能汚染で、内部被曝を受けた人々にも、大規模な精神障害や認知症が発生しているはずだが、日本政府や原子力産業は、この情報を意図的に排除し、メディアもほとんど取り上げようとしない。

  池袋暴走殺人事故の飯塚被告も、多くの人が、被曝による認知症を疑っている。ちょうど、この事件が起きた頃、立て続けに認知症事故が起きていたから。
 低線量被曝が認知症を引き起こすメカニズムについては、論文が出ている。

 低線量被曝と認知症発症
  https://www.jrias.or.jp/books/pdf/201410_TRACER_TANAKA_HOKA.pdf

 携帯電話電波も、放射能内部被曝も、十分に疑われるべき理由があり、データもあるのだが、他のたくさんの健康上リスクの要因に紛れて、明確なエビデンスは見つからない。
 だが、日本人(たぶん全人類)が、文明・科学の進化による成果が、本来の自然な能力に置き換えられて「人間力」を衰退させることで、認知症が激増しているのは間違いのない事実だろう。

 車やスマホによる「便利さ」が、人が本来持っている身体能力や機能を衰えさせ、毎日の訓練や身体的補正の機会を失わせている。
 まずは、「歩く」という基本を大切にしないことが、人類の滅亡を招いているといわざるをえない。

 人間は、歩くことでふくらはぎの筋肉を収縮させて下腿血液を心臓に送り出すのが、健康維持の基本であり、歩かなければ、下腿で血液循環が滞り、血液がドロドロになって深部血栓が生成される。これが心臓に向かい、肺や脳に送り込まれると肺塞栓や脳梗塞になるのだが、そこまでいかなくても、微小脳梗塞を繰り返すことで、脳細胞の劣化が進み、認知症を引き起こすと考えられている。

 例えば、エコノミー症候群が典型的で、ふくらはぎの深部血栓が、ときに死を招くことがある。毎日、座ってばかりでふくらはぎを強く運動させなければ、必ず認知症を激化させてゆくので、車を利用するのではなく、歩くという基本機能を大切にしなければ、健全な肉体と社会は望めないのだ。
 どうしても、歩けない人は、肘から先を振る「手振り運動」が代替となる。

 なぜ、これほど認知症が激増したのか? という問いは、なぜ、日本社会が、これほど劣化したのか? という問いの回答でもある。
 正直、政治家はなぜ、ここまでバカが揃っているのか? というのはコロナ禍の対応の杜撰さ、低知能、問題解決能力のなさを思い知らされることで、日本政府、政治の凄まじい劣化ぶりを思い知らされてきた。

 今朝、もう何年も毎朝、歩き続けている中津川の公園で、これまで「自粛」要請だった、立入が、「禁止」に近いニュアンスに変わっていることに驚かされた。

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この遊歩道は、全長10Km以上あり、大半が山の中だ。熊や猪、カモシカに出会うことがあっても、人に出会うことは極めて少ない。私が3年間の散歩で出会ったのは数名にすぎず、日中でも利用者は限られていて「密」にはほど遠い。
 何度も書いてきたが、一番大切なことは、ワクチンや出歩き抑制ではなく、歩いて、汗をかいて、日光を浴びてビタミンDを蓄積し、免疫力を高めることだ。

 マスクや三密を否定しているわけではない。無意味な「ソーシャルディスタンス」信仰をやめよと言っている。人など、極めて少ない公園を封鎖して、新型コロナを抑制できるのか?
 どうすると、ここまでバカになれるのか? 私は、この看板を指令した担当者に直接話を聞いてみたい。

 結局、これも自治体職員の人間的劣化がもたらした愚策であり、役人たちが認知症を発症していることを意味している。
 世紀の阿呆首相、安倍晋三を引き継いだ菅義偉もまた、正真正銘の無能者であることが、すでに明らかになっている。与野党含めて、まともな判断力と実行力を持った人材がほとんど見当たらない。

 これを見て、私は、日本社会が正真正銘の滅亡に向かっているのだと、絶望するしかないのだ。

 韓国政府による日本海への廃棄物汚染問題

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 韓国政府による、日本政府、福島第一原発放射能汚染水の海洋投棄批判が問題になっている。
  https://s.wowkorea.jp/news/read/274937/

  https://www.businessinsider.jp/post-233818

 もちろん、外国政府が、日本政府の無謀な放射能汚染垂れ流しを批判することには道理がある。
 日本政府と癒着した東京電力が、放射能汚染水、海洋放出に踏み切った理由には説得力のある必然性が存在しない。彼らが、理由として挙げているのは「敷地不足」だけだ。
 だが、フクイチ構内には、まだ渋谷区ほどの面積の遊休地(7・8号機建設予定地)があって、ここにタンクを増設すれば、あと数年は余裕があることが明らかにされている。
 http://oshidori-makoken.com/?p=4144

 結局、東電が汚染水を海洋放出したいのは、タンク建設保管に「金がかかる」ことに尽きる。こんなことに金が出て行くと、株価は下がるし、経営陣の退職金原資が失われてしまうという危機感から、政府を焚きつけて海洋放出を計画しているにすぎない。

 この事実を、国民の耳目から遠ざけるために、フクイチ遊休地はグーグルなどの検索エンジンには出てこない。メディアも報道しない。報道すれば、電通によって広告を断たれてしまって倒産することになるのだろう。
 もしかしたら、まだフクイチ7・8号機建設を諦めていないのかもしれない。

 真実は、まだ、いくらでも汚染水タンク建設用地はあるし、なくても、廃船タンカーをフクイチ港に係留して、汚染水を貯蔵すればよい。百年も待てば、トリチウムは消えてしまう。
 廃棄船舶の洋上保管は、全国で行われている。例えば、名古屋港で展示されている南極観測船、富士だ。1965年建造だから、すでに60年近く洋上にいて、浸水など起こしていない。100年でも軽く持つだろう。

 しかし、東電が汚染水の中身を「トリチウム」と強調したがる本当の理由は、トリチウムより桁違いに毒性が強く半減期の長いプルトニウムXやストロンチウム、アクチノイド元素が含まれていて、「トリチウムなら安全」と問題をすり替えたいからに他ならない。
 ところが、トリチウム自身も、最近の研究では、生物毒性が半端でなく遺伝子を書き換えて、数世代先まで奇形やダウン症を引き起こすことが明らかになっている。
 どちらに転んでも、汚染水を海洋投棄することは許されない。

 しかし、少なくとも、トリチウムの放射能毒性を消すためには、薄めるのではなく100年間の保管が必要である。MOX使用済み核燃料は500年間の原発敷地内、強制冷却保管が必要なことを思えば、100年などどうってことはない。だが、もちろんやらない。金がかかるからだ。

 東電にとって死ぬほど大切なことは、株価維持と経営陣の退職金原資なのだから。みんな、勝俣や清水のように、退職後、ドバイでの悠々自適老後を夢見ているのだ。

 自分たちのせいで、福島住民ら、数百万人が地獄を彷徨っていることなど、どうでもいい。またトリチウム海洋大量放出で、日本国民のみならず、地球生物の遺伝子を破壊してゆくことにも何一つ関心がない。退職金さえ受け取れば、後は野となれ山となれ。それが東電魂よ……。

 本編では、それを鬼の首でも取ったように執念深く批判している、韓国の深刻な汚染水問題について触れておく。

 韓国政府は、フクイチ汚染水海洋投棄について、「韓国民のために日本政府に賠償を求めるなど、必要な措置は何でもやる」と、高らかに宣言した。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0af2106d333611afeb05c6adf135cfa5b8c8df0f

 だが、韓国は、原発に限らず、あらゆる産業廃棄物や屎尿を、一切何の処理もしないまま、日本海に投棄してきた。それも、日本の領海内も含めてだ。
 日本海沿岸の住民は、韓国・北朝鮮による汚物・廃棄物の海洋投棄に数十年も前から困り果ててきた。
 
 数十年前から深刻な問題になっているのが、韓国によるプラスチック投棄問題だ。
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/korea/polytank.html
 韓国は、日本沿岸漂着問題で、口先では対応すると言うが、実際にはまともに対応したことは皆無であり、産業廃棄物は、すべて「日本に漂着すればいい」と放置している。
 洗脳された「反日感情」によって、日本に危害を加えることは正当だと思い込まされているのだ。
 (韓国政府は対策をやってるフリだが、実際には、責任を取らない民間業者が、反日感情を汲んで無処理投棄を行っている)

 韓国の原発の大半が日本海沿岸にある理由も、「事故が起きて放射能が放出されても、日本列島を汚染するだけだから心配ない」という報復感情があるからという。
 韓国は何一つ処理をしない産業廃棄物や屎尿を日本海に投棄するための指定海域として、日本国EEZを定めている。

 2015.12.11 韓国、竹島周辺の日本EEZ内に「産廃投棄区域」設定 5年前に撤廃されたはずが… 
 https://www.sankei.com/politics/news/151211/plt1512110009-n1.html

 https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_17384/

 糞尿汚染水域で採取された韓国産貝類缶詰、米FDAがNO通告
 https://www.news-postseven.com/archives/20190130_857254.html/2

 韓国からの輸入食品は大腸菌に汚染されている 2019/2/3
 https://www.never-giveup.net/2019/02/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E8%BC%B8%E5%85%A5%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%81%AF%E5%A4%A7%E8%85%B8%E8%8F%8C%E3%81%AB%E6%B1%9A%E6%9F%93%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B/

 さて、今回、韓国政府が「鬼の首を取ったように」大騒ぎしている、放射能汚染水問題は、どうだろう?

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E6%B4%8B%E6%8A%95%E5%85%A5
 【1988年から、汚泥や家畜糞尿、浚渫土砂などの日本海と黄海への海洋投入を開始し、実績は1990年には107万トン、2005年には993万トンとなっている。
 しかし、廃棄物からの重金属検出による投棄反対運動や、輸出した魚介類の回収要請により、海洋水産部が削減計画を発表した。韓国では漁船が海にゴミを全て捨てることが一般的となっているため、苦言を呈す者もいる。韓国海軍でも軍艦で出る生活ごみを全部海に捨てていることが判明している。】
  
 実は産業廃棄物海洋投棄に関して、韓国は世界でももっともルーズで無責任な国の一つである。
 これまで、韓国は原発放射能汚染廃水をすべて日本海などに投棄してきた。2016年のトリチウム放出量は136兆ベクレルで、これは世界有数である。
 https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210414/mcb2104140735011-n1.htm

 東電フクイチの事故放射能汚染水におけるトリチウム総量は、東電の公表によれば1000兆ベクレルだが、東電は自分たちに都合の悪い数字は、10分の1以下に圧縮する修正があるので、実際には1京ベクレルを遙かに超える汚染水投棄になるだろう。
 だからといって、世界を代表する無責任投棄国家である韓国が、それを批判する資格はない。

 そもそも、韓国の原発炉型は、加圧水型とCANDU型で占められていて、いずれも莫大なトリチウムを生成する宿命がある。このトリチウムは、海洋放出されてきた。
 それは日本でも同じなのだが、韓国のCANDU炉月城原発では、日本の数倍のトリチウムを海洋放出し続け、いずれ地球生物の遺伝子に悪影響を与えると懸念されている。

 福島に猛クレームの中韓の原発 ケタ違いのトリチウムを垂れ流していた 4/27
 https://news.yahoo.co.jp/articles/813405edd7c3ca7d838e9f5988bef0f22b9d92c1

 また古城原発では、管理の杜撰さから大量の放射能汚染水やガスが放出され、近隣住民に深刻な被害を与えている。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-712.html

  5月10日、メルトダウン寸前だった韓国・霊光原発 2019年05月22日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-750.html

 https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H6M_R20C17A5CR8000/

 韓国による杜撰な原発運営と、放射能安全意識・教育の欠如から、韓国内では原発放射能による健康被害が大きな問題になっている。

 原発発集団が長がん着、朝鮮日報経由原発側に完待命令
 https://lucian.uchicago.edu/blogs/atomicage/2014/10/21/rthe-court-ruled-in-favor-of-thryroid-cancer-patinet-living-near-the-nuclear-power/

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/19847.html

 こんなデタラメ運営を行って健康被害まで出している韓国政府が、日本政府を罵る資格はない。
 それは、慰安婦の千倍悪質な、ベトナム戦争での現地婦女子大虐殺を引き起こした韓国軍が、一切の責任を放棄し、賠償どころか事実さえ認めないで、虐殺に関わった兵士をアメリカに移住させて、責任をうやむやにさせた悪質な姿勢に似ている。

 また彼らによる、ベトナム婦女子強姦、ライタイハン問題を隠して、日本だけを一方的に攻撃する手口も、人間としての資質、人間性を根底から問われるべき韓国の汚いやり方である。

韓国のライタイハン問題 2018年06月08日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-378.html

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-831.html

 結局のところ、韓国人は儒教の強烈な洗脳を受けた結果、見栄とメンツだけが最高価値と思い込み、自分たちの見栄メンツを守るためには、どんなウソでもつく。どんな捏造でもするという体質があり、このメンツ第一主義が克服されない限り、韓国の未来は存在しないと考えるしかない。
 

20年ぶりの アマチュア無線再開

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 私の通称「東海アマ」というのは、1990年代に、アマチュア無線を利用した地震予知の研究グループを立ち上げようとしていたからで、95年の阪神大震災を受けて、当時のアマチュア無線に現れた、さまざまの前兆現象を共有して、民間地震予知に役立てようと考え、96年から東海アマのHPを公開した。

 だが、まだまだバブルの余波の続く時代で、金儲けに邁進することが「男の生き甲斐」のような価値観が幅をきかしていて、「アマ無線で地震予知」などと言っても、学者は名誉欲のために、企業家は金儲けのためにしか動かず、権威のない我々が呼びかけても嘲笑されるのがセキの山だった。
 私の学究的HP「東海アマチュア無線地震予知研究会」は、凍死した雑録のような扱いしか受けなかった。

 私のライセンスは、1993年の2アマだが、最初に受けた免許がいつだったかは忘れてしまった。1アマを受験するには、モールスの和文を毎分100文字で習得する必要があり、とても敷居が高かった。毎分100文字を自在に聞き取るための訓練は半端なものでなかったので諦めてしまった。
 ちょうど、当時は司法関連試験も受験していたので、とてもじゃないが時間が不足していた。

 今は、モールス受信試験がなくなったので、ずいぶん受験が楽になったようだ。
 しかし、私はモールス試験はあった方が良いと思っている。理由は、欧文モールスが世界共通語であり、世界中の人々と、もっとも容易に意思疎通ができるからだ。
 それにモールスの習得は、「早聞き」と同じで、頭の回転と認知症治療に著効がある。

 ユダヤ人が13歳までに旧約聖書トーラー五編を間違いなく暗誦できることを「元服成人」としていることで、ユダヤ民族特有の猛烈な知的能力が醸成されたと考えていて、モールス信号の習得も、子供たちの脳を鍛える有力なカリキュラムになるかもしれない。

 何より、モールス信号送信機は、世界一簡単に自作できるので非常時にも心強い。以下のユーチューブコンテンツに従って作るだけで、言葉と、人種差別と、法律の壁を越えて世界中の人々と対話・意思疎通が可能になるのだ。
 (なお、出力は電力とアンテナに左右される。受信機は、手作りゲルマニウム鉱石ラジオでも可能だ)
 欧文モールス毎分60字程度なら、私でも、毎日1時間の練習で十日ほどで習得できた。
 https://www.youtube.com/watch?v=xNAGp58VXV4&ab_channel=%E3%83%AF%E3%82%AA%21%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB

 モールス信号は、無線通信の原点なので、私は小学生の必修科目にするべきだと思う。これで世界の子供たちが交信できるなら、得るものは大きい。ビルマの人々の送ってくるモールス信号に耳を傾けよう。中国の子供たちとも対話して真実を教えよう。
 だが、日本の総務省は、モールスは時代遅れだと習得を廃止してしまったのだが、無線の原点を廃止することは、背骨を抜き取ってしまうに等しく、完全に誤った方針だった。

 モールス信号は復活させなければならない。それは嘘偽りのない、権力の関与が及ばない「地球語」なのだ。中国共産党が、どのような外部情報の流入阻止=グレートファイアウオールを設けようと、モールス受信を阻止できるものなど、ほとんどない。

 私は、過去2回、コールサインを与えられたが、今回は20年ぶり3回目だ。
 なぜ、20年間も中断したかというと、総務省電波管理局のやり方に強い不快感を感じたからだ。

 とにかく、「これが官僚主義」を絵に描いたような役所で、免許申請手続きも、申請者がミスを犯すことを誘って、何度でもやり直させて手数料を稼いでいるような汚い管理を行っている。
 電波管理費など、次々に意味の分からない課金を増やして、そのくせ、ほとんど何も改善されない。当時のアマ無線家で、電波監理局に不快感を抱かなかった者はほとんどいないだろう。

 それに局免申請料も、どんどん上げられて、5年という短い免許更新のたびに、金の工面を考えなければならなかった。
 だが、20年ぶりに、山歩きで、熊や猪との遭遇が多発していることから、身の危険を感じてアマ無線ハンディ機を持ち歩きたいと思うようになった。

 先週、申請してみて、ネット上の申請が可能になるなど、多少の改善が見られるものの、相変わらず、ミスなく書き込める者など、ほとんどいないのではないかと思うほど、厄介な落とし穴がちりばめられた申請だった。

 2022年に電波法が改定されて、これまでのアナログ波が使用できなくなるそうなので、手元に10台以上あるアマ無線機の大半が使えなくなってしまう。
 そこで、デジタルの5wハンディ機を購入したのだが、昔より安くなっているのは、電波監理局がアマ無線愛好家を追放して、市場が縮小しているせいかもしれない。
 何せ、アマ無線帯域というのは、電波ニーズの多さから超お宝の山で、民間の電波利用業界が虎視眈々とアマ無線の廃止を要求し、帯域を分捕ろうとしているのだ。

 総務省の方針としては、アマ無線をどんどん使いにくくして、アマ無線家が嫌気を指すように仕向け、アマ無線家が減った頃合いをみて、周波数というお宝を奪い取って、民間に払い下げようという魂胆なのだろう。

 今回、局免許申請手数料は、私の場合は、2900円プラス、電波管理費400円(年)だった。昔は100ワット局で、1万円近く取られたような印象がある。
 かつて印紙という馬鹿げた納付に固執してきた政府も、やっとATMベイジーを可能にした。
 
