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絶望的な豚コレラパンデミック 次は対処不能のアフリカ豚コレラ(ASF大流行)

カテゴリ : 未分類

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-653.html

 昨年2018年9月はじめに発見された、イノシシによる豚コレラ媒介とパンデミックの嵐は、2019年に至って、5府県(岐阜・愛知・長野・滋賀・大阪)に拡大し、数百の事業所で、約10万頭の殺処分と埋設が行われたと思われる。
  https://www.asahi.com/topics/word/%E8%B1%9A%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%83%A9.html

 具体的な被害情報を探したが、農水省など政府系情報では明らかに意図的な隠蔽があり、感染事業所数や殺処分総数などの具体的な情報は公開されないままだ。

 現在、岐阜県を中心に流行している豚コレラウイルスは、中国東北部やモンゴル方面で流行していた豚コレラのものと同じ型で、同様に凄まじいパンデミックを起こしている中国西方南方のアフリカ豚コレラとは異なるといわれる。

 どういう経路で日本に入ってきたかというと、関係者の推測では、中国東北部かモンゴルの観光客が、感染死豚を加工した食品を日本に持ち込み、岐阜県(各務原・可児市・犬山)付近でバーベキューを行って、その食べ残しを山林に放置することで、それをイノシシが食べて、最初の感染拡大が起きたという説が有力である。

 2018年10月1日に北京から新千歳空港に到着した旅客の携行品から収去した豚肉ソーセージにおいて、海外悪性伝染病の原因であるアフリカ豚コレラウイルスが検出されており、このウイルスは現在、日本で流行中のものとは別だが、中国人には、旅行のとき、携帯できるソーセージや焼豚のような保存食品を持参する習慣があるため、検疫もほとんどすり抜けてしまうといわれる。
 https://www.excite.co.jp/news/article/Hazardlab_27003/

 中国のアフリカ豚コレラは、史上最悪の猛威を振るっていて、このままでは中国全土の豚が全滅するのではないかとの憶測さえある。

 https://www.youtube.com/watch?v=E0fhyXW6l5Q

 https://www.youtube.com/watch?v=JMNFJJ6ubfE

 https://www.youtube.com/watch?v=L0QiJnSeLH0

 現在、中国で恐怖のパンデミックを引き起こしているアフリカ豚コレラ(ASF)が、中国人観光客によって日本列島に持ち込まれるのも時間の問題と考えるべきで、これは現在、流行している豚コレラよりも、はるかにタチの悪い性質で、ワクチンなどの対策が一切通用せず、おまけに致死率が狂犬病なみの100%と認定されている。
 現段階では、サルモネラ感染症の一種である豚コレラの人間に感染リスクはないとされるが、微生物は突然変異力が強いため、いつ人間に対する感染力を持った突然変異を起こすか分からない。

 もし、ASFが日本に持ち込まれたなら、日本の養豚業は壊滅すると考えるべきだと思う。中国では、すでに豚肉価格が劇的に上がっていて、中国政府は、庶民に「豚肉が食べられなくなる」と警告を始めている。
 日本でも、当然同じ事情で、豚肉の極端な値上がりが時間の問題である。おそらく、鶏インフルエンザがパンデミックを起こしたときよりも、桁違いに深刻な事態になるだろう。

 現在の豚コレラは、ワクチン使用で収束に向かうと思われるが、日本政府がワクチンに後ろ向きな事情は、もし豚コレラワクチンを飼育豚に使用したならば、10年以上は、清浄国に復帰できず、輸入制限がかかるためである。

 清浄国認定は、ワクチンを使用していないことが条件で、動物衛生の国際基準を策定する国際獣疫事務局(OIE)が認定する。
 豚コレラが発生した場合、認定の効力は停止する。殺処分を含めた防疫措置を完了させ、3カ月を経過すれば復帰が可能ということになっている。

 ワクチンを使った場合、接種した豚すべてを処分した上で3カ月たつか、ワクチン使用中止から1年を経ないと復帰できない。認定の停止中は、発生国からの豚肉輸入を制限する国もある。
 1992年、熊本県で起きた豚コレラ感染の場合は、ワクチンを使用し、清浄国認定が復活するまでに10年を要し、その間、外国への輸出が禁止された。

