FC2ブログ

本当の敵とは何か?



 中国が経済連鎖崩壊を来していて、今後、「国内矛盾を対外矛盾にすり替える」という破綻国家の常習手段として、周辺諸国への軍事衝突を繰り返す恐れが強まっている。

 中国は、国家基盤が危うくなると、国境紛争を作り出して、相手が、どんなに強大でも、犠牲を惜しまずに戦争を作り出してきた。
 対ソ・対印・対越の国境戦争は有名だが、チベットやウイグル(東トルキスタン)にも軍事侵攻をかけ、国土を強奪してしまった。

 朝鮮戦争も、北朝鮮の要請とはいうが、事実上、国境拡大を狙ったものだった。
 朝鮮戦争で有名なのは、「屍の橋」といわれ、まるで乃木希典の203高地作戦のように、何の防御手段も講ぜずに、雲霞が農薬の霧に突入するように、ロシア軍に向かって自殺的突撃を繰り返し、後続の兵たちは、味方の屍を橋として河を渡ったといわれる戦闘スタイルで、中国共産党の指導の下で、数百万人ともいわれる戦死者を平然と出し続けた。

 いくら中国で人口問題余剰問題があるとはいえ、自滅するように大量の戦死者を出す中国式戦闘スタイルは、普通の国では通用しないが、世界で、こんな無謀が容認される軍隊は、今では、人口余剰に悩み続けてきた中国とインドくらいかもしれない。
 (昔は日本軍も英軍も、指揮官が突撃と命令したら、死んでも突撃させられた)
 これでは、どんなに屈強な兵と高度兵器を持っていても、雲霞や飛蝗の巨大な群れを相手に持久的戦闘は続かない。これが、中国の本当の恐ろしさである。

 4000兆円を超える債務を背負って、八方塞がりの糞詰まりになっている中国共産党政権が、延命のために何をするかといえば、「非常事態宣言」をかけて、「窮鼠猫を噛む」ような非常時の追い詰められた力を発揮する道しか残されていない。
 https://www.epochtimes.jp/2018/01/30485.html

 戦争までいかなくとも、国境紛争を仕掛けて、中国側に数万人程度の死者が出れば、これで「非常事態」であり、戦前の日本のように、大政翼賛体制をつくって完全な統制経済に持ち込むことができ、デフォルト連鎖を回避することも可能になるだろう。

 その紛争を作り出す場所だが、この数ヶ月の習近平の発言を調べてみると、台湾への軍事侵攻に関する発言が多いことが分かる。
 https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/218009/011600133/

 もちろん、尖閣諸島の領有宣言をしていることから、いつ尖閣を占領するかもわからない。日本政府は「事を荒立てない」のが得意技であることくらい、中国は百も承知であり、今度こそ、「事を荒立てる」軍事侵攻を行い、大量の犠牲者を欲しがるかもしれない。

 要は、中国共産党は人口爆発問題を解決するには、自国民の大量死が必要と信じているということである。
 だから、三峡ダム崩壊で億単位の死者が予想されるにもかかわらず、すべての情報を隠匿して、堰堤が決壊するまで、だんまりを決め込んでいるのである。

 そんな事情が分かっているから、アメリカは、中国との戦争において「大量破壊兵器」つまり核兵器に頼りたがっている。
 トランプは、核兵器をコケオドシ=床の間に飾って脅しあう装飾兵器ではなく、実際に使える核兵器の開発を指示した。つまり戦術核兵器を実戦に使うと発言したのだが、これは、中国との武力衝突への準備である。
 アメリカ軍は朝鮮戦争での記憶=屍の橋を恐怖の記憶としていて、中国と実際の戦闘が起これば、バズーカ核弾頭(広島原爆と同等の規模)を使うしかないと固く決意しているように見える。
 https://diamond.jp/articles/-/162425?page=3

 なお、安倍政権による憲法の解釈変更で、米軍が中国軍と実際に戦闘状態になった場合、自動的に自衛隊は米軍指揮下の一部隊として機能することになっている。
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-05-20/2015052002_01_0.html

 中国との実際の戦闘が、もしかしたら年内に起きる可能性がある。
 戦後、自衛隊を「就職先」と考えてきた人々にとって、もしかしたら、自分の命を賭して「敵国を破壊する」仕事を、初めて強いられるかもしれない。
 そうなれば、自衛隊は就職先ではなく軍隊であり、自分の人生とは何なのか? 深刻に問われる時代が訪れている。
 同時に、「敵国」という概念も、戦争という概念も、すべて自分の論理のなかで厳しく問われなければならなくなる。
 このまま、政府のいいなりになって死んでゆくことがいいのか? と……。


 「自衛官」や「警察官」という、自分個人より一段階上に位置する帰属的洗脳を受けた人たちは、日露戦争で乃木希典の指揮下に編入されたようなもので、どんなに理不尽であっても、「組織の論理」で動く義務を強いられ、逃げだそうとすれば「死刑か懲役300年」=石破茂 の罰を受けることになる。

 帰属する国家による戦争の必然性と、自分自身の論理が一致していれば問題は起きないのだが、「相手を殺したくない」と思っている人が、無理矢理、戦闘に駆り出されて前線に配属されると、自分自身を殺して無感情な殺戮ロボットに変身させられるわけだから、それによるトラウマ、心理的葛藤は極めて過酷である。

 太平洋戦争では、良心的兵役拒否なんて概念はなくて、「人殺しなんか絶対に嫌だ」と自分の論理を貫こうとすれば、自殺するか、戦闘中に相手に自分を撃ってもらうしかなくなる。
 そうして自ら命を失った日本兵も大量にいたといわれるが、もちろん政府は完全に隠蔽している。

 この立場で、戦争に無理矢理投げ込まれた人々にとって、「本当の敵」は、決して国が定めた「敵軍」ではなく、人殺しをしたくない自分に無理矢理、人殺しをさせる国家権力ということになる。
 もう少し突き詰めれば、「本当の敵」とは、自分自身の生きるための論理=良心という言葉を使ってもいい=を、無理矢理破壊する国家の論理だという回答も見えてくる。

 国のいいなりになって、やりたくもない人殺しをするのは、まっぴらご免という自分の論理を貫こうとすれば、自由な外国に逃げたり、あるいは、やむをえず自殺したりの選択肢も理解できよう。
 江原啓之は、戦争で自分の良心を貫くために自殺することは、人殺しをさせられるより、尊いことだと語っている。

