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2009年6月30日 ●植草一秀と自民党闇の疑惑 その2


 

 優れた経済学者、植草一秀が国家権力にはめられて、無実の痴漢罪で実刑が確定し、社会から追放されようとしている。
 逮捕される前の植草の批判の矛先は、小泉純一郎と竹中平蔵であった。それは、新自由主義経済論者、竹中平蔵に対峙するケインズ派経済学者、植草を次期経産相に推す声が高まっていたなかで、植草を二度と立ち上がれないほどに打ちのめす陰謀として仕掛けられた。

 それは植草を直接殺害するよりも、はるかに陰惨な結果を招いている。植草の小泉・竹中批判の正当性と権威を、「変態痴漢犯罪者」の名の下に、一気に糞壺に叩き落とすものであった。世間は、いとも簡単に騙され、植草に汚名のレッテルを貼り付けて顧みなくなった。

 日本国家権力の闇は深い。我々は、戦後、労働運動、社会主義運動が、下山・松川・三鷹事件などの、労組を攻撃する冤罪陰謀で徹底的に弾圧された事実を見てきた。これらの背後には、正力松太郎率いる日本CIAがいたと指摘されている。
 堀江貴文を無一文で追放し、三井環検事を冤罪で獄中に堕とし、安田好弘弁護士もあからさまなでっちあげで拘束した。これは実業界・司法界への強力な弾圧統制を宣言したものだ。
 民主党・石井紘基、朝日・鈴木啓一、斎賀孝治、読売・石井誠、NHK・長谷川弘、平田聡会計士らの不可解な死も、一連の陰謀殺人の疑いが非常に強い。
 おそらく、これらの背後にも日本CIAがいると考えるしかない。すべて、アメリカの陰謀的利益に反対する人々の不審死だからだ。
 自民党の闇に蠢く日本CIAを受け継ぐ者。それは渡辺恒雄であり、漆間巌であり、大林宏らである。彼らは植草の何に怯えねばならなかったのか?

 植草が逮捕される直前、自民党の実力者、参院のドンと言われた青木幹雄が秘密裏に竹中平蔵大臣の首を切り、植草氏を後釜に据えようと画策していた。
 竹中平蔵こそは、ハーバード大学在学中からロックフェラー経済研究所に出入りし、準教授に上り詰め、新自由主義経済論者の切り札、ロックフェラーの子飼いとして日本に逆輸入された人物である。
 自らの地位に危機感を抱いた竹中と小泉が、植草を完膚なきまでに社会から抹殺することを目的として仕掛けたのが植草痴漢事件であろう。というよりは、彼らの背後にいたアメリカCIAが、青木を脅すために仕掛けたとも考えられよう。
 事件後、怯えた青木は一転して小泉・竹中路線に支持を表明した。

 小泉と竹中が在任中にやったことは、日本の成長性の見込める企業をアメリカの企業に叩き売ることであるとともに、日本国民の資産であった郵貯・簡保の350兆円を外資に利用させ貪り食わせることであった。

(以下引用http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/miyauti%20kiseikannwanoikasamasyuohou%20yuutyo350tyouennnitakarugaisi.html )

 2005年9月の郵政選挙によって自民党は大勝し、小泉・竹中が「郵政民営化は改革の本丸だ!」と絶叫し、「民間人に任せれば、今よりももっとよい商品やサービスを提供してくれる。郵便局のネットワークは過疎地でも維持する。民営化すれば法人税も固定資産税も納税され、民営化会社の株式を将来売却すれば、その売却益は国の収入として入ってくる。だから財政再建にも寄与する」と主張した。
 特定郵便局にいたるまで、まるで悪者扱いされ「既得権益」「抵抗勢力」などという言葉が乱用された。

 ところが「郵政民営化」の正体がいったい何だったのか?「年次規制改革要望書」で郵政民営化を要求してきたのは、ほかならぬ米国政府であり、小泉純一郎・竹中平蔵ら外資族と呼ばれる売国政治家、イカサマ経済学者どもが進めてきたのは、“かんぽの宿”叩き売りどころではない。
 郵政3事業はその後、「郵便事業」「郵便局」「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」の4社に分社化された。資金運用の顧問にはずらりと外資や金融機関が名前を揃えた。350兆円の資金を有する「ゆうちょ」「かんぽ」は全株式を売却する予定で上場されたこの株式を買い集めた者が350兆円資金を手にすることになる。
 また「郵便局」「郵便事業」の株式は持株会社の「日本郵政」が全株を保有している。「日本郵政」の株式も今後数年以内に3分の2が売却される予定になっている。上場して「日本郵政」の株式が売却される場合、外資ファンドが安値のうちに半分以上を買い集めれば、「日本郵政」は外国企業になる!

