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2009年6月25日 ●これからの職業と差別意識

カテゴリ : 無題


 

 もうすぐ7月がやってくる、6月20日頃に、大恐慌第二次大暴落以来の株価ピーク(10200円付近、フグ玉予測ぴったり)がついてから下落傾向が止まらず、やがて第三次大暴落に至るのは確実な様相で、これは、おそらくサブプライム破綻が始まって以来、最大でもっとも深刻な激変になるだろう。
 筆者の予測はフグ玉ほどの精密さはないが、年末までに、概ね4割ほどの人が仕事を失うと見ている。この理由は、現在の日本における実体経済が、6割程度しかないと見ているからだ。
(参考:フグ玉アドレス http://goldentamatama.blog84.fc2.com/

 実体経済とは、人間立って半畳、寝て一畳、人が人として最低限の生活をするために必要な資材、衣食住が回る生産・消費圏のことだ。
 世界経済が、この仕組みだけで回っていれば未来永劫に持続可能であって、何一つ問題も起きず、人々は幸せに暮らしてゆけるだろう。

 ところが、みんなが平等な社会には飽きたらず、「自分たちは選ばれた特権階級だ」と妄想する集団が歴史的に存在し、彼らが、近世史の始まるころからカネによる世界支配を企てる目的で、人類に差別を煽る金儲け競争を持ち込んだ。
 人間というものは、元々競争が好きなもので、金儲け競争に負けたくない人たち、勝者のナルシズム浸りたい人たちが、強欲を満足させるため、想像力や取り決めだけで実態のない架空の経済を作り出した。
 立って半畳でいいのに千畳も欲しがり、寝て一畳でいいのに一万畳も欲しがることが、選ばれた人間の証拠であると勘違いする愚か者が登場し、彼らの作り出した架空の妄想を虚構経済と呼んでいる。

 株や投信・先物といった虚構経済が実体経済の十倍も大きく膨らんでしまい、実体経済の値を吊り上げて、挙げ句の果てに全部壊してしまったのが今の大恐慌である。
 ふぐ玉や、船井幸雄といった、この大恐慌の崩壊を予測してきた人たちも、この意味で、本当に金儲け競争から抜け出しているとは言い難い。長年染みついた汚れは簡単に洗い流せるものでなく、二人とも、いまだに金儲けにこだわる悪いクセがときどき顔を覗かせるからだが、おおむね彼らの見通しは正しい。

 さて、上の二人も、もちろん筆者も、日本経済どころか世界資本主義体制を完全に吹き飛ばすのが、この大恐慌だと繰り返し書いてきたわけだ。
 それでも、人間社会があるかぎり、食べて、飲んで、着て、寝て、やって、育てて、住んで、未来を紡ぎ出す最低の経済は絶対に必要であって、これが消えるときは人類の消えるときである。
 今、日本で、こうした生きるために本当に必要な職業に従事している人たちは、全体の6割にすぎず、残りの4割は、金儲けの妄想を作り出す仕事に従事しており、資本主義の崩壊とともに、この人たちの仕事は爆発霧消するのである。
 残りの6割の人たちも、仕事量は、おそらく半分以下になるだろう。それほど人間社会は、見栄による虚構をたくさん作り出してきた。

 これからは、本当に必要なものだけでいい。仕事はずいぶん楽になるし、大量生産を求める金儲けのために抑圧を受けてきた一人一人の知恵が生かされるから、逆に効率は良くなると思う。
 それでも過渡期の大混乱では、ほとんどの人が凄まじいダメージを受ける事態は避けられない。現在多額のローンの残っているような不動産は盗られてしまうと思った方がいい。とても小家族で暮らす余裕はなくなり、信頼のおける仲間で団結して、大家族で暮らすしかないと指摘してきた。

 いつ、この大崩壊が来るのか、予測はなかなか難しいが、もう目前に迫っていることは間違いない。ふぐ玉は、6月20日前後がピークと前から指摘しており、それ以降は下落し、やがて巨大な大暴落に至ると予告してきた。
 株価が、どれほど下がるかといえば、5000円という水準(今日は9800円あたり)が指標予測で示されている。
 ここまで下がれば、今奇怪に上がっているソフトバンクをはじめ、大部分の金融機関がBIS規制により倒壊してしまうだろう。
 7月28日に、世界で5番目の国家(連邦従属)であるカリフォルニア州のデフォルトが確実視されており、この財務保証をするアメリカ政府も連鎖破綻を免れ得ないとの指摘がある。
 アメリカ破産が起きれば、まちがいなく世界経済は凄まじい大崩壊を遂げる。

 このとき、日本企業の9割は立ちゆかなくなると思った方がいい。これまで、ほとんど利益を出さず、大衆生活を底辺で支え続けた小さな企業や商店が倒産する心配はないが、金儲けに夢中になり、特権階級・上流階級を謳歌してきた大部分の人たちは地獄に堕とされる。
 もちろん日本政府も崩壊するしかなく、公務員給与も年金も、支払う余力が存在しなくなるだろう。軍隊も警察も、カネの切れ目が縁の切れ目となり瓦解し、ソマリアのように隣国が蹂躙するようになる。

