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 非常時のバーターについて

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 ここでは、権力と取引するなんて意味ではなく、我々が、一人の人間として、必要な物資を得るためのバーター=取引について書いておく。
 取引が、どのような法則と価値観のなかで行われるのか、きちんと理解しておかないと、やがてやってくる凄まじい大混乱のなかで、他人に利用されて何もかも失うという悲劇に見舞われることもありうると思う。

一人の力は限られていても、生産物を需要に応じて取引することで、生活に必要な物資は、ある程度入手可能である。

 人間が生きてゆく上で、本当に必要な物資は、①食 ②衣 ③住 で、これは生命体である人間である以上、必ず必要な「必需品」であるわけで、生きるための基本である。
 もしも、巨大な自然災害や核戦争などで、こうした生命維持の必需品を断たれたとき、災害の規模が大きすぎて、援助や復旧が望めないときは、自給自足を考えるしかない。

 社会が大混乱に陥ったとき、もっとも必要な思想と生き抜く方法論は「自給自足」であり、その後は、余剰生産物をバーターしながら生き抜いてゆくことになる。

 なんで、こんなことを書き始めたかというと、今年の猛暑を、歴史上に調べて見ると、ちょうど、関東大震災の年が今年のように凄まじい猛暑だったことと、スマトラ大津波の年、阪神大震災の前年、東日本大震災の前年もまた、今年と同じように記録的な猛暑で、どうも、猛暑が巨大震災の前兆であるらしいという経験則が成り立つのである。

https://jamaica7.com/archives/4903

 「地球温暖化のせい」なんて単純なものではなく、巨大な地殻変動の前兆として、猛暑気候が発生する疑いが大きいのだ。
 もっともリスクの高い大震災地域は、今のところ関東である。すでに6月からスロースリップが記録され、関係者の間では、スーパー震災につながる恐れが指摘されている。

 http://tocana.jp/2018/06/post_17231_entry.html

 もし関東大震災が発生した場合、これが実は宝永時代に発生した南海トラフ巨大地震を連鎖させるとの観測もある。
 推定規模M9以上、太平洋岸に東日本震災なみの巨大津波を引き起こし、場合によっては、数百万人規模の人命が失われる可能性もある。

 この規模の巨大震災が発生した場合、あるいはトランプの発狂としか思えないイスラムに対する挑発を見ていると、あるいは、第三次世界大戦の勃発も、決して絵空事ではなく、現実に差し迫った脅威と認識するしかない。
 世界は、想像を超えた驚愕の危機時代に突入しているのである。

 今はまだ、テレビをつければ情報を視聴できるし、ネットを見れば、あらゆる情報が入手可能だが、こんな便利な社会は、一瞬にして失われると危機意識を持つべきである。

 すでに何度も書いているが、北朝鮮はロシア・中国とともにEMP高高度核ミサイルを実戦配備していると噂されていて、戦乱が巻き起こった段階で、実戦使用する可能性が小さくない。

 アメリカが、口先で北朝鮮を優遇していても、トランプの正体は、突然、北朝鮮殲滅を指示したりする人物であることが、すでに分かっている。
 そうなれば、北朝鮮は「最後の暴走」で答えるしかないだろう。

 もし、これが日本上空で爆発すれば、日本列島の、ありとあらゆるインフラや生産設備が一瞬にして破壊され、通電中のコイルやコンデンサが、ほぼすべてサージ過大電流によって破壊されるので、焼き切れてしまった、すべての電子部品を交換するしかないが、復旧まで何年かかるか見当もつかない。
 今は、ガスや上下水道などのインフラにまでマイコンが埋め込まれている時代なのである。

 アメリカは、この種の電子破壊攻撃が行われれば数年以内に9割程度の住民が死ぬと予測しているが、日本の場合、山岳地帯に依存すれば、水の供給が比較的容易なので、そこまでひどくはならないだろう。

 それにしても、日本が工業製品の生産不能という事態になれば、たちまち凄まじい円安によって、石油や食料の輸入も不可能になり、自給率3割に満たない日本の食糧事情は、たちまち、危機を通り越して地獄に一直線に墜ちてゆくことになる。
 ガソリンも買えないから、移動さえ不可能になるのだ。

 冒頭に述べたバーター=取引の発想とは、そんな非常識な危機に見舞われたとき、考えてゆく必要のある大切な問題である。

 まずは、自給自足を前提に食料を生産しなければならないが、もっとも早いのは芋作りということになる。
 もちろん、時期的に限定された条件があるため、秋口に起きた破局的事態については、数ヶ月間を備蓄在庫で乗り切るしかないだろう。

 それも不可能なときは、私は、最低限の生存のため、高速道路や鉄道沿いに夏場、大繁茂しているクズの採取利用を勧めている。
 この根茎から、良質の澱粉が取れるので、山岳地帯の百合根などともに、生存を保証してくれる大切な資源である。

 これらの採取や澱粉精製の作業は、深い知識と経験が必要なので、今のうちに、体験して自信をつけておくことが大切であろう。
 私は、今、豊富に採れて安価な茄子などの野菜を塩漬け・味噌漬けにして大量に備蓄しているところだ。
 塩蔵品の多くが、数年もの長期保存が可能なので、かなり大量に備蓄すべきだと思う。また塩分供給食品としての交換価値も高い。

