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月光仮面のサルマネをして、白い風呂敷をマント代わりに走り回った子供の頃

カテゴリ : 未分類
昨日、池田市の宮崎和子さんから、「大阪の空が真っ赤に焼けている」との電話連絡があった

東大阪市のラドン定点観測者の高井さんから、ラドン濃度が毎分20台と、急激に下がっている。また磁力線環境も低下しているとの報告があった

千葉市から「月が赤く見えている」と報告があった

20年近く清瀬市でRDANによるガンマ線定点観測を続けているコスモスさんの報告には、極端なガンマ線低下(爆縮)現象は報告されていないが、国内の強い地震を示すデータが続いている

http://tokaiama.bbs.fc2.com

我が家の、普段NHKが視聴できないテレビは、この数日間、NHKが鮮明に見えていると何度も報告したが、これは大阪地震M6.1前にも同じ現象が起きていた

カラスなどの生物前兆も、やや激しい状態

環境ガンマ線が大地震前に急速に低下する理由は、おそらくラドンの放出が止まることと関係していると思う
ラドン222は娘核種のビスマス214が609Kの強いガンマ線を出すため、環境線量の多くを占めているので、ラドン放出が急激に止まると、当然ビスマスによるガンマ線も低下する理屈である。

 まだ現段階で、震源地が大阪と断定するだけの情報はないが、西日本で強い地震が起きる疑いはある
 なお、仙台の電波観測者、JA7HOQ小林康晴氏も、大阪の危険性を指摘している
http://tokaiama.minim.ne.jp/keijiban5/clipbbs.cgi


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  新しもの、機械もの好きだった父親が、初めて中古のテレビを家に持ってきたのは、1960年前後だったと思う。

 当時、父親は国鉄の機関士で、蒸気機関車のC62なんかに乗って浜松と米原を往復していた。
 SLのあの凄みのある機械というのは独特の威圧感と感動があって、夜汽車の汽笛の郷愁と相まって、私の世代には、なんとも言えない「時代の風景」というか、社会が生きているという実感を与える象徴みたいな存在だった。
 そのSLを父親が操縦しているというのは、子供心にも大きな誇りだった。

 あの時代、社会は前進ばかりの毎日で、この日本社会が衰退し、人口も減少し、滅亡してゆく未来など微塵も感じさせない躍動感に溢れていた。
 敗戦の地獄の底から浮上してきた日本は、まさに日の出ずる国だったのだ。
 「日本の辞書に後退はない」と、誰もが思っていたのではないだろうか?

 テレビをつければ、ニュースと力道山と月光仮面だった。
 月光仮面というヒーロー番組は、作者の川内康範によれば、モデルは、力道山とならぶ陰の英雄、後に漫画で有名になった大山倍達だったという。
 大山は崔永宜という名の在日朝鮮人だったが、米軍人の横暴を見かねて、日本人が虐められていると疾風のように現れて米兵を殴り倒し、疾風のように去っていったという。

 名古屋は、絨毯爆撃の戦災から十数年、伊勢湾台風で死者五千名を超える凄まじい被害を受けて、みんな貧しかった。
 父親がテレビを抱えて現れた、その日から、我が家には近所の人たちが押し寄せ、身を寄せ合って夢中になってテレビを見ていた。
 近所というのは、戦時中の隣組の延長で、家族のようなものだったのだ。
 力道山とブラッシーの戦いなんか、もの凄い怒号が家中に飛び交っていた。

 子供たちのヒーローは、もちろん月光仮面だ。
 大瀬康一がマントをなびかせて白いホンダドリーム250に乗って颯爽と街を駆け抜ける姿は、本当にしびれた。だから我々の世代は、逆トラウマで、あの光景を再現したくてバイクに憧れたものだ。パブリカが登場する前は、まだバイクの時代だった。
 子供たちの遊びの主題も月光仮面ごっこで、みんなどこでも風呂敷をまとって走り回ったものだ。

 当時の様子を、私のブログでも、少し紹介している。

  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-5.html

 当時、誰の目にも上昇する社会、進化する社会しか見えなかった。
 これ以上苦しい時代はないという、どん底から這い上がったのだから、それも当然のことだろう。
 当時の社会の規範というか価値観の共有について考えれば、上昇一辺倒の社会のなかで、弱音を吐く者、弱者の存在が許されないで、強者ばかりが持てはやされたということもできるだろう。

 ヒーローは圧倒的な強さで、日本を代表して勝ち上がらなければならなかった。
 しかし、そのヒーローたち、力道山にせよ、大山倍達にせよ、金田正一にせよ、張本勲にせよ、みんな在日朝鮮人であったのは皮肉なことだった。
 彼らは、日本社会から蔑まれ、まともな仕事も与えられず、芸能やスポーツの世界に身を置く以外に生きる術がなかったのだから。

 絶対的な価値というものがあるとすれば、それは圧倒的な強さであったし、社会と人間には強さの序列があると、みんな強力に洗脳されていた。

 序列の頂点に君臨するのは、もちろん天皇で、当時はまだ、戦前からの天皇制絶対信仰に洗脳され切った人々ばかりで、例え左翼であろうとも、なかなか天皇制批判を切り出すのは困難な時代だった。