 買った無線機は、スタンダードFT60、430・140デュアルハンディ機だ。乾電池が使えるのは、これしかなかった。今は、八重洲無線に買収されて、八重洲・スタンダードとなっている。
 山の中には充電用コンセントなどないし、スマホ携帯の電波が届かない場所も多い。山頂付近は、各地の電波が衝突するので、逆に、スマホ電話が利用できないことが多い。だから登山無線は、スマホの及ばない領域で使えて、しかも乾電池が使えないと困る。

 アマ無線ハンディ機は、緊急時の交信手段であるとともに、遭難時のビーコンの役割もあった方がいい。FT60には緊急送信機能があり、非常時には毎分、自局信号、SOSモールスを自動送信するようになっている。
 指向性アンテナを使えば、雪崩に埋もれたり、見えにくい場所にいても位置が分かる仕組みだが、実用で使うには、まだまだ改良が必要だ。

 また、100K~1000Kまでの広帯域受信が可能であり、さまざまな情報を得ることができる。可能ならラジオ波の帯域も可能にしてほしかった。
 FT60以降の新製品で、広帯域受信が可能なものはない。
 これからは、ビーコン信号が世界的に統一されてゆくので、非常時捜索に使える受信帯域が欲しかった。

 無線利用状況を見ると、今朝、5時から、ずっと430Mhz帯を聞いているが、中津川の標高500メートルで聞いていても、運用局は午前7時頃までゼロだった。
 7時になると、140MHz帯で数局が出てきたが、全員、ノーコールサインで、ダンプの運転手が無免許の不法運用を行っているようだった。たぶん50ワットは出てる。

 これは電波監理局に摘発されると、おそらく30万円程度の罰金がきて前科がついてしまう。今は4アマなら講習だけで取れるので、こんな危ない橋を渡らなくてもいいのにと思った。中津川は盆地で他局とのバッティングが少ないので告発もされていないのだろうが、尾張平野なら、とっくにアウトで青い顔になっているだろう。
 いくら中津川でも、これだけおおっぴらにやれば摘発は確実だろう。せめて、ウソでもいいからコールサインだけは出した方がいい。

 私の場合は、非常用だから、今のところ交信相手もいないし、作りたいとも思わない。しかし、遭難救助に備えて、他局の信号位置方位くらいは指向性アンテナで確認したいと考えている。三角法を使って複数箇所から方位が分かれば位置が特定できる仕組みだ。
 何度も書くが、山岳地帯では基地局電波が届かないのと、バッティングによりスマホが役立たないことが多い。ハンディ機は、その隙間を埋めることができる。

 相模原、丹沢山地で行方不明になった女の子も、ビーコンを所持していれば、各地の局から方位情報によって捜索可能だった。これからの時代は、誘拐される可能性のある女の子にはスマホだけでなく、強力なビーコンを持たせるべきだと思う。

何もかもウソ

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 以下は、アンデルセンによる人類史上の最高傑作童話、「裸の王様」

 むかしむかし、とある国のある城に王さまが住んでいました。王さまはぴっかぴかの新しい服が大好きで、服を買うことばかりにお金を使っていました。王さまののぞむことといったら、いつもきれいな服を着て、みんなにいいなぁと言われることでした。

 戦いなんてきらいだし、おしばいだって面白くありません。だって、服を着られればそれでいいんですから。新しい服だったらなおさらです。一時間ごとに服を着がえて、みんなに見せびらかすのでした。

 ふつう、めしつかいに王さまはどこにいるのですか、と聞くと、「王さまは会議室にいらっしゃいます。」と言うものですが、ここの王さまはちがいます。「王さまは衣装《いしょう》部屋にいらっしゃいます。」と言うのです。

 城のまわりには町が広がっていました。とても大きな町で、いつも活気に満ちていました。世界中のあちこちから知らない人が毎日、おおぜいやって来ます。

 ある日、二人のさぎ師が町にやって来ました。二人は人々に、自分は布織《ぬのお》り職人《しょくにん》だとウソをつきました。それも世界でいちばんの布が作れると言いはり、人々に信じこませてしまいました。

「とてもきれいな色合いともようをしているのだけれど、この布はとくべつなのです。」とさぎ師は言います。「自分にふさわしくない仕事をしている人と、バカな人にはとうめいで見えない布なのです。」

 その話を聞いた人々はたいそうおどろきました。たいへんなうわさになって、たちまちこのめずらしい布の話は王さまの耳にも入りました。

「そんな布があるのか。わくわくするわい。」と、服が大好きな王さまは思いました。「もしわしがその布でできた服を着れば、けらいの中からやく立たずの人間や、バカな人間が見つけられるだろう。それで服が見えるかしこいものばかり集めれば、この国ももっとにぎやかになるにちがいない。さっそくこの布で服を作らせよう。」

 王さまはお金をたくさん用意し、さぎ師にわたしました。このお金ですぐにでも服を作ってくれ、とたのみました。さぎ師はよろこんで引き受けました。部屋にはた織り機を二台ならべて、すぐに仕事にとりかかりました。でも、はた織り機には何もありませんでした。糸もありません。

 それでも、さぎ師はいっしょうけんめい布を織っていました。いいえ、ちがうのです。ほんとうは布なんてどこにもなくて、からのはた織り機で織るふりをしているだけなのです。
 ときどき、材料がなくなったみたいにいちばん値段の高い絹《きぬ》と金でできた糸をください、と王さまに言いました。のぞみどおり材料をもらうと、はた織りには使わず、またからのままで織るふりをしつづけました。夜おそくまではたらいて、がんばっているふりをしました。

 しばらくすると王さまは、ほんとうに仕事がはかどっているのか知りたくなってきました。自分が見に行ってたしかめてもいいのですが、もし布が見えなかったらどうしようと思いました。自分はバカだということになるのですから。

 でも王さまは王さまです。何よりも強いのですから、こんな布にこわがることはありません。でもやっぱり、自分が行く気にはなれませんでした。そこで、王さまは自分が行く前に、けらいをだれか一人行かせることにしました。
 けらいに布がどうなっているかを教えてもらおうというのです。このころには町の人はみんな、王さまが作らせている布がめずらしい布だということを知っていました。だから、みんなは近所の人がどんなにバカなのかとても知りたくなっていました。

 そこで王さまは、けらいの中でも正直者で通っている年よりの大臣を向かわせることにしました。この大臣はとても頭がよいので、布をきっと見ることができるだろうと思ったからです。向かわせるのにこれほどぴったりの人はいません。

 人のよい年よりの大臣は王さまに言われて、さぎ師の家へ向かいました。さぎ師がからのはた織り機で仕事をしている部屋に入りました。
「神さま、助けてください!」といのりながら、両目を大きく見開きました。けれども、何も見えません。はた織り機には何もないのです。

「ど、どういうことじゃ」と思わず口に出しそうになりましたが、しませんでした。
 そのとき、「大臣さん、」とさぎ師が声をかけました。「どうです? もっと近づいてよく見てください。このもよう、いろいろな技術が使われていてすごいですし、この色合いだって美しくて、思わずうなってしまいそうでしょう?」

 さぎ師はそう言って、からのはた織り機をゆびさしました。大臣はなんとかして布を見ようとしましたが、どうやっても見えません。だって、そこにはほんとうに何もないんですから。

「大変なことじゃ。」と大臣は思いました。自分はバカなのだろうか、と首をかしげました。でもそう思いたくありませんでした。大臣はまわりを見まわしました。二人のさぎ師がいるだけです。よいことに、まだ自分が布が見えない、ということを誰も気がついていません。『見えない』、と言わなければ誰も気づかないのですから。

「あのぅ、どうして何もおっしゃらないんですか?」と、さぎ師の片われがたずねました。もう一人のさぎ師はからのはた織り機でいっしょうけんめい働くふりをしています。
 急に言われて、大臣はあわてました。「あ……ふぅん。とてもきれいで、たいそう美しいもんじゃなぁ。」大臣はメガネを動かして、何もないはた織り機をじっくり見ました。
「なんとみごとな柄じゃ。それにこの色のあざやかなこと! このことを王さまに言えば、王さまもきっとお気にめすじゃろうなぁ。」

「その言葉を聞けて、ありがたきしあわせです。」二人のさぎ師が口をそろえて言いました。「では、王さまにもっと知っていただくために、布についてこまかく説明《せつめい》いたしましょう。」

 さぎ師はからのはた織り機の前でしゃべりはじめました。色がこいとかうすいとか、もようがうねうねしてるとか、まっすぐとか。ことこまやかに言うのです。大臣はその説明を一言ももらさず聞き入っていました。なぜなら、大臣は王さまにもう一度同じことをまちがえずに言わなければならないからです。もしここで一言でもまちがえようものなら、あとで王さまがほんものを見たときに大臣には布が『見えなかった』と気づいてしまいます。だから大臣は聞いたことをそのまま王さまに言いました。

 大臣が帰るとき、さぎ師たちはもっと金の糸や絹がほしいと言いました。布を織るためにひつようだと言うので、すぐに持ってこさせました。でもやはり、さぎ師たちは金の糸や絹を一本も使わないでみんな自分の物にしてしまいました。そして何もないからのはた織り機でずっと織るふりをつづけました。

 それからまもなく、王さまはもう一人さぎ師のところに向かわせました。これも根のまっすぐな役人でした。役人の仕事は、布のはかどりぐあいと完成する日にちをしらべてくることでした。しかし、役人も大臣と同じように、見えたのはからっぽのはた織り機だけでした。なんどもなんども見ましたが、どうしてもからっぽにしか見えませんでした。

「どうなされたのですか? もしかして、お気にめさないとか……」二人のさぎ師は不安そうにたずねました。そして何もないはずの布をまるであるかのように見せびらかせました。

「ほら、この王さまのえらさにぴったりのこのもよう、……どうでしょうか?」
 さぎ師は言いますが、布はどこにもありません。
 役人は思いました。
「わたしはバカではない。自分にふさわしくない仕事をしているだけだ。そうだ、バカではない。おそらく……この布はとてもふうがわりなのだろう。しかし、このことを、だれにも知られてはならないのだ……」

 役人は少し考えてから、言いました。見えない布をあたかも見えているように。
「たいへんみごとな布だ! 色合いも美しいし……柄《がら》ももうしぶんない。わたしはこんな布を見られてとてもうれしいよ!」
 そうして城に帰った役人は王さまに向かってこう言いました。
「たいへんけっこうなものでした。」

 街はそのめずらしい布のうわさでもちきりでした。うわさがどんどんもり上がっていくうちに、王さまも自分で見てみたくなってきました。日に日にその思いは強くなるのですが、いっこうに布は完成しませんでした。王さまはいてもたってもいられなくなって、たくさんの役人をつれて、二人のずるがしこいさぎ師の仕事場に向かいました。つれていった役人の中には、前に布を見に行った二人もふくまれていました。

 さぎ師の仕事場につくと、二人はいっしょうけんめいに働いているふりをしていました。糸を一本も使わないで、まじめに仕事をしているふりをしていました。
「さぁどうです、王さまにぴったりな、たいそうりっぱな布でしょう?」
 前に来たことのある二人の役人がみんなに向かって言いました。
「王さま、王さまならこの布の色合い、柄《がら》をお気にめしますでしょう?」
 そして、二人はからのはた織り機をゆびさしました。二人は他のみんなには布が見えると思っていたからです。

 でも……
「なんだこれは? 何もないじゃないか。」と、王さまは思いました。
 王さまは自分がバカかもしれないと思うと、だんだんこわくなってきました。また、王さまにふさわしくないかと考えると、おそろしくもなってきました。王さまのいちばんおそれていたことでした。王さまが王さまでなくなるなんて、たえられなかったのです。

 だから、王さまはさぎ師たちを見て言いました。
「まさしくそうであるな。この布がすばらしいのは、わたしもみとめるところであるぞ。」王さまはまんぞくそうにうなずいて、からっぽのはた織り機に目を向けました。何も見えないということを知られたくなかったので、からっぽでも、布があるかのように王さまは見つめました。同じように、王さまがつれてきた役人たちも見つめました。王さまが見ているよりももっと見ようとしました。でもやっぱり、何も見えてはいませんでした。

「これは美しい、美しい。」
 役人たちは口々に言いました。
「王さま、この布で作ったりっぱな服を、ちかぢか行われる行進パレードのときにおめしになってはどうでしょう。」

 と、誰かが王さまに言いました。そのあと、みんなが「これは王さまにふさわしい美しさだ!」とほめるものですから、王さまも役人たちもうれしくなって、大さんせいでした。そして王さまは、二人のさぎ師を『王国とくべつはた織り士』と呼ばせることにしました。

 パレードの行われる前日の晩のこと、さぎ師たちは働いているように見せかけようと、十六本ものロウソクをともしていました。人々は家の外からそのようすを見て、王さまの新しい服を仕上げるのにいそがしいんだ、と思わずにはいられませんでした。さぎ師はまず布をはた織り機からはずすふりをしました。そしてハサミで切るまねをして、糸のない針でぬい、服を完成《かんせい》させました。

「たった今、王さまの新しい服ができあがったぞ!」
 王さまと大臣全員が大広間に集まりました。さぎ師はあたかも手の中に服があるように、両手を挙げてひとつひとつ見せびらかせました。

「まずズボンです!」
「そして上着に!」
「最後にマントです!」
 さぎ師は言葉をまくしたてました。
「これらの服はクモの巣と同じくらいかるくできあがっております。何も身につけていないように感じる方もおられるでしょうが、それがこの服がとくべつで、かちがあるといういわれなのです。」

「まさしくその通りだ!」大臣はみんな声をそろえました。でもみんな何も見えませんでした。もともとそこには何もないんですから。
「どうか王さま、ただいまおめしになっている服をおぬぎになって下さいませんか?」
 さぎ師は言いました。

「よろしければ、大きなかがみの前で王さまのお着がえをお手伝いしたいのです。」
 王さまはさっそく服をぬぎました。二人のさぎ師はあれやこれやと新しい服を着つけるふりをしました。着つけおわると、王さまはあちこちからかがみにうつる自分を見ました。

「何と美しい! ……よくおにあいです!」
 その場にいただれもがそう言いました。
「この世のものとは思えなく美しい柄、言いあらわしようのない色合い、すばらしい、りっぱな服だ!」と、みんなほめたたえるのでした。
 そのとき、パレードの進行役がやって来て、王さまに言いました。「行進パレードに使うてんがい(王さませんようの大きな日がさ)が準備《じゅんび》できました。かつぐ者たちも外でいまやいまやと待っております。」

「うむ、わたしもしたくは終わったぞ。」と、王さまは進行役に答えました。「どうだ、この服はわたしににあってるかね?」
 王さまはかがみの前でくるっと回ってみせました。なぜなら王さまは自分の服に見とれているふりをしなければならなかったのですから。
 お付きのめしつかいはありもしない服のすそを持たなければなりませんでした。地面に両手をのばして、何かをかかえているようなふりをしました。やはりめしつかいも何も見えていないことを知られたくなかったので、すそを持ち上げているようなまねをしているのでした。

 王さまはきらびやかなてんがいの下、どうどうと行進していました。人々は通りやまどから王さまを見ていて、みんなこんなふうにさけんでいました。「ひゃぁ、新しい王さまの服はなんてめずらしいんでしょう! それにあの長いすそと言ったら! 本当によくおにあいだこと!」

 だれも自分が見えないと言うことを気づかれないようにしていました。自分は今の仕事にふさわしくないだとか、バカだとかいうことを知られたくなかったのです。ですから、今までこれほどひょうばんのいい服はありませんでした。

「でも、王さま、はだかだよ。」
 とつぜん、小さな子どもが王さまに向かって言いました。
「王さま、はだかだよ。」
「……なんてこった! ちょっと聞いておくれ、むじゃきな子どもの言うことなんだ。」
 横にいたそのこの父親が、子どもの言うことを聞いてさけびました。そして人づたいに子どもの言った言葉がどんどん、ひそひそとつたわっていきました。
「王さまははだかだぞ!」

 ついに一人残らず、こうさけぶようになってしまいました。王さまは大弱りでした。王さまだってみんなの言うことが正しいと思ったからです。でも、「いまさら行進パレードをやめるわけにはいかない。」と思ったので、そのまま、今まで以上にもったいぶって歩きました。めしつかいはしかたなく、ありもしないすそを持ちつづけて王さまのあとを歩いていきましたとさ。
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 引用以上(青空文庫より)

 さて、長々と引用した人類の至宝、最高傑作である「裸の王様」の意味を深く深く知ってから世間を見直すと、ほら見えてくる。
 「みんな裸じゃないか! 素っ裸だ! ……本人は着飾って歩いてるつもりなんだけど……」

  https://news.yahoo.co.jp/articles/10f8685b780b4aa72fc57653b3837d5e85365827

 ‎4月25日に迫ったアカデミー賞の発表だが、中国では異常なほど盛り上がっていない。 その背景には、本来なら中国で最大の注目作になるはずだった‎‎クロエ・ジャオ‎‎監督の『‎‎ノマドランド‎‎』に関する投稿が、中国最大のソーシャルメディアプラットフォーム「微博(ウェイボー)」から締め出されている事情がある。

  2月に発表された第78回ゴールデン・グローブ賞では、この作品が映画部門の作品賞を、監督のジャオが監督賞を獲得した。 その後、ノマドランドの中国語タイトルである『无依之地』から生まれたハッシュタグは、9000万回近い閲覧数を記録した。

  ジャオ(中国語名は趙)は北京生まれで、同賞を受賞した初のアジア系女性となった。 その快挙は、全国民の勝利として中国で祝福されていた。 だが、その1週間後に発掘された8年前のインタビューのなかで、中国に対して批判的ともとれる発言をしていたことから、ジャオは突如として中国社会の大敵になった。

  中国版ツイッターとも言える微博では、ノマドランドのハッシュタグが消えた。 1カ月あたりの‎‎アクティブ‎‎ユーザー数が5億人を超える微博サイトを検索しても、なんの結果も表示されない。 ハッシュタグのない投稿は散在しているが、フォロワーなどからの反応はほとんどない。

■「いたるところに嘘がある場所」

  現在は39歳でアメリカに住むジャオは、15歳のときにロンドンの寄宿学校で学ぶために移住し、ロンドンの高校を卒業。 その後、米マサチューセッツ州の大学で学んだ。 問題になった2013年のインタビュー(現在はウェブアーカイブでのみ閲覧可能)は、ニューヨークの雑誌「フィルムメーカー」によるもので、ジャオはそのなかで、中国を「いたるところに嘘がある場所」と形容している。

 「絶対に逃げ出せないような感じがした。 わたしが若いころに得た情報の多くは、真実ではなかった。 だから、わたしは家族や自分のバックグラウンドに対して、とても反抗的になった」とジャオは話している。

「突然のようにイギリスへ行って、自分の歴史を学びなおした」 ジャオの発言は、中国に対する侮辱とみなされた。 それまではジャオの才能をめぐって行われていた議論はすぐに、彼女の市民権についてや、母国に対する誇りと忠誠心の欠如をめぐるものに変わった。 ゴールデン・グローブ賞での快挙を報じ続けていたメディアは批判的なコメントであふれ、なかにはジャオを「裏表がある」と評するものもあった。‎
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 「ノマランド」がアカデミー賞、監督賞など三賞を受賞した。
  「ノマドランド」ジャオ監督、アジア系女性初のオスカー監督賞に輝く
https://www.sanspo.com/geino/news/20210426/geo21042613200016-n1.html

ああ、「中国には至るところにウソがある」と本当のことを言ってしまったジャオ監督は、中国という史上最大の虚構体制から総スカンを食った。
 中国ではウソをつかなければ、生きてゆくことさえできない。
 「王様は裸だ!」と言ってしまったジャオは、二度と生まれ故郷に還ることさえできないかもしれない。

 習近平という王様は、誰もがひれ伏す素晴らしい衣装を身につけている。大衆は、歓喜の声で習を迎えるが、真実しか見えない子供の純粋な魂には、裸にしか見えない。
 「習近平は裸だ!」
 と言ってしまった少女に、何が起きたのだろう?
 https://www.huffingtonpost.jp/entry/dong_jp_5e0fd6cfc5b6b5a713ba4aa1

 何もかもがウソでできた、史上最悪の虚構国家、それが中国であり、中国を支配している中国共産党の真実だ。本当に、何もかもがウソだ。
 もう、日本では欺される人も少なくなったが、情報の少ない海外では、中国の提供する賄賂や虚言に欺されている人も、まだまだいる。
 中国共産党の虚構が崩壊しないかぎり、人類全体の解放も進まないにちがいない。

 翻って、日本には「裸の王様」がいないのか?

