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おかしな、おかしな小沢一郎

カテゴリ : 未分類

 小沢一郎の経歴に関しては、「壊し屋」の渾名どおり、組織を作っては壊すの繰り返しで、「この人物は、いったい何がしたいのか?」と思うほど、価値観や獲得目標の得体が知れない。

 今回、小沢一郎を取り上げた理由は、山本太郎との共闘が2014年12月以来、4年半になるのだが、とうとう分裂してしまった(新緑風会は残留)ことで、何が問題だったのかを考えたいということである。

 2016年10月に、「山本太郎となかまたち」から、「自由党」に党名を変更したのだが、わずか2年あまり、2019年1月に、右翼政党、国民民主党と合流を発表した。
 直後に、左派といわれる山本太郎は離党し、独自の「令和新撰組」なるグループを立ち上げたのだが、山本が離れた理由は、小沢らしい独裁的発想で、次々に意表をついた行動をしたがり、組織を弄ぶようなイニシアチブをとることで、過去、数十名の小沢シンパが愛想を尽かして離れていった理由と同じであろう。

 いってみれば、場当たり、その場凌ぎ、組織を作っては壊すことに執着しているとか、いろいろあるが、1942年生まれの77歳ともなれば、老人性認知症による暴走といえなくもない。
 しかし、そもそも、小沢一郎とは、どのような思想の人物なのか、理解しておけば、今回の行動も、必然的なものだと分かる。

 1969年、岩手県で自民党から、衆院選に立候補、当選したのが政界参戦の始まりで、当時は田中角栄チルドレンであり、角栄に傾倒していた。
 しかし1987年、竹下派の経世会に入り、田中を裏切ることになった。
 経世会は、後に清和会と並んで自民党主流派として、首相を生み出しているが、清和会がCIAと結びついてアメリカ追従型であったのに対し、経世会は独立的な傾向があり、このためか、首相の不審死が多いとされる。

https://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/7498813e78fa4f7e83a692321c248d8e

 その後の小沢の組織指導力に対する毀誉褒貶ぶりは、とうてい書き切れないほどで、小沢一郎という人物の正体を正しく把握することが困難である。
 ただし、小沢は、中曽根政権時代に初入閣してから、中曽根の薫陶を受けたのか、「新自由主義者」を自認するようになる。
 そして、小沢は「みんなで靖国神社に参拝する議員の会」に入会している。
  https://kojitaken.hatenablog.com/entry/20100815/1281855699

 小沢は1999年、独自の改憲構想を発表している。
  http://www.junposha.com/library/pdf/60015_03.pdf

 この中身を読めば分かる通り、自民党の好戦主義者たちとは大きく異なる内容ではあるが、「国家のために命を捧げた若者を靖国神社に奉る」という発想は極右と同じで、結局、徴兵制度の導入も視野に入っていると思わざるをえない。

 この意味で、今回、原発推進・改憲推進の極右組、自民党右派と、何の違いも見えない国民民主党と合流した小沢党=自由党が、山本太郎のスタンスを容認できるはずもなく、山本としては、時間の問題で新緑風会も追放されることを視野に入れているのだろう。
 https://diamond.jp/articles/-/170052?page=2

 しかし、私が奇っ怪に思うのは、あの森祐子が、ケツをまくらずに、素直に国民民主党に合流していることで、これが何を意味しているのか、まるで理解できない。
 これまでの森祐子の姿勢を見ていれば、小沢に平手打ち100回くらわせて、独自政党を作るのが森らしい自然な姿だと思うのだが……。
 国民民主党は、電力労連や原子力村からの援助を受けて成立している原発推進勢力なのである。
 https://n-kan.jp/blog/190220/

 私が、興味もない小沢一郎について書く理由は、まさに、山本太郎を原子力村に取り込むような仕掛けを持ち出したことで、小沢に対する致命的な不信感が固定されてしまったことなのだ。
 今回、小沢による自由党の廃止、国民民主党への参加については、小沢の過去を掘り返せば、「やはり小沢は右翼だったのか」と納得がゆくのだが、私としては、原発村と手を組んだ、小沢に対して、過去に遡って、「もしかしたら、この人物は?」という疑念を投げかけずにはいられない。

 2012年12月の衆院選挙で、小沢率いる国民の生活が第一党=未来党の得票について不可解な現象が起きた。
 当日、東京都内の投票所では、待ち時間が1時間以上にも及ぶ大盛況であったにもかかわらず、投票率が平均よりも低いと報道されたこと。
 当選者が極端に自民党に偏り、投票数が締め切り間際に、いきなり延びたこと。
 この選挙から、安倍晋三の父親、安倍晋太郎が大株主であり、CIAの著名な工作員であるピーターブリガーがCEOを務める企業のペーパーカンパニーといわれる上毛実業の傘下にあるムサシという選挙業務企業が、開票作業を一手に引き受け、投票会場に設置されたコンピュータにバックドアが仕掛けられて操作された疑いがあること、などである。
 https://matome.naver.jp/odai/2135581547511887801