 さて、芋などの生産に成功すれば、それが有力な貨幣価値を持つことになり、たくさんのバーター=取引が可能になって、衣食住のすべてに役立つ資源となることを肝に銘じておくべきだ。

 非常時にあっては、現金の価値よりは、食料品の価値の方がはるかに高くなる。
したがって、バーターの基本は、米や芋など主食でなければならない。
 生活のニーズの高い物資は、すべて高い貨幣価値を持つようになり、交換取引に圧倒的な有利さを示すことになる。

 そこで、農業経験のない都会人であっても、普段から家庭菜園やプランター栽培などで、ジャガイモやサツマイモの栽培を学んで置くことは、もっとも大切な人生の基礎的教養であると私は思う。
 食品の交換が、衣料品や毛布や居住環境の確保にも役立つのである。

 社会の復興が進んで、食料品に余剰が生まれる段階では、ここで高度技能の価値が高まってくる。
 たとえば、壊れた家や屋根の修繕とか、生活用品の製造とか、それまで見向きもされなかった娯楽的要素とか、情報とかである。

 こうなると、バーターの基準は複雑になり、やはり信頼できる通貨に依存する社会に戻ってゆくだろう。
 最初は、非兌換紙幣よりも、兌換製の強い硬貨に人気が高まると予想している。
 とりわけ1円や10円などの兌換価値の高い金属硬貨が、人を裏切らないため、信用されると考える。

 いわば、時代が百年も戻ってしまうのだから、百年前に人々が欲しがったものが再び価値を持つのだ。
 しかし、社会が元通りに復興するまでは、やはり、もっとも価値の高い物資は食料品であろう。強いアルコール飲料も高い価値を示すだろう。
 ウイスキーなどを多く備蓄することも、非常時の交換価値として有用であり、これらは、強い貨幣価値を持つと考える必要がある。

 EMP核爆弾にしても、スーパー大震災にしても、日本中の何もかも破壊し尽くすことはできないので、少量ながら、電子製品も徐々に復旧するだろうが、被災の規模によっては、長い時間がかかると覚悟した方がいい。

 最初のEMP、1962年のハワイジョンストン島の高高度核爆発では、電気供給インフラのコイル、例えば変圧器の大半が破壊された。
 しかし電源の入っていないコイルやコンデンサは無事だった。完全な復旧に二年を要したが、これはアメリカの総力を挙げて取り組んだ成果であって、戦争におけるプロセスでの復旧は簡単にはいかない。

 もしも、これが第三次世界大戦による破壊であったなら、他国からの援助も不可能であろう。しかし、アメリカに追従するだけで、無能を絵に描いたような自民党政権に、復興の実力があるとは、とうてい思えない。
 結局のところ、民衆自身の自力更生によって復興するしかないと考えるべきだ。これらの事態は、第二次世界大戦直後と変わらないことになる。

 現在の日本は、格差社会が深刻化し、拡大しており、貧富の格差は備蓄の格差であり、自民党は「貧乏人は死ね」政策しか執らないだろう。
 こうなれば、貧しき者たちが富める者たちを実力で強奪する事態も起きるだろう。
 例えば、富山の米騒動を考えればよい。さもなければ、天明飢饉における津軽の惨状になってしまう。
 
 また、都市の飢えた民衆が、周辺農村を襲う事態も起きるだろう。ここでは、大都市のゾンビ化なんて問題も生じるかもしれない。
 もっとも、こうなるのは、大都市住民の備蓄力が底を尽いてからで、当面は、備蓄品とのバーターによって社会が運営されてゆくだろう。

 このとき、どのような法則で、交換が行われるのか、きちんと予想しておくべきだ。

① 生きてゆくのに、もっとも大切なものは、食料と飲料水であること。

② 日本社会の生産力が破壊されたときは、円がたちまち下落し、極端な円安になって、食料品と石油の輸入がストップすること。

③ 通貨に対する信頼は下落し、貴金属や食料・酒への信頼が極限まで高まるが、しかし汎用性のある交換価値としての通貨が失われることはなく、この場合、紙幣よりも硬貨の方が信頼されるようになる。それも低額硬貨ほど兌換価値が高い。

④ 食料を供給できる者は神のように崇められる。まったく何も得られない絶望的な状況でも、普段からクズの繁殖地を調べておき、根茎を掘り起こして澱粉を採取すれば、最低限生き延びることができる。
 山芋やヤマユリの葉も、普段から注意して、いざというときは利用しよう。

⑤ 衣食住の見通しをつけることができたなら、次は、組織的な食料生産を考える。燃料が得られないため、開墾など農作業の大半が手作業になるので、覚悟し、今から手作業の農業を経験しておく必要がある。

 ざっと、思いついたことを書いてみたが、これから起きるであろう恐ろしい事態に対処するには、想像力を働かせて、この種のシュミレーションをたくさん繰り返しておくことが、いざというときに大きな力となると信じる。

 私は、今、長期保存漬物を一生懸命作っているところだ。

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