 虚構、ウソの権威で身を飾っている人々に、共通するものがある。
 それは、根拠のない、必然性のない行事を行うとき、必ず「先例に倣う」ことだ。
 古今東西、すべての王朝、権力は、必ず「先例主義」に則って政治を司る。
 それは、根拠の存在しない、合理性、必然性の存在しない虚構を維持する基本である。

 それを維持すべき理由がないから「先例」を持ち出すしかない。多くの人々は、「これまで続いてきたのだから」という、それだけで説得される。
 逆にいえば、先例主義しか続ける理由を持ち出せない、すべてのシステムが虚構にすぎない、ウソの世界なのだ。いわば「裸の王様」の屁理屈といってよい。

 日本社会で、もっともたくさんの先例を持ち出す場所はどこか? いや、先例だけで維持されている制度は何か?
 それは天皇制である。天皇制には合理的根拠がない。先例主義しかないのだ。
 天皇を「特別な人」と思い込まされている人々は無数にいる。あるいは、日本人の半数を超えるかもしれない。だが、天皇は超人でもなければ、超能力者でもなければ、神でもない。どこまでいっても「タダの人」にすぎないのだ。

 天皇こそ、日本最大の「裸の王様」なのだ。
 素晴らしい衣装が見えるのは、天皇を特別な人と信じ込まされている人たちだけだ。天皇制に何一つ利益を受けていない我々には「タダの人」にしか見えない。

 天皇制の未来 2020年04月26日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1103.html

 天皇誕生日に、天皇制について 2018年12月23日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-589.html

 正直、天皇を「タダの人だ」と書いたせいで、これまで三回ほど命の危険に見舞われた。家を焼いてやると脅迫も受けた。
 まあ、私も間質性肺炎でなく、まだ余生がたっぷりあれば書かないかもしれない。
 だが、最近は、30年前と比べると、右翼でも、強硬な同調圧力をかけてくる者も少なくなった。でも、まだみんな、上のようなことを書けば、自分や家族に危害が及ぶのではないかと怖がって、なかなか書く者がいない。

 まあ、家族もいないし、財産もない、命の瀬戸際の修羅場をたくさん経験した私が書くしかないのだろう。
 
 

新型コロナ禍、ワクチンも消毒もまるで効果を上げていない

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  「地球の記録」より転載
 https://earthreview.net/

 米CDC有害事象報告システム(VAERS)。4月16日までのワクチン接種後の有害事象報告数は8万6080件。死亡例は3186件と前週より大幅に増加
 https://earthreview.net/3186-deaths-86080-other-injuries-reported-0416/

 「消毒神話」の死 : 米CDCの公式文書に「物の表面を介して新型コロナウイルスが感染する確率は 10000分の1未満」と記載されていることを確認
 https://earthreview.net/another-corona-infection-myth-dies/

 ワクチン総接種回数が9億回に達する中、再び世界の新型コロナウイルス感染者数が過去最高を更新
 https://earthreview.net/coronavirus-cases-all-time-high-again-0419/

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以上の報告が真実ならば、日本における対策当局の新型コロナウイルスに対する考え方が、根本から間違っていることを意味している。
 すでに、これらのことは、ブログに何回も書いた。

 新型コロナ禍の恐ろしい行く末 2021年01月26日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1385.html

 現在の対策当局の基本方針は、
① スプレッダーの疎外、隔離ではなく、「大衆の感染機会の抑制」をメインにした「ソーシャルディスタンス=距離を取る」を対策の柱に据えた。
② ワクチンの普及……これで、すべての感染が抑制され、解決できると幻想を与えた。
③ 消毒の徹底……これで、浮遊したり付着したウイルスが死滅すると人々に信じさせた。

 だが、「PCR検査を積極的に行わない」本質的な間違いから、一番大切な「スプレッダー感染者の隔離」が極めて劣っている。
 これには理由があった。自民党政権が「オリンピックを成功させる」ことを大前提に、もしもPCR検査で大量の健康保菌者が発見されたなら、オリンピック開催が不可能になると怖れて、意図的に、PCR検査によるスプレッダーあぶり出しを抑制し、感染状況を隠蔽しようとしたのだ。

 「スーパースプレッダー」の放置が圧倒的に感染機会を拡大していることは世界の常識だが、管政権は、「日本の感染者はタカが知れている」というウソを守りたいために、徹底的に検査を抑制し、病床まで削減し、「オリンピック可能」という世論形成を演出しようとしたのだが、これが最悪の結果を招いている。
 クラスター発生地域では、PCR検査のローラー作戦を実施し、スプレッダーを隔離していれば、現在のような状況は生まれず、台湾のようになっていたはずだ。

 自民党政権は、安倍晋三時代から「やってる感政策」を最大に重視していて、「やってるフリ」だけで批判を切り抜けようとしてきた。
 「安倍のマスク」がその典型だが、消毒や「出歩き禁止策」も同じだ。
 冒頭の報告は、それが無意味になっていることを端的に示している。これも「やってる感」にすぎなかったのだ。

 私は、感染防護で何よりも大切なのは、ワクチンではなく、免疫力増強であると指摘してきた。人の少ない野山を汗をかいて歩き回り、日光を浴びて体内にビタミンDを蓄積することが、最大の感染防御だと繰り返してきた。
 ところが、政府や行政は、逆の方策をとって、公園から人々を追い出してきた。桜見物の散歩さえ妨害した。つまり、免疫力を増強させるための体力維持を放棄させてきたのだ。
 これでは、感染が拡大するに決まっている。

 極度に変異特性の高いRNAウイルスに対して、ワクチンがたかのしれた効果しか持たないことも常識である。変異を繰り返せば、最初からワクチンを設計しなおさなければ効果が持続できない。ワクチン専門家は、今年、最終的にワクチンの効果が持続するのは、接種者の3割程度と予測している。
 大切なのは「交叉免疫」であって、むしろ、多数の微小感染を繰り返すことで、あらゆるパターンのウイルス防御の共有が可能になる。免疫をもたらすのは、特定されたウイルスだけとは限らないからだ。

 このウイルスは「空気感染」を行う性質があると明らかにされた。
 https://www.clinicfor.life/articles/covid-048/#:~:text=7%E6%9C%889%E6%97%A5%E3%81%AB,%E3%82%92%E6%8C%87%E6%91%98%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

 つまり、スプレッダーが、あらゆる生活の局面で大量のウイルスを大気に放出していて、我々は、大気経由で絶えず微小感染を繰り返し、自分の免疫力で防御していることが実態なのだ。避けようと思っても、大気にウイルスが漂っている状態なのだ。
 これは、同じように空気感染力の強かったスペイン風邪が、人的接触のほとんどない、エスキモーやヒマラヤ未開民族、離島にまで感染を拡大したことからも分かる。

 空気感染が世界規模で起きているとすれば、消毒やワクチンよりも、何よりも健全な免疫力を確保することだけが感染を防ぐ唯一の対策のはずだ。
 人間は、ごくわずかのウイルス侵入を、免疫力で撃退することができる。しかし、ウイルス濃度が高まれば、感染を引き起こすことになる。だから、マスクは必需品だが、消毒は、ウイルス濃度の高い排泄物を別にして、ドアノブやテーブル程度は、強く警戒する必要はなかった。
 むしろ、花粉メガネのような目の防護の方が意味がある。

 免疫が活性化されていれば、人は、どんどん交叉免疫を蓄積してゆく。スペイン風邪が全世界に拡大し、全人類が感染したと思われたが、死亡したのは1割、無症状が7割以上いて、彼らは感染の自覚さえなかった。
 新型コロナ禍も同じような状況だろう。

 日本でも、これほどの行政の不作為、無策が続いている以上、全員感染が避けられないと私は思うが、しかし、重篤な発症を見せるのは1割程度、大半は無症状で交叉免疫で切り抜けて、抗体も確認できない可能性がある。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1405.html

 何度も書くが、新型コロナ禍に対する本当の対策は、野山を歩いて汗をかき、日光を浴び、ビタミンDを蓄積することである。
 マスクはした方がよいが、消毒はトイレ以外は気にしなくてもよいかもしれない。
 安倍・菅政権が野放しにしているスーパースプレッダーに近寄らないことは最も大切で、このためにはPCR検査ローラー作戦による、彼らの隔離しかない。
 日本政府、自民党政権が、オリンピック開催のための感染隠蔽を続けている以上、事態の悪化は避けられない。何をやっても無駄なことだ。

 この先何が起きるかといえば、全国民感染に至り、とりわけ子供たちへの感染が拡大する。そして変異ウイルスの多重感染から、特異的な猛毒ウイルスが登場する可能性がある。致死率と感染率が異常に高いものだ。
 これで死者が激増し、ここで初めてPCRローラー作戦が行われるだろうが、すでに遅い。

 日本国民の多くが、愚かな自民党政権を選択したのだから、これは因果応報だろう。
 年内にも、猛毒ウイルスの伝播拡大が起きる疑いがあるが、来年になれば、低毒化変異が起きて、自然収束に至る可能性もあると考える。

 やるべきことは、今すぐ、抑制している野山、公園を解放し、人々が汗をかいて免疫力を上げることしかない。
 次にPCRローラー作戦で、スーパースプレッダーの隔離を行う。もう遅いのだが……やらないよりマシだろう。

 
 
 

電通と麻薬密売

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  電通は、1901年、光永星郎によって「日本広告」という名で、広告斡旋企業として発足し、1907年「日本電報通信社=電通」として、メディア向け情報通信業務に変わった。
 やがて第一次世界大戦の報道で名を上げ、1932年、日本軍が、情報宣伝、統制の戦略的重要性に気づいて、満州における通信と情報管理のための国策会社である「満州国通信社」として、里見甫を主筆として出発している。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E9%80%9A
 (電通の麻薬密売にかかわる負の歴史は、昭和通商とともに完全にウィキから削除されている。里見甫と岸信介の麻薬関連情報は、今では探すのも困難なほどだ)

 電通の国策会社としての任務は、日本軍が大陸で軍資金を調達するための組織であり、当時、上海麻薬王と謳われた里見甫をトップに据えて、満州・朝鮮で、大規模な麻薬・武器の密売を通じて得られた利益を日本軍に上納した。

 当初は、品質の良い中東アヘンを輸入して売りさばいていたが、天才的麻薬技術者である二反長音蔵の協力により、満州・朝鮮北部でもアヘン生産が大規模に行われるようになり、これを精製してヘロインを製造するための工場が、北京通州に作られた。
 後に、この工場は、同じ麻薬密売組織である青幇(蒋介石)によって襲撃され、残虐な皆殺し被害に遭っている。この事件が南京大虐殺の発端となった。

 このヘロイン密売を行った組織は、電通傘下の「宏済善堂」であり、これは「里見機関」の一部でもあった。岸信介の経営する「昭和通商」も麻薬密売に加わった。

 なお、敗戦後、里見甫がA級戦犯として逮捕されてから、不可解に釈放された理由も、岸信介が、麻薬密売利益を米軍と取引して、巨額の密売資金と交換に岸信介・里見甫・児玉誉士夫・笹川良一・正力松太郎らとともに、死刑確実なA級戦犯として逮捕された麻薬密売グループ全員を解放させたといわれている。

 里見甫が電通を通じて、世界の流通量の90%を超えるヘロインの密売を始めたのは、1915年、星製薬が台湾から粗製モルヒネを後藤新平の助力によって輸入し、モルヒネ・ヘロインの精製を開始してからだが、大日本製薬、三共、武田薬品工業も追従し、それらは、里見甫の支配する電通・里見機関によって大陸で売りさばかれ、日本軍の武器調達資金になった。
 実際問題、この密売資金がなければ、戦前の巨大な海軍力はありえなかった。
 (星新一著・「人民は弱し、官吏は強し」に詳しく描かれている)
 https://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E6%B0%91%E3%81%AF%E5%BC%B1%E3%81%97-%E5%AE%98%E5%90%8F%E3%81%AF%E5%BC%B7%E3%81%97-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%98%9F-%E6%96%B0%E4%B8%80/dp/4101098166

  植民地時代の日本の麻薬政策  小森榮弁護士(1950-2019)のブログから
 https://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/17_colonial_morphine.html

太平洋戦争における日本の戦費は(現在価値に換算して)4400兆円、貧しかった戦前の日本は、どこから、この金を持ってきたの? 2020年12月08日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1335.html

 麻薬王 岸信介 2020年11月18日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1314.html

 以下の「アヘン帝国」は、非常に優れた内容だが、この著者は、星製薬が1915年からモルヒネ・ヘロインの製造を行って日本軍部の秘密機関である、里見機関や昭和通商が、アヘンではなく、モルヒネ・ヘロインを主体に大陸で軍資金調達のための密売を行ったことに、あまり気づいていない。
 http://asait.world.coocan.jp/kuiper_belt/section4E/kuiper_section4E.htm

 実は、私も、1900年代初頭における台湾のアヘン統制密売の主役だった後藤新平の時代、中東アヘンが売りさばかれていたことは知っていたが、その後、二反長音蔵という天才技術者が現れて、満州でアヘンが栽培され、ヘロイン精製にまで進み、日本軍の戦争を支えるだけの巨額の利益を得たことは、昨年末までよく理解していなかった。
 ヘロインは、アヘンの数十倍の利益を生み出す「打ち出の小槌」だったのだ。

 上のリンクのなかに書かれた、現在価値にして4400兆円という太平洋戦争軍費が、どこからひねり出されたのか、探ってゆくと、里見甫や岸信介に行き着くしかなかったのだ。それも、当時の全世界麻薬流通量の、おそらく95%を超える可能性があり、信じられないほど大量の麻薬を、日本が世界に売りさばいていたのだ。

 戦後、日本では麻薬取り締まりが非常に苛酷な国として知られ、現在ではアメリカの多くの州政府が大麻を解禁しているのに、日本では、芸能人が連日、大麻魔女狩りの犠牲となっている。
 https://toyokeizai.net/articles/-/387609

 だが、この麻薬に対する厳しさは、実は、麻薬の危険性を認識したからではなく、戦前の日本の凄まじい麻薬密売を隠蔽する目的であった可能性が強い。
 「これだけ厳しい麻薬取り締まりを行っている日本政府が、世界の9割以上の麻薬を密売していたわけがない」と、人々に思い込ませるためなのだ。
 こうした大麻・麻薬に対する国民的アレルギーを作り出してきた、自民党宣伝部の主体も電通である。

 今回は、麻薬密売組織であった電通が、戦後自民党政権のなかで、どのような役割を果たすようになったのかについて調べたい。

 電通は日本のメディアを支配しているのか? 2016-05-15 内田樹
  http://blog.tatsuru.com/2016/05/15_0947.html

 http://www.inaglobal.fr/television/article/le-publicitaire-dentsu-tire-t-il-les-ficelles-des-medias-japonais-9000

 電通は世界第五位のコミュニケーショングループで、日本の広告市場の過半を握っている。日本のメディアの自由に、とりわけ原子力産業について語る場合のメディアの自由に、強い影響力を行使している。

 参院選の夜、型破りの反原発候補者であった元俳優の山本太郎はどこの政党の支持も受けず、ツイッターで選挙運動を展開してきたが、東京の参院議席を獲得した。
 メディアの検閲を受けながら、この熱情的な若い候補者は原発と並んでメディアに対しても激しい批判を向けていた。メディアは「広告代理店の支配下にあり、それゆえ電力会社に買収されている」「原発に関するすべての情報をシステマティックに検閲している」と彼は主張したのである。

 あるテレビ局が彼に放送の最後に発言機会を与えたが、まずスタジオにいるジャーナリストに業界擁護の弁明をさせた。画面では、若い参院議員は返答のために1分弱の時間しか与えられなかった。
 「僕は簡単な例を挙げます。これから食糧はキロ当たり100ベクレルまで含有することができる。それは食事を摂るだけで被曝するということを意味しています。しかし、このことをテレビは放送していない」
 そこまで言ったところで山本は発言を遮られた。番組終了のジングルが鳴り、スタジオの司会者は嘲笑しながら番組の終了を告げた。

 広告は文字通り日本全土を覆い尽くしている。列車の中も駅構内もポスターが所狭しと貼られ、スクリーンが並んでいる。ビルの上には巨大な看板が立ち、車には巨大なポスターが貼り付けられ、街路にはコマーシャルソングが響き渡っている。
 小便器の上に広告のスクリーンがあるレストランさえある。この広告の帝国においてメディアも例外ではいられない。新聞雑誌は、フランスと同じく、相当の頁数を広告に割いているが、それ以上なのがテレビである。