 要は、「愛国心」なんて真っ赤な嘘教育に洗脳されて、国の捨て駒として死んでゆくのが正義だと勘違いした右翼青少年がたくさんいるのだが、本当の正義は、巨大企業の利権のためだけに動いている嘘つきの国を信じて盲目的に死ぬことではなく、自分の世界観から後悔しない人生を選ぶことである。

 それに、「敵国人」とはいうが、中国も朝鮮も、ロシアも、一人一人の個人は親切で憎めない人が少なくない。戦争というのは国家の都合だが、個人の都合としては、暖かい人間性だと分かっている人たちを殺すことはできない。
 そんな命令に従うくらいなら、サイコパスで知られたトランプや安倍晋三を撃った方がマシだ。

 我々は、戦争を前にして、いったい、どのような価値を守らなければならないか、今からじっくりと考えておくべきだ。

 不正で固めた嘘つき安倍政権のために死ぬのか? 最悪のサイコパス、トランプの思いつきに振り回されて死ぬのか? それとも、自分が正しいと信ずる価値観に殉ずるのか?
 私個人の世界観=原理原則を述べておくと、もし、命を捨てることを強いられるとしたなら、巨大資本の金儲けに利用されて死ぬなんて真っ平ご免だ。
 嘘で固めた日本政府の虚構のために死にたくもない。アメリカの大金持ちの利権のために利用されたくもない。

 それでは何があるかというと、まずは、純真な子供たちの未来を守りたい。金持ちや権力者は大嫌いだから、どうせなら、底辺に住む心温かい貧乏人のために死にたい。
 私が命を奉仕する相手は、金持ちや権力者ではない。地球と大自然を愛し、人類の未来を大切に保全しようと努力している人たちである。
 子供たちの未来のために死ぬことができるなら、どうせボロボロではあるが、有意義な死に方ができると思う。

 本当の敵は、子供たちの未来を破壊して利己主義の金儲けに没頭する、大金持ちや権力者であることを、大声で叫んでおきたい。
 






 
 

生身の人間が生きているということ……すべての存在には長短がある


 軍人にとって、兵器は軍全体の強さの象徴であり、自分たちの守護神として、頼もしく思うものだ。だから、巨大な兵器群が目の前にあるだけで、興奮し、かつ安心するのである。

 どの国の軍隊も、世界を圧倒する兵器を持ちたがる。大きな大砲、大量の航空機、そして馬鹿でかい戦艦、「大きいことはいいことだ」と、どんどんコケオドシの兵器群を増強してゆく。
 これは、とりわけ儒教思想の強い東洋全体に著しい価値観でもあり、いわば、見栄とメンツの軍事史観といってもいいだろう。

 中国や北朝鮮を見ても、その軍事力は、人々を圧倒する巨大至上主義であり、戦争を起こさない努力より、他人を威圧することだけに主眼が置かれている。
 司令官たちは、きらびやかな軍服に身を包み、勲章をたくさんぶら下げて、互いに愚かな威を競い合っている。
 これは「孫子の兵法」でも、綿密な準備よりもコケオドシの見栄を重視ししてはならないと戒められている軽薄な発想である。

 戦前の日本でも、「大砲巨艦主義」が日本軍の基礎的な価値観・思想であり、日清日露戦争で、戦艦によって勝利したという優越感が、逆トラウマとなって、軍司令部の思想を拘泥させ、戦争の大局観、戦略を見誤ったという根底的な批判に晒されている。
 軍人たちは、戦艦大和・武蔵・長門を最前線に出し、その巨大な艦砲射撃の威力によって戦況を決すべしと、軍事的妄想から一歩も抜け出せない者が多かった。
 みんなコケオドシばかりが大好きだったのだ。
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%89%A6%E5%B7%A8%E7%A0%B2%E4%B8%BB%E7%BE%A9

 ところが、彼らの頼みの綱の巨大戦艦は、いずれも最前線に出る前に、数千の将兵とともに海の底に沈没してしまって、戦争の役には立たなかった。
 それは、戦争が、大砲巨艦主義から、航空戦に変化している事情を、司令部が読み違えていたからであり、本来、空軍を独立させ、主力部隊として整備されねばならないのに、旧日本軍では、空軍は、陸海軍の付属、補完部隊としてしか認識されていなかったのである。

 したがって、日本では航空戦への認識が薄く、独立した空軍として人材や予算が配置されずに、とりわけ海軍では、大砲巨艦主義に拘泥する司令部によって、ゼロ戦などの優秀な兵器が軽視され、そのことが第二次世界大戦での悲惨な敗戦につながったとの指摘が多い。

 21世紀になって、戦前の兵器革命であった航空攻撃機に匹敵するか、それ以上の革命的な戦力の変化が現れた。
 いわば、戦争そのものの大局観・全体像を根底から考え直さなければならないほど、革命的な変化が訪れている。

 それはAIコンピュータの進化であり、ドローンの登場であった。
 ドローンが戦争の主力になるほどの革命的進化を遂げたのは、この数年のことだが、それを世界で、もっとも重視し、進化させているのは中国軍であるらしい。
 中国では軍組織が上から下まで腐敗し、もはや軍として機能していないともいわれる。戦場に送り出しても、兵器の管理さえできない(トップが秘密裏に売り飛ばして私腹を肥やしてしまっているから)、いわば日露戦争当時の腐敗したロシア軍よりも、もう一桁ひどい状況であるようだ。

 そこで、軍を管轄する共産党指導部は、腐敗しきった軍に頼るより、AIコンピュータの最新技術に頼った方が有利だと考えた。
 民間では、ドローンが劇的に発達し、日米欧のような社会生活上の規制も必要がないので、これを軍事用に転用し、戦場の主力として利用することを考えたのだ。

 軍は腐敗していても、民間の軍需産業は、世界との苛烈な競争を繰り返すなかで、ファーウェイのようなシビアな実力を身につけるようになっていたから、たちまち、中国は世界最先端のAI兵器を多数開発するようになった。