 この選挙の結果、善戦を伝えられていた小沢党=未来党は、61議席→9議席と、信じがたい圧倒的な大敗に帰した。これは憲政史上最大の減少例である。
 自民党は、194議席→294議席と、これも、ありえないほど躍進した。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC46%E5%9B%9E%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E7%B7%8F%E9%81%B8%E6%8C%99

 この結果を見た瞬間、私は「やられた!」と大声で叫んだ。
 なんらかの、大規模な工作がなければ、こんな結果などありえない。選挙前の情勢分析では、このような結果は予想されていなかった。
 上にリンクしたように、この選挙実務を取り仕切ったのは、安倍晋三の実父が最大株主であり、CIAと繋がったムサシという選挙企業であり、不正が起きないはずがなかったのである。

 アメリカCIAは、この種の選挙工作の経験を数十年にわたって重ねていて、プロ中のプロであった。
 http://parstoday.com/ja/news/world-i32790

 これは、太平洋戦争後の世界情勢の安定を名目に行われた選挙干渉で、主体は秘密工作機関のCIAであり、ときには選挙結果の改竄や、大統領や候補者の暗殺まで含まれていたとされる。
 https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/3340bc275a9df90535c782bdf90d26f0

 つまり、戦後、自民党による寡占政権維持は、日本国民の投票によって定まったのではなく、アメリカの政治工作によって作られてきた疑いが極めて強いのである。
 そうして、スノーデンが、もしも日本に左翼政権が成立したなら、アメリカは、原発などに仕掛けたスタクスネットというコンピュータウイルスを使って、巨大事故を起こさせ、これによって政権を転覆させるための工作を行ってきたと暴露した。
 http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-4767.html

 あるいは、菅直人政権を転覆させるため、アメリカが東日本大震災に乗じて福島第一原発をメルトダウンさせた疑いだってあるのだ。
 だから、この選挙結果は、自民党を政権政党に復帰させるためのCIAによる工作だと、事情を知る誰もが理解したはずだ。

 それゆえに、「1000万票を不正に抜き取られた」といわれる未来党の選挙結果に対して、小沢一郎がただちに、以下の法律を根拠として提訴すると期待した。
 しかし、小沢は、何一つ動こうとしなかった。
  
☆公職選挙法
第15章 争訟
(地方公共団体の議会の議員及び長の選挙の効力に関する異議の申出及び審査の申立て)
第202条  地方公共団体の議会の議員及び長の選挙において、その選挙の効力に関し不服がある選挙人又は公職の候補者は、当該選挙の日から十四日以内に、文書で当該選挙に関する事務を管理する選挙管理委員会に対して異議を申し出ることができる。

 このとき、私は、小沢一郎に対して強い不信感を抱いた。小沢党に投票した1000万人の票が勝手に操作され消えた可能性があるのだ。
 提訴して、保管されている投票用紙をサンプリング検査して、不正の有無を確認するのは、投票した人々に対する基本的な誠意ではないのか?

 今回。反原発の山本太郎を、原発推進の電力労連や原子力村メンバーを中核とする国民民主党に取り込もうとした小沢一郎の姿勢を見て、私は、やはり小沢は…… と思わざるをえなかった。
 山本は、国民民主党には入党しないが、国会での発言権を確保するために新緑風会の会派には残留するようだが、同じ会派が、原発再稼働を容認していては、政治的な手足を奪われたも同然であり、水と油どころではない、極右と左翼の共闘などありえないのだから、一刻も早く、反原発政党会派を結成してもらいたいと願うばかりだ。

 森祐子は、反原発に、あまり乗り気な姿勢を見せない。共産党は、六全協時代から、「社会主義国の正しい原発は推進する」という姿勢であり、現在の原発反対は、選挙向けのポーズにすぎない。だから福島ではエートス推進派である。
 共産党が本当に信用されるためには、原水協による原水禁運動の破壊を総括し、自己批判することなくして一歩も前に進まない。

 小沢一郎は、明確に原発推進に鞍替えしたといってよい。原発問題は、政党の社会的な生命線であり、小手先の妥協を許すような代物ではない。
 原発を推進するか否定するかは、基本的人権を擁護するか否定するかという問題に他ならない。
 原発、基本的人権、天皇制、死刑制度は、いつでもワンセットの政治課題であり、妥協などありえないのだ。
 原発を推進するならば、基本的人権の破壊者である。これだけを我々は、人の信用度の基準として理解しておかねばならない。

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