 しかし、日本政府が豚コレラ感染認定にモタモタと時間をかけているうちに感染が大規模に拡大したこと、それに清浄国認定解除を嫌って、ワクチンを使用せず、殺処分に頼っていることは大きな判断ミスと考えられる。
 なぜなら、本気で豚コレラ感染ルートを遮断しようとすれば、中国人観光客を入国拒否し、ソーセージなどの豚肉製品に対し、麻薬並みの厳しい取締が必要になる。
 日本政府は、いずれも甘い判断で、殺処分だけでごまかす姿勢であり、これでは次に確実に侵入してくるアフリカ豚コレラに対しては、何一つ有効な対策が打てないことになる。

 昨年9月に、豚コレラ感染が野生イノシシを中心に拡大を始めたとき、ただちにワクチン使用を決断していたなら、こんな事態に進むことはなかった。
 また、アフリカ豚コレラの感染源である中国産豚肉食品に対し、麻薬並みの苛酷な取締を、すでに行っていただろう。
 10年程度の清浄国認定解除は、日本国内における豚肉の安定供給を考えれば、それほど大きな問題ではない。豚肉の輸出など、貿易全体からは微々たる問題だったからだ。

 メディアの報道も、事態の深刻さを飲み込めていないように思える。何せ、このまま進行すれば間違いなく、食卓から豚肉が消えるのだから。
 しかし、ASFの恐怖を理解するための、ある程度まとまった報道としては、現代による以下のリンクがある。
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59714

 私の住む中津川でも、蛭川の私の家から2Kmも離れていない東海ミートという大規模養豚事業所が感染に遭っている。
 今年の3月くらい、恵那市街に出るために東海ミートの前を通過しようとしたら、突然、通行止め封鎖になっていた。至る所に石灰が散布され、まるでフクイチ作業員のような全身防御をした真っ白な作業員が大量にいて、片っ端から豚の殺戮を行っている最中だった。
 
 ここは数千頭という豚を飼育しており、普段から施設が発する悪臭に困っていたが、最近はEMミスト処理を始めたのか、以前ほど深刻な悪臭は感じなくなっていた。
 私は、微生物環境処理を行っている養豚施設では、豚が病気にかかりにくくなり、悪臭も消えて、何もかも良いことずくめであると、日高市の柳田ファームの例を聞いている。

 豚コレラ感染も、EM微生物処理を行っているファームでは、あまり聞かないので、こうした伝染病対策には、普段から豚舎にEM培養液希釈ミストを常時散布するなどの対策を行っていれば、感染被害が防げるような気がしているが、今のところ学問的なデータはない。

 現在、岐阜県などがイノシシの生息地である山野に、ワクチン入りの餌を散布しているようだが、対応が、あまりにも遅すぎるのではないか?
 イノシシではなく、豚そのものにワクチンを接種すべきである。清浄国認定など、どうでもいい。そんなことより、次に確実にやってくるASFアフリカ豚コレラの感染対策を今から初めているべきである。
 さらに、豚肉の高騰は避けられないので、代替になる鶏などの大規模な増産を考えておく必要がある。
 
 飼育農家の問題としては、感染が確認された養豚場の豚は強制的に全頭殺戮されるが、補償は、出荷豚価格での金銭的補償にとどまり、その後、従業員の給与や、施設の維持費、飼育再開の経費などは経営者負担になる。
  https://www.gifu-np.co.jp/news/20190423/20190423-132432.html

 こうした大規模飼育場では、むしろ、施設の一部を食肉養鶏に切り替えるなどの援助をすべきではないのか?
もしも豚コレラとASFが全国感染のパンデミックを引き起こした場合、事態は想像を超えて深刻になり、いわゆる畜産の様式そのものも、根底的に改良を強いられるのである。 何度も書くが、ASFの日本侵入は、中国人観光客の入国禁止ができない以上、それを阻止することは不可能である。

 逆に、中国人の世界進出を見る限りにおいて、ASFが地球規模のパンデミックを引き起こす可能性が小さくない。
 そうなれば、人類の食生活をも、根本的な変革を強いられる事態に発展する可能性がある。そこまでの変化を見据えて根源的な対策を立てるべきであろう。

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