 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10294.php

 https://viva-drone.com/chinese-drone-caihong-wurenji/

 https://dronenews-japan.com/news/wa2018121321/

 ドローンとは?
 実は、ドローンは第二次世界大戦時に、軍事用としてアメリカで開発が始まったといわれているが、なぜか、開発者や初期のシステムなどの情報は秘匿されている。
 https://dronenews-japan.com/column/wa201711182/

 民生用ドローンの開発は、実は日本が先進国で、農業用や測量用に、たくさんのミニヘリコプターが開発され、市販されていた。
 その性能は世界の最先端をいっていて、外国の広大なプランテーションで、日本製(ヤマハ製)の農薬散布機が相当数利用されている。
 またホビー用ミニチュアヘリも、日本でたくさん開発され世界に出回っている。
 今の4発動力式のドローンになって、日本は遅れを取り、中国が、その安さで世界の市場を独占しつつあるともいわれる。

 https://diamond.jp/articles/-/189769

 https://dronenews-japan.com/news/wa201801062/

 日本の販売店では、1万円から50万円程度まで、よりどりみどりで購入できるが、10万円以下の安いものは、大半が中国製で、その性能は、今や日本製に引けを取らないといわれる。
 https://www.drone-station.net/

 軍事用先端兵器の大御所、アメリカでは、安価なドローンでも、軽機関銃を搭載して、カメラと組み合わせて、大きな殺傷能力を持ったものが開発されている。
 また、化学兵器に類する攻撃手段を持ったドローンも、たくさん作られているといわれる。

 ドローンは、とりわけ中国製ドローンは、驚くほど安価なので、子供の小遣いでも購入可能であり、その性能は、もし何らかの攻撃武器を搭載したなら、熟練兵士数名分よりも大きいといわれる。
 したがって、最前線での戦闘は、もはやドローンに特化してゆくことは確実である。

 そこで、現代の戦闘は、旧来のイメージにおける兵器は、まるで無意味なものになりつつあり、偵察も銃撃も爆弾投下も、すべてドローンの役割になっている。
 こうなると、ライフルの達人より、ゲームの達人が、戦闘の主力になるわけだ。もうシモヘイヘはいらない。

 と、思われているのだが、しかし待てよ!

 この世界では、森羅万象、ありとあらゆるものに共通する法則があって、一つの能力が特化して上昇すれば、必ず、その反作用が起きるということだ。
 例えば、ドローン戦闘が主流になれば、最前線を嫌う兵士ばかりになってゆくだろうし、旧来の戦闘より、ゲーム能力を買われる時代になれば、筋骨逞しい兵士も必要とされなくなる。
 だが、それは、ドローンが正常に、想定通りに作動すればという仮定の話であって、現実は、そんなに甘くない。
 
 まず、ドローンには、決定的で致命的弱点があることを知るべきだ。それは、電波を使って操縦しているということであり、仮に、操縦がAIによる自動化であったとしても、ドローン内部は、コンピューターチップとIC回路の山なのだ。
 ということは、インターフェア(妨害電磁波)に影響を受けることを意味していて、どれほど金属で覆って外部電波を防いでも、電磁波インターフェアを完全に防げる機能はありえない。

 例えば、中国軍のドローンが何千機も日本の市街地に押し寄せ、市民を片っ端から銃撃しはじめたとしても、EMPシステムによる電磁波バーストを起こせば、それらのドローンは、一瞬にして破壊され、地面に墜落することになる。

 https://gigazine.net/news/20161013-diy-electromagnetic-pulse-generator/

 https://sabage-archive.com/blog/archives/18655

 EMP発生装置など、そんなに難しい仕組みではない。巨大な電圧を発生させる回路を地表に設置し、数十万ボルトのパルス電流を使って磁気パルスを発生させれば、数キロメートルの範囲の電子機器は、その場でサージ電流によって破壊される。
 ドローンの制御は不能になり、地表のスマホをはじめとする、あらゆるIC回路も破壊される。コイルやコンデンサが焼き切れてしまうので、修復は容易ではない。

 つまり、ドローンというのは、みんなが思っているほど恐ろしい兵器ではない。これが万能であって、新しい革命的戦術であると考えるのは間違っている。
 それどころか、EMP発生器という仕掛けさえあれば、一瞬にして撃退可能なのである。中国は、金儲け優先なので、攻撃能力ばかり売り込んで、そうした致命的弱点に一切触れていないので、実戦ともなれば、米軍はEMP発生器を配備するに決まっている。

 となると、やはり、現場の戦闘の最後の切り札は、肉弾戦しかありえないということになる。
 というより、孫子が繰り返し指摘しているように「戦わずして勝つ」、つまり、戦争を起こさない事前の努力と、あらゆる事態を想定して、対策を完備することに尽きるということになる。

 現在、EMP核爆弾を配備しているのは、アメリカ・中国・ロシア・北朝鮮であるといわれる。とりわけ北朝鮮は、戦争の初期に、EMP爆弾を高度数百キロで用いる可能性が極めて強い。
 これをやられると、仮に群馬県上空300Km程度で、500Kトン程度の核爆発を起こせば、死者は出ないが、日本中のすべての電気、電子インフラが壊滅してしまうのである。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-411.html

 米軍の試算によれば、EMP投下によってインフラを破壊された地域では、3年後までに9割の人口が死滅するといわれる。
 今は、生活インフラの、ほぼ全部にコンピュータチップ・IC回路が使われ、水もガスも電気も、一切使用不能になるのだから、タダではすまないだろう。

 そこで、上の全体を総括して、私が言いたいことは、人間は機械に支配される存在であってはいけない。人は生身で生きていて、地球という大自然のなかに生かされているのである。
 少なくとも100年前まで、誰も電子回路に依存した生活などしていなかった。薪を燃して、囲炉裏や竈で煮炊きし、井戸から水を汲み、芋や蕎麦など作物を作って食べ、ランプの明かりで生活していた。
 誰も、インフラに依存して生活していなかった。EMP爆弾が爆発しようと、別に何も影響のない生活をしていたのだ。

 だから、戦争になってドローンが押し寄せてきて、それを撃退するために生活インフラが使えなくなっても、100年前のライフスタイルに戻れば、どおってことはない。
 再び、地球という自然に感謝する生活に戻るだけのことなのだ。

 トランプは、これまでの核戦略の基本である「他国への威嚇」としての核保有を脱して、「使える核兵器」を掲げて開発すると言い出した。
 https://diamond.jp/articles/-/162425

