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2009年10月1日 ● 大恐慌の本当の意味 その2

カテゴリ : 無題


 大恐慌の本当の意味 その2


 実に面白い記事がCNNに掲載された。これは大恐慌の本質を正しく物語っている。
 http://www.cnn.co.jp/business/CNN200909300015.html

 【 人に優しい大恐慌時代? 死亡率は低下、平均寿命も延びたと米研究 (CNN引用) 大恐慌時代だった1930年から33年にかけ、米国人の死亡率が低下し、平均寿命が延びていたとする研究結果を、ミシガン大学の研究者が米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。男女や人種に関わらない傾向で、経済状況の悪化により仕事に伴うストレスが軽減されたことなどが理由だと分析している。

 ミシガン大学のホセ・A・タピア・グラナードス氏とアナ・ディエス・ルー氏の研究チームは、政府発表の統計などをもとに、1920年から40年にかけての経済状況と死亡率、平均寿命の相関関係について調査した。
 その結果、世界中が不況の波に飲まれた大恐慌時代の1930年から33年と、不況だった1921年、1940年は、ほぼすべての年代で、人種や男女を問わず平均寿命が数年延びていた。しかし、景気が拡大した1923年や26年、29年、36─37年には死亡率が上がり、平均寿命も短くなっていた。

 研究チームは死亡率を分析する際に死因も調査。1930年代の死因のうち、約3分の2を占める6つの要因別に死亡率を算出した。
 このうち、景気が後退する時期に増えた死因は「自殺」のみだった。特に、1921年、32年、38年に自殺が増えたが、これは全死亡の中でわずか2%未満だったと指摘している。32年は失業率が22.9%と過去最高になった年だった。

 一方で、1920年から40年にかけて、平均寿命は8.8年延びていた。特に大恐慌時代の真っ最中には、1929年の57.1歳から33年の63.3歳伸びていた。こういった不況時における死亡率の低下と平均寿命の延びに対し、好況時には逆の様相を見せることについて、タピア・グラナードス氏は「景気が良くなると工場は非常に忙しくなり、労働者に対する要求も高まる。その結果、過労に陥ってストレスを誘発して、飲酒量や喫煙量が増加した」と説明。

 また、経験の浅い労働者が負傷したり、睡眠時間が減ったり、食生活が乱れたと考えられるほか、工場の排気ガスなどによる公害被害が広がったことを挙げ、好況時に人々の健康状態が悪化したと見ている。逆に、不況時には作業量が減ってゆっくりと仕事ができ、睡眠時間も長くなって家族や友人たちとの時間がたっぷり取れることから、ストレスが軽減され、飲酒量と喫煙量が減り、健康状態が良くなったと見ている。
 タピア・グラナードス氏によると、この傾向は米国だけではなく、日本やスペイン、スウェーデンでも見られたという。】


 9月30日のCNN記事について、筆者は、「これこそ大恐慌の本質を余すことなく見せている!」 と、とても感動している。
 大恐慌の恐怖と大慌ては資本家、大金持ちたちにとってのものであって、我々、持たざる民衆にとっては、逆に救いの雨とでもいうべき有り難い現象であることを知る必要がある。

 役人や資本家は、労働者が職を奪われ賃金ももらえなくなる、餓えと暴力の支配する社会がやってくると、一般大衆をあおり立てて恐怖をまき散らそうとしているが、真実は違う。
 大恐慌の結果はCNNが報じた通り、労働者たちを解放し救う結果となるのである。貧しい人たちは、ゆとりのある生活で豊かになり、寿命も延びるのである。

 ただし、実際には、資本主義に洗脳されて、この本質をどうしても理解できない大衆の多くが、都市で救済を待ち続けることで、飢えと暴力の闇に巻き込まれていくことは避けられない。
 しかし、そうして与えられるだけの夢から覚めぬ者たちは、資本主義の詐欺、金儲けシステムに便乗して他人を騙し、自分だけの利益を追求してきた利己主義者たちだけだ。彼らは見栄と詐欺の幻想から醒めることはできず、都市だけが自分たちを救ってくれると死ぬまで勘違いし続けるのである。

 だが、都市の本質は、しょせんコンクリートの瓦礫にすぎず、そこで作物を育てることは不可能だ。都市を支えてきたインフラや輸入システムが崩壊し、交通が遮断されるならば、巨大な死の牢獄に変わる運命なのである。
 そこにいるのは、命を育むシステムについて、与えられることは知っているが、自分たちで作り出すことのできない人々だけだ。人のものを奪うことしか知らない人たちだ。
 カネを出せばスーパーで食料が買え、飲食店で食事ができるというのは、インフラ流通、経済システムが順調に稼働するという前提でしかないことが最後まで理解できない人々なのである。

 こうして、都市が地獄に変わるのは間違いないと思うが、だからこそ筆者は、都市を逃げ出して過疎の田舎で農業共同体生活を営めと繰り返し指摘してきた。

 そこには人を追い立てて過労死に追い込み、ちょっと売り上げが落ちるとリストラでポイ捨てするような、金儲けだけを唯一の価値と思いこまされた狂人たちはもういない。
 そこには、競争を唯一の原理とする資本主義はなく、仲間の笑顔だけを頼りに一緒に生きる人情世界がある。実働6時間、週休三日以上でゆとりのある幸福な生活が待っていると書いてきた。
 田舎に逃げて、信頼のおける仲間と団結して生活を営めば、これまで考えられなかった幸せが待っていると指摘してきたのだ。