 放送はスポンサーの告知から始まり、以後、五分おきに短時間のスポット広告が、それも同一スポンサーの広告が番組を中断する。
考える時間などない。ほとんどのテレビ局はパチンコ業界のようなプログラムを提供している。目障りな色彩、絶えざる騒音、中学生なみの俗悪な笑い。

 このテレビという曲馬館のような騒ぎにおいて、広告は世界的な巨人、電通によってコントロールされている。電通は世界第五位のグループ企業であり、広告業界トップの代理店である。

 日本における第二位の会社であるライバル博報堂と共に、二社は「電博」と呼ばれ、広告、PR,メディアの監視を集中的に行い、国内外の大企業・自治体、政党あるいは政府のための危機管理を担当し、マーケットの70%を占有している。この広告帝国が日本のメディアの論調を決定していると批判する人々がいる。

 電通の重要性を表わす数値を掲げる。2015年において、グループは70億ユーロの売り上げを達成した。これは同時期のFrançais Publicis の売り上げ96億ユーロに続く数字である。ビジネスの中心はテレビ広告。どれもいずれ劣らず突飛なものである。例えば電通は10年前にSoftbankの「白戸家」シリーズを始めた。このCMでは父親が犬で、長男がアメリカの黒人俳優で、家政婦がトミー・リー・ジョーンズである。

 2013年、グループは英国のAegis を37億ユーロで買収し、ロンドンに電通Aegisネットワークを立ち上げて、国際的な企業に拡大した。この国際的なネットワークは世界140カ国に拡がる10社ほどの広告代理店を擁し、デジタル・マーケティングを中心に、盛んな活動を展開している。
 国際市場で存在感を示し、その売り上げはグループの半分以上(2015年で54.3%)に及ぶ。電通の社員は世界で47000人、日本に7000人いる。

 汐留のビジネス街、日本テレビ、フジテレビ、朝日新聞に隣接して電通タワーがあり、その偉容は辺りを圧している。デザインはフランスの建築家ジャン・ヌーヴェル、軽やかな曲線とガラスの仕切り壁にはいかなる突起物もない。
 建物の中では、グループの広報部長河南周作が満面の笑みで私たちを迎えてくれる。一階はオノ・ヨーコの白いチェスボードをはじめとする現代美術作品が並べられている。そこからエレベーターで社員たちは違う階のそれぞれの部署に向かう。グループはそれぞれの業界のトップ5を顧客に持っている。

「それぞれの業界で競合する会社のために働く社員は決して交わらないようにされております」と河南は私たちに保証してくれた。電通は見たところ透明である。だが、そのイメージはそれほどに滑らかなものだろうか。

 2012年に出版されたある本の中で、本間龍は電通の装飾の裏側についてある程度のことを書いた。電通がその上得意の一つである東京電力のためにメディアをきびしく統制していることである。本間は広告代理店のハーレムの外側にいる人間ではない。彼は18年間業界二位の博報堂で働いていた。
 詐欺罪で1年の禁固刑を受けた後、彼は作家生活に身を投じ、最初にまず自身の監獄体験を書き、次に彼が広告業界で過ごした日々について書いた。彼がメディアを丸め込むために用いたさまざまな方法について。2012年、彼の著書『電通と原発報道』はほとんどのメディアが黙殺したにもかかわらず、数ヶ月の間ベストセラーとなった。

 本間は著書で無視することのできない媒介者である電通がメディアに対して、原発について書いてよいことと書いていけないこと、どういう条件の場合にそうなるかを暗黙裏に指示するメカニズムを仔細に記述した。
「電通は特別な地位を占めています。日本における原子力広告市場の80%を占有しているからです。」本間龍氏は上野駅の喫茶店で行われたインタビューで私たちにそう指摘した。

 2012年、広告市場において、地域企業である東電は広告費については10位に過ぎず、三菱重工業より下位にいた。その知、福島原発事故の直前に、東電は200万ユーロ以上を広告に投じた。10社ある地域の電力会社の広告費総額は700万ユーロに達した。

 この数十年、とりわけいくつも事故が続いて原子力に対する疑念が高まってきた1990年以降、東電と他の電力会社は広告スポットとジャーナリズムへの広告記事を増大させていった。
 テレビでは、この広告出稿はそれだけであらゆる批判を封じることができる。大企業はトークショーや1クール丸ごとのシリーズをしばしば提供する。自己検閲は一般に行われており、これに異議を唱えることは事実上不可能となっている。

 しばしばドキュメンタリー番組が電力会社の連合組織であり、原子力ロビーの中心的なアクターである電事連によって製作され、原発事業の利点を宣伝する。
原発反対の声はなかなか聞き届けられない。それをすれば貴重なスポンサーを失う怖れがあるからである。福島の事故後、山本太郎はその犠牲にされた。彼はタレントとしてそれまでスタジオにレギュラー出演していたが、反原発の立場を明らかにしたために、いきなりテレビ界そして映画界においてさえ、「ペルソナ・ノン・グラータ」(好ましからざる人物)に認定された。

 今に始まったことではない。ずっと以前から、広瀬隆や小出裕章のような反原発運動の中心人物たち、ベストセラー作家は事実上テレビスタジオに登場することがなかった。福島の事故以後も。

 本間が告発するこの「メディア支配」は原発にのみかかわるものではない。彼の著書では、トヨタのアクセルペダルの不良についてのリコール事件についても言及している。事件が日本のメディアで報道されるのは、トヨタの社長がアメリカ議会で謝罪した後のことである。
 「広告代理店が彼らのクライアントの企業イメージに傷がつかないように報道を抑えていたことが確かだ。しかし、スキャンダルがあまりにも大きく、海外でも報じられたので、日本のメディアはやむなくこれを報道することになったのである。」
 と本間は語る。

 テレビ朝日の『報道ステーション』は質の高い報道番組で、しばしば政府批判を行っているが、これを除くと、テレビのニュース番組はどれも凡庸なもので、雑報的なものを前面に報道し、特定の企業の評判にかかわるような主題はまれにしか扱わず、政府発表をそのまま留保なしに中継し、国際ニュースは日本人の在外国民がかかわる場合にしか報道しない。

 これらの民間のメディアの中にあって、NHKだけが受信者から直接受信料を徴収することで、この広告帝国の支配を免れており、独立性を誇っている。だが、残念ながら、NHKの状況はさらに劣悪である。会長籾井勝人はNHKは安倍政権のスポークスマンであるべきだと何の遠慮もなく繰り返し断言している。

 200人の退職者を前にした最近の宣言の中で、籾井はNHKの記者たちに九州での地震については当局からの確かな公式発表と地震が列島南部のみを伝えることで満足するように、また列島南部で稼働中の原発に地震が与えるリスクについては独立的な専門家の意見には耳を貸さないように厳命した。

 電通は共同通信、時事通信というふたつの通信社と特別な関係を持っている。いずれも電通の歴史的な株主であり、それには理由がある。この三つの会社は戦前は同一の企業体を形成していたのである。
 新聞報道はテレビに比べると統制がむずかしい。この点においては電通は広告出稿しかできないが、ある種のアフターサービスを提供している。メディアの監視、危機管理コンサルティング、広告サービスを経由しての新聞への間接的な圧力の行使である。

 フランスでは企業グループによる出版社の買収は企業からメディアへ直接的な圧力のリスクがかかることを意味しているが、日本では、圧力の行使は広告代理店を経由して行われている。広告代理店がメディアに対する企業サイドの「大使」の役割を演じているからである。
「どういうようにそれが行われているか、私は熟知しています」と本間は言う。

 「私は博報堂にいたとき、まさにそのような仕事をしていたからです。工場や発電所で何かトラブルが起きる。メディアがそれについて報道すると、電通がただちに介入してきます。そして、問題になっている新聞の営業部門を訪れます。」
別に声を荒立てるわけではない。ことは「日本的」に行われる。「ただ、この件についての報道をもう少し抑制してくれないかとお願いする。記事にしないか、あるいは読者の少ない夕刊に記事を掲載してくれないか、と」。新聞の営業部門はそのメッセージを編集部門に伝える。

 記者たちはそのプロセスについては何も知らない。翌日になって続報はさらに小さな扱いになるか、まったく報道されなくなる。その場合には紙面に余裕がなかったという理由が用いられる。
しかし、疑惑は無数にある。本間によれば、彼の著書の出版の後、多くの記者たちが彼のところに取材に来て、検閲の事例について確認を求めた。

「少なくとも私が知っている例が一つあります。それはある自動車メーカーが三大日刊紙の一つである毎日新聞に対して検閲を成功させたことです」と彼は言う。原発に関しては、検閲はさらに広がり、週刊誌や地方紙にまで及んでいる。
福島の原発事故以来、広告は停止している。

 しかし、電通にとってはこれは新しいビジネスチャンスの到来を意味していた。福島県産の農作物のプロモーションである。テレビ広告、新聞広告、駅貼りポスターなどなど。2011年以来、有名歌手の参加を得て、福島県は県産の桃や米やトマトについて「福島のプライド」「福島は元気だ」といったプロモーションに対する出費を惜しまなかった。

 こういったことのすべてには電通と電通PR(電通のPR担当子会社)という日本第一位の広告代理店が関与している。「電通PRは経産省の仕事もしている」と電通PRの広報部長の藤井京子は私たちに説明した。
「私たちは海外のジャーナリストたち、タイとマレーシアのジャーナリストたちのために、被災地が被害からすでに立ち直っていることを示すために、東北地方への無料訪問を企画しました。」それは周辺の放射能を忘れさせるためでもあった。

 電通はまた原発広告においても、東電のためにまた強力な経産省と自民党の傍らにあって特異な地位を占めてきた。この二つも電通の広告のクライアントである。
このような状況において、電通が「原子力ムラ」の立場に与していると考えることは可能だろうか。
 この問いに私たちを電通タワーの上層階にある彼のオフィスに迎えた河南周作氏は「われわれはメディアに対する影響力を持ちませんし、政治にも関与しません」と即答した。

 しかし、私たちがではなぜ電通は日本の電気会社やEDF(フランス電力)と並んで原子力ロビーの中心組織である日本原子力産業協会のメンバーであるのかと問うと、河南周作氏はより用心深くなった。「そのような団体のことは存じませんが、それは確かなのですか」と彼は困惑した様子で答えてからスマートフォンを手にした。

 「ああ、そうですか。私たちはメンバーです。けれども、私たちはさまざまな協会のメンバーになっております。誰かを会議に出席させてくれと言って来る。誰かが言ってサインする。それだけのことです。」
 ややあってから、彼は「私たちは木材製造協会の会員でもあります」と付け加えた。明らかに彼自身自分の説明に説得力がないと感じていたらしく、他の理屈を見つけ出した。「ご覧なさい、博報堂も会員です!」と彼は突然声を上げた。原子力ロビーに関与しているのが電通だけではないことを知って彼はほっとしたようだった。

 本間龍によれば、これは原発促進活動の再開の徴である。「博報堂は二年前から日本原子力産業協会の主要メンバーです」と言いつつ、彼は福島の事故後に博報堂がこのような関心を示したことに驚いていた。明らかに、何十年にもわたって原発広告という「金鉱」から遠ざけられていた博報堂は、福島事故の後に強化されるはずの原発促進広告という「ケーキの分け前」にありつこうとしているのである。

 原発促進広告は2011年の3月11日の事故以来完全に消えている。東電によるテレビと新聞を使った謝罪広告のあと、原発の開発事業者と建設事業者たちは広告には消極的であり、5年間原発についての広告は一つの配信されていない。
だが、原発再稼働がいくつかも法廷で争われ、高浜原発のように稼働停止判決が下され、国民の多くが原発再稼働に逡巡しているうちに、原発促進の賭け金はどんどん吊り上がっていった。2015年の原発再稼働の後、2016年は原発広告のひそやかな再稼働の年となった。

 広告はまず原発が設置された地方の地方紙と地方テレビ局に登場した。本間龍氏は彼の最近の発見を誇らしげに見せてくれた。「2016年2月から、関西電力は福井新聞に何度か全面広告を打ちました。福井は高浜原発が再稼働してから一月後に稼働停止の仮処分を受けたところである。新潟日報と新潟の地方テレビ局では、東電の世界最大の原発柏崎刈羽原発再稼働のための広告が独特の文脈で登場した。

 現在の新潟県知事ははっきりとした反原発の立場にあり、再稼働一般に反対しているが、彼の任期が終わる年末に選挙がある。東電による原発広告の再開は新潟の市民たちの怒りに火を点けずにはいなかった。とくに福島からの避難民たちは広告の停止を求める請願を行った。
 これらの広告の伝えるメッセージはどれも同じであり、電通がその背後にいることを思わせる。電力会社は原発の安全性を保証するためにあらゆる手立てを尽くしていると約束し、その一方で、写真は原発労働者たちの姿を前面に押し出して、福井のような産業の乏しく、原発に依存している地域の雇用問題の琴線に触れてくる。

 本間龍氏によれば、これらの広告は氷山の一角に過ぎない。これらの広告は原子力に関するすべての広報と緊密な関係を持っている。これらの地方紙は原発反対派の発言についてはごくわずかな紙数しか割かない。
 先月公表された報道の自由度についての報告で「国境なき記者団」は日本を世界72位に格付けした。これはハンガリーやタンザニアよりも下位である。日本は6年前はこのランキングで世界11位であった。東京を訪れた国連の調査員もまた日本のジャーナリストたちが受けている圧力が、民間でもNHKでも、日々強まっていることについて警告を発した。

 問題になっているのは政府による圧力の強化である。これは特定秘密保護法の施行によって一層強まった。特定秘密のうちには原子力に関するものも含まれている。この規定の曖昧な法律は「秘密」情報を漏洩したジャーナリストを投獄すると恫喝している。
 この状況を象徴するように、三人のジャーナリスト、それぞれ硬骨で知られた人々がテレビのレギュラーを辞職するということが起きた。その中の一人『報道ステーション』のキャスターであった古舘伊知郎は、本間龍氏によれば、数年前から原発政策と安倍政権の政治に対する批判的な態度ゆえに、電通の標的になっていた。

 日本の巨大企業の特権大使である電通が、これから後も、日本で今起きているメディアに対する大がかりな締め付けにおいて負託された役割を演じ続けることには疑いの余地はない。
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 引用以上

 長すぎて申し訳なかったが、電通の自民党政治に関する役割を理解してもらうためには、内田樹氏の、この文章を転載するしかなかったのだ。
 かつて、麻薬密売組織、そして満州・朝鮮における情報統制機関としてCIAのような役割を担い、戦後は、米国CIAの手先機関として、国内の情報統制を担ってきた電通の正体を全国民に報せるためには、この百倍以上も、書き続けなければならない。
 電通の正体が、広く国民が知るようになれば、そのとき、日本は真の民主化に向かう。

ああ美浜原発3号機 40年超再稼働

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  今を去ること十数年前、反原発派の間では、日本で最初にメルトダウン事故を起こすとすれば、それは東京電力、福島第一原発1号機か、あるいは美浜原発3号機かと囁かれていた。
 いずれも、東電・関電のデタラメ運営と事故隠し、卑劣な情報操作に定評があったからだ。
 そして2011年3月、東日本大震災とともに、福島第一原発は巨大放射能事故を起こした。事情を知る反原発派の多くが顔を寄せ合って、「次は美浜3号機」と頷きあった。

 40年超の原発再稼働、同意へ 福井知事、月内にも判断 2021年4月23日
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/100030
 
福井県議会は23日の臨時議会で、運転開始から40年を超えた関西電力の美浜原発3号機(同県美浜町)と高浜原発1、2号機(同県高浜町)の再稼働を前提に、原子力政策の明確化などを国に求める意見書案を賛成多数で可決した。議会として容認した形。両町は既に同意しており、杉本達治知事は閉会後、報道陣に「確認すべき内容は煮詰まってきた」と発言。同意の方向で月内にも最終判断する見通しだ。

 再稼働すれば、東京電力福島第1原発事故後にできた「原則40年、最長で延長20年」のルール下で初となる。ただ長期運転の安全性への懸念は根強く、知事には丁寧な説明が求められそうだ。
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 引用以上

 そもそも原子力発電、とりわけ関西電力原発の大半が「加圧水型原子炉」=PWVだが、建設当初の設計寿命は、25年に設定されていた。それから、世界的に耐用年数を30年と設定する傾向が続いた。
 日本政府はフクイチ事故を受けて、どさくさ紛れに40年に延長してしまい、これが現在の耐用年数の法的根拠になっている。

 2012 年6月改定、「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」
 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=332AC0000000166

 関西電力では、ほとんどの原子炉が加圧水型だが、この炉型には、沸騰水型にはない特別な危険性が存在している。
 それは、構造上、原子炉一次冷却水に160気圧という圧力をかけて水を300度まで沸騰をさせないようにして熱交換器に送り込む。ここで二次冷却水に熱を移し、12気圧、180度で発電タービンにスチームを送り込むのだ。
 
 このとき、圧力容器にかかる160気圧という圧力は、蒸気機関車ボイラーの10倍で、もしも、圧力容器に、わずかな欠陥が生じていれば、莫大な放射能を含んだまま巨大爆発を起こす、地上最悪の超大型爆弾のようなものだ。
 問題は、圧力容器がどの程度、信頼できるかだ。

 実は、原子力発電の歴史は、まだ70年程度しかない未熟なもので、圧力容器の信頼性に関するデータは乏しく、内部に試験片を入れて調べながら、行き当たりばったりで運転するという超危険な運用が行われている。

 この圧力容器は厚さ数十センチの鍛造鋼材(低合金鋼)で、核分裂による中性子を絶えず浴びているので、鉄原子の一部が変質したり、中性子捕獲反応で、ニッケルやコバルトに変化してしまい、いわばスポンジのようなスカスカの鋼鉄に変わってゆく。

 このとき、「脆性破壊」という現象が起き始めるのだが、これは、最初は、よほどの低温でしか起きなかったものが、中性子によってガラスのように変質することで、徐々に、高い温度でも起きるようになる。
 つまり、圧力容器全体が、高い温度でも、まるでガラスのような脆い材質に変わってゆき、簡単なショックで破壊されるようになる。
 
 こうなると、何らかの事情で、ECCS(非常冷却装置)が作動して、冷たい水が原子炉に入ると、高温ガラスに冷水を浴びせたようにバリバリっと破壊され、超高圧で大爆発を起こしてしまう。

 このため、原子炉内に、圧力容器同等物質の試験片を置いて、「脆性破壊遷移温度」を調べ、運転温度で十分な強度が保たれているか、調べなければならないシステムだ。
 https://cnic.jp/424