 どういうことかというと、ドローンに核弾頭を搭載して攻撃するというのだ。
 実は、核爆弾は、広島長崎では1トン近くの質量が必要だったが、今では、高度圧縮装置により中性子密度を極限に高める技術が開発され、わずか1Kg=ゴルフボールほどのプルトニウム239があれば製造可能になっている。

 もちろん、ドローンに搭載可能であって、これを使われると、EMP装置を可動させる前に、地域が壊滅してしまう。究極の悪魔兵器といっていいだろう。
 私は、この種の人間に対する愛情のカケラも存在しない、トランプの人間性から、それを実現する可能性が極めて高い、そして実際にそれを使う命令を発するとしたら、トランプ以外ありえないと考えている。

 トランプは、駆け引き(ディール)の人であるとともに、有言実行の人でもある。
 メキシコの壁のように、しつこく実現を迫るだろう。
 しかし、これにより、人類の生存条件は最終段階に達し、滅亡を目前に迎えることになる。
 こんな攻撃を受けたなら、中国もロシアも北朝鮮も報復攻撃に走らないはずがない。
 だから、世界は核戦争の戦乱にたたき込まれることになる。それが実現する前に、世界はトランプを退場させるだろうと、私は予想している。
 
 

弱者を必要としない社会


ナチスドイツが行ったT4作戦は、社会に役立たない障害者を抹殺して、政権・国家に忠実な国民だけを残すという、自国民に対する民族浄化=ジェノサイドであった。

  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-492.html

 被害者の総数は、ダウン症など知的障害児童や青年、自閉症・精神分裂症患者を中心に、40万人に上るといわれるが、具体的な資料は、すべて敗戦時に証拠隠滅されている。
 ハルトハイム城をはじめとするドイツ国内三カ所の施設で、最初はトラックの排気に含まれる一酸化炭素ガスを、障害児を閉じ込めた処理室内に流して殺したが、やがてユダヤ人ホローコストに使われたチクロンB塩素ガスが発明され、それによって、短時間で効率よく子供たちの命を奪った。

 ナチスが「不要国民」と認定したののは、障害者、病人、老人だが、病人と老人を殺戮対象としてしまうと、あまりに多すぎて、ほぼ全国民から反発されるので、障害者に絞ったのである。
 「殺しやすいところから殺す」ということで、「ナチスが自分に降りた」と称して、相模原やまゆり園を襲撃し、数十名を殺した植松聖の考えと同じである。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A8%A1%E5%8E%9F%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E6%96%BD%E8%A8%AD%E6%AE%BA%E5%82%B7%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 ところが、麻生太郎は、「お国に役立たない老人は死ね」と、最大勢力の弱者である、老人を標的にしていることを明らかにした。
 https://www.youtube.com/watch?v=vFN7eTucz-U

 https://togetter.com/li/1129265

 自民党=安倍政権は、現在、65歳年金支給制度を、さらに70歳まで延長するといい、とうとう80歳まで支給しないケースもあると言い始めた。
 また、まだ大きく報道はされていないが、安楽死研究、法制化部会が発足しているとの情報もある。
 https://mainichi.jp/articles/20180916/ddm/001/040/203000c

 福生病院おける腎臓透析患者に透析をやめさせて27名を「自分の意思による自殺」にして殺害した事件も、上の自民党安楽死部会の思想を、そのまま実現しているのである。
 https://news.jorudan.co.jp/docs/news/detail.cgi?newsid=NS422554
 上のリンクにおける舛添要一の発想こそ、麻生太郎らによる「お国の役に立たない者は死ね」思想の代弁である。

 また、「人工透析をやめて、患者を殺してしまえ」と大声で叫んだのは、千葉市のフジテレビアナウンサー、長谷川豊であった。
 https://matome.naver.jp/odai/2146347361734174801

 まだ、3月15日のことだが、ニュージーランドのクライストチャーチで、イスラム教会で銃を乱射し、50名以上を殺害した豪国籍の保守主義者が現れた。
 https://gigazine.net/news/20190315-nz-terror-attack-two-mosques-movie/

 犯人は完全防弾服で教会に侵入し、イスラム教徒の報復を恐れてか、死刑制度が完全廃止されているニュージーランドで自首し、罪の軽減を狙ったと報じられているので、人の命は平然と消すが、自分の命だけは守りたい人物と思われる。
 イスラム教会を狙ったのは、移民を排斥する目的だったと語っている。

 オーストラリアでも、半世紀前までは「白豪主義」と呼ばれるナチスばりの民族主義者がいて、唯白人主義を掲げ、先住民アボリジニを大虐殺したり、東洋系移民を激しく排斥したりしたので、今回の事件は、そうしたナショナリズムの延長と考えることもできる。
 https://ncode.syosetu.com/n4357cw/204/

 クライストチャーチの大虐殺は、異人種・異教徒を排斥する白豪主義が、まだ脈々と生き残っていて、トランプの登場とともに世界的に息を吹き返している現状を教えてくれる。
 相模原事件の植松聖も、戦前の正力松太郎率いる大日本大政翼賛会の思想を、そっくり引き継いでいて、近年、若者たちのあいだに、「役立たない者は生きる資格がない」との知的レベルの極めて低い独善思想が蔓延していることを教えてくれる。

 この知的後退は、世界的に極めて深刻で、日本でも、安倍晋三という知的レベルのひどく低い首相が登場して長期政権を作り、日本におけるあらゆる平和憲法はじめ知性の結実制度を、低俗陳腐、極度に遅れた思想で叩き潰して回っている。
 ネット界を見渡しても、若者たちの右傾化による知的後退には、深刻な懸念を持たざるをえない。

 「気に入らないと殺してしまう」人間性の短絡が、日本社会に拡大していることに、私は恐怖を感じている。
 こんなことでは、正月の原宿テロ事件のような暴走が、こんどこそ大量殺戮という形で実現するだろうと予想する他はない。

 私が、2011年の反原発発言以来、この種の知能の低いネトウヨに激しく嫌がらせ攻撃を受けていることは、みんな知っていると思うが、私への嫌がらせ文句は、「中卒」「デマ」「働け、引きこもり老人」というものであった。
 つまり、「お国に役立たない者は死ね」という右翼らしい屁理屈を持ち出している。