 その後、儲けにならない「郵便事業会社」は人員整理したのちに切り離せば、「日本郵政」は国内有数の不動産会社になって、高値で売り抜けたら外資の丸儲けというプログラムなのである。
 旧日本郵政公社が抱えていたほとんどの不動産資産は「日本郵政」と「郵便局会社」に帰属している。日本郵政グループが保有する不動産資産は、土地だけでも1兆3000億円規模といわれている。これは国内不動産会社トップの三菱地所とほぼ同じレベルとされている。

 今後、2010~2011年度には郵政株式を上場するスケジュールと専門家などは指摘しているが、その矢先に“かんぽの宿”が騒ぎになった。現状では日本郵政などの株式は全額政府が保有しており、株式上場には至っていない。経営だけが民営化された国有企業状態で「待った」がかかったわけである。そして小泉・竹中コンビが亡霊のような顔をして再登場した。日本郵政の西川善文社長は、辞任寸前で小泉・中川グループに救出され、再び、外資に郵政資産を提供する役割を続けるようだ。

 この背景には、一昨年、小泉の元側近が暴露した情報として、郵貯350兆円資金をゴールドマンなどが手にすることができたなら、その1%を小泉・竹中らに還元するという密約があると囁かれている。

 実は植草一秀は、こうした郵政民営化の不透明な利権の流れを追求する急先鋒であり、ゴールドマンサックスなどの外資が、郵政はじめ、国内の金融利権に食い入っている実態を暴露していたのである。

 外資が、税金で救済された日本の金融機関を極めて安く買い叩いて、オイシイ利権だけをさらってゆく構造は、長銀や日債銀の破綻処理で明らかにされたが、自民党の闇の利権と結びついた「りそな銀行疑惑」を追求したのが植草であった。

 本来破綻処理されるべきりそな銀行を、監査法人による不透明な自己資本比率の査定によって救済対象とした上で2兆円の公的資金を注入して、りそな銀行を存続させた。この時、改革路線の放棄が明確になり、株式市場はその安堵感から上昇に転じた。これが小泉改革が終わった瞬間だった。
 このとき、植草一秀が主張していたことは、大規模なインサイダー取引が政府内にあったはずだいうことだ。

 ライブドア宮内取調のとき、宮内は検察にこう漏らした。
「スイス銀行・クレデイスイス ジュネーブ支店にある、口座に竹中などはいくら振り込まれているか?」
 答えは100億円以上であった。財務大臣とはいえ、一介の政府官僚が、いったいどのような経緯で、100億円もの大金を、それもスイスに所有していたのか?
 スイス銀行といえばマネーロンダリングのメッカであり、本国での課税を逃れるタックスヘイブン泥棒たちの最期の砦であって、そこに一国の財務長官が100億円もの大金を預金するなどという事態は、竹中が知られては困る闇財産を所有しているということであり、これが、どこからもたらされたのかが問題だ。
 この資金をめぐって、竹中のインサイダー疑惑が浮上し、植草が追求の矛先を向けたときに植草は突如、痴漢容疑で逮捕され、マスコミの総力でボロクソに貶められ社会から追放された。

 ライブドア宮内公判の初日の今日に、竹中平蔵は辞任した。おそらく秘密の暴露を恐れたのだろう。
 その後、検察も小泉・竹中を聖域として疑惑に手をつけようとしない。これは、もし竹中の闇を見てしまえば、戦後、M資金以来の岸信介・正力松太郎らの朝鮮・中国王朝からの強奪資金や、りそな自民党口座問題などパンドラの箱を開けて収拾のつかない事態を恐れたからに違いない。

 代わりに、闇を暴こうとした植草一秀に狙いを定め、見せしめの生贄に仕立て上げたのである。

 植草が最初にはめられた事件の起きたのは2004年だが、このときの手鏡痴漢事件について、植草は有罪一審判決の控訴をしなかった。これで彼の弱い性格が権力に明らかになり、詐欺師が同じ被害者を繰り返し狙うように、植草もまた同じ手口で繰り返し冤罪の犠牲になった。
 こうした冤罪事件に遭遇したとき、権力に一度でも弱みを見せれば必ず、徹底的にいたぶられる。それは足利事件の菅家さんを見れば分かる。
 (もっとも、断固として否認し続けても、周囲に連帯してくれる同志を持たなければ、福岡飯塚女児殺人事件の被告、久間三千年氏のように、一貫して無実を訴えながらも処刑されてしまうこともある)
 大切なことは、断固とした意志と、連帯の輪なのだ。
 植草氏は個人的に弱い性格だったようだが、同級生らの話では、とても気の優しい誠実な人柄で、決して痴漢などできるような人物ではないと、ほとんどの友人が断言している。筆者も、上告しなかったことで、罪を認めたに等しいと思ったが、それは彼の弱い性格に起因するもののようだ。

 権力に戦いを挑もうとする者は、まずは覚悟が必要だ。
 筆者は、副島隆彦が、植草支持を公然と表明して以来、急速に体調を崩したことも、おそらく植草問題に関係していると睨んでいる。
 副島を真正面から議論で潰そうとしても不可能であり、彼は植草のような陰湿なでっちあげに引っかかるほど愚かな男ではない。しかし、CIAの暗殺謀殺の膨大な伝統を見れば、副島一人の体調を悪化させて死に至らしめることなど児戯に等しいと考えている。

 筆者も、国家権力を公然と批判するサイトを続けている以上、必ず、いつか弾圧に遭うことを覚悟している。幸い、筆者は体調が悪く、いつくたばっても不思議ではないので、別に寿命まで生きようが謀殺されようが関係ない。
 痴漢に仕立て上げられて社会から追放されるとしても、むしろ望むところだ。寺山修司の最期の演技に「かっこいい!」と思っている一人なのだ。
 人は、どうせ必ず死ぬ。死ぬときまで自分を飾る必要はない。
 ただ、自分自身の心を照らしてやましいところがなければ、それで十分なのだ。
 自分は利他主義に生きる。ただ、その誇りだけが、死を軽やかにしてくれると確信する。

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