 ところが、関西電力と原子力業界は、この脆性破壊温度予測式で、PWV寿命に都合の良いデータの捏造を行い、脆性破壊現象をごまかしていたことが、上のリンクに書かれている。
 おまけに、全国の加圧水型原発の試験片データが明らかになると、驚くほど脆性劣化の進んだ危険な原子炉が続々と見つかった。

  いつ巨大爆発を起こすか分からない高浜原発1号機 2019年07月08日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-800.html

  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-864.html

 この高浜1・2号機も、40年超再稼働予定に含まれている。しかも、使用済み核燃料の冷却保管に500年間もかかるMOX運用だ。
 関電も規制委も政府も、自治体も誰一人、使用済み核燃料を原発構内で500年冷却保管が可能かどうか考えてもいない。いわばトイレなきマンションを作っているのだ。
 あなたがたは、日本政府・電力企業・管理企業が本気で500年継続できると考えているのか? もし、ほんの少しでも子供たちの未来環境を考えているなら、絶対にできない超愚行なのだ。

 さて、我々が数十年も前に、日本で最初にメルトダウン事故を起こすにちがいないと予測した、フクイチと美浜原発だが。そう考えた恐ろしい理由を掘り返してみよう。
 それは「一次冷却水配管、ギロチン破断事故」である。(以下、広瀬隆)
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 https://diamond.jp/articles/-/82951
  
川内原発や伊方原発だけでなく、佐賀県の玄海原発も、福井県の原発銀座の原発も(敦賀1号機を除いて)、北海道の泊原発も、再稼働候補は、みな加圧水型です。

 美浜原発「ギロチン破断」事故

 これらを続々と動かそうと、政府と原子力規制庁が目論んできたのですが、「蒸気発生器」のギロチン破断事故が起こり、シビアアクシデント寸前まで進んだ大事故が1991年2月9日に、福井県美浜町の美浜原発2号機で起こりました。
 今の新聞記者、テレビ記者たちは、若いので、ほとんどこうした日本の重大事故を知りません。

 蒸気発生器のパイプが「ギロチン破断」して、スパンと切れたのです。そして原子炉が2度沸騰し、空焚き寸前まで進んで、20トン以上の冷却水が噴出しました。

 漏れた原子炉の水には、もちろん放射能が入っていました。そして汚染した水蒸気が、美浜町の空に吹き出してしまったのです。
 その水蒸気を、たまたま観光にきていた人が写真に撮っていたので、福井県内版の「朝日新聞」に出ました。しかし、「東京版」では、それを掲載しませんでした。マスメディアというものは、実に作為的ですね。このときは、ECCS(緊急炉心冷却装置)で水を投入して、かろうじて、大爆発を食い止めました。

 原子炉からタービンまで、どこかで熱を奪えなくなると、原子炉に熱がこもってしまうので、メルトダウンを起こします。地震などで大きな配管が破断すると、一気に大事故になります。

 100万キロワット級原子炉で10トンの水を沸騰させるのにどのくらいかかるか?

  日本の平均的な原子炉は100万キロワット級です。川内原発も伊方原発も89万キロワットですから、ほぼ100万キロワット級です。
 100万キロワットの原子炉で、10トンの水を沸騰させて水蒸気に変えるのに、どれぐらいの時間がかかると思いますか?

 1トンの水は、縦・横1メートル、つまり1立方メートルのサイコロです。10トンの水は、その10個分ですから、大変な量です。
 いったいどれくらいの時間で、その10トンの水が沸騰すると思いますか?

 たった1秒で、それが全部、水蒸気になる! それほど大量の熱が出ている。それが100万キロワット級の原子炉です!
 ですから、何かあれば、一瞬で、大事故に突入するのです。

 この国は、世界一の地震国ですよ。

 伊方原発は、中央構造線という日本最大の活断層の真上に原子炉があるので、それが動けば、制御棒を突っ込む時間がなく、そのまま大爆発して終りです。フクシマ原発事故では、震源が原発から130キロメートルも遠くの沖合だったで、揺れが襲ってくるまでに時間がありました。だから、制御棒を突っ込んで、核分裂を止めることには成功したけれど、伊方原発では、何もしないうちに終るのです。

 中央構造線とは、西日本の土台をつくった火山爆発の亀裂地帯なのです。ドーンと大地震が来た時には、伊方原発は終りです。しかも、フクシマ原発の「沸騰水型」は、300度以下で70気圧です。

 加圧水型はもっと高圧で150~160気圧です。つまり沸騰水型より2倍以上の圧力をかけています。高温高圧ですから、メルトダウンが始まったら、一瞬でダーッと大事故に突入してゆきます。

 フクシマとは比較にならないほど早く、原子炉が溶け落ちる。これは「加圧水型」が持つ宿命です。

 ところが日本で、川内原発を動かしてしまいました。バカ集団の原子力規制委員会の委員5人は、何も知らないド素人集団です。

 その配下の官僚──原子力規制庁の8割はどこからきたと思いますか?
 フクシマ原発事故を起こしたアホ集団、原子力安全・保安院です。事故を起こした当事者、責任者たちが、そのまま横すべりで原子力規制庁に入ってきて、デタラメ審査をしてきたのです。

 彼らに、「あなたはどこの出身か?」と尋ねると、みんな「保安院です」と答えます。そして彼らに何を質問しても、何も答えられない。
 原子力の専門機関のどこでも働いたことがない官僚たちが、原子炉の危険性を判断できるはずがない。

 ド素人集団たちが、アンパイア役として次々GOサインを出している!

 川内原発2号機は、交換しなければいけない蒸気発生器を、交換しないまま動かしました。つまり、30年前のボロボロの蒸気発生器を使って、2015年10月に動かし始めたのです。頭がオカシイとしか思えない。ほどなく大事故を起こします。

 すぐに起こった復水器トラブル

 川内原発を動かし始めて、すぐに起こったトラブルは、復水器で起こりました。
 これも熱交換器ですから、金属に腐食が起こり、海水が入りました。海水が入ったということは、蒸気発生器のほうに、塩分が入ってくるのです。

 途中に脱塩装置があり、海水の塩を取れると言っていますが、大量の熱水が流れるところですから、そんな装置で取れるはずがない。
 普通、塩分を取ると言えば、イオン交換樹脂で取ります。大量の海水から塩分が取れるはずがない。蒸気発生器に塩分が流れ込んだ状態で、今、再稼働しているのです。

 ここからは少し希望のある話をします。
 大事故が起こらないよう祈りますが、いつ起こるかわかりません。
 少なくとも安保法制は、憲法違反ですから、国民の8割の人が反対しています。

 憲法違反ですから、国民は、安倍晋三の法律に従う必要はない。憲法を超える法律はないのですからね。法律が無法なのです。国民はこれに従う必要はないけれど、自衛隊員は命令を受ければ従うでしょう。そこが困るところなのです。今の原発の場合も、こういう無法が、まかり通っている。では、いったいどうしたらいいのか。

 電力会社と話し合いをして、互いの協力によって、原発を断念しようと言っているのです。金が必要なら、日本中の金を集めて、電力会社の経営を助けてやるから、ケンカはしないで原発を止めよう、と。
 ところが、呼びかけても相手はまったく聞く耳を持たない。彼らは自分たちで墓穴を掘り続けています。

 
 現在、福島県内の子どもの甲状腺ガン発生率は平常時の70倍超。
 2011年3~6月の放射性セシウムの月間降下物総量は「新宿が盛岡の6倍」、甲状腺癌を起こす放射性ヨウ素の月間降下物総量は「新宿が盛岡の100倍超」(文部科学省2011年11月25日公表値)という驚くべき数値になっている。

 東京を含む東日本地域住民の内部被曝は極めて深刻だ。
 映画俳優ジョン・ウェインの死を招いたアメリカのネバダ核実験(1951~57年で計97回)や、チェルノブイリ事故でも「事故後5年」から癌患者が急増。フクシマ原発事故から4年余りが経過した今、『東京が壊滅する日――フクシマと日本の運命』で描いたおそるべき史実とデータに向き合っておかねばならない。

 1951~57年に計97回行われたアメリカのネバダ大気中核実験では、核実験場から220キロ離れたセント・ジョージで大規模な癌発生事件が続出した。220キロといえば、福島第一原発~東京駅、福島第一原発~釜石と同じ距離だ。

 核実験と原発事故は違うのでは? と思われがちだが、中身は同じ200種以上の放射性物質。福島第一原発の場合、3号機から猛毒物プルトニウムを含む放射性ガスが放出されている。これがセシウムよりはるかに危険度が高い。

 3.11で地上に降った放射能総量は、ネバダ核実験場で大気中に放出されたそれより「2割」多いからだ。

 不気味な火山活動&地震発生の今、「残された時間」が本当にない。
 子どもたちを見殺しにしたまま、大人たちはこの事態を静観していいはずがない。

 最大の汚染となった阿武隈川の河口は宮城県にあり、大量の汚染物が流れこんできた河川の終点の1つが、東京オリンピックで「トライアスロン」を予定する東京湾。世界人口の2割を占める中国も、東京を含む10都県の全食品を輸入停止し、数々の身体異常と白血病を含む癌の大量発生が日本人の体内で進んでいる今、オリンピックは本当に開けるのか?

 同時に、日本の原発から出るプルトニウムで核兵器がつくられている現実をイラン、イラク、トルコ、イスラエル、パキスタン、印中台韓、北朝鮮の最新事情にはじめて触れた。
 よろしければご一読いただけると幸いです。
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 引用以上

 広瀬さんの文章を転載すると、他に書くものがなくなってしまうのだが、美浜原発の恐ろしさから、少し外れてしまったので、もう一度立ち返ろう。

  美浜3号で配管破断・死傷事故(原子力資料情報室通信363号より)2004/09/02
 https://cnic.jp/44
 非常に長大なので、以下一部引用

  2004年8月9日、11人の下請け労働者が死傷する大事故が、関西電力の美浜3号炉(加圧水型炉・82.6万キロワット・1976年12月1日運転開始)でおきた。

 2次系の主配管が突然、ギロチン破裂し、中をながれていた9.5気圧・140度の熱水が、爆発でもするかのように、蒸気となって一気にタービン建屋に噴き出した。

 噴き出した蒸気は、タービン建屋内で作業していた下請け労働者を直撃、5人が死亡・7人が全身やけどなどの重傷を負った(8月25日現在)。

 破裂したのは第4低圧給水加熱器と脱気器のあいだをつなぐ復水管で、外径560ミリ、肉厚10ミリの炭素鋼製の配管である。タービン建屋2階の天井近くに敷設されている。
 この配管は、事故後の調査で厚さが1ミリ程度にまですり減っているのがわかった。

 配管の中をながれる熱水の渦巻き様の流れや気泡をふくんだ流れなどによって配管が浸食される作用と、腐食(錆の生成)とが交互におこり、配管内部から肉厚を減少させる現象が進んだためだ。(アマ註、非破壊検査対象として普通の現象)

 美浜3号炉の配管の破裂した箇所については、運転開始以来、一度も肉厚の検査が行なわれてなかった。
 (アマ註、これには驚いた。高温高圧配管は減肉リスクが非常に大きいことが普通に知られており、これが検査対象になっていなかったというのは驚愕的であり、プラントの構造特性に無知蒙昧な、よほどのバカが運営していたとしか思えないが、これは管理責任者の重過失致死に該当する事件であるのに、起訴されていない)

 1970年に運転開始した美浜1号(34万kW)は大阪万博に電気を送ったことで知られるが、73年に燃料破損事故を起こし、関電と三菱重工は幹部ぐるみで隠蔽した。
 美浜2号(50万kW)は72年に運転開始し、91年に蒸気発生器細管ギロチン破断を起こしたが、ギロチン破断は起こらないと断言していたのが関電であった。
 そして美浜1号の燃料破損が内部告発によって明るみに出た76年に運転を開始したのが、美浜3号であった。1号~3号いずれも三菱重工製である。

 事故箇所は定期検査の直接の対象ではなく事業者の自主検査(02年の法改正後は定期事業者検査)の対象であったが、加圧水型炉(PWR)を運転する各電力会社は90年から、2次系炭素鋼配管について共通の「原子力設備2次系配管肉厚の管理指針(PWR)」を策定し運用していた。
 (アマ註、ならば原子力規制委員会の責任であり、担当者は逮捕起訴されなければならない)

 関西電力は80年代末から三菱重工に検査を委託していたが(それ以前の検査会社も公表されるべき)、他のPWR事業者が三菱重工に委託をつづけるなか、96年に系列会社日本アームに変更した。「電力自由化で、競争に勝つためにはコスト削減を進めなければならない」ため、「業者の変更で検査費用の約3割を削減」したとのことである(朝日新聞8月21日)。
 (アマ註、これで分かるように、この事故の最大の原因は、ヤクザと結びついて腐敗した、関西電力の金儲け体質であり、金儲けのために大事故を防ぐための保安検査態勢を縮小したのだ。まさに、美浜3号機の大事故は、関西電力の腐敗体質そのものから来ていたのだ)
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 引用以上

 これで分かる通り、東電・関電のあらゆる原発事故と隠蔽体質は、日本社会が原発を作って運営できるだけの知的レベルに達していない現実を如実に示すものである。
 日本人が原発を運営すれば、大事故を起こす。上の美浜3号機ギロチン破断事故は、運営検査の常識が、関係者にまったく理解されていなかったことを示していて、この知的水準で、超危険な原発を運営するなど、もってのほかどころではない、重大犯罪行為である。

 この程度の幼稚で軽薄な管理が行われている美浜原発が、巨大事故を起こさないはずがない。
 それは、「ハインリッヒの法則」の典型的適用例である。事故は偶然では決して起きない。すべての事故には必然性がある。
 https://www.kaonavi.jp/dictionary/heinrichs_law/
 ドロドロに腐敗した関西電力と、知的水準の著しく低い現場管理者が揃えば、大事故が起きないはずがないのだ。

 関西電力は、山口組と共謀し、地元自治体を金で抱き込み、安全性を無視して、金儲けと汚職に邁進してきた。
 我々が、次のメルトダウン事故は美浜原発と予測したのは間違っていない。
 その美浜原発が、超老朽化したまま再稼働だって!

江上波夫「騎馬民族征服王朝説」を小馬鹿にする三橋貴明

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 【ダイジェスト】天皇は朝鮮人?文化勲章を受賞した売国歴史学者の罪とは?(三橋貴明)
 https://www.youtube.com/watch?v=j14IfcwBOSY&t=76s&ab_channel=%E3%80%8C%E6%96%B0%E3%80%8D%E7%B5%8C%E4%B8%96%E6%B8%88%E6%B0%91%E6%96%B0%E8%81%9E%E4%B8%89%E6%A9%8B%E8%B2%B4%E6%98%8E%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB

 私は、半世紀以上前から、三橋が嘲笑する江上波夫の大ファンだ。私の信じている歴史理論の多くが、江上波夫説から来ている。
 江上波夫は、1960年代の歴史学会における、反権力・反皇国史観・革新的雰囲気のなかで生き生きと革命的新説を明らかにした。江上説によって、古代史の謎が天地を覆すほどの衝撃で、歴史の闇から飛び出してきた。

 現在の天皇家は、今から1600年以上前に、朝鮮半島にあった百済という国にいた騎馬民族が渡来した末裔であるというのが江上説の骨子だ。
 このことは、日本書紀にも鮮明に記録されている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%93%E6%9C%88%E5%90%9B

 弓月というのは、古代キルギスタンを示すが、応神14年、AD300年前後に、弓月氏=秦氏が、120県の民(約20万人)を連れて、百済から日本に上陸したと書かれている。
 彼らは「秦の始皇帝の末裔」を称していた。
 これが日本古代記録に表れた騎馬民族大量渡来の最初の記録である。
 これを知れば、キルギスタン先住民と日本人が酷似している謎が、容易に解けるだろう。

 それ以前の先住民は、2500年前に、呉越戦争によって呉(蘇州)が敗北し、国ぐるみの坑刑(生き埋め)を逃れて、水郷地帯特有の操船技術を生かして、南シナ海をこぎ出した「弥生人」である。
 行き着いた先は、台湾・山東半島・朝鮮南岸・そして九州であった。彼らを総称して、今では「弥生人」と名付けているが、弥生文化や稲作が、上の地域で共通して出土しているのは、呉越戦争という事情に伴うものだ。

 いわゆる「天孫降臨」の初代は「神武天皇」だが、中国史学では、これは呉の首長だった、太伯の弟の李歴であるとの学説が定説となっている。
 つまり、彼らが「邪馬台国」など弥生国家群の創始者なのだ。
 皇国史観学者は、これを否定するいかなる理論も持ち合わせていない。ただ天皇制を維持する目的の「万世一系論」が崩壊するという恐怖から、根拠の希薄なDNA論を持ち出して反対しているだけだ。

 太伯は、史記・東夷伝・魏志倭人伝における「邪馬台国人は、呉の太伯の裔」という一節で、日本でも有名だが、その人物の概括は以下に詳しい。
 https://blog.goo.ne.jp/mryanagi_1947/e/a06e8c3349c0cbd7804ec95603769d9b
 http://www.md.ccnw.ne.jp/rekishi_tajimi/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E6%AE%8B%E3%82%8B%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E7%B3%BB%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E8%80%83.html

 神武による「天孫降臨」は2600年前(皇紀)という皇国史観の主張も、呉が越に敗北して、蘇州民が船で逃れてくる時代と、ほぼ一致しているといっていいだろう。
 また、魏志倭人伝、東夷伝など、多数の記録にも一致している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%A4%B7%E4%BC%9D

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%8F%E5%BF%97%E5%80%AD%E4%BA%BA%E4%BC%9D

 この弥生人の渡来には、たくさんの民俗学的証拠が付随している。
 一番分かりやすいのが、稲作農耕を携えて、日本や朝鮮南岸にやってきたことだ。日本列島に稲作が確認されたのが2500年前なので、ぴったり符合する。
 (蘇州)呉国民が船で上陸した済州島・山東半島・九州などで、古代稲作の痕跡が多数出土している。たぶん台湾でも出土するはずだ。

 呉という地名と稲作農耕における「裾からげできる衣類」から「呉服」という言葉も生まれている。これはシッキム・レプチャに発して東亜三角弧、照葉樹林帯文化のなかで発展した、稲作に関連した文化であり、副食としての納豆や味噌文化なども含んでいる。
 また、収穫に使う刃物類も、鎌に類似した曲刀が伝えられ、直刀は見られない。彼らが騎馬民族と無縁であることの証明だ。