 あまりの知能の低さゆえ、「強い日本、凄い日本」に憧れと自尊心を共有し、「国に役立たない者」は「反日」であって、みんなで追放してしまえ(ときには殺してしまえ)となっているので、私が彼らに一言でも文句を言おうものなら、たちまち反日と決めつけられ、炎上し、「日本から出て行け」と超短絡反応に終始するのである。
 これまで、何度やられたか分からない。テレ朝のモーニングショーに出てくる玉川徹君も、正論を述べているだけなのに「反日コメンテータ」の烙印を押されている。

 私は、これらのネトウヨの登場してくる理由は、知能レベルにあると指摘してきた。
 IQが低いと右翼になる理由が、数年前から医学的研究成果として提示されている。
 http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/6454
 https://www.excite.co.jp/news/article/HealthPress_201509_iq/

 逆に言えば、なぜ若者たちの知能が低くなったのか? 私は1950年代以降、膨大な数の大気圏核実験や、世界300機の原発運転、再処理工場からの放射能のせいで、人類社会全体に知能低下を来していると考えている。
 したがって、ネトウヨたちによる障害者など弱者への攻撃は、「弱者による弱者への攻撃」である。人類が数十万年かけて精神的に進化して、弱者への思いやりを大切にする思想社会が開いたとき、放射能が人々を劣化させ、再び、弱者への愚かな攻撃を激増させているのだと私は思う。

 優生保護法下で、障害者というだけで、生殖能力を強制的に奪われた男女が、過去数十年で、数千名以上いたことが明らかにされた。
 https://www.mag2.com/p/news/348601

 もちろん、これも「お国の役に立たない人間を作らない」という国粋主義者たちの発想だが、これを推進していたのは、福田昌子・加藤シズエのような社会党幹部だったことに、私は恐ろしさを覚える。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E7%94%B0%E6%98%8C%E5%AD%90

 実は、私が若い頃、少し関わったヤマギシズム運動の創始者、山岸巳代蔵もまた、優生保護思想を発言したことがあり、当時の、天皇制を頂点とする差別の価値観のなかでは、人々は、序列の頂点に向かって価値が高いという妄想に支配され、序列の底辺に位置する、障害者、受刑者、貧乏人、部落民、在日朝鮮人などは、無価値であるとの発想に、大半の国民が囚われていたのである。

 それは、決して保守や国粋主義者たちばかりではない。天皇は至高と洗脳された大半の国民が、序列や差別こそ人生の価値観であるというような愚かなアイデンティティーに拘束されていたから、戦前の金子みすずは、素晴らしい自由な感性の結果、自殺に追い込まれた。
 だから、私は、天皇制の序列価値観こそが、諸悪の根元だと、繰り返してきたし、元号や、無意味無価値な儀式で、国民を騙して権威を洗脳することをやめよと叫んできた。

 天皇制を残しているから、相模原やまゆり事件が起きるのである。植松よ、おまえは相手を間違えているのだ。おまえが、安重根のように立ち向かう相手は、底辺の障害者ではない。一番上に鎮座する者なのだ。
 まあ、今は明仁・美智子夫妻は、とても真摯な努力をして国民から支持されていることから、追放しろなんて言わないが、いずれ、天皇制は死滅すべきものである。
 彼らは尊敬されている以上、国民の支持というカテゴリーのなかで実体があるのであって、いずれ殺人狂的な天皇が出てくれば、天皇制も民や清のように消えてしまうだろう。そういえば、秋篠宮の長男はネロに似て人相が悪いな。中の娘は思いやりのある優しい人相をしてるのに……。

 日本社会は、安倍政権になってから、明らかに弱者を大切にしないどころか、ファッシズム思想を地で行くような、障害者・老人など弱者に対する姿勢が、人情、同情を否定するように過酷化していて、社会全体もまた、弱者を必要としない強者だけの社会に向かって駆け足で進んでいるような印象を受ける。

 AIロボット化社会が弱者のためのものだって? 違う。それは、AIロボットを支配する企業が無限大の金儲けを求めるための手段にすぎない。
 あらゆる技術的進歩は、すべて見せかけであり、まやかしである。
 確かに、手足を失った障害者のためにハイテクを利用した補助機械は発達して、一見便利になったように見えるが、実は、本当に大切なことを忘れていないか?

 我々は、地球という大自然のなかの人間社会に生きているのだ。システムに生かされているわけではない。一人一人の人間の心の優しさに支えられて生きているのだ。
 一番大切なことは、人々の心の優しさを育てることであって、ハイテク機器を開発することではない。
 どんな精巧なロボットでも、人の心の思いやりの深さに勝るものはない。ハイテクなどなくとも、人々が優しい心を持っていれば、障害者・老人にとっても、素晴らしく快適な社会を作り出せるのだ。

 今の社会は、一方でハイテク機器を開発したがるが、弱者に対する優しさを本当に進歩させているのだろうか?
 そうならば、なぜ相模原事件やクライストチャーチ事件が起きるのだ?
 今、麻生太郎はじめ安倍政権の議員たちは、本当にT4作戦をやりかねないほど、弱者に対して邪魔者扱いを行っている。
 T4までいかなくとも、ますます弱者が虐げられる社会が進行してゆくだろう。

 自民党政権においては、弱者が必要とされていないのだ!
 このことを理解すれば、我々が目指すべき真実の社会が、何であるのか、おぼろげに理解できる人も増えてゆくだろう。
 我々は、どんな人間でも死に向かって歩んでゆく。弱者に変わってゆくのだ。今の弱者を大切にすることは、未来の自分を大切にすることである。
 何より大切なことは、豊かな社会よりも、心温かい社会を作ることではないのか?
  

