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2009年3月20日 人生と社会に必要なものを教えず、社会を破滅に導く利己主義だけを教えてきた自民党教育

カテゴリ : 無題

● 人生と社会に必要なものを教えず、社会を破滅に導く利己主義だけを教えてきた自民党教育

 救いようのない社会崩壊が誰の目にも見え始めると、めげずに、勇気をもって困難に立ち向かおうと立ち上がる人が大勢出てくる。
 これまで社会を底辺で支え続けてきたの人たちは、産業が崩壊したとしても、人間の生活など、しょせん「立って半畳、寝て一畳」だと見抜いているのだ。
 食料輸入が途絶えても、とりあえず生きてゆくためには、一日一食でも大丈夫だと知っている人がたくさんいる。多くのホームレスは、実際に一日一食以下で生きているのだ。
 あらゆる空地に芋を植えて、必死になって育てれば、とりあえず最低限の命を確保できるのだ。物資が入手できなくとも、身の回りの品や、大工道具で最低限必要なものを自作できる。家だって、雨風や寒さから身を守るくらいのものは簡単に作れる。たとえ、生活がどん底に堕ちたとしても、底辺から、また一つ一つ地道に積み上げていけば、また元のように豊かな社会が帰ってくるのだと・・・・・。

 そう、筆者たちより上の世代は、まだ戦後の食料物資の不足した困難な時代の経験がある。みんな貧乏だった。必要なものさえ手に入らなかった。今夜のメシが食えなくて、親戚・知人の人情にすがって生き抜いてきた。だから、例え戦争が起きて都市が焦土と化しても、当時の経験を思い出せば、生き抜いてゆくことに、それほど大きな不安はない。
 むしろ、生活の困難こそ友情・人情を再確認し、支え合って生きてゆくことの素晴らしさを再び経験できると、わくわくした思いでいる者だって少なくない。

 筆者の子供時代の教育は、日教組主導の時代だった。小学校から生活に本当に必要な知識を、丁寧に十分に教えてくれたのだ。
 学校では男女の区別なく縫製を習った。農業を習った。料理を習った。家具を作った。困った友人を助けることまで教えてくれた。そうした知識が、50歳をすぎて、今でも本当に役立っている。筆者はズボンの裾縫い、カギ裂きの補修など全部自分でやっている。ミシンも使える。料理は得意だ。若い頃中華料理店でバイトしたから。当時の知識が生きている。
 家具作りの実習経験から、すべての家具を自分で作っている。畑も拓いた。とりあえず一人が一年生き抜いていける芋を植えた。そうして今、当時の日本の教育体制が、どれほど素晴らしいものだったのか、深い感謝の念と共にしみじみと実感している。

 大恐慌、社会秩序の崩壊破滅など恐れるものか! 私には、この大地があり、人さえいれば、どんな困難があろうと生き抜いてみせる! と自信を育ててくれたのが、戦後の日教組による教育体制であった。それは大企業の家畜となる人材を育てる教育ではなく、大地に根ざした人間の生活の基礎になる知識を教えてくれたのだ。そう特高・陸軍憲兵中尉あがりの槙枝元文が来るまでは。
 槙枝委員長は左翼思想の持ち主とされ、北朝鮮との関わりが指摘されているが、むしろCIAスパイであった笹川良一・陽平との関係の方が、その本質を表している。槙枝以来、日教組の路線は産業迎合の競争主義へと変わったのだ。槙枝の思想は、陸軍時代の国家主義洗脳教育にあると知るべきだ。
 筆者は、槙枝こそ、社会主義者を装いながら、正力松太郎・岸信介・笹川良一ら、日本反共同盟(CIA、国際勝共連合)から日教組を根底的に崩壊させるために送り込まれた刺客だったと考えている。
 彼の登場を契機として、日教組は、人が助け合って生きてゆくために必要な知識を教える教育体制から、大企業が大衆を家畜として利用し、搾取するための洗脳教育体制へと変わったのだ。それは、戦後教育における自民党・産業界の勝利を意味するものだった。

 以来、教育は国家主義優先、産業ロボットへの洗脳教育と変わった。助け合い、支え合って生き抜く教育から、友を蹴落とし、自分だけが選ばれた特権エリートになるための人間疎外教育へと変わっていったのだ。他人を蹴落としてエリートとして社会に君臨すること。これが自民党と産業界が作り出した教育体制のすべてであった。
 エリートとして選ばれることに必要のない、しかし人間として生き抜くために必要な知識は、すべて排除されていった。
 子供たちには、料理も裁縫も、家具作りも便所掃除の仕方も教えられることがなくなった。我が子をエリートにしたがる父母たちが「無駄なことはやめよ!」と圧力をかけたのだ。すべての教育は、ふるい落とし、選抜の競争体制に捧げられたのである。
 だから子供たちは、一人前になって社会に出ても、食事さえ作れない、すべての道具は買うことしか知らない若者に育っていった。学校で教えてくれたのは、仲間を蹴落として、自分だけが優秀と認められる優越感だけであった。家・食事・家具などは、みんなカネを出して買えばすむことになったのだ。

 そして大破滅の時代がやってきた。若者たちの多くが職場を追われ、どこにも行き場がないまでに追い詰められることになった。それまで、上の言うことを素直に聞いてさえいれば、三食が保証され、住む部屋も用意され、一生懸命働けば、ご褒美にかっこいい車までも手に入った。彼等は車の選び方、飾り方、走り方を実によく学んできた。
 しかし、それを動かすガソリンが途絶えたとき、食堂もスーパーも営業できなくなったとき、職場が閉鎖されて社宅を追われたとき、どうやって生活し、メシを食べて生き抜くのか、誰からも知識を教えられていなかったのだ。

 衣類を買えなくなったとき、ほころびを自分で修復することもできず、目の前に野菜があっても、それをおいしく食べる料理の仕方も知らない。有り余る木材があっても、その加工方法も知らず、ノコギリもノミもカンナも使えない。それどころか、薪を作る斧や鉈の使い方も知らず、自分の体を切り刻んで血に染まるのだ。
 生活に必要な、本当に大切な知識を学校は教えなくなった。教えてきたのは、他人を蹴落とす術ばかり。生活にクソの役にも立たない屁理屈と、子供たちの素直な思考を混乱に陥れ、学問に対する拒絶反応を刷り込むだけの嫌がらせのような○×選抜テストばかりであり、そんな知識が、現実の困難を解決してくれることはないのだ。

 だが、人を蹴落としてエリートに成り上がろうとしても、そのエリートが世界中で壊滅しているのだ。今、必要なものは、人を出し抜くことではなく、人と手を携え、共同して困難を克服することなのだ。受験テストのための知識ではなく、思いやりと優しさと勇気なのだ。
 槙枝以降の、自民党教育体制は、人生に一番大切な知識を軽蔑し、ただ特権階級に憧れるだけの愚かな若者たちを作り出してきた。
 生活を支えるために本当に必要な知識を、若者たちは教えられていないのだ。社会体制が崩壊した後、何をしていいのか途方に暮れるばかりなのだ。
 
 幸い、筆者も含めて、団塊世代は、生活に必要な教育を受けてきた世代であり、農業も建築も、家具作りも、料理も裁縫も洗濯も、みんなできる。
 これから、もう一度、自民党によって破壊された教育体制を根底から組み直さなければならない。まだ、その教師たちは生きている。

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