 弥生人における、蘇州人DNA問題は複雑なので、いずれ、まとまって書きたいが、弥生人のDNAは蘇州人に近似したものである。それは九州や瀬戸内居住民と共通している。
 朝鮮半島でもDNAの解釈で、皇国史観系学者と大きな齟齬が生じているが、彼らの主張はあまりに一方的で、騎馬民族文化と弥生文化を混同していたり、呉国人が海から朝鮮半島に上陸したという前提が顧みられていなかったり。エベンキ族と百済人を混同していたり、学問的に極めて未熟で疎漏が多すぎるのでアテにならない。
 
 皇国史観系歴史家たちは、何が何でも天皇制を守るための「万世一系論」を守りたい一心で、それを前提に、呉国人九州上陸説も、百済人、天皇家先祖説も頭ごなしに否定しているだけで、学問的な説得力のある根拠は何もない。
 30年ほど前から始まった「反江上論」の大半が、皇国史観系右翼による、逆襲と考えて良い。

 例えば、ウィキの説明のなかでも、「日本海の荒波を超えて馬が移動できるはずがない」と決めつけているが、釜山~対馬は、目視可能な、わずか50Kmであり、手こぎ船でその日のうちに移動できる。
 また、当時の馬を運ぶための専用船と思われる双胴船も出土している。対馬~壱岐~唐津は半日行程にすぎない。「日本海の荒波」を持ち出すのは、地理を知らないからだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E4%B8%8A%E6%B3%A2%E5%A4%AB

 現在では、ますます江上学説の正しさを確信するばかりだ。自民党、皇国史観系学者による江上波夫に対する誹謗中傷が私は我慢できないので、その浅薄さを糾弾するつもりで、上の三橋リンク動画に、たくさんのコメントを書いた。

 1700年前に、百済という国が、国ぐるみで、日本列島に渡来してきた証拠は無数にある。これから、三橋のYouTube動画を叩きながら証明してゆこう。

 冒頭の天つ神(騎馬民族)国つ神(呉由来弥生人)について、記紀の伝承に騎馬民族はない。「天皇が馬に乗っている光景など一つもない」と三橋は強調するが、冒頭に書いた弓月氏の応神14年、120県(20万人)渡来は、日本書紀に明記されていて、三橋は勉強不足もいいところだ。
 しかも、「百済から移動している」とも明記されていて、彼らが同時代の、百済武寧王の関係者であることも分かる。

 「天皇が馬に乗っている光景は皆無」という下りも、「その程度の知識で江上説を嘲笑しているのか?」と言うしかない。
 聖徳太子像を見れば分かるように、古代天皇の残された肖像画は、ズボンを履き、ミズラを結っている。
 ズボンは騎馬民族特有の衣類で、内股を馬の背のこすれから守るための工夫であり、ミズラは乗馬時の風圧から髪が暴れるのを防ぐための工夫である。馬に乗っていなくたって、彼らが騎馬民族であることを証明するものだ。

 江上は、天皇家の先祖について、高句麗→扶余→百済→(加羅)→大和と提示した。現行韓国民族は、元々、濊エベンキや沿海州オロチョンだったことが遺伝解析によって明らかにされたが、韓国歴史学会は、自分たちを美化する目的で、それを隠してしまった。
 https://career-find.jp/archives/221955

 だが、天皇家を生んだ百済(武寧王?)は、史学上では、高句麗・扶余由来であり、金・清・満州族と同じ女真族である。これはエベンキ族とは、まったく相容れない別民族である。百済が国ぐるみ日本列島に移住した本当の理由は、非妥協的で残虐といわれるエベンキ族による襲撃から逃れるためだったのだろうと、私は考えている。
 おそらく「好太王の碑」の好太王も、新羅のエベンキ族ではなかっただろうか?

 江上波夫が、天皇家が扶余・百済由来であり、加羅を経由したということは、対馬を船で渡ったことを意味するのであり、すべて正しい。三橋の嘲笑は、何一つ的を得ていない。
 弓月=秦という名を用いたのは、騎馬民族が先祖地を名字に使う習性があったからだ。
 民族的には、ツングース女真族(満州族)であり、同じツングースでも、濊・エベンキ・オロチョンなどとは全く異なる。

 女真族は、後に金・清を建国し、中国全土を支配しているが、天皇家は同族である。
 だから、昭和天皇は、清王朝皇帝=溥儀を傀儡満州国皇帝に据えたとき、溥儀に対して「兄弟」と呼びかけている。
 つまり裕仁氏は、満州族と天皇家が同一民族であったことを知っていたのだ。

 呉由来の、天孫降臨族=ヤマト王朝は、やがて、畿内に侵出し、騎馬民族に事実上、乗っ取られることになる。時代背景としては、私は継体天皇の時代を想定している。
 継体は福井海岸に上陸し、不可解な流れで、琵琶湖から京都に入ったが、このとき、「秦庄」という地名に名を残した。
 彼らは、当時、巨大な湿地帯だった京都盆地を埋め立てて、千年の都、京都を作り出した。

 天孫降臨族=呉の末裔ヤマト王朝は、おそらく大阪から奈良に向かい、そこに拠点を構えていたが、継体や曽我氏、聖徳太子らに王権を乗っ取られた。
 その歴史的記録を天武の時代、藤原不比等が焚書によって記録を消し去ったというのが私の推量だが、もちろん十分な証拠を得ているわけではない。

 しかし、民俗学的には、ズボンを履いた騎馬民族がAD300年以降、畿内に勢力を拡大し、やがて天皇家となるプロセスは確実と考えている。
 江上は、それまで円墳が主体だった古墳が、騎馬民族以降は方墳に変化し、馬具が大量に出土するようになったことも明らかにしている。

 これらの経過は、皇国史観系歴史家が江上を嘲笑しているような軽薄なものではない。江上説は、平泉澄学派の軽率独善からみて、桁違いに重く、現実的リアリティに富んでいる。

 この問題は、これからも何度も蒸し返して説明するつもりだ。

 追記 文中「彼らが同時代の、百済武寧王の関係者」と書きましたが、これは誤りでした。
 武寧王はAD462~523なので、弓月渡来とは時代が違います。むしろ継体王と同時代であり、血縁が疑われています。間違った記述、申し訳ありませんでした。

 

 

 

もんじゅと西村成生氏

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 もんじゅは、敦賀半島の先端にある日本原子力研究開発機構(動燃が名前だけを変えた)の高速増殖炉である。文部科学省の所管。その10Kほど南西には美浜原発がある。
 もんじゅは、日本原電敦賀原発と、美浜原発に敷地が接続されていて、巨大な占有敷地を持っている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%85

 もんじゅは、MOXを使用する高速増殖炉の原型炉であり、常陽に続く日本で2番目の高速増殖炉である。1994年に臨界開始をしているが、以来、無数の事故・故障を繰り返し、一度として、まともな稼働が行われたことはない。

 核燃料を消費した分以上に生成すると謳われた核燃料サイクル計画の要だったが、1995年に、金属ナトリウム漏洩と、それによる火災事故を起こし、事故が動燃によって隠蔽されたことから、政府は、動燃の社名を「原子力開発機構」に変えさせ、再出発させた。
 この事故は、運が悪ければナトリウムの巨大爆発を起こし、、福井県のみならず、関西地方全体をプルトニウム放射能汚染で永久に居住不能にする可能性があった。

 運転再開のための本体工事が2007年に完了、2010年5月6日に2年後の本格運転を目指して運転を再開した。しかし、2010年8月の炉内中継装置落下事故により、再び稼働ができなくなった。
 2012年に再稼働する予定だったが、事故が想像以上に深刻な損傷をもたらしていたため、2016年12月21日に廃炉決定された。

 廃炉とはいうが、5年を経た2021年4月現在も、270体ある核燃料ユニットのうち、半分も取り出せていない。
 この理由は、MOX核燃料の崩壊熱が巨大で、100度以下の永久保管適応(冷却水が蒸発しない温度)になるため、500年以上かかり、その間、核燃料ユニットが高温で、傷つければ膨大な放射能が噴出するため、取り扱いが極めて困難だからだ。

 このことは、原発推進側によって強力に情報封鎖されていて、メディアも決して報道しない。500年もの間、強制冷却が必要な危険な核燃料である情報は外部に知らされず、それを知る者はほとんどいない。
 公開文書としては、九州電力の「当社見解」に、ちらりと真実が書かれている。
 http://www.kyuden.co.jp/nuclear_pluthermal_answer_12.html
 
monju01.jpg


 もし強制冷却を止めたなら、核燃料被覆管のジルカロイが加温クリープ現象や経年劣化によって、ピンホールやクラックが生じて、内部から放射能が噴出し、莫大な汚染が起きるのである。
 世界に500年の間、安定政権が続いた例はない。政変が生じたり、管理会社が消滅したりすれば、管理者を失った超危険な核燃料に何が起きるのか?

 まともな人間性と科学的知見があれば、MOX利用は人類の未来のために絶対にやってはならない無謀な暴走行為であることが誰にでも理解できるはずだ。

 もんじゅは、未だに、冷却剤のナトリウムさえ、取り出すことができない。固化防止加温とMOX冷却に必要な電気代(廃炉維持費)は、年間240億円だといわれる。
 もんじゅは、建設以来1ワットの電気も生み出したことがない。だが、これまで日本国民の血税を、3兆円近く浪費し、500年後に冷温解体するとすれば、さらに数十兆円を必要とする。

 なぜ、これほど、人類史上希なほどの超馬鹿げた汚物建設を行ったのか?
 それは、正力松太郎以来の、日本原子力推進勢力が、なんとかして「もんじゅ」による高純度プルトニウム生産を軌道に乗せて、核ミサイルを製造して世界に売りつけるつもりだったからに他ならない。

 正力松太郎や岸信介は、朝鮮・中国などに莫大なヘロインを売りさばいて軍事費を捻出させたが、戦後は、それに変わる資金手段として、核兵器開発に目を付け、核燃料サイクルからもんじゅを作らせたのだ。
 核兵器は戦前のヘロインに代わる金儲け手段だった。(「とんでも」情報と思うか?)

 もんじゅ西村裁判

 1995年12月8日に発生した、もんじゅのナトリウム漏洩火災事故において、事故現場の様子を撮影したビデオテープの一部を隠したことが発覚し、マスコミに追及された。ビデオ隠しが判明した時期は1995年12月25日だったにも関わらず、動燃が1996年1月12日に開いた隠蔽公表の記者会見では、会見直前の「1996年1月10日」と虚偽の発言を行った。

 この会見の翌日の1996年1月13日、ビデオ隠しの特命内部調査員として、マスコミ報道の矢面に立たされていた動燃総務部次長=西村成生の遺体が発見された。警察発表で自殺とされ、その後、マスコミの追及は尻すぼみとなっていった。
 遺族は自殺の原因を動燃に、嘘の記者会見を強要されたためであるとして、損害賠償請求訴訟を起こしたが、2012年1月31日付けで敗訴が決定した。

 ナトリウム漏洩火災事故
 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/senmon/old/koso/siryo/koso01/siryo07.htm

 もんじゅでは2次系ナトリウム配管の熱電温度計保護管が折損し漏洩事故が発生した。
冷却材である金属ナトリウムは、200℃以上の高温でなければ流動性を失うため冷却力が消える。
ナトリウムは空気に触れるだけで自然発火する。また、もし環境に漏洩したなら、コンクリートや土壌の水分と反応して大爆発に至る。
 もんじゅの場合は、漏洩ナトリウムが床面コンクリートの水分と反応して火災に至った。

 この事故は2011年フクイチ巨大事故における(1・4号機)の「ジェット計測配管折損」と非常に似ている。フクイチ原子炉は、これによって冷却軽水を失いメルトダウンに至った。
 実は、原子炉には、この種の中小センサー配管が大量にあり、これらの事故シュミレーションを行っていると莫大な費用がかかるため、適当な推量で取り付けられている場合が多く、原子炉の安全性を根底から揺るがしている。

 この事故以来、もんじゅは運転休止状態が続き2010年まで運転を停止していた。
 事故当時の朝日新聞の報道によれば、ある納入業者の零細企業の商店主が、ナトリウム冷却装置の肉厚が均等過ぎる為、早期に装置の罅割れ・破断が起きるのと警告をしていた。温度計を装着する為に穴を空けて貫通した部分の肉厚をそれ以外よりもぶ厚くしないと、破損事故が起きるのは間違いないと指摘をしていた。

 業者の意見も聞いてみたらどうかというのが、記者の意見があった。その零細企業の店主の意見はその後も、全く採用されることもなかった。肉厚は均等にしておかないと、固有振動が起こって、却って装置全体の共鳴などの厄介な事態が起こって、それこそ炉全体が遣られてしまうだろう。酷い振動が起こり、寿命も短くなると言って、完全に無視しているのだ。将来はこの点で炉が破滅するだろうというのが朝日新聞の論評であった。

 しかし、X線写真によれば「さや」の先端は途中のくびれ部分から完全に折損しており、中の温度計は45度ほど折れ曲がった状態で管内にむき出しになっていた。日本原子力研究所が調べたところ、ナトリウムの継続的な流れにより「さや」に振動が発生、徐々に機械的強度が衰え、折損に至ったことがわかった。
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 実は、私はこのブログで、関西電力やその人材が移動した動燃について、福井県若狭地方のドロドロに腐った保守政治と結びついた「反社会マフィア」であるとくり返し指摘してきた。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1066.html

 もんじゅや美浜原発建設時の敦賀市長は、有名な「パンティ高木復興大臣」の実父、高木孝一だが、この男は、「将来、原発でカタワの子供が生まれても、今金になればいい」と公然と発言するような人物だった。
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/270810

 私は、1980年代から、たびたび敦賀市保健所などを訪れて、当時の白血病など被曝影響病を調べたことがあるが、なぜか、不審なデータばかりあり、被曝病は、全国平均よりも少なく記載されていたことで、もしかしたら敦賀市をはじめとする若狭の市町村は住民人口動態まで改竄しているのではないかと強い疑いを持った。

 また、福井市近郊の地震で、福井市が震度5弱だったとき、はるかに遠い中津川市が震度3だったのに、近い敦賀市では震度1になっていて、どうみても、震度データも改竄、あるいは最初から揺れの非常に少ない場所を選んでいると確信した。

 西村成生氏の死を知ったときも、どうみても、これは暴力団関係者を使った殺人であると確信した。
 私は、関西電力(動燃も同じ)幹部が、原発労働者斡旋から山口組と深い関係があり、刺青まで入れていることを知っていた。
 彼らは、原発運営にあたって、暴力団を自由に使っていた。脅しにとどまらず、殺人まで平然と行っていた証拠がある。
 https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_litera_9946/?p=3

 以下に、本沢二郎氏の報告を転載する。
 悪魔の動燃と戦う西村未亡人<本澤二郎の「日本の風景」(4061)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/28819557.html
2021年04月21日 jlj0011のblog

 <国家的犯罪に呑み込まれた夫の死の秘密に立ち向かう女性>

 手元に市民運動家・仲村さんが郵送してくれた動燃(動力炉・核燃料開発事業団)によって殺害されたともいえる夢の原子炉・もんじゅ重大事件の遺族・西村トシ子さんの陳述書(2020年12月16日作成)がある。なんと東芝経営の東芝病院で、命を奪われた次男・正文と共通する事実があった。

 「刑事事件の知識がなく、夫の遺体解剖をしなかった」と彼女は嘆いている。筆者も、息子の遺体解剖に気付かなかった。本来は、東芝病院が変死の通報を警察にすれば、必然的に解剖がなされるはずだったが、東芝病院はその義務を果たさなかった。

 それをよいことに、東京地検の松本朗という悪党検事は、解剖していないので死因不明と決めつけて、東芝に軍配を上げた。許しがたい暴挙である。西村さんの場合は、警視庁中央署が担当していながら、それでいて解剖しなかった。聖路加病院さえも、それを由とした。真相隠しに警察と病院が加担したものだ。

 専門家であれば、もうこれだけで西村さんの夫の成生さんの死は、自殺ではなく、動燃とその上の科学技術庁が関与した国家的殺人事件だと、ほぼ断定できるだろう。一人ぐらいまともな作家かジャーナリストがいなかったのか、悔やまれてならない。

 そもそもは、動燃そのものが、血税1兆円以上を浪費した、核兵器製造を最終目的とした、悪魔の組織そのものと見られている。日本国憲法に違反するプロジェクトである。現に当初は「核燃料開発」という露骨な名称を用いてきている。よって現在は「日本原子力研究開発機構」に変えている怪しげな組織は、もんじゅ廃炉でも存続している。

 現在は、文部省と科学技術庁が合体して文科省を名乗る。このところ、超右翼の神道政治連盟・日本会議の清和会ポストになっている。正義の前川喜平氏に解説してもらうと、分かりやすいだろう。

 森友事件関連による財務省職員の赤木さん事件と似ているが、露見した事実と不可解すぎる動燃当局の対応から見えてくるのは、どうみても警視庁まで巻き込んだ殺人事件の臭いが濃厚である。松本清張いでよ、との思いである。

 未亡人のトシ子さんと亡き夫の成生さんの無念は、計り知れないものがある。これに関与した動燃幹部・科技庁首脳陣と警視庁などの関係当事者の、その後の経緯も注目されよう。果たして、墓場に持ち込めるか、西村未亡人の執念の法廷闘争に敬意を表したい。東京地裁の裁判長がヒラメなのか、そうでないのか、ここも特段に重視すべきだろう。

<核武装目的?「もんじゅ」の秘密を知りすぎた総務部次長の悲劇>

 恥ずかしいことに、昨日まで西村トシ子さんのことを知らなかった。夫の動燃総務部次長の成生さんが49歳で「自殺した」と動燃・警視庁が決めつけていたことなど、全く知らなかった。この国が、三流国であることは分かっていても、組織の忠誠者に責任をなすりつける悪魔の所業には、やはり愕然とするばかりである。

 不幸中の幸いというべきか、トシ子さんも元動燃の職員だった。内部の事情に多少の理解がある。そのことは、森友関連の赤木夫人との差異である。

 西村裁判を担当する酒田芳人、大口昭彦両弁護士の活躍も目覚ましい。出来れば、遠慮せずにこの重大犯罪に関係した当事者の固有名詞を、記述してもらいたい。共犯者の中には、耐えきれずに真相を明かす者も出てくるからだ。

 資料などで分かったことは、成生さんが動燃の秘密を知りすぎた人物だった、という事実である。彼の資料・記録は段ボール箱5個もあったという。動燃が知られたくないデータ・記録の山に違いない。ゆえに動燃は、これを秘密の保管箱に押し込んで、隠ぺいしてしまっていることも知った。まさに動燃は犯罪組織そのものであろう。

 血税を数兆円も使う悪魔の組織の蓋を、なぜこじあけることが出来ないのか。

民主の国ではない日本の象徴であろう。しかしながら、とうとうコロナ襲来で、自民党と公明党に対して、鉄槌が落とされようとしている2021年である。

<怪しすぎるホテルから飛び降り自殺!正義に目覚めたことへの仕打ち?>

 とはいえ、動燃の悪徳に協力してきた幹部に対して、なぜ死で報おうとしたものか、ひどすぎて不可解千万である。

 法廷準備書面などで動燃の正体は、成生暗殺事件は既に暴かれている。呪われた原発組織であることは、誰もが資料や報道からも読み取れる。

 たとえば「ホテルからの飛び下り自殺」と有能な?警視庁中央署が、解剖もせずに事件直後に断定したことからも、この怪死事件は初めから馬脚を現している。息子の東芝病院事件や「木更津レイプ殺人事件」から、日本の警察の無様な実態を知ると、遺族や弁護士の指摘を余計に素直に納得できる。

 ちなみに、事件はもんじゅナトリウム漏洩重大事故に起因している。この現場のすさまじい配管破裂の現場撮影を、二人の職員がビデオ撮影している。なんと一人は東芝人間だ。東芝も事故の全容を知っている。廃炉への流れを理解している東芝であった。

 結局、2本のビデオを再編集したものを、報道陣に見せて逃げた動燃だった。この動燃のおぞましいばかりの嘘と隠ぺいに対して、動燃内部でこれの調査に当たっていた成生さんだ。彼は強く抵抗して、消されたのであないだろうか。

 「ここまでは妥協できない」との成生さんの正義に目覚めた開き直りに対して、動燃と科技庁首脳が悪魔の決断をした可能性が強い。同時に動燃事件を世論から封じ込める作戦・策略だったものだろう。遺体から、ホテルからの落下による損傷はなかったのだから。

<遺族に遺品を返さない日本原子力研究開発機構の恐ろしい悪魔暴走>

 ナトリウム漏洩事故は、戦後50年の1995年12月のことだ。この年、筆者は仲間50人と連れ立って、南京と盧溝橋へと平和行脚の旅を敢行した。この参加者の一人、美人栄養士がやくざの歯牙にかかって、安倍と太田ショウコウらが強行した、特定秘密保護法強行の4か月後に殺害された。

 「木更津レイプ殺人事件」だ。筆者は知らずに、富津市出身のやくざ浜名を、親切な大工だと信じ込まされて、自宅に招き入れた悪夢の日が、2014年4月20日だった。
 2年後の98年に動燃は「核燃料サイクル開発機構」に改組した。後ろめたい組織の手口だ。さらに7年後の2005年には現在の「日本原子力研究開発機構」に衣替えしているが、呪われた組織に変わりない。

 驚くべきことは、未だに遺族に対して、故人の遺品を返そうとしない。改めて闇の組織であることを内外に披歴している。国会での追及はどうなっているのか。殺人の容疑のかかる旧動燃は、責任を取らせて廃止することが正しい。

 <捏造された遺書、警察を巻き込んだ大掛かりな殺人事件の可能性>

 次なる驚きは、成生遺書なるものが存在している点からして、相当手が込んでいるというか、出鱈目な犯罪隠しが見て取れる。
 強引に書かせたものか、それとも偽の遺書の可能性が高い。書いたはずの万年筆までも、遺族に返却していない。遺品を洗えば、大掛かりな動燃犯罪が露見することになるからであろう。

 無能な警察官も関与しているのであろうが、コロナが自民党を退治することになれば、ヒラメ判事も消えることになろうから、今しばらくの辛抱かもしれない。 一連の安倍の戦争三法強行や東電福島の東芝製3号機の核爆発と汚染水海洋投棄問題は、1本の太い鉄の鎖でつながっている。

 正義が暴く時が必ず来る。その使命の一翼を担っている、西村トシ子さんの執念の戦いでもあろう。平和を愛する国民は、この機会に西村未亡人に感謝すべきだ。支援を呼びかけたい!負けるな一茶ここにあり、だ。

2021年4月21日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
*************************************************************
 引用以上

 本沢氏の鋭い糾弾にも、動燃(関電人脈)が、どれほど卑劣な反社会集団であるかが指摘されているが、これらは警察と完全にリンクしている。
 「警察が反社会勢力と共同するのか?」
 と思われるかもしれないが、ならば、2015年4月に起きた伊藤詩織強姦事件を思い出して欲しい。

 この事件は、当時、TBS政治記者だった山口敬之に、フリーランスの伊藤さんがレイプされたものだが、警視庁高輪署が事件を受理して逮捕に向かうと、なんと、警察庁最高幹部の中村格刑事部長が職権で逮捕を停止させ、もみ消してしまったのだ。

 これには、我々も度肝を抜かれ、稀代の大嘘つきと言われた安倍晋三の下で、日本の公権力の正義が、真正面からバラバラに崩壊したことを実感させられた。
 この事件は、日本の公権力が、まさにドロドロに腐敗している実態を我々に思い知らせたものであり、腐敗の核心部に原子力産業があることを、私は思い知らされた。

 原子力産業は、関係者の口封じのために殺人でも平気で実行するのだ。西村成生氏は、25年前に、その犠牲となった。だが、これは氷山の一角であり、原子力産業が自分たちの利権を守るため、いったいどれほどの日本人を殺害したのか、私が思いつくだけでも、二桁はある。それは、今でも変わっていない。
 
 

 Qアノン、極右妄想主義について

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 「Qアノン」という言葉を初めて聞いたのは、たぶん一昨年末あたりだと思うが、トランプ支持層の共和党リバタリアンの間に拡散していったようだ。
 それが、なぜだが、回り回って日本でも支持者を拡げている。
 https://www.at-s.com/news/article/topics/national/846048.html

 私個人は、妄想(空想)小説の域を出ない、この種の議論に関心はなかったのだが、私のブログを掲載してくれていた「大摩邇」http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/ に紹介されている主要ブログ、Ghost Riponの屋形・indeep・桜の木になろう・さいはてメモ帳・donなんてあたりで、ほぼQアノンに強い影響を受けたと思われる主張がなされ、さらに私の古い友人からも、Qアノンによる陰謀論を真剣に私に伝える人が出てきて、いつか、ブログに取り上げる必要を感じていた。

 Qアノンとは何か? とりあえずウィキの説明を見てみよう。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/Q%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%B3

 【Qアノンは、信用されていないアメリカの極右の陰謀論である。
 世界規模の児童売春組織を運営している悪魔崇拝者・小児性愛者・人肉嗜食者の秘密結社が存在し、ドナルド・トランプはその秘密結社と戦っている英雄であるとされており、神に遣わされた救世主として信奉者に崇拝されている。】

 あんまり馬鹿馬鹿しいので、これ以上の引用は避けるが、日本では、Qアノンの正体を、米国海軍情報局(NCIS)であると信じている人が多いようだ。
 先の、スエズ運河座礁封鎖事件で、「エバーギブン号」が積載しているコンテナには、数百人にのぼる誘拐人身売買された子供たちが乗っていて、これをNCISが救出したとの情報がまことしやかに流されている。
http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/2173995.html#more

 http://ab5730.blog.fc2.com/blog-entry-3967.html

 これについては、私は、ネット上の取材内容に目をこらし、エバーギブン関連の情報を集めてみたが、子供たちの誘拐を示す、いかなる情報も得られなかった。これは、あまりにも漫画チックなガセネタである。

 Qアノンとドナルド・トランプ支持者は完全に一致している。つまり、その正体は、共和党リバタリアンの情報操作(攪乱)機関であり、それはCIAとモサドである。
 結局、トランプの再選を狙って、CIAとモサドが、共和党の白人優位主義者を扇動するために妄想ドラマであり、政治的な意味は、「グレーターイスラエル計画」における、イスラム国の残虐な大暴れや、ベイルート大爆発が、モサド・CIAの計画であったことを隠蔽する目的だったのではないかと推測した。

 「グレーターイスラエル」とは、神に選ばれたユダヤ人に与えられた土地=旧約聖書における「約束の地」を実現するための、シオニストによる信じられないような陰謀である。
 それは、911テロ自作自演・イスラム国によるシリアの壊滅・ベイルート大爆発によるレバノンの崩壊など、まるでハリウッドの壮大なアクション映画を地で行くような恐ろしい事件を次々に起こしている世界史的陰謀工作である。

 この巨大で恐ろしすぎる企みを理解する人々がネット上に増えてきたことをシオニストが警戒し、Qアノンのような「子供だましの軽薄な陰謀論」にすり替えて、人々の疑念を掃き出そうとしているように思える。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1211.html

 大摩邇が取り上げている Ghost Riponの屋形・indeep・桜の木になろう・さいはてメモ帳・donなんてブログに共通する主張は、心底からびっくりするものだ。(これらのサイトは幸福の科学がやってるかもしれない)
 10年くらい前までは、これらのサイトは、なかなか見応えのある内容で、私もファンだったのだが、いつのまにか、我々の感覚から遠く離れた非現実的な妄想ばかり取り上げるようになった。
 特にIndeepは、フクイチ事故の被曝被害は存在しないと書いたことで、その瞬間、永久に読まないと決意したものだ。

 コロナ禍は陰謀である。新型コロナウイルスは架空の存在であり、現実には存在しない。ワクチンは人々を殺すための人体実験であり、マスクや都市封鎖にも何の効果もない。
 PCR検査はインチキ、やっても無意味。新型コロナによる被害も架空の情報にすぎない、なんて書かれていて、これを見て、私は、こんな連中と一緒に掲載されたくないと大摩邇に自分のブログの掲載拒否を伝えた。

 そもそも、「コロナ禍は存在しない、それは、タダの風邪にすぎない」と、昨年の今頃、トランプや ボルソナールが力説して、対策を拒否し、おかげでアメリカやブラジルに世界最大級の犠牲者が出ているわけだが、現在は、二人とも自分が罹患してから、対策を容認するようになった。
 おそらく、この二人の大統領も、Qアノンの主張を真に受けていたのだろう。

 確かにワクチンについては、たくさんの疑念が払拭されておらず、私も接種を断るつもりだが、新型コロナウイルスに関しては、ゲノム解析や電子写真など、もしこれを虚構と決めつけたなら、現在の科学的到達点のほぼすべてを虚構と決めつけることになり、残るのは宗教的妄想だけだ。
 トランプもボルソナールも「地球平板協会」を否定していないので、そのレベルの知的水準ということだ。

 アメリカには、地球平板協会はじめ、18世紀の迷信や魔女狩り、人種的優位思想などを妄信している超保守グループがたくさんいて、ほとんどは共和党リバタリアンだ。
 ちょうど日本の戦後「勝ち組」と同じで、絶対に他人の言葉に耳を貸さず、真実を伝える情報も「すべてウソ」と決めつけ、自分の信奉する妄想に邁進する人々だ。
 共和党リバタリアンの思想は、キリスト教プロテスタントの「福音派」に重なっている。彼らこそ「シオニズム」の最大級の支持団体なのだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

 イスラエルという国、ユダヤ人の暴虐は福音派の支援によっていて、アメリカがイスラエルを異常に持ち上げる理由も、同じシオニストだからだ。
 911テロも、イスラム国も、背後にはイスラエルだけでなくアメリカもいる。アメリカなくしてイスラエルは存在できず、グレーターイスラエル計画もまた同じなのだ。
 こんなシオニズムの思想から、Qアノンが登場していると私は思う。それは、Qアノンの最終目的が、トランプ政権の存続であったことからもよく分かる。

 法輪功の大紀元時報 https://www.epochtimes.jp/p/index.html や新唐人テレビ https://www.ntdtv.jp/ もまた、トランプ政権を宗教的に崇めてきた。
 これは、このメディアがCIAによってコントロールされていることを示すものだった。
 だから、基本的にQアノンの主張を否定していない。

 トランプ敗北後、Qアノンの予言は次々に破綻し、離れる人々が相次いでいるとの情報がある。
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/02/q34.php

 最初から、まともな科学的判断力を持っていた人には相手にされなかったが、予言が外れ続けることで、宗教的妄想に洗脳されていた人々にも離反が相次いでいる。
 だが、日本国内で、トランプ支持デモを行った人々は、今何を考えているのだろう。彼らは、新型コロナも虚構にすぎないと、今でも信じているのだろうか?
 以下に、藤倉氏による、とても興味深い記事があるので転載する。

 日本で繰り返されるトランプ応援デモの主催者・参加者はどんな人々なのか 2020/12/30
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d845e148b43c21094217523edb6fae3bb5088f35

 バイデン氏当確以降も日本で繰り返されるトランプ応援デモ
「トランプ米大統領支援集会・デモ実行委員会」によるデモ(11月29日)

 アメリカ大統領選挙では、12月14日にバイデン氏が正式に過半数の選挙人を獲得し、事実上、当選確実となった。1月6日に連邦議会で投票結果の承認が行われ、バイデン氏が大統領に就任することになる。

 しかしそれでもなお、トランプ大統領を支持するデモが繰り返されている。しかも日本で。いったい、どのような人々なのだろう。 

 統一教会分派が関わる団体の官邸前集会

 以前本サイトでリポートした首相官邸前でのトランプ支持集会があったのは、11月15日。主催団体の中には、統一教会(現正式名称は世界平和統一家庭連合だが、便宜上「統一教会」と呼ぶ)の分派であるサンクチュアリ協会の関係者が関わっていた。うち一人は、日本統一教会の会長を歴任した江利川安栄氏(現・サンクチュアリ協会会長)だ。

 この集会では、「JAPAN LOVES TRUMP」「不正開票を許さない! STOP STEAL」などのプラカードを掲げた12人の集団が、「中国共産党を終焉させることができるリーダーはトランプ大統領しかいません」などと演説した。

 同様の集会は12月24日にも首相官邸前で行われている。実質的にサンクチュアリ協会による集会だったのか、他の宗教勢力や保守団体との混成なのかはわからなかった。中国系・韓国系とおぼしきアジア系の参加者が目立ったが、それが法輪功等の関係者なのか、サンクチュアリ協会(韓国日本部を置く統一教会からの分派なので、韓国系の人がいても何ら不思議はない)関係者なのかはわからない。 

 幸福の科学信者によるデモ行進

 11月25日には、日比谷公園から銀座まで、幸福の科学信者たちによるトランプ支持のデモ行進と、数寄屋橋交差点付近での演説が行われた。見たところ300人ほどだろうか、幸福の科学信者が中心と思われる参加者たちがシュプレヒコールを上げた。

「トランプ大統領再選を応援しよう!」
「アメリカ大統領線の不正選挙は民主主義の崩壊だ!」
「トランプ大統領は立派な大統領だ!」
「日本もトランプ大統領とともに世界の繁栄を目指そう!」

 主催団体である「チェンジジャパン日本を変えよう」の連絡窓口として氏名を公表している古山貴朗氏は、幸福の科学信者であることを公言している。「チェンジジャパン」の公式ツイッターアカウントは、幸福の科学の「経典セミナー」の宣伝も行っており、幸福の科学との関係を隠さない。

 デモ隊の先頭には、幸福実現党外務局長・及川幸久氏と幸福の科学職員である与国秀行氏も立ち、デモ後の街頭演説でもマイクを握った。

 「私達日本人、あるいはアメリカの人々が戦っているのは、まさに最後の聖戦であることを知っていただきたいんです。コロナの問題もあります。この闘いから逃げることはもう誰にもできない。マスクをしてコロナと闘うか、違った角度からコロナと闘うか。様々な闘いはあれども、コロナとの闘いからもはや人類は逃げることはできない。そしてそういった中で、アメリカでトランプが今ディープステートと闘っている。私達日本人もまた闘わなければならないときに来ています」(与国氏の演説)

 12月23日にも再び行われたデモ

 この後、前述の通り12月14日にバイデン氏の当選が事実上確実となった。それでもなお12月23日に、同じ団体が同じルートで同趣旨のデモ行進を行い、数寄屋橋で演説をした。この時は、目算で400~500人はいようかという参加者が集まった。今回も及川氏・与国氏が参加した。

 法輪功がデモ隊の周りでトランプを支援する記事を掲載した新聞を配り、デモ参加者もそれを受け取って掲げながら行進した。デモ隊の中にはレイシストによるヘイトスピーチ街宣などにも参加している活動家氏の姿もあった。
 11月25日のデモに比べて、信者以外の人々も加わったり便乗したりしていたように見える。

 このデモは幸福の科学や幸福実現党の公式活動ではない。あくまでも、信者たちによる「チェンジジャパン」の主催だ。なぜそのような形態を取るのか、デモ現場で与国氏に尋ねたが、明確な答えは得られなかった。

 しかし偽装デモかというと、そうでもない。デモ前の挨拶では、「チェンジジャパン」の古山氏も含めて、幸福の科学の信者であることをその場で明かしていた。12月23日のデモの出発前には、トランプ大統領のために祈りを捧げる時間まで作っていた。

 国際色豊かな大規模デモ

 11月25日の幸福の科学信者によるデモの際、主催者に「29日にこののぼりを持ってきてよ」と声をかけている人物がいた。29日にデモを予定している別団体の関係者のようだ。
 そのデモは、同じく日比谷公園からスタートし、幸福の科学信者たちのデモより長距離を歩き丸の内まで続いた。

「アメリカ大統領選挙は善と悪の闘いだ!」
「闘いはこれからだ!」
「米国大統領選挙、勝者はトランプだ! バイデンではない!」
「メディアは偏向報道をやめろ!」
「不正選挙は民主主義を破壊する重大犯罪だ」
「中国の驚異から日本とアジアを守ろう!」
「Take down CCP (中国共産党を倒せ)」
「We Love Trump!」
「Make America great again!」
「Make Japan great again!」

 幸福の科学信者によるデモよりはるかに多い。1000人はいそうだ。
 25日のデモにいた幸福の科学信者らしき人々もいた。そのうちの1人は、幸福の科学信者によるデモのときと同じトランプ大統領の顔をしたマスクを被ったコスプレ姿。ラジカセでヴィレッジ・ピープルの『Y.M.C.A.』をかけながら踊っていた。

 トランプ大統領はLGBTの権利の実現には逆行する立場で、幸福の科学もLGBTに寛容とは言い難い。それが、ゲイをテーマにした音楽で踊っているのである。
 沿道では法輪功が複数種類の新聞を配り、大紀元など法輪功系のメディアも複数種類が取材に来ていた。何割程度かはっきりわからないが、中国系とおぼしき参加者も多かった。参加者たちが交わす私語の中に中国語が目立った。韓国旗を背負ってカメラを回す人もいた。南ベトナムの旗を掲げるベトナム人もいた。