大恐慌への道


 2019年3月7日、一週間ほど前のことだが、みずほ銀行が、6800億円の損失を公表した。
 これについては、ソフトウェアの入れ替え資金と、前向きの投資であるかのような説明を行っているが、プロ投資家たちで、それを額面通り信用する者はいない。
 https://media.rakuten-sec.net/articles/-/20015

 6000億円のうち、1800億円について、以下のように記載されている。
 1,800億円: 有価証券ポートフォリオの再構築で、外国債券などの含み損(時価と簿価の差)を損失計上(経常費用)

 何を意味するかというと、外国債券の損失が起きたと言っているので、当然、社債デフォルトなどに伴うCDSの損失が発生したということだ。
 問題は、CDSの中身が公表されないことで、おそらく、みずほ銀行の社長でさえ、その詳細は知らないだろう。
 理由は、細切れにされ束になってデリバティブとして金融機関が持ち合っているからである。多くの場合は、理財商品を取り扱う投資ファンド企業の証券であり、社債デフォルトが起きても、複雑に絡み合った証券の中身は、その道のプロでも把握するのは困難である。

 1800億円というが、おそらく、実際にはCDSなどデリバティブ損失の割合は、はるかに高いだろう。大半がそうかもしれない。ソフトウェア予算など、中身は適当に変えられる「飛ばし」に類するもので、CDS損失の質があまりに悪すぎて、一気に信用不安を引き起こすと考え、見せかけの理由を設備更新として誤魔化しただけのことだろう。

 先に書いたが、ドイツ銀行は、2018年段階で、この種のCDSを7500兆円も保有していた。これが原因で、ドイツ銀行ショックによって、世界経済に未曾有の大恐慌が押し寄せると、今や大多数の投資家が認識している。
 もちろん、その全部が崩壊するわけではないが、莫大な債務債権を銀行間で持ち合うシステムがあることで、仮に1%の75兆円がデフォルトしても、世界的な連鎖崩壊という現象が起きるのは確実であり、リーマンショックと同じメカニズムである。

 銀行にはBIS規制といって、リスク資産の8%の自己資本(優良資産)がないと、海外決済ができなくなる、つまり国際業務=為替が使えなくなるのである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%B1%BA%E6%B8%88%E9%8A%80%E8%A1%8C

 世界中の大半の銀行が、自己資本を8%のギリギリに置いているので、わずか1%資本比率が下がっただけでも、国際銀行業務=為替の営業が不可能になる。
 これが何を意味するかというと、世界中の為替送金と貿易が止まってしまうのである。これはリーマンショックのときも同じようなことが起きた。

 ドイツ銀行の破綻は、5年前から時間の問題といわれてきたが、中国海航集団の資本介入によって、破綻は先送りになってきたものの、昨年、その海航集団も事実上破綻し、今年に入って中国経済全体の破局が鮮明になった。

 金利さえ支払えない中国新幹線事業や、14億人の人口に対し、34億人分も計画した鬼城マンション群、それに崩壊が予想されている三峡ダムに類する巨大ダムを50個も造る計画、北水南調計画、一帯一路計画、など、採算性、経済合理性を完全に無視して暴走してきた事業拡張路線が、いよいよ一斉に破綻しはじめたのである。

 これらは、どれ一つとってみても、いくつかの国を一斉に経済破綻に追い込むほど、凄まじい規模である。
 この種の、絵に描いたように無計画な中国企業が、続々と社債デフォルトを起こしていて、例えば、最近起きたデフォルトでは、中国民生投資ファンドが4兆円近いデフォルト連鎖を引き起こしているともいわれる。

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/190228/mcb1902281152019-n1.htm

  https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190305/soc1903050002-n1.html

 デフォルト寸前の社債は、総額で1000兆円をはるかに超えるといわれ、中国全体での債務は、4412兆円を超えていると評価されている。
 これは日本の債務の4倍であり、日本GDPの8倍である。(先に、ドイツ銀行のCDSがドイツGDPの2200倍などと、ひどい間違いを書いたが、ドル円を換算しなかったので、実際は18倍であるm(_ _)m)
https://www.epochtimes.jp/2018/01/30485.html

 中国の事業者には「借金を返す」という倫理観は非常に乏しいといわれ、これらの社債や債務は、証券化商品として、全世界に売りさばかれているともいわれ、その最大手がドイツ銀行であった。

 今回7000億円近い、損失を計上したみずほ銀行も、公開はされていないが、大半が中国関係債権のCDSである可能性が強い。
 しかも、額面が、本当に7000億円ですむかは甚だ疑問で、中国では簿外債務(飛ばし)が大量にあると噂されていて、総額では、数十兆円規模に膨れ上がるような気がする。
 中国債務4000兆円というのは、全人類の総資産(実体資産)が1京円しかないので、その半分近くが中国債務ということになる。こんな超超巨額の負債を返せる方策などあるはずがないので、最初から踏み倒し狙いと思うべきだろう。
 http://www.thutmosev.com/archives/66048401.html

 さて、こうした中国社債デフォルトは、連鎖を引き起こすのが確実なので、民生投資集団の4兆円を皮切りに、どの程度連鎖するかが問題で、おまけに、現在米中貿易戦争が、中国経済の凍結をもたらしている。
 すべての企業が、注文在庫の底が尽きた状態で、新たな受注もできないまま、いたずらに社債増発でしのいでいるが、こんなときは、数兆円のデフォルトであっても、数千兆円へと爆発的に連鎖増大するリスクが大きい。

 その社債デフォルトCDSの最初の一撃が、みずほ銀行を見舞ったと考えるしかない。
 こうなると、みずほ銀行の運命共同体であるソフトバンクも、ただですむはずがない。
 https://biz-journal.jp/2018/06/post_23706.html

 18兆円の有利子負債は、ゼロ金利条件でのみ延命可能であるが、続々とCDS支払いを抱えた金融機関が、このまま儲けの極めて乏しい経営環境から、利子の正当な取引を要求したなら、たちまちソフトバンクは窮地に追い込まれる。
 http://blog.livedoor.jp/ail01u9j10taw/archives/4956106.html

 何せ、安倍晋三政権=アベノミクスの下で、前代未聞の景気上昇が続いていると自画自賛されている以上、このまま日銀がマイナス金利を続ける意味はなく、ただちに金利が上げられなければならないし、そうなれば、ソフトバンクの吸える酸素はほどんど失われてしまい、酸欠死あるのみだ。

 孫正義事業は、アホノミクスの虚構、架空の景気上昇の上に作られた城であって、有利子負債依存体質は、安倍の嘘だけで支えられてきたのであって、真実のなかに放りこまれた瞬間、瓦解する=倒産するというしかない。

 さて、ドイツ銀行・みずほ銀行・ソフトバンクの経営危機は、すでに書いている通り、リーマンショックの100倍の規模で進行する可能性が強い。
 今後、中国の社債デフォルトの洪水が、三峡ダム崩壊のように押し寄せ、みずほ銀行のみならず、超低金利時代の経営の苦しさからCDSに手を出してきた銀行群が、続々と倒産を始める。もちろんソフトバンクや、中国経済に依存した、たくさんの巨大企業が連鎖的に崩壊する。

