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2009年11月23日 ●最期の革命 その3 問われるべき人生


 ちょっと前、細川かたしが、「円天」と称する詐欺の広告宣伝に関与したことで賠償請求訴訟を起こされているとのニュースが流れた。

 【「円天」と称した疑似通貨を用いて全国の会員から多額の現金を集めたとされる健康商品販売会社「エル・アンド・ジー(L&G)」の出資法違反容疑事件で、 東京、神奈川の会員7人が16日、同社の「広告塔」を務めたとして歌手の細川たかしさんや学者ら計4人を相手取り、総額約4500万円の損害賠償を求める 訴訟を東京地裁に起こした。】

 学校教育で権威を盲信するよう洗脳された大衆を逆手にとって、詐欺師は権威ある有名人を広告宣伝に使いたがる。ミーハー大衆は、ヨン様やたかし様が登場するCMを見せられたらイチコロだ。
 詐欺目的だった近未来通信についても、大地真央、とよた真帆らがコマーシャルに出演し、損害賠償を提訴されるか注目されていた。
 多額の出演料をもらっても、詐欺に荷担したと認定され、賠償まで請求されるなら、芸能人もオチオチCMの仕事を受けられない。

 細川や大地にとって、仕事は事務所に持ち込まれたものであって、契約に沿って、依頼を誠実にこなすだけが責任であって、依頼先が詐欺師であろうと、そんなことは自分の責任でないと思いたいだろう。
 しかし、騙された側は、怒りをぶつける矛先を探しているので、「取れることろから取ってやれ」と、関係者のあらゆる瑕疵を探し出して提訴しようとする。

 ライブドア訴訟も同じことだが、投資家は、元々、「他人を出し抜いて金儲けしてやろう」という浅ましい心から投資・投機に走ったものであり、本当は完全な自己責任というしかない。そもそも社会主義の社会に投機ゲームなど決して存在してはならないものだ。
 投資そのものがゼロサムゲームであって、誰かが儲かれば誰かが損をする仕組みになっている以上、その本質は他人を出し抜きたいだけの賭博であり、詐欺の一種というほかはなく、そんなゲームの負け組なったからといって、他人を糾弾する資格が、どこにあるのだ。博徒に詐欺師を糾弾する資格など存在しない。

 円天や近未来でも初期の投資家はインチキ配当で儲かっているわけで、自分だけトクをしたと思っているはずだ。ネズミ講に騙されて配当をもらえない孫以降の者たちが怒っているだけだ。
 それがネズミ講であることなど、誰でも少し考えれば容易に見抜けたはずだ。しかし、自分だけうまい汁を吸いたいという強欲に釣られ、騙されていることさえ認めたくなかった。結果、にっちもさっちもいかなくなって慌てふためいて、「取れるところから取る」と騒いでいるだけのことだ。

 そもそも、こうした詐欺に騙される人は、他人に対する思いやりがなく、自己中心思考、自分に都合のよいことしか考えられない人が多い。世の中全体の仕組みが見えない「開眼盲人」ばかりというしかない。
 他人を家族のように思い、普遍的な思いやりや同情心をもって生きているならば、みんなで助け合って生きるという「共生の心」でいる人ならば、世間の仕組みを理解し、「こんなうまい話などあるはずがない」と容易に見抜き、詐欺に遭うこともないはずだ。

 オレオレ詐欺も同じで、被害者の共通点は、人に対して分け隔てのない接し方ができない人と思うしかない。他人を信用せず、自分や家族の利益だけを最優先させる習慣が、こうした詐欺の被害に遭う原因なのだ。
 私事で恐縮だが、筆者の祖母にも、何度も筆者の名を騙った詐欺の電話がかかってきたそうだが、祖母は、身内を大切にするより、世の中全体に貢献したいと願う人だったので、「自分で解決せよ」と伝え、騙し取ることはできなかった。筆者は喜んでいいのか、悲しんでいいのか分からない。