 とにかく参加者が多様で賑やかな雰囲気だ。そしてここにも、前出のヘイトスピーチ活動家氏の姿があった。

 聖書の中の「Trump」の文字が登場する一節を引いた横断幕

 新約聖書の言葉を印刷した横断幕を持つ一群もいた。なぜ聖書の言葉を掲げているのか尋ねた。
「聖書にトランプという言葉が登場している。トランプの登場が聖書で予言されていたので、その部分を引用しています」
 横断幕にはこう書かれていた。

〈主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり… 「テサロニケ4章16節」〉

 ここに登場する「神のラッパ(the Trump of God)」が、トランプ大統領のことなのだそうだ。神のラッパって、人類滅亡(天変地異)の合図じゃないですか?とツッコミを入れると、こんな返事。

「それは黙示録ですね。ここで引用しているのは聖書の別の部分です」
 だとしても、聖書の言葉を掲げるとは、宗教団体なのだろうか。
「主催者から渡されたのを持っているだけなので、私達にはわからない」(参加者)

新中国連邦という新勢力

 デモ隊の中に、青地に金の星をたくさんあしらった見慣れない旗を持つ一群があった。「新中国連邦」という団体の旗だという。

 新中国連邦は中国からアメリカに亡命した実業家・郭文貴氏とトランプ大統領の元側近(元首席戦略官)のスティーブ・バノン氏が呼びかけて設立された団体。中国共産党による専制支配を打倒し新たな国家を建設することを目指しているようだ。公式サイトには、日本にも下部組織があることが書かれている。
 このデモのシュプレヒコールが「反中国共産党」を全面に押し出していることや、中国系の参加者が多かったのは、もしかしたら新中国連邦の関係かもしれない。

 デモが終着点の丸の内に着くと、参加者たちがアメリカ国旗やプラカードなどを主催者に返却して解散。この光景から、大規模なデモ隊が掲げていた旗、プラカード、のぼり、横断幕の多くは、主催者が用意して参加者に貸し出していたものだとわかる。

 主催団体は、「トランプ米大統領支援集会・デモ実行委員会」。新中国連邦との関係はわからないが、新中国連邦の旗は主催者による回収場所から少し離れた一角で回収されていた。しかしデモ中、先導車の運転手は新中国連邦の旗を片手に運転をしていた。主催団体とそれなりに近いところに、新中国連邦が関わっていることは間違いなさそうだ。

 「トランプ米大統領支援集会・デモ実行委員会」も幸福の科学信者たちと同様に、バイデン氏の当選が事実上確実となった後の12月20日にも大阪でデモ行進を行っている。こちらは残念ながら取材に行くことができなかったが、YouTubeなどで見る限り、新中国連邦の旗は見当たらなかった。代わりに、東京でのデモに比べて韓国旗や内モンゴル旗が多かった。

 シュプレヒコールは東京でのデモと同じ。トランプ氏支持と同時に、反中国共産党を前面に出したものだった。

QアノンならぬJアノン?

 アメリカでは、アメリカ政府が悪魔崇拝者や小児性愛者の秘密結社によって支配されており、その勢力と戦っているのがトランプ大統領であるとする陰謀論者たちがおり、その陰謀論は「Qアノン」と呼ばれる。

 日本では最近、Twitter上などで、日本でアメリカ大統領戦の不正などを主張するトランプ支持者などを「Jアノン」と呼ぶ人々もいる。本記事の幸福の科学の部分で触れた街頭演説の内容にも「ディープステート(影の政府)と戦うトランプ大統領」というたぐいの主張が見られた。アメリカ大統領選挙の結果を不正によるものとする主張も陰謀論的に思える。

 ただ、Jアノンと評される日本のトランプ応援デモでは、アメリカ国内の情勢にまつわる陰謀論より「反中国共産党」という共通点の方が強い印象だ。幸福の科学信者のトランプ応援デモは直接中国共産党批判をする内容ではなかったが、幸福の科学や幸福実現党はもともと中国や北朝鮮の脅威を理由に日本の国防強化を謳い核武装も主張してきた。

 そしてJアノンはやたらと顔ぶれが多様だ。幸福の科学信者もいれば統一教会分派がらみの団体もいる。日本のヘイトスピーチ活動家もいた。外国人とおぼしき参加者の割合が高いデモや集会もある。

 Qアノンはアメリカの極右勢力の一つとして扱われるが、Jアノンは必ずしも「日本のナショナリズム」とは限らない。「反中国共産党」という一致点に、様々な立場の人々が集っている(もしかしたら本家アメリカのQアノンも実態は似たようなものだったりするのかもしれないが)。

 加えて、幸福の科学信者のデモに関して言えば、バイデン氏の当選が事実上確定した後の方が参加者数が多かった。「トランプ米大統領支援集会・デモ実行委員会」によるデモについても同様だったかのようなTwitter投稿が、参加者によってなされていた。様々な団体・勢力間の交流や便乗が進んでいるのではないか。

 幸福の科学信者のデモは、米連邦議会で選挙人による投票結果の承認が行われる1月6日にも都内で開催されるという。新中国連邦も、今年できたばかりの団体だけに、様々な活動や連携を模索していくだろう。

 Jアノン的な運動が、バイデン氏が大統領に就任した後にも尾を引くか、あるいは混沌とした顔ぶれのまま「反中国共産党運動」として継続しそうな気配も感じる。幸福の科学信者の演説では、日本の選挙でも不正が行われているとする「ムサシ陰謀論」にも言及されていた。Jアノンが日本版陰謀論と合体してしまう可能性も頭をよぎる。

 むしろバイデン氏が大統領に就任し大統領選が決着した後の方が、Jアノンはややこしい「発展」を見せるのかもしれない。
**********************************************************
 引用以上

 さすが、日刊カルト新聞の藤倉善郎氏だ。ほぼ完璧に語り尽くされている。
 要するに、日本のトランプ支持者、Qアノン支持者の正体は、統一教会と幸福の科学だったのだ。

 Qアノンが、CIAによって作り出された虚構であるとすれば、統一教会も幸福の科学も、噂通りCIAの下部機関であることが、よく分かる。
 冒頭に掲げた、大摩邇が転載しているブログも、実は、CIAによってコントロールされていると考えるべきだろう。
 だから私は、大摩邇に転載を外してもらったのだ。

 統一教会と幸福の科学が存続しているかぎり、Qアノン軽薄陰謀論も生き残ってゆくだろう。我々は、ますます真実を見抜く目を鍛えなければならない。
 

 



 

 ADHD=注意欠如・多動性症候群

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 義務教育において、教師が一番困る児童が、このADHDとアスペルガー症候群だといわれる。
 医学界にあっては、ADHDは以下のように定義される。
 https://www.ncnp.go.jp/hospital/patient/disease07.html#:~:text=%E6%B3%A8%E6%84%8F%E6%AC%A0%E5%A6%82%E3%83%BB%E5%A4%9A%E5%8B%95%E7%97%87%EF%BC%88ADHD%EF%BC%89,%E3%82%88%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82

 不注意
学業・仕事中に不注意な間違いが多い。
課題や遊びの活動中に、注意を持続することが出来ない
直接話しかけると聞いていないように見える。
指示に従えず、業務をやり遂げることが出来ない
課題や活動を順序立てることがむずかしい
精神的努力の持続を要する課題を避ける、いやいや行う
なくし物が多い
他の刺激によって気が散りやすい
日々の活動の中で忘れっぽい

多動・衝動性
手足をそわそわ動かしたり、いすの上でもじもじする
授業中に席を離れる
不適切な状況で走り回ったり高いところに登ったりする
静かに遊べない
まるでエンジンで動かされているように行動する
しゃべりすぎる
質問が終わる前に出し抜けに答えてしまう
順番を待てない
他人の邪魔をする

 アスペルガー症候群を見てみよう。こちらは「自閉症の一種」に分類されている。
https://www.ncnp.go.jp/hospital/patient/disease06.html

会議などの場所で空気を読まずに発言してしまい、ひんしゅくを買う
視線があいにくく、表情が乏しい
予想していないことが起きると何も考えられなくなり、パニックを起こす
自分なりのやり方やルールにこだわる
感覚の過敏さ、鈍感さがある(うるさい場所にいるとイライラしやすい、洋服のタグはチクチクするから切ってしまう)
手先が不器用である
細部にとらわれてしまい、最後まで物事を遂行することが出来ない
過去の嫌な場面のことを再体験してイライラしやすい
******************************************************************

 ゲゲゲ! なんじゃ、こりゃ全部オイラのことじゃねーか!
 と私は叫んでしまうのだが、私の子供時代、こんな学問的定義もラベルもなかったから、私は、いわゆる「扱いにくい子供」の典型例だった。

 私自身が、このラベル化された「精神疾患?」を自覚したのは、たぶん50歳を過ぎてからだから、私は人生の大切な時間の大半を、他人より劣ると思い込まされたコンプレックスのなかで過ごしたのだ。

 これが心や脳の病気なのか、単なる性格なのか、一般的な個性というべきなのか、自分でもよく分からない。だが、はっきりしていることが、いくつかある。
 私は他人に比べて、異様に怪我が多い。多くは不注意による自傷事故だ。それも深刻なものばかり。足のすねなど、いつでも打ち身だらけだ。
 私の体は全身傷だらけなのだ。骨折で、治療せずに偽関節になったものだけでも数カ所ある。多くの場合、医者に行かずに放置してきた。
 私が医者なら、ADHDの判定基準に、足のすねの打ち身や痣を加えたいほどだ。

 私は、食事の失敗が多い。いつでもご飯をこぼし、服は汚れていることが多い。普通の人が一週間以上着ていられる上っ張りも、私は三日で汚してしまう。しょっちゅう洗濯していなければならない。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1399.html

 私は、いつでもみすぼらしく、街を歩いていても浮浪者のように思われることが多い(と思い込んでる)。
 だから、私の対人コンプレックスは相当なものだ。私が過疎の田舎に住んでいる理由の多くは、そこから来ている。
 自分に自信がないから、対人関係にも積極的になれないので友人は少なく、女性に対しても、性欲は盛んなのに、積極的にアプローチすることができなかった。

 不注意・多動とはいうが、この原因は、おそらく、脳が暴走するからだ。一つの情報が脳に入ると、もの凄い勢いで、記憶領域や想像力の領域を暴れ回り、情報が膨れ上がって、自分自身でも手が付けられなくなるので、他人から見ると、「注意が持続できない」という評価になる。

 「一を聞いて十を知る」ともいうが、何か呼びかけられても、メールをもらっても、相手の求めている答えから遠く離れた、想像力暴走の産物を返してしまうから、相手は「対話が成立しない」として離れてゆく。
 だから、いつでも孤独でいなければならない。

 しかし、人類史における「発達障害」の有名人を見てみると、少しだけ安心する。
 典型的な発達障害・ADHD・アスペルガーだった有名人をあげてみよう。

 長嶋茂雄、ウィル・スミス、黒柳徹子、さかなクン、ジミー大西、イチロー、スティーブ・ジョブズ、スーザン・ボイル、米津玄師、栗原類、スティーブン・スピルバーグ、トム・クルーズ、ミッツ・マングローブ、トーマス・エジソン、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ピカソ、ベートーヴェン、モーツアルト

 うんうんと顔がほころぶ。ADHD児童はIQが高いといわれる。
 https://shohgaisha.com/column/grown_up_detail?id=1113

 最近では、どうみても発達障害にちがいないと思うのは藤井聡太だ。彼はボビー・フィッシャーと同程度の実力者といわれているから、IQもフィッシャーの186に近いだろう。もの凄く置き忘れが多いそうだ。
 イチローの発言を見ていると、質問を投げかけても、それが彼の脳内を暴走してから答えが出てきて、尋常な理解力では、「何ちゅー、ピントの外れた人だろう」としか思えない。
 さかなクンも同じだ。与えた刺激が、彼の脳内を駆け巡って、さまざまな想像力の味付けがされてから還ってくるのだ。常識人では面食らう答えばかり。

 ちなみに、私のIQは小中学校で140前後だった。だが、このIQは、残念ながら生まれ持ってではなく、名古屋市南部公害や、近所の鋳物屋の煤煙を吸って深刻な喘息を発症したことで、アトピー過敏体質になった結果だ。
 誰でも、過敏症になればIQが上がることが分かっている。IQというのは、生理的反応の過敏さに比例するからだ。

 担任教師も困っただろう。学校に母親が呼びつけられて、
 「あなたの息子さんは、IQは高いんだけど、授業中、落ち着かなくて、他の子の邪魔なのよ」
 なんて、いつでも言われていたようだ。
 成績も異常だった。好きな科目は、いつでも学年トップだったが、嫌いな教師の科目は最下位に近かったからだ。これがADHDの特徴らしい。
 しかし高校受験では、一気に成績が上がり一流校に入ったものの、やはり、まともな学校生活は不可能だった。

 問題は社会に出てからだ。「空気が読めない」=我が道を行くADHD人間は、よほど包容力の大きな人でなければ飼い慣らすことができない。
 想像力が働き過ぎるので、余計なことをする。だから一カ所に長く定着することができない。
 ましてや、私の若い頃は、「制裁の時代」であり、社会が儒教的序列主義の秩序を持っていたから、上司の気に入らないことをする者は、制裁され追放されたのだ。
 いわば、「社員」というのは序列の奴隷に等しかったから、ADHDの私が長続きするはずがなかった。

 まあ、「流れの職人」あたりが適しているのだが、その一人前の職人になるまでの修行が我慢できなのだから救いがない。
 しかし、頭の回転が速いから、何でもすぐに覚える。習得が早いが、飽きも早い。
 頭の中は、いつでも想像力が爆発状態。相手の顔を見ただけで、性格から未来の運命までの人生全体が見えてしまうから、対話の先行が読めすぎて相手に嫌われる。

 こんな欠陥だらけの人生で、全身と心にに生傷が絶えない人生も、もう終着が見えてきた。自分の人生に、どんな価値があったのかと振り返れば、「そこには風が吹いているだけ……」。

 この人生を振り返って、禍根といえば、この世の者とも思えない、下劣低俗な人間性の低すぎる嫌がらせマニアが数名まとわりついてきて、さまざまの嫌がらせを受けながら、思うように対応・報復もできなかったことだ。
 なんで、こんなに嫌がらせを受けるのかといえば、たぶん、私のADHDにまつわる特異さが許せないのだろう。

 もっとも、彼らを調べてゆくと、どうやら、彼ら自身に大きな心の欠陥を背負い込んでいる者ばかりであることが分かってきた。
 「類は友を呼ぶ」ではないが、心の波動が、悪臭に呼び寄せられるハエのような彼らを呼び込んでしまったようだ。
 特に、富士宮の葵講講頭を自称して金集めに奔走する溝口という人物と、医師の岩田という人物には驚かされた。こんな下劣な人間性を見たことがなかったからだ。

 いずれ、彼らに対しては、これまで我慢した分を一気にお返しするつもりだが、ネット上の嫌がらせは、やたらと金がかかるもので、訴訟に持ち込んで勝利しても、経費が半額も戻らない。
 結局、実力行使しかないが、残りの人生を刑務所で過ごすことを覚悟しなければならない。悪ければ、クビを吊されることになる。
 結局、今のところは、嫌がらせをした者勝ちだが、心を汚す代償を得なければならないわけで、長い目でみれば、自分の人生を汚物にするようなものだと思う。

 さて、フクイチ事故以降の放射能汚染が、胎児の脳を蝕み、産まれてきた子供たちの能力を蝕んでいるわけだが、フクイチ事故は、過去の核実験被曝世代と比べて数桁も上の放射能を被曝させられた。

 2011年に出生した東日本の子供たちに、放射能の影響による発達障害が見え始めるのが、10歳に達した今頃だ。
 どのような影響が出るかといえば、例えば1953年3月1日の、ビキニ・ブラボー水爆の放射能(多くがトリチウムだ)に受胎後8~15週である「器官形成期」に被曝させられた人物は、1954年頃出生したわけだが、その代表として安倍晋三を挙げておこう。

 安倍も、「稀代の大嘘つき、息を吐くように嘘をつく男」と絶賛される人生を送ったが、どうみても発達障害で、高校も大学も裏口入学、裏口卒業だったといわれる。
 それが7年以上も日本国の首相を務めたわけだから、よほど利用しやすいパシリ人形だと思われていたのだろう。

 「平気で嘘をつく」習性もまた、自分の行為を十分に分析できず、自己陶酔の誇大妄想の中で生きてきた。安倍の背後には、ヘロイン麻薬王、祖父の岸信介がいて、巨大な権力遺産を残していたから、それを利用しようとした勢力によって、ピノキオのように操られてきたのだ。

 彼を日本国首相に据えて一番トクをしたのは誰かといえば、それはCIAである。
 CIAを米国秘密情報機関と捉えるのは間違いだ。あれは、世界金融資本(イルミナティ)の暴力機関であり、イスラエル・モサドの支配機関と考えるべきだ。
 それは911テロや、イスラム国の暴虐がモサドによって行われたことで明らかだ。
 CIAは、安倍晋三を支配することで、日本政府の対米盲従路線を実現してきた。
 現在の菅政権も、安倍の後継者でありCIAの飼犬といってよい。

 「操り人形」というのは、脳が壊れていて、他人に影響されやすい、自分の名誉欲以外、何も見ることのできない人物がなるものだ。
 安倍の脳が壊れたのは「胎児被曝」によるものだ。それでは、フクイチ事故放射能により胎児被曝を受けて出生した人たちは、どうなるのだろうか?

 実は、どちらかというと、安倍のように右寄りに操られやすくなると言われている。複雑な思考ができず、「やられたらやりかえす」というような単純報復主義に走りやすく、したがって中国を見て、軍事力増強、核武装と短絡的に進むのだ。
 日本全体で、胎児器官形成期に放射能で脳をやられた人々が激増している。彼らは、メディアが報道しているような、ごく単純な力学を好み、「悪を成敗する」という刹那的発想に向かう可能性が強い。

 何よりも、「子供たちの未来を守る」という思想、原点が一番必要なのだが、それよりも、利己主義的な発想、「やられたらやりかえせ」という報復主義に向かう可能性の方が強い。
 だから、私は、出口王仁三郎が予言した「日本の人口が三分=4000万人になる」という未来をリアリティを持って想像している。
 つまり9000万人という日本人が、これから失われてゆくことを。

 

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