 日本社会党や総評の創立に関わった父親でさえも、天皇に対する信仰は、お釈迦様やキリスト様と同じように骨身に染みついてしまっていて、テレビに明仁氏や美智子氏の結婚風景が登場すると、食い入るように見つめ、喜んでいたものだ。

 同じように、国家の上に人間があるのか? それとも人間の上に国家があるのか? という問題を真正面から取り上げようとすれば、戦前の天皇制絶対教育の残渣が人々にまとわりついて、死刑制度の是非を論議することも困難だった。

 わが祖母は、若い頃からの生粋のクリスチャンだったのだが、死刑制度について触れると、「悪いことをやったヤツは殺されて当然」と死刑推進の立場を崩さなかった。

 月光仮面も七色仮面も、ウルトラマンも怪傑ハリマオも、すべて勧善懲悪、悪は滅ぼされねばならなかった。
 アングリマーラが出てきても、一斉によってたかって殺してしまい、日本では彼が生き延びることは不可能だっただろう。

 恐ろしく単純な勧善懲悪社会と天皇制信仰の上に、戦後日本社会が築かれたといっても過言ではないだろう。

 しかし、それでも1970年前後の世論調査では、死刑制度の支持者は半分に満たず、人間は、やむにやまれず悪事を働く、ただ殺してしまうのではなく、更正させることも考えるべきだとする人が半分以上いたのだ。
 これは、社会党が拡大した戦後民主主義の一つの到達点であったともいえるかもしれない。
 その後、1980年代まで、死刑制度は、形骸化し、1979年~1992年までは、死刑制度を残置するという国の意思を示すだけの年間一人か二人程度の執行数しかなかった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E8%A2%AB%E6%AD%BB%E5%88%91%E5%9F%B7%E8%A1%8C%E8%80%85%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

 ある意味では、この時代が、日本が最高の民主主義と呼べる時代だったのかもしれない。
 1993年になれば、再び、保守自民党権力が、死刑制度によって国民を恫喝する恐怖支配を再開した。
 バブルのピークであった1989~1992年までの三年間は、日本でも事実上、死刑制度が廃止されていたことを思えば、自民党がバブル崩壊後の社会を恐怖支配と思想統制で乗り切ろうとした意思が見え隠れしている。

 逆に言えば、人々が豊さを享受していれば、心も広くなって、統制的な発想も薄められてゆくことを意味してるのかもしれない。
 仕事の心配もない、誰もが最低限の暮らしを楽に享受できる時代というのは、凶悪犯罪も起きにくい。
 思い起こしてみれば、確かに1980年代というのは、今起きているような通り魔や不可解な殺人犯罪など、あまり聞いたことがなかった。

 そういう視点で考えれば、死刑制度も、人々の下部構造=経済を豊かにすることで、自然に消滅してゆく上部構造=国家主義であるといえなくもない。
 まずは、みんなで豊かな暮らしを楽しんでいる時代というのは、追い詰められて犯罪を犯す人も減るわけだ。

 ところが、現在の安倍政権(背後にはCIAがいることが確実なので、アメリカポチ政権と呼ぶべきだが)は、消費税を上げて、購買力を減らし、典型的な反ケインズ政策を行っていて、社会を貧困の極地に追い込もうとしている。

 竹中平蔵は、大衆は貧乏で、金持ちはより大金持ちになんて喜んで語ってるが、実は違う、金持ち、特権階級の豊かさだって、本当は大衆の豊かさの上にしか成立しないのである。
 真実は、逆トリクルダウンであって、究極の貧しい日本社会では、大金持ちや特権階級だって、必ず没落の恐怖に追い込まれてゆくのである。

 死刑相当の凶悪犯罪の増加だって、最初は貧しい大衆を襲っているように見えるが、実は、やがて狙い目が特権階級に移ってゆくのだ。
 貧乏人から奪うものがないことが分かれば強欲な犯罪者は金持ちを狙うに決まっている。

 貧乏人は孤立しては食べていけない環境になるので、これからは、どんどん共同体志向に移行してゆくだろう。
 こうなれば、勧善懲悪のような単純な人間観では、共同体の人間関係をうまく維持することができないから、より深い、人間性が求められてゆく。

 さらに、日本社会全体の人口が減少し、日本は「日出ずる国から、没する国へ」と衰退してゆくのである。
 別の視点からは、移民の極端な増加により、日本は日本という地名だけ残して、我々の時代にある「日本人」という概念も失われてゆくだろう。

 安倍晋三のような知能の低い指導者の下では、日本が完全に崩壊し滅亡する方向にしか進まない。
 もし勧善懲悪の思想があるとすれば、我々は風呂敷を背にはためかせ、サタンか怪獣たちのように安倍晋三と自民党を攻撃しなければならないはずなのだが、「日本が好きです」なんて言いながら日本を根底から破滅させている安倍を支持しているというのは、なんたる無知蒙昧というか、アホというか、救いがない時代なのである。

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