 大恐慌のおかげで、すべての財産が消えてゆく。だから、もう贅沢競争の幻想に騙されることはない。必要もない品を見栄のためだけに購入する必要はなくなるのだ。
 ブランド品もタダのつまらない品にすぎないことを思い知らされるだろう。ホンモノの良いモノを、みんなが知る時代がやってくる。
 見栄張り競争よりも、腹を割って友人になり、互いに助け合う喜びの方が数万倍も素晴らしいことだと理解するだろう。

 人間、「立って半畳、寝て一畳、天下を取っても二合半」の意味を心から思い知らされるだろう。もう奴隷のような仕事などやらなくていい。みんな追い立てられることもなく、ゆっくり、好きなだけ寝られる。しかも、一部支配者による金儲けのための搾取がないから、作った生産物を奪われることもない。戦争も起きない。家族や友人と心ゆくまで話せる。安心して食べて、長生きできるというわけだ。

 大恐慌こそは、200年以上の歴史を持つロスチャイルド国際金融資本に牽引された資本主義金儲けのための家畜として飼育されてきた我々にとって、実に素晴らしい人間性解放の結果をもたらす正義なのである。
 我々は大恐慌を恐れ、悲観する必要など皆無であって、世界中の金融資本と国内の金儲け主義者たちが阿鼻叫喚の地獄を彷徨う姿を見て祝杯をあげるべきなのである。

 「仕事もカネもないのに、どうやって生きていったらいいのか?」

 心配で夜も眠れない。家を追いだされ、飢えに彷徨う恐怖に打ちひしがれている人がいることだろう。
 だが、心配しなくていい。カネがなく、仕事も食料もないのは資本家だけだ。
 家など自分たちで簡単に作れるのだ。フカフカのベッドでしか寝られないのは資本家だけだ。我々、虐げられてきた労働者は、ブルーシートの下でも十分に寝てきたじゃないか。資材が入手できれば、立派な家が建つさ。そのための技術ももった職人、労働者たちは、みんな我々の仲間じゃないか。
 大地さえあれば、それを耕し、芋を植えて、一年に三回も食料を生産できるんだよ。そのための労働力と技能、技術は、我々労働者のものじゃないか。
 必要な家具だって、それを製造できるのは誰だ? 我々、仲間たちじゃないか。何を心配することがあるものか。
 本当に大切なのは、そうした技能・技術・能力をもった仲間たちで団結することだと理解しなければならないんだよ。

 しかし、人のカネを巻き上げることだけを人生の目的にし、贅沢三昧、カネだけを頼りに生きてきた資本家たちには、家を建てる技術も技能もない。食料を作る能力もない。だからカネの社会を守ろうと必死になっているのだ。
 だから「大恐慌は怖い」と宣伝し、都市生活の幻想を守ろうとしているのだ。


 そんな詐欺師たちに騙されてはいけないよ。
 とりあえず、食料など、どこかから出てくるから心配するな。この世には、たくさん隠されている。公的な備蓄食糧だけで、必要とする都市住民の数ヶ月分はある。自民党政権なら、例え餓死者が路傍に散乱していても、決してそれを放出しないだろう。だが、民主党政権は、おそらく、ちゃんと食べさせてくれるはずだ。

 その後は、過疎の田舎に移動して、農業共同体を結成して、みんなで食料を作ろう、家を造ろう、家具を作ろう。金儲けが目的じゃない。快適な生活が目的なんだ。
 だからブランド品なんかゴミにしかならない。本当に生活に必要なものだけが生き残る。株も通貨も、すべて紙屑にしかならない。そんなものはクソを拭く役にも立たないじゃないか。
 我々は、通貨という木の葉への幻想を捨てて、これから大地と向き合い、作物を育て、収穫し、みんなの笑顔を見ながら十分に食べて寝て楽しめばよい。

 本当に必要な技術、技能、能力を持っている者たちは、全員、我々の仲間たちであり、搾取されてきた労働者たちなのだ。
 そして貧しい我々は、カネを求めてきたのではなく、仲間の笑顔を求めてきたのだ。だから団結して、手を取り合って生きてゆけるのだ。

 だが、これまで、互いに蹴落としあい、小馬鹿にしあい、騙しあって、金儲けのためだけに生きてきた人たちは、どうなる?
 彼らはカネだけを信仰し、生活のために本当に必要な技能、能力を軽蔑してきた。人を騙して生きてきたから団結することもできない。結局、それを産み出してきた国家や都市のシステムに最後まで依存して、国家や都市とともに滅び去るしかないのだ。
 彼らには、芋を作る能力もなく、意志もない。ただ国家と都市のシステムにすがりつくしかない。しかし、そこに残されているのは、同じ仲間の醜い人たちによる阿鼻叫喚の騙し合い、殺し合いでしかない。
 「逃げよ逃げよ、すべてのジュネーブ(都市)から」
 とノストラダムスが喝破した通りなのだ。

 気づいたなら、一刻も早く、信頼のおける仲間と団結して都市から脱出し、農業共同体を目指そう。
 もう資本主義の世界は終わるのだ。これからは、世界中で人々が二極化する。国家や都市にすがりつく人々と、そこから脱出して、自給自足を目指す人たちだ。そして未来を紡ぎ出す人々は、後者の人たちだけなのである。

Appendix

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