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世界では何が起きようとしているのか?

カテゴリ : 未分類

  はっきりしているのは、中国経済の崩壊、ドイツ銀行の崩壊、それが招く世界大恐慌が起きるということだ。

 https://www.vovoclip.com/video/SS139393sA28219Q17A99Q.html

 https://wake-up.publishers.fm/article/18607/

 http://kusatan2001.jugem.jp/?eid=2133

 ドイツ銀行は7500兆円という全世界の実体経済総額なみのCDSデリバティブを抱え、中国経済が連鎖崩壊を開始したとたんに数百兆円のCDS保険支払いを要求され、どんなことをしても支払うことができない。
 この経緯を調べてみると、CDS(債権保障保険)を勧誘するに当たって、経営トップや勧誘行員に対し、数百億円という超巨額の報償を支払っていて、どうやら、返済能力をはるかに超えたCDSによる経営破綻を承知の上で、ドイツ銀トップが報償という形をとった資産持ち逃げを働いた巨大詐欺事件であるように思える。

 なんでドイツ銀をはじめ、世界の銀行がCDSという毒薬に手を出したかといえば、リーマンショックによる巨大不況から始まった超低金利政策により、銀行が金利という最大の儲け口を失ったためであり、麻薬のようなCDSに手を出すことくらいしか利益を確保することができなくなっていたからである。

 もう、この巨大経済崩壊は絶対に避けることができない。だから、経済崩壊の当事者たちは、何が起きるか予測し、どうやって最小限身を守れるか? どうやって逃げ出させるか? どうやって損失を他人に付け替えるか? に血眼になっている状況である。
 今、メディアがほとんど巨大危機を報道しない事情も、実は、国際金融ファンドや大口投資家に指示されて、売り逃げるまで報道を抑制しているからである。
 メディアまで支配して、危機を何も知らない小金持ち大衆に投資を煽り、損失を付け替えようとしているのである。

 この手口は、リーマンショックを招いたサブプライムローンとまったく同じで、リスクの高い企業の社債を、バラバラに分断して、切り貼りして、何がなんだか誰も分からないワンセットの理財商品を作り、投資会社が大衆に売りさばいているのである。
 CDSで債権保障があるから大丈夫と騙して売って、倒産が始まると、CDS保障元の銀行も連鎖倒産してしまうから、結局金は還らず、投資会社だけが逃げ延びる仕組みになっている。

 すでにバフェットやロジャーズは、あらゆる危険株を売り出していて、空売りを仕掛けることしか考えていない。
 とりわけ金融株、投資銀行は極めて危険である。CDS保障を行っていたような銀行群の倒産連鎖は絶対に避けられない。
 リーマンショックの債権崩壊規模が数百兆円とすると、今回のドイツ銀CDS崩壊規模は桁が違う。10~100倍と評する経済専門家が多い。

  https://www.smbcnikko.co.jp/products/stock/margin/knowledge/012.html

 ジム・ロジャーズは、すでに日本の基幹産業や旧態企業群に見切りをつけていて、投資を引き上げてしまっている。
 世界経済の優良児といわれた、コンピュータ・半導体産業も、フォルクスワーゲンをはじめとする自動車産業も、今は、すべての産業に深く相互関与があって、とりわけ大企業ほど金融資本主義に深く根を張っているので、史上最大の経済危機を乗り越えることはできない。

 安易な金融資本主義にどっぷりと浸かっていないのは、国内ではスズキ自動車やトヨタ、それにキャノン・ニコン関連企業群くらいだろう。それでも各社ともに、100兆円規模の損失を出すだろうとみる者が多い。

 失われる金がどこに行くのかといえば、もちろん負債を踏み倒した企業群、金融ファンドになる可能性が強いが、中国企業群はデフォルト社債を踏み倒せたとしても、国際的な信用毀損から無事ではすまない。
 何よりも、BIS規制などにより銀行業務=国際為替が崩壊するために世界の輸出入がストップし、輸出入に依存した経済を構築している日本のような国は窮地に追い込まれる。

 経済崩壊の規模が桁違いに大きいので、国際貿易が正常に復活するまで長い時間がかかるだろう。
 これで輸出入に依存した企業群に巨大なダメージが与えられる。それは自動車産業から末端の飲食業まで業務不能になってしまう可能性が強い。

 これは1928年に起きたニューディール大恐慌の数十倍の規模になると予想する者が多く、このとき、アメリカでは、たくさんの貧困者・餓死者を出したが、今回も、おそらく今日の食事に困窮するような大衆を無数に生み出すことだろう。
 自民党政権が、それを救済するかといえば、たぶん自己責任論で逃げるだけだろう。

 これまでにも何度も書いてきたが、巨大地震や世界大恐慌が同時に来た場合、流通が破壊され、復旧に1年程度はかかると見るべきであり、その間は、備蓄や自給自足などで凌がねばならない。
 このとき、ソ連崩壊時の民衆がダーチャ自家農園に救済されたというのは有名である。