 たとえ子供が困っていても、短絡的感情に走って、すぐに助けることが良いわけではない、思慮ある親ならば、自分で解決させることを第一に考える。まず情報を分析し、相談し、最善手を考えるとの思慮があれば、詐欺に遭うこともない。コミュニケーションを失っている人が独善思考で突っ走る習慣こそが詐欺師の付け目であろう。
 一言でいえば、「利己主義こそ詐欺の根源」である。誤解を恐れずいうなら、「人を騙そうとする人が騙される」のである。

 詐欺は加害者と被害者の双方に責任がある。世の中は、人の過ち、錯誤に満ちている。被害に遭ったからといって、他人だけを責めるのは間違いであって、被害を予防できなかった自分自身を反省しないかぎり、何度でも同じ被害が繰り返されるだけで、改善、進歩はできない。
 どんな人格者のつもりであっても、一生のうちに、自分の間違いによって他人に被害を与えないですんでいる人生など皆無なのだ。もちろん筆者も、自分の過失・錯誤で他人をひどい目に遭わせたことが何度もある。
 人生は、最初から最後まで錯誤の連続だ。人は必ず過ちを犯し、相互に傷つけあうのである。その苦い経験を反省するから、人間社会は前進できるのだ。
 他人の過ちを糾弾し、制裁することしか考えられない人は、優しさを見失い、誰も信用できなくなり、容易に詐欺に遭うことになると知っておいたほうがよい。

 それにしても詐欺師たちは、人を騙して目先の利益を得た代償が、どれほど深刻な結果をもたらすか、自分の人生を破壊し尽くすか、まったく理解していないのが気の毒だ。理解できたなら、その恐ろしさに後悔を通り越して、凍結するしかないだろう。
 罪を暴かれて受刑することは、むしろ救いになるものだが、現実には、それより数万倍も恐ろしい「恨み」という悪魔が心を切り刻みにやってくる。

 詐欺師たちは、人の心、「思い」の意味を知らない。この世は心の世界であり、「思い」によって成り立っていることを知らないから平然と人を騙せるのだ。
 この世は、物質の上だけに築かれたように見えるだろうが、本当は違う。世界と人生を深く観察するならば、そして自分を振り返るなら、人は人の心だけに依存して生かされていることが分かるはずだ。
 あなたが、今、自分を支えてくれている周囲の心を失ったなら、どうなるか? よく考えてごらん。生きていられるのは自分の力だけなのか、よく考えてごらん。
 人が動物的に生きているだけと思うのは大きな間違いだ。自分を産み落としたのも心、育てたのも心、社会に生きることができるのも、友情や愛情のおかげなのだ。それを失えば、すべてを失ったように感じ、どんな恵まれた人でも、簡単に自殺してしまうではないか?

 「ここにいる」ということが、人の心の上に築かれたものであることを分からないから、「どんなに汚い手を使っても儲けた者が勝ちだ」と勘違いしているわけだが、やがて、その勘違いが、どれほど恐ろしいものか骨髄まで思い知らされる日がやってくるだろう。
 詐欺は、信頼という人の心を破壊する最悪の犯罪なのだ。それは自分の心まで破壊してしまうものだ。詐欺師は、肉体だけ生きていても、心を自ら処刑してしまうのである。彼らの人生は抜殻だけになってしまうだろう。
 そして、人は一生のうちに行った、すべての行為について自ら裁かねばならない時がやってくる。閻魔のような裁判官がいるわけではない。裁くのは自分自身であり、自分で始末をつけ、自ら地獄に向かうことになる。

 「自分は、何一つ犯罪を行わず、まっとうに生きてきたから大丈夫」 などと思っている人でも、足下を見つめ直した方がいい。
 かつて、国立大学を出て日立や三菱グループあたりに就職して一生を終わるのが日本人の、もっとも憧れた、最高の人生と思われていた。
 「大企業に就職できなくなるから」と、学校教育にあっては、大企業の家畜として働かせるための厳しい訓練が行われてきた。
 「いい学校を出て、いい会社に就職して一生を平穏無事に過ごす」
 これが「期待される人間像」だった。

 だが、そうした目標を達成した人生は、本当に良い人生なのか?
 決してそうではない。それは実は、詐欺師と変わらない人間に対する犯罪の人生であった可能性が強いと思うべきだ。
 もう少し優しくいうならば、円天のCMに出演した細川たかしのようなものだ。本人は周囲の期待を一身に背負って三菱で大過なく過ごしたとしても、そのこと事態がオレオレ詐欺師と変わらない犯罪人生に他ならないことに気づくべきだ。

 三菱とは何か? 創業者の岩崎弥太郎は坂本龍馬の懐刀で、海援隊の経理担当だった。その資金はロスチャイルドの僕であったトーマス・グラバーから拠出されていたといわれる。
 もちろんグラバーによってフリーメーソンになった。三菱商会創業のあたりは、事実上ロスチャイルドの子会社のようなものだった。そうして日本政府を影で支配するフリーメーソン基幹企業として今日に至っている。
 「こんな立派な会社が詐欺と関係があるのか?」と思いたいだろうが、実は、三菱こそは日本国家を国際金融資本に売り渡してきた最大勢力であり、「死の商人」たちの総本山であった。

 長くなるので別に書きたいが、現代に至っても、四日市喘息で分かっているだけでも400名を殺害した三菱化成は、後に「三菱モンサント」という合弁会社を作る、あの「悪魔のモンサント」の合弁会社であり、地球上のあらゆる自然種子に勝手に特許権を設定し、その種子を許可なく使えば莫大な賠償請求をして、農地を強奪するという悪魔の企業であって、自社の種子と農薬を使わねば、農業をできなくさせる陰謀を世界中で実現している極悪企業である。
 三菱UFJは事実上、JPモルガンと資本を一体化させ、傘下会社を次々に合弁、合併させていることから、三菱グループとは、日本におけるフリーメーソン企業であり、国際金融資本に支配された悪魔の企業であることが分かるはずだ。

 こんな企業に憧れて就職し、上流階級になったつもりでいる馬鹿者も多いが、彼らは、勤務する会社を通じて、人類に対する犯罪を行っていることに気づく必要がある。
 その罪はオレオレ詐欺や円天どころの話ではない。万死に値する人類に対する犯罪なのである。
 国家が認めているのも当然だ。日本政府はその創立期、グラバーの援助を受け、フリーメーソンの支配を受け入れて成立したのである。国家が認めているからといって、人への罪が消えるわけではない。
 三菱は軍需産業で成長した「死の商人」だ。その企業活動によって、どれほど大勢の人々に絶望と不幸をもたらしたことか。その犯罪の責任は、企業経営者だけでなく、その企業に就職し、あるいは寄生して利益を貪ってきた全員が、一人一人が共有させられるのである。

 こうした意味で、三菱にとどまらず、人類社会に殺戮、絶望、不幸を生産し続けてきたすべての行為、国家、企業活動は裁かれねばならない。
 それに参加し、構築してきた一人一人が、やがて、その結実を自らの手で刈り取らねばならない運命にあることを知っておいたほうがよい。

 三菱を例にとったが、このような意味で、我々日本人は産業の繁栄に依存し、寄生して「豊かなライフスタイル」を作り出してきた。
 このことの意味を深く考えなければいけない。それは、日本国家そのものが、少なくとも1970年代以降、国際金融詐欺師のカネに寄生して「繁栄」を築きあげてきたわけであって、詐欺師に寄生して金儲けする芸能人を嗤う資格のある者など一人もいないのだ。

 我々は、子供の頃から、親の期待、学校教育を通じて、立身出世主義に洗脳され、「いい大学、いい会社」の価値観を強要され、国際金融資本の利益に奉仕するための家畜人生を目指させられてきたのである。 このことが、今起きている大恐慌を真に克服するための前提になるのだ。

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