 上に書いたようにBIS規制によって、自己資本比率が8%を大きく下回った金融機関は、海外業務ができなくなるルールがあるため、海外の為替送金が不可能になり、これによって輸出入貿易がストップし、輸出事業も激しい痛手を被ることになる。
 もちろん、健全銀行による迂回送金という手はあるが、破綻の規模が巨大すぎて、どれだけの金融機関がBIS健全性を保てるか、まったく分からない。

 つまり、石油タンカーも、食料輸送船もストップし、備蓄の乏しい、自給率の低い日本社会では、たちまち石油や食料の枯渇が始まるだろう。
 これが、どの程度で修復するかは、連鎖倒産の規模によるが、少なくとも数ヶ月は続くだろう。
 この間、今ベネズエラで起きている事態が、日本でも起きることになる。
 
 金も資産もない我々だが、過疎の田舎に行けば、農地は余っている。もう老人たちが働けないからだ。
 若者たちは、過疎の田舎に出向いて、自給自足経済を模索する以外に生きる道はないだろうと思う。

春の薄氷

 
 うちの向かいには池があって、冬場は厚さ5センチ以上の氷が張ってスケートもできるのだが、 三月も半ばを過ぎると、だんだん薄くなってきて、いつ足を踏み抜くか分からない。
 これが田沢湖や支笏湖のような深い湖なら、踏み抜いてしまえば命はないものと覚悟しなければならない。

 私の子供の頃、今から半世紀以上も前だが、日本は世界でも安定性の高い国で、犯罪も少なく、環境を守る意識も高くて、地球上で、安全に安心して住める国の一つであるとされていた。

 だが、今は違う。日本列島の一部では、原発事故による地球上最悪クラスの放射能汚染地帯があって、政府は、放射能による健康被害を隠して、そこに子供たちを半強制的に帰還させることを計画している。
 自民党政権は、貧しい人々から大増税で搾り取って、ますます貧しくさせ、窮乏した国民のなかには、介護の必要な家族や、自分の生んだ子供を殺してしまう人たちまで、たくさん出てきた。
 また、物心ついたばかりの小学生まで自殺する時代になった。

 最近の日本社会は、まるで春の薄氷のように、いつ恐ろしい破局が起きるか分からない危険な綱渡りのようになっている。
 私は、このブログで、我々が置かれている危険な状況について注意を呼びかけているつもりだが、まるでユーチューブのスリルコンテンツのように、面白おかしい空想上のリスク程度にしか捉えてもらえないと感じている。

 例えば、私が最新に書いた「ドイツ銀行の崩壊」についていえば、すでに2012年ギリシャ危機のころから、時間の問題で倒産し、世界大恐慌が始まると言われ続けてきたのだが、2015年、IMFは、ギリシャ救済の本当の目的がドイツ銀行の救済であったことを明らかにし、もしドイツ銀行が倒産した場合、何が起きるのかについて、世界中が喧喧諤諤の議論が始まった。

 このとき一民間銀行にすぎないドイツ銀のCDS債権補償額が世界の実体経済総額に匹敵する7000兆円以上あることが明らかにされ、当然ながら破綻が及ぼす連鎖が、想像もできない規模の世界大恐慌を引き起こすと予想され、IMFのギリシャ救済の真の目的が、ギリシャ国民のためではなく、世界大恐慌の予防措置であったことが知られた。

 だが、その後、中国の介入を受けたドイツ銀のリスクは、ギリシャなど桁違いに超える恐怖のデリバティブを中国に持たされていることが知られ、もはやドイツ銀倒産を起点にする世界大恐慌が避けられない現実であることを、多くの投資家たちが知った。

 もしドイツ銀が倒産すれば、世界経済に何が起きるのか、はっきりと明らかにした研究者は少ないのだが、最低限、考えられることは、世界の金融ビジネスの信用が崩壊してしまい、為替の算定が不可能になることで、相当期間、世界貿易が止まってしまう可能性がある。
 こうなれば、世界的分業体制が根底から崩壊し、自給自足率の高い国家は大丈夫だが、生活インフラを輸入に頼ってきた日本のような国は、たちまち、石油や食料の枯渇危機に陥ってしまい、本当に国民が飢える時代がやってくるのである。

 私は、前世紀末から、この種の破局が避けられないと考え、少しでも自給自足可能な畑のある過疎地に居住地を変えることにした。
 目下のところ、大都会の喧噪のない、田舎暮らしによるストレスからの解放に頗る満足している。
 大きくない畑には、ジャガイモ・大豆・大根・蕪・カボチャ・キャベツ・ネギなどが霜除けネットの下にたくさん植えてあって、5月になれば、食卓を賑わしてくれると楽しみにしている。
 だが、この畑土が放射能汚染されたなら? ……

 私が、本当に心配しているのは、何度も繰り返しているように、自民党政権が福島第一原発の事故を、まったく反省せず、正当化するだけで、次々に原発を再稼働させていることから、必ず、第二・第三のフクイチ事故が避けられないということだ。
 こればかりは、薄氷を踏み抜いて深い水の底に沈んでゆき、二度と地上に戻れないほどの恐怖を抱くのである。
 次の原発事故は、若狭原発群か、伊方であろうと予想しているが、いずれも、私の住む岐阜県も致命的に汚染し、もはや日本に、安全に住める場所は非常に少なくなるだろうと思う。
 
 なぜ、自民党政権が、ここまで致命的な愚行を重ねるのか? なぜ、放射能による被爆被害を、すべてのメディアに絶対に報道させないようにさせているのか?
 なぜ、学会、医学界、産業界、政治家まで揃って、放射能が安全であるかのようなデマを拡散して、日本国民を洗脳しようとしているのか?