 一夜にして30倍ものハイパーインフレに襲われたソ連民衆は、とたんに食料の購入力を失い、たちまち飢え始めたが、ほとんどの民衆がダーチャを持っていてジャガイモの備蓄があったことから命を永らえることができた。
 流通経済においてハイパーインフレのためソ連ルーブルは、突然力を失い、貴金属とドルだけが通貨として通用することになったので、持たざる大衆には餓死の運命が訪れた。

 https://golden-tamatama.com/blog-entry-2287.html

 ソ連国民が国から与えられた別荘農園は一反(300坪)程度だったが、これだけあれば、芋類などは肥料も少なくてすみ、ジャガイモの場合、落葉堆肥程度で300坪あたり500~1000Kは収穫できる。
 一人の日あたり食料は、ジャガイモで600グラム程度なので数名が1年近く食べられる勘定になるので、当座の食糧不足の危機は凌げるわけである。
 またジャガイモの生産は4月~7月なので、すぐにサツマイモを植えれば、11月には再び食料を収穫することが可能なのである。

 そこで、日本でも、自給自足農業に理解のある親しい友人に声をかけて、数名、数家族程度で1~3反(1ヘクタール)程度の農地を共同購入し、ダーチャを作っておくことが非常に大切だと繰り返してきた。
 これは、知識のない単独では無理筋だが、数名集まれば「文殊の知恵」で、農業を楽しみながら、食糧危機を回避することができるだろう。
 また、自然に直接触れあい、自給自足農業を体験することは、子供たちの教育上も絶対的に重要であり、コンピュータゲームに興じてばかりいる子供たちを大自然に連れ出す絶好の機会にもなろう。
 このことによって廃村化した過疎の山村を、再び蘇らせることができるのだ。

 私は、廃棄する汚れた有機質が、再び人間の命を支える食料となる事実を、子供たちが自分の目で確かめることが、教育にとって、核心的に、この上なく大切だと考える。
 だから、今ある小中高校は、すべて過疎の山村の廃校になった校舎で一定のシーズン共同生活することで、子供たちに自給自足農業を教えながら、素晴らしい人間性を飛躍的に育てることができると確信している。

 ジム・ロジャーズは、すでに日本に、戦後産業の隆盛が回復することはないと言った。
 日本に可能性が残るのは、① 観光産業 ②農業 ③教育 であると指摘している。
 https://toyokeizai.net/articles/-/264245?page=3

 私は、投機資本主義には興味はないが、この展望には賛成で、日本に残された産業は、観光と農業であるという指摘は、まったくその通りだと思う。

 左側の見出しの下の方にある「すべての記事を表示する」をクリックすれば過去ログが出てくるが、10年前から私は、このブログで、日本人が生き残れるライフスタイルは、「農業共同体」しかないと、繰り返し書き続けてきた。

 それも、深い山岳の過疎地帯で、大きな家にプライバシーが保てる小さな部屋をたくさん作り、みんなが共同して、無理なく生きてゆけるスタイルを構築すべきだと書いてきた。
 山岳地帯は、山崩れや洪水など危険が多いが、それを克服し、安全な共同農場を作ることを最大の課題として取り組むべきだとしてきた。

 もう小家族で孤立して生き抜いてゆける時代ではないのだ。それが許された条件は、資本主義企業が成立し、大規模工場群が、移動の容易な小家族労働者を求めたからであり、本来、日本は大人数で共同する大家族のライフスタイルだった。
 だから、かつてのような共同性の強いライフスタイルに戻らないと生きてゆけないということなのだ。

 別の視点からは、人が人と競争し、他人を蹴落として、自分だけ威勢を張って他人を睥睨するような自民党員の大好きな価値観は、もう許されない時代なのだ。
 人を愛し、人と共同して困難を切り開くことに喜びを見いだすような利他主義の価値観を獲得しない限り、未来を作りだすことはできない。

 この意味でも、小中高時代に、学校単位で農業共同体の経験を積んでおくことは一生、素晴らしい教育として成果をもたらすことになるだろうと思う。
 全国の過疎で廃校になった校舎は、おそらく100万人程度の収容力があるだろうから、少なくなった子供たちの生活に不足はないように思われる。
 
 共同体生活が確立すれば、そこで若者同士が親しくなり、高密度で関係を持つ結果、出産が大きく増えて、たくさんの子供たちが登場してくる。同時に死にゆく我々も、若者たちに大きな負荷をかけずに死ぬことができるだろう。
 いろいろ夢物語を並べるより、むしろ、我々は社会情勢に追い詰められて、このようなライフスタイルを選ぶ以外に方法がなくなるのだ。
 最大の利点は介護だ。介護は、個人に依存するともの凄い負荷がかかるが、集団生活の中では、必ず介護の得意な優しい子供たちが出てきて、多くの人の支援を受けながら、老人たちは幸福な老後を過ごすことができるようになるだろう。

 こんなわけで、目の前に迫った世界大恐慌と日本社会の破局は、一つの希望あふれる未来をもたらす可能性があると書いておきたい。

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