 ここからが、今日の主題だ。

 もうすぐ、多くの人たちが仕事を失うことになる。このとき、人は金儲けの愚かな妄想を捨てて、今ある現実を真正面から見つめ、一個の人間として、この社会で生きるためには何が必要なのか? 根底的に考えなおさなければならなくなる。
 これまで学校で教えられたことは全部ウソだ。学校は金儲けの妄想を煽る競争しか教えなかった。だが、そのために社会が滅ぼうとしているのだ。
 何が間違っていたのか? 根源から考え直し、競争の持つ愚かさ、競争を必要としない新しい社会構造について、自分自身のアタマで深く考え直さなければいけない。

 食べるために何が必要なのか? 住むために何が必要なのか? 病気や怪我を治すために何が必要なのか? こうした生活の基本にかかわる基礎的な知識、経験が求められる時代がやってくると思わなければいけない。
 もう「人を騙すために何が必要か?」 なんて覚えなくともいいんだよ。

 我々は、人間として本当になすべき原点を見つけなければ、もう生きる力を失うのだ。金儲けの幻想にしがみつき、大都市にいれば、そのうち救いが現れると妄想したり、住人を襲って金品を強奪してみても、何一つ問題の解決はできない。
 一人の人間として生きる道を、自分で見つけられない人たちは、残念ながら飢えや病気で全員死滅するしかないだろう。それほどの大激動がやってくる。

 一番大切なことは、これまでの間違った社会、競争を煽り、人をカネで買えるかのような勘違いの社会ではなく、人が同じ人として対等に助け合える社会を作り出すことだけが、唯一の救いの道だと理解することだ。
 資本主義社会は、できの良い人が他の人たちを蹴落として支配階級に君臨する社会であり、支配者は一般の人たちを家畜として利用する社会であった。
 このとき、人々に求めてきた畜産飼育思想の根幹こそ差別意識であった。人々は、差別されるのは嫌いだが、差別することに抵抗感はなかった。水戸黄門の登場に拍手喝采するような人は、世の中には貧しい人を救ってくれるエライ人がいると勘違いさせられているが、現実には、エライ人は貧しい人たちを自分の利益のために利用し、馬鹿にするためだけに存在している。
 それをもたらした本当の正体こそ、差別意識なのだ。これこそ、資本主義の本質であり、この大恐慌大破壊の本質である。
 したがって、我々は、大恐慌を克服する社会の基本に、それをもたらした差別思想の死滅を求めなければいけない。

 差別思想に拠って立つのでなければ、これから目指す仕事は簡単だ。
 ① 食うためには食料を作り出さねばならない。農業・漁業こそ最高の仕事だ。パン屋さんや大衆食堂も大切だ。しかし金持ちのためのレストランなんか、もういらないよ。
 ② 住むためには、家を造り家具を作る必要がある。手に職をつけよう。金儲けのための家や家具でなく、人間が使うための家や家具を作ろう。
 ③ 子供を作り、育てるために、医療・教育などのサービスが必要だ。できるだけ医療・教育は大衆化されなければいけない、しかし、専門家医療、教育も必要だ。
 ④ 移動にセルシオはいらない。バイクや軽自動車で十分、ほとんどは電動自転車で間に合うはずだ。
 ⑤ 電気が必要だ。しかし巨大火力や原発など、もういらない。金儲けのための大企業大工場はみんな潰れてしまう。一家に一台、発電機を置く時代がやってくるだろう。ときには必要な電力をダイナモ自転車で作ることもあるかな。

 こうして考えれば、「人間立って半畳、寝て一畳」の意味がよく分かるだろう。巨大なダムも、飛行機の着かない空港も、便利な高速道路も、みんな金儲け妄想に踊らされた自民党支持者たちがやった愚劣な浪費だが、そんなものは何一つ役に立たない。むしろ残された借金の厄に立っているだけだ。

 多くの人たちが、治安の悪化する都市を見捨てて地方に移住することになるだろう。
 国際貿易が壊れてしまうから、食料の輸入が滞り、スーパーに行っても粉類しか売っていなくなり、やがて、それも消える。今年の年末には、そうなりそうだ。
 結局、ソ連崩壊時のダーチャ(郊外自家農園)が巨大インフレの民衆を救ったように、都市住民が伝を求めて、みんなで団結して一緒に住み、畑を耕し始めるにちがいない。しかし、このとき太陽活動による寒冷化が起きて、世界は小氷河期に向かうため、農産もなかなか厳しいものになりそうだ。
 必死になって寄り添って、支え合って、辛うじて生き延びる時代になりそうだ。

 このとき、まず、一番大切なことは、差別意識を捨てることだ。
 こんな大崩壊を招いた原因を探せば、一言で表せるものは「差別」しかない。差別による大恐慌なのである。したがって、それから脱出するのも、崩壊を招いたものが差別であることを認識し、その逆、みんな同じ人間で、助け合って生きるという思想を身につけるしかないと言ってきた。

 今度、政権を取るであろう民主党の鳩山由紀夫氏が「友愛」という言葉を繰り返すようになった。しかし騙されてはいけない。「友愛」というのは、大恐慌を招いた真の主役であったフリーメーソンの標語なのだ。
 彼は古いフリーメーソンの会員であるらしい。この意味で、友愛という言葉には警戒が必要だ。このことは、まとめて別の機会に書きたい。

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