FC2ブログ

Entries

2009年4月20日 ●大恐慌のショックを和らげ、農業共同体社会へシフトさせる過渡期政策

カテゴリ : 無題

 オマケ スーザンボイル Cry me A River  http://www.youtube.com/watch?v=jI2DxkrgpgQ

 「年内に収束する」とか、「来年いっぱいかかる」とか、この期に及んで未だに未曾有の大恐慌を理解できず、リセッション(景気後退)程度の甘い認識でいる有象無象の「経済専門家」のお粗末な発言ばかりが目立つ。
 結局、数年前の自分の姿勢や発言を正当化し、誤魔化したいだけの浅知恵にすぎない。日本にはアホしかいないのかと悲しくなるばかりだ、欧米でも同じだが。
 時価評価撤廃の粉飾決算と年金ドブ捨て買い支えで、見せかけの株価が上昇したって、それは破滅地獄を遅らせるだけの欺瞞にすぎないのだ。それを株買いの転機だなどと吹聴する馬鹿野郎がタケノコのように湧いてくるのが筆者には許せない。

 世間が認める大学を出たって、この程度の知性なのだ。それは、大学が真実を学ぶための学問の場ではなく、学歴を得て有利に世間を渡るための虚構に堕落しているからであり、したがって、筆者が十年以上前から書いているように、大学はゴミ製造工場にすぎず、学歴などクソを拭く役にも立たないことを、いい加減に思い知っていただきたい。
 もう権威に対する愚かしい幻想から醒めよ。本当に仕事のできる人間は、学歴とは無縁であり、ただ現場の経験を重ね、自分なりに抽象し、自分の哲学と方法論を確立した人間なのだ。一番大切な姿勢は、そこにある純粋なメカニズム、本質を、先入観なしに素直に謙虚に見抜く目なのである。

 苦しく辛い下積みの仕事に耐えて、ホンモノを見抜く目を養った人間だけが、本当の専門家であり、これから人類を救済する主役になりうるのである。
 経済専門家であるというならば、少なくとも数年前から、金融投機社会の到来が、人類を巨大な破滅に導く本質を指摘し、警告を発してきたはずだ。例えば、船井幸雄、藤原直哉、副島隆彦らがそうであった。
 そうでなく、まだ「投機が儲かる」という類の利己主義金儲けを煽ってきたクズ評論家や経済専門家は、間違いのないニセモノであって、詐欺師の一味でしかないのだ。

 筆者も、少なくとも20年以上前から大恐慌・経済破滅は不可避であると確信し、警告を発してきた。一昨年末には、世界経済も日本経済も、もう取り返しのつかない破滅に至り、これからの国家や企業はゾンビにすぎないと断定してきた。
 これから、国家や企業優先の組織社会は崩壊し、国家も会社も学校も、あらゆる組織が崩壊し、人は、ただ一人の個人に還ると指摘してきた。
 個人になった段階で、究極の孤独のなかから、人が一人では決して生きられず、愛と信頼を絆にした共同体に帰属し、農業、自給自足体制のなかで、みんなで助け合って生き抜かねばならないと繰り返し指摘してきた。

 筆者は、これまでの人生経験から、宇宙と社会の真理を見抜く目を持った人が2割いることを知っている。別に、細かい予測や設計などできなくともよい。道に二股あれば、どちらに進むべきか分かる人こそ、宇宙と社会を本能的に見抜いている人なのである。
 およそ五名に一名がそうだ。それ以外の人たちは付和雷同型で、信頼という磁石に引かれてついてゆくのである。
 この二割が、いよいよリーダシップを発揮して、多くの人々を正しいルートに導かねばならないときがやってきた。

 もう投機社会どころか資本主義社会も回復しない。それは根底から破壊されるのである。当分、凄まじい混乱が続くだろう。しかし、見える人には、真実が見えている。
 人間「立って半畳、寝て一畳」。人の生活などたかがしれている。温かい寝場所、生き抜ける食事、清い水、そして友がいれば十分だ。みんなで支え合って、連帯して生きることこそ人生最高の快楽だということを、みんな十分に分かっているはずだ。
 連帯があれば酒も麻薬もいらない。豪邸も高級車もいらない。耕耘機の代わりに鍬で耕せばいいのだ。一緒に生きている仲間の笑顔が、人生と心と希望を支えてくれるはずだ。

 とはいうものの、現在の贅沢文明に慣らされた人たちが、いきなり戦前の満蒙開拓団のような激務に就けといっても無理な話で、ほとんどの人が過労とストレスで死んでしまうだろう。可能ならばソフトランディングが望ましい。
 筆者のカンでは、たぶんハードランディングが避けられないように思うが、あまりにハード過ぎると、後に安定社会がやってきても、後遺症でスパルタ社会になってしまいそうだ。

 社会の激変をできるだけ緩和し、疎外された一夫一婦制小家族社会から、多夫多妻型の共同体社会へシフトするためには、相当な工夫が必要だ。絶対に嫌だという人も多いだろうし、利己主義の価値観を利他主義に切り替えるための工夫をしないかぎり、社会全体が利己主義による対立の嵐のなかで滅亡してしまうだろう。