 私は、フクイチ4号機の爆発と、東海第一原発1号機のことを思い出して、それには大きな必然性があることに気づいた。
 2011年3月11日、東日本大震災の日、福島第一原発4号機は定期点検中であり、核燃料が外され、原子炉の検査が行われているはずだった。
 しかし、核燃料が存在しないはずの4号機が水素爆発を起こした。これについて、東電はリンクのような弁解を行った。
 http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/outline/2_9-j.html

 しかし、【3月15日午前6時14分頃、4号機の原子炉建屋で水素爆発が起こりました。この原因は3号機の格納容器ベントに伴い、水素を含むベントガスが排気管を通じて4号機に流入したためと推定しています。】
 という説明には無理がある。三号機のベントによる水素ガスが排気管を通じて4号機に流入したというが、排気管が、他の原子炉に接続されていることなどありえないのだ。
 
 6機の原子炉を持つフクイチには4本の煙突があり、各原子炉からの排気は、煙突に導かれるのであって、隣の原子炉に放出されるわけではない。
 hukuiti.jpg

おまけに定検中で、核燃料が抜かれていたと説明しているのに、事故後の米軍のサーモグラフィでは、4号機に稼働熱が写っていたのだ。
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-370.html

 http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/371.html

 そして、核燃料が存在しないはずの4号機に、真っ先に大量の放水が行われ、鎮火活動にはなぜか米軍が駆けつけた。

 これは何を意味したかといえば、槌田敦教授は、4号機で、秘密裏にプルトニウム富化が行われていたと示唆した。
  http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/752.html

 そもそも、建設以来、数十兆円もの税金を何一つ得るものもないままドブに捨て続けたもんじゅも、プルトニウム富化だけを目的にした高速増殖炉であった。
 政府=自民党政権は、何はなくとも、高純度のプルトニウムが欲しくてたまらなかったのである。
 これは、日本に原子力施設を持ち込んだ正力松太郎による東海第一原発一号機以来、一貫して変わっていない。
 東海原発は、すでに沸騰水型発電炉が主流になりつつあったとき、時代遅れの黒鉛炉を建設させた。その理由は、黒鉛炉が軍事用プルトニウム生成に有利だったからである。

 国民を騙し、世界を騙して(もし日本が秘密裏にプルトニウム富化を行っていると世界に知られたら、たちまち国連による大規模な制裁を受けたはずだ)、それでも高純度(94%以上なら軍事用核爆弾を作れる)核爆弾用プルトニウムが欲しかった事情は、自民党員たち、日本の保守勢力が、死ぬほど核兵器が欲しかったからである。
 核兵器を持つためには、国民も世界も騙して非合法にプルトニウムを生産してきたのである。

 核兵器を持てば、為政者の自尊心が肥大して、他国に高圧的な姿勢を見せるようになるだろう。核の恐怖に怯えて対等の関係が持てないロシアとも、対等に渡り合えるようになるだろう。米軍の核の傘に依存する必要もない。
 これが最大の動機であるとしても、持ってしまえば、平和第一の外交姿勢は影を潜め、戦前の陸軍統制派のような傲慢で高圧的な外交姿勢が始まるだろう。
 何よりも、持っていれば使いたくなる。韓国に対しても竹島を返さなければ、核ミサイルを撃ち込むぞと脅すような姿勢になるだろう。

 何よりも、子供たちの未来、人類の未来を永久に汚染し続ける核汚染に対して一切の考慮をはらわず、米ロ中のような核を前面に出した人質外交に傾斜してゆくだろう。
 あらゆる化学・核汚染を拒否して、安全な未来を望んできた日本人の人間性が、根底から貶められてゆくだろう。

 核などいらない。他国を核で脅して得られる平和などニセモノの平和であり、いつでも、軍拡ごっこに終わるだけだ。
 冒頭に述べた、足を踏み抜くという意味では、支笏湖の薄氷を踏み抜いて、数百メートルの底まで沈んでゆくようなものだ。
 もう二度と平和な世界に戻ることはできない。
 日本は、他人を脅すだけの核武装での平和でなく、心優しい人間性を世界に拡大することで平和を達成しなければならないのだ。

 上に述べたのは、政治的な現実だが、純粋な自然の法則によっても、我々は恐ろしい薄氷の上を歩いている現実に気づくべきである。

それは、例えば、現在進行中の恐ろしいポールシフトが、地球の巨大な地殻変動の前兆であり、もしかするとイエローストーン火山が噴火して、人類が本当に滅亡する瀬戸際にいるのかもしれない。
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-670.html

 あるいは、NASAが十年以上前から警告し続けているX数百クラスの黒点太陽風が地球を襲撃するかもしれない。NASAは、これにより10億人の死者が出ると指摘している。
 http://www.asyura2.com/13/jisin19/msg/386.html

 そして、三峡ダムの恐ろしい現実がある。これも目前に迫った崩壊で、上海などで数億人の死者が出る可能性があると指摘されている。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-665.html

 こうして考えれば、我々が、今現在歩いているのは田沢湖や支笏湖の、春の薄氷の上だとの私の表現を、多くの読者が理解していただけるのではないか?

 私の子供の頃、とりわけ1960年代初頭には、米ソの核競争があって、毎日のように大気圏核実験が行われ、全地球の大気が恐ろしい放射能汚染を受けた。
 このとき、たくさんの知的障害児や兎口障害児が生まれ、私の小学校には「特殊学級」が設置され、非常に多くのダウン症など障害児が学校に通っていた。
 その後、大気圏核実験による大気核汚染が収まってからは、こうした知的障害児は激減し、今では支援学校という施設に変わった。

 1950年当時、日本人の癌による死因は全体の五位あたりで、まだ結核や脳卒中が死因第一位を占めていた。1980年前後から、癌が第一位にのしあがった。
 これは、1960年代はじめの大気圏核実験による核汚染をイニシエーションとして、20年の潜伏期間を経て癌の発症が始まったと考えれば、完全に説明がつく。

gan.jpg

 
 2011年のフクイチ事故による巨大な核汚染は、おそらく、20年後の2030年前後に、ちょっと想像もできないほどの、日本人の残酷な発癌大量死を招くだろう。

 もう一度言おう、我々は、深い深い湖の春の薄氷の上を歩いていることを知るべきである。



 
プロフィール

tokaiama

Author:tokaiama
ツイッターのアカウントは、原発運転による健康被害をとりあげた途端に永久凍結されました

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブロとも一覧

また、あした♡
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
その他
4位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
4位
アクセスランキングを見る>>
フリーエリア
カレンダー
02 | 2019/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

アクセス
現在の閲覧者数:
フリーエリア
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード