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 大麻とは何か?

カテゴリ : 未分類
 大麻は、日本では阿片やヘロイン・コカインなどとならぶ、極めて社会的に有害なものとして、厳しい取り締まりの対象になっている。
 ところが世界では違う。

 数年前から、アムステルダムでは大麻カフェーがたくさんオープンしていて、自由にマリファナタバコを喫煙することができるし、アメリカでもワシントン州やコロラド州では、マリファナは完全に酒やタバコなみの嗜好品として取り扱われている。
 他州の法的禁止も、今ではタテマエだけで、事実上、アメリカ全土で大麻の購入は容易である。

 アメリカという国はタテマエとホンネの落差が激しい国で、半世紀前のベトナム戦争では、基地内PX(売店)でさえ、商品としてマリファナタバコが置かれ、兵士たちは日常的にマリファナを購入して耽溺していた。

 あの過酷で恐怖に満ちたベトナム戦争(米兵だけで5万人を超える戦死者が出た)で、兵たちからマリファナを取り上げたら、司令部に対する憎悪が爆発することを分かっていて、米軍上層部は事実上、使用を黙認していたのである。
 プラトーンのような映画でも、当時の米兵たちの麻薬への逃避の心情を垣間見ることができる。

 そもそも、大麻の禁止は、健康上の理由からでなく、米政府指導部にユダヤ教やモルモン教など禁欲的な宗教の信徒が多かったことから、酒と同じように、人を酔わせる効果のある大麻を戒律的に憎悪したことと、米国内の医療産業が、極めて効能と消費が大きい大麻をやめさせて、資本主義的に生産された合成医薬品に切り替えさせ、金儲けに結びつける意味があった。

 戦後、70年を経て、今では、世界的に大麻解禁の明確な潮流ができていて、つい数日前にカナダが正式に解禁に踏みきり、対米盲従しかできない日本政府も、今は、これまでの厳禁のメンツを批判されることを恐れて黙っているが、やがて世界的な圧力によって解禁せざるをえなくなるのは確実である。

 カナダ 嗜好用大麻を10月から解禁へ

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180621-00000085-nnn-int

 アメリカでは、ワシントン州とコロラド州が完全合法化されていて、アルコール飲料と同等の扱いになっている。
 ウルグアイとスペインも完全合法国であり、オランダ・イギリス・ポルトガル・アルゼンチン・チリでも、法治上のタテマエでは非合法ではあるが、運用では実質合法化されている状態である。

[日本における大麻の法規制] (WIKI引用)

 日本では、1948年に大麻取締法が公布され、無免許ないし無許可で栽培又は輸出入をした場合は、7年以下の懲役が科せられる(同法24条1項)。

 営利目的の場合は10年以下の懲役(又は情状によりこれに300万円以下の罰金が併科される)(同条2項)。大麻の不法所持、譲渡・譲受けは5年以下の懲役(同法24条の2第1項)。営利目的の場合は7年以下の懲役(又は情状によりこれに200万円以下の罰金が併科される)(同条2項)


 大麻の輸入・輸出・栽培・譲渡し・譲受け・所持等の罪は、刑法2条に従い、国外犯も処罰対象である(24条の8)から、外国で大麻を所持した日本人はもちろんのこと、例えばカリフォルニア州で医療用大麻を所持したアメリカ人(連邦法では非合法)、所持が合法のワシントン州で大麻を譲り受け所持したアメリカ人(同じく連邦法では非合法)、コーヒーショップで大麻を譲り受けたオランダ人なども処罰の対象となる。

1952年から1954年にかけて占領法制の再検討、行政事務の整理簡素化という趣旨で法令整理が行われたときには大麻取締法の廃止が検討されたが、見送られることになった。

[大麻が取り締まられるようになった理由は?]

 日本では、1950年代まで、麻もケシも、山村などで普通に栽培されていて、医薬品や繊維原料、パルプ原料などとして大きな需要があった。
 大麻は、日常生活に密着した作物であって、それが有害であるとの認識は、日本社会の末端まで、どこにも存在しなかった。
 大麻は繊維としても極めて有用で、縄や衣類、頭痛薬、神経系疾患の治療薬として、なくてはならない存在であったが、政府は理由も示さず、阿片と同じように耽溺性の有害麻薬として強力に規制を始めたのである。

 私が1970年代に、廃村になりつつあった全国の僻村を訪れると、多くの場合、野生化した麻やケシ畑が残されていた。
 おそらく今でも、深い山地の廃村を探せば、たくさん出てくるだろう。

 ありふれた日常生活に必需品として定着していた麻が、諸悪の根源であるかのような不当な扱いを受け始めた理由は、健康上の理由ではなかった。それは、アメリカの一方的な指示によるものだったのである。

http://www.airgreen.co.jp/hemp/hemp%20history.html

1937年から事実上すべての大麻の使用を禁止する法律が、アメリカで成立した。
 それは、1937年に成立したマリファナ課税法と言う法律である。

 これは、マリファナの害を防ぐ法律ではなく、大麻製品に課税する法律である。
 この法律は、経済界と財務省の暗黙の合意の元に作られた法律であった。この法律は、大麻を市場から抹殺することで林業と合成繊維業界を活性化するために制定された法律で、税金を取ることで特定の産業界に補助金を出しているのと同じ効果をねらった法律である。

 大麻に税金をかけることで、大麻製品の価格が上昇し、製紙原料が、大麻から木材に移り、繊維原料が、大麻から合成繊維に移ることで、製材業者や合成会社が設備投資を行うようになり、その結果経済が活性化するだろうと言う政府の実験であった。

 この法律が発効して2年後、時の大統領ルーズベルトは、大麻の栽培を禁止したことは述べずに「石油や石炭から出来た合成プラスチックが、過去に天然物から作られていた多くの製品に取って代わった」と自慢した。

 つまり、大麻の規制の本質は、耽溺性麻薬としての意味ではなく、資本主義の金儲けからの要請に他ならなかった。
 現実問題として、大麻には麻薬としての陶酔性・依存性はあるが、それはタバコの7分の1程度にすぎず、健康を損なう有害物質であるとの報告は、WHOでさえ存在しない。
 大麻があっては、自分たちの商品が売れないから禁止したのである。

 [大麻の有害性について]

 (WIKI引用)
 2017年時点、厚生労働省が根拠としているWHO の報告書は、カンナビノイドによる、癌やAIDSなどの病気が進行した段階での吐き気や嘔吐への治療効果、また、喘息および緑内障の治療、抗うつ薬、食欲刺激薬、抗痙攣薬および鎮けい薬として、管理下臨床試験によって実証されているとしている。

 また、大麻使用の健康被害および社会的悪影響は、それらが、アルコールまたはオピオイドに依存する人を対象に報告されるほど、深刻ではないと報告している。現在の厚生労働省の報告は、WHOの報告と乖離が見られる。

 有害論

 https://news.mynavi.jp/article/20170927-a163/

 無害論

 http://rising.ooasa.jp/index.php?health

 大麻の害は、タバコよりも少ない

 https://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/56ab4c2c88d79342ea7b344623e60ebe

 大麻の害の中庸論

 https://www.lifehacker.jp/2015/06/150613brain_marijuana.html

 さまざまな報告を調べて見ても、大麻がタバコよりも有害性が高いという研究報告は存在しない。アルコールよりも、はるかに毒性は少ないというのも共通認識であり、ヘロインやコカインに比べても耽溺性、依存性は非常に弱いという報告が大半を占めている。
 これらの報告を見れば、このまま大麻が阿片などと同様の有害麻薬として規制され続ける合理的な理由は存在しないのである。
 

 [大麻の効能とは?]

 医療用大麻

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%A4%A7%E9%BA%BB

 大麻には鎮痛作用、沈静作用、催眠作用、食欲増進作用、抗癌作用、眼圧の緩和、嘔吐の抑制などがあり、アメリカ合衆国では慢性痛患者の8.9%が自己治療で大麻を使用している。

 また、モルヒネなどのオピオイド系鎮痛薬やイブプロフェンのような非ステロイド系抗炎症剤に十分な効果が見られない疼痛に対して大麻が有効であるとする論文がある。
神経保護作用や、脳細胞の新生を促す作用が存在する可能性が示唆されている。

 大麻はHIV、アルツハイマー、うつ病、強迫性障害、不眠症、てんかん、気管支喘息、帯状疱疹、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、クローン病、パーキンソン病など、約250種類の疾患に効果があるとする論文がある。
4276人の統計からは、約7割が不安、不眠、痛みに用いており、74%は他の薬から大麻に置き換えたり、薬の量を減らすことができたという

 パーキンソン氏病患者に大麻を処方して、劇的な効能を見せた動画

 https://www.youtube.com/watch?v=PwBnogYTdZw

  http://coco-sinsere.com/?p=1147
https://www.taimauniversity.com/%E8%AB%A6%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9E%EF%BC%81%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E3%81%AE%E7%97%85%E3%81%AB%E8%87%AA%E7%84%B6%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%A8%E5%A4%A7%E9%BA%BB%E6%95%91%E6%B8%88%E3%80%90/

[実際に大麻を吸ったら、何が起きるのか?]
http://%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%A0%E3%81%97%E3%81%93%E3%81%86.com/taima-for-the-first-time

 このサイトの内容は、私には信用できないものだ。
 実は、私は半世紀前に、立川基地周辺に住んでいて、米軍基地内に自由に立ち入れる友人から大麻を勧められて吸ったことがある。

 私の経験によれば、かなり純度の高い良質の大麻だったと思うが、まず、時間がゆっくり過ぎてゆくような感覚になり、視界がわずかに緑色を帯びて見えたような記憶がある。
 ここに書かれているような異常行動は一切ない。ただ感覚的に穏やかというか、ゆっっくりになっただけで、興奮をもたらすような作用は確認できなかった。

 これを耽溺性と表現することには無理がある。タバコの延長程度の認識であった。モルヒネ・ヘロインのような、痛みや苦悩から解放されるような作用も極めて少ない。
 「痛みを取る」と宣伝されているノニジュース程度ではないだろうか?

 だから、私にとって大麻には法を破ってまで吸引するだけの意味がない。たいした作用をもたらさないのに、違法リスクばかり増すのでは、何の魅力もない。

 大麻は、私の知る限り、タバコの延長にすぎない。こんなものに多大な国家的労力をかけてまで取り締まる意味など、何一つない。
 上に説明したように、日本における大麻取り締まりは、国内的事情ではなく、アメリカ占領軍が持ち込んだものであり、アメリカの支配階級であるユダヤ教徒、モルモン教徒による指示なのである。これ以上、無意味な規制を続けるのは愚かなことだ。

 医療用の意味があるならば、政府は百害あって一利もない取り締まりをやめて、ただちに大麻を解禁すべきである。
 たくさんの神経系疾患の患者にとっては、大きな朗報になるだろう。また、麻の生産が自由になれば、麻を使った自然素材の、たくさんの製品が登場してくるのも確実で、日本経済へのカンフル効果があるように思える。
 TPPで殺されようとしている日本農業にも、大きな救済をもたらすのではないだろうか?
 

Appendix

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