 そこで、筆者は、日本社会のソフトランディングを目的として、いくつかの提案をしてきた。
 それは、ゾンビではあっても、まだ国家があるうちに、
① 一番巨大な脅威である中国に対し、南西諸島方面に巨大な海洋プール(ビニール製で十分)を建設し、水のない中国に良質の飲料水を大量に送り届けること。これは中国政府ではなく、中国人民に日本への信頼感を醸成することであり、民衆が中国から脱出せずにすむ浄化社会を回復する道を拓くものだ。もし、やらなければ中国社会崩壊に伴って日本へ莫大な避難民が押し寄せるだろう。飲水がないのだから。

② 日本海に巨大な監獄島を建設し、そこで国内の廃棄物資を、すべて集積してリサイクルさせ、さらに海洋浄化、蓄養魚業を行って、国民に還元すること。日本中の汚染を、この基地で浄化し、韓国・ロシアによる日本海の凄まじい汚染も浄化することが必要だ。でないと、いずれ日本海が死滅してしまう。

③ 死刑を廃止し、監獄島での業務を通じて社会奉仕することで、すべての犯罪者を救済すること。死刑相当でも国民の合意があれば釈放する。受刑者は生産奉仕活動を通じて国民生活に寄与することで、胸を張って社会復帰できるようにすること。
 これは国民の心を温めて、人間疎外を治療するために必要なのだ。

④ 日本を観光国家とするため、全国に歩道・自転車歩道ネットワークを建設すること。温泉療治、ターミナルケア施設を整備し、すべての老人を収容して温泉で余生を楽しめる大規模介護施設を建設すること。
 いずれ、世界中の人々が、「癒しの里」日本に憧れて、やってくるだろう。

 上のような事業は、さすがに小さな共同体で実現することは不可能だ。今後、社会崩壊に伴って、自殺者・犯罪者・精神不安定者が激増することが確実であって、今のままでは刑務所がパンクし、「犯罪者はすべて抹殺せよ!」という世論が形成されることになる。
 そうして、追い詰められて過ちを犯してしまった人たちを救済せずに殺害するならば、それを支持した人たちの心そのものが、重い人間疎外の病に冒されることになるだろう。
 今の、報復主義に凝り固まった司法体制では、もう破滅しかありえず、結局、犯罪者殺戮しかありえない。中国のように死刑囚の内蔵を抜いて売れということになるだろう。

 こうした事業を、とりあえず職を失った人たちのために用意し、具体的に実現すべきである。
 事業主体が問題だ。官庁やゼネコンに任せれば、これまでのような馬鹿げた役所仕事や金儲け主義に汚染されたままで、新たにカネの無駄遣いを上積みするだけになりそうだ。
 やはり、新しい民主的な事業主体を構築するしかないだろう。
 これから半年の間に、試算によれば4割の人たちが仕事を失うことになる。勤労者3500万人の4割は、およそ1500万人だ。これだけの人が、やるべきことが見つからず路傍を彷徨うことになれば、どういうことになるか想像がつくはずだ。
 阿鼻叫喚の地獄になるのが目に見えている。

 しかし、ここで、とりあえず食べて、寝て、やるべき仕事が保証され、いくばくかのカネをもらえるという巨大事業があれば、人々は救われるのだ。阿鼻叫喚は起きずにすむはずだ。これをソフトランディングと呼んでいる。

 日本海の孤島か岩礁に、縦横数キロの囲いを作り、国内の土砂や廃棄物で埋め立て、その浄化巨大工場を建設し、そこに巨大刑務所を作り、全国の囚人を、ただ一カ所で管理せよと筆者は主張している。
 ただ一カ所でなければならない。そうなれば、監視も対応もすべてスタンダードで一元化できるから、人権問題が容易に対応できるし、関連施設も合理化できる。とりわけ刑務修了者の社会復帰にあたって、施設や病院なども手厚く構築できるはずだ。
 若者たちを体験入所させ、人の過ちについて考える契機とさせたい。人は必ず過ちを犯すものであり、それを生産活動の社会貢献を通じて、克服し、社会復帰するというプロセスを若者たちに理解させる必要がある。犯罪の本質は病気にすぎないことを、理解させるのだ。そして犯罪者という呼び名も消えて、失敗した人でも胸を張って社会復帰する時代がやってくるだろう。

 一般の人たちは、基本的に、農業共同体に吸収し、それは全国の共同体を自由に行来できるようにし、人の心を束縛しない社会を作る必要がある。
 なかにはキブツのような工業的共同体もあれば、純農業もあれば漁業もあり林業もあるという具合に多様化すべきである。
 それらは緩い連合で結びつけばよい。もう強い国家など求める必要はない。国家的規模で侵略があれば、たちまち強い連合で対処できるようにすればよい。
 だが、これからの地球は、もはや「強い国家」 コケオドシの虚勢を張るような国家は、もう存在できないだろう。それほど、人々が真実に目覚めるようになるにちがいないからだ。
 

Appendix

プロフィール

tokaiama

Author:tokaiama
ツイッターのアカウントは、原発運転による健康被害をとりあげた途端に永久凍結されました

最新記事

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
その他
3位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
3位
アクセスランキングを見る>>

カレンダー

03 | 2009/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

アクセスカウンター

アクセス数