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 「べくれてねが」について、その2

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 前回、「べくれてねが」の公表している異常な高精度に疑義があると書いたのだが、今回は、CDクリエーションによる東京都水道水の測定に対するイチャモンが、ひどく間違っていることを指摘したい。

 以下、再度引用

  【悪質なので要拡散】シーディークリエーション社製浄水器 CDSW-01の能力を検証しました
 https://beguredenega.com/archives/20634

 それは測定界でまことしやかに言われている噂で、水道水に高濃度の放射性セシウムが含まれているという話で世間を煽り、放射能が気になるお母さんたちを騙し浄水器などを売りつけているというお話。肝心の測定データですが、その測定機は誤測定が多いことでとても有名で、本来放射性セシウムを含んでいない試料から放射性セシウムが検出されたとよくデマ情報を出してしまう事が多い(IFKR-ZIPという)測定機であるということ。今回はそれらについての検証をしてみました。

 これらはよく拡散されている測定データかと思いますが、とても誤測定が多い機種のもの・・・

もしも、Cs-Allというキーワードと共に放射能が検出されたという情報を見つけた場合は、安易に拡散するのは控えましょう。上記のスペクトル図が掲載されていたら要注意です。繰り返しますが、黒のバックに緑色のラインが入っているものが掲載されている場合は誤測定の可能性が高いため、他の測定所の結果(できればGeで測定したもの)と比較するなど、その測定結果が妥当なものかどうかを今一度考えて見る必要があります。

 と言葉だけでいっても説得力がありませんので東京大学でGe(ゲルマニウム半導体検出器)を用い、水道水やフィルターの能力などの高精度な検証を行ってみました。上記の話は測定界では有名な噂ですが、実際販売されている商品にそれ相応の能力があれば商品自体には全く問題がありません。

記事を要約すると・・・

①シーディークリエーション社製浄水器 CDSW-01に一般家庭で使う程度の流速で合計3500L弱の水道水を通水(場所は東京大学駒場1キャンパス)

②その過程で、まずは正しい手法で水道水を濃縮し(※下記参照)Geで測定したところ駒場(東京都目黒区)での水道に含まれる放射性セシウム(Cs137)は0.0024(Bq/kg)である事が判明。

(この度用いられた濃縮手法では放射性セシウムの飛散は殆ど無いことが知られています。参考までにページ下部のリンクはそれについての検証記事となります)

③3500L弱の東京の水を流したフィルターを精密測定し、そのうちどの程度の放射性セシウムが吸着されたかを検証したところ・・・

④実はたったの4.8%しか放射性セシウムは吸着されておらず、まさかのほぼほぼ素通りであることが判明(詐欺レベル)

⑤ついでにいうと、通常のシンチレーション式(IFKR-ZIPがそれに相当)測定機では測定機の能力不足のため、天然にある放射性セシウム以外の核種を拾ってしまい、誤測定となってしまうことが判明。

 まさかの全く吸着できていないフィルターと、誤測定の合わせ技という予想通りのとてもとても悲しい結果となってしまいました。

こんな記事で子どもたちを放射能から守りたいお母さんたちを騙し・・・
控えめに言ってガラクタみたいな浄水器を売りつけて少しも心は傷まないのでしょうか?

結論から言うと、まさかの科学的知識が一切ないおっさんの自己満足商品という大変残念な結果となってしまいました。正直自分だったらただでも要らないです。もし周りにCDクリエーションの商品を使っている方がいらっしゃいましたらぜひこの記事をご紹介ください。
それでも使いたいという方にはもはや何も言うまい・・・・

(めたぼ)・6/29追記

*************************************************************************
 引用以上 以下反論

 二回目の反論を書いた事情は、上の「めたぼ」による記事の反響が大きく、CDクリエーションに対する不信感から、注文の取り消しなどの被害が生じているようなので、批判と言うより誹謗中傷の、この記事に対して、きちんと責任を取らせる目的である。

 結論から申し上げれば、メタボ氏による誹謗の内容は、デタラメであり、科学的根拠を完全に捏造したデマ記事である。

① 【その測定機は誤測定が多いことでとても有名で、本来放射性セシウムを含んでいない試料から放射性セシウムが検出されたとよくデマ情報を出してしまう事が多い(IFKR-ZIPという)測定機であるということ】

 「誤測定が多いことで有名」と書かれているが、いったい、どこにそんな評価が書かれているのだ? 我々はIFKR-ZIP の評判を気にしていて、もし、「誤測定が多い」なんて記事があれば、たちまち仲間内で情報が回って知るに至るのだが、ZIPを使い出して丸6年間、そんな評判など一度も聞いたことがない。
 むしろ、その信頼性の高さと、感度の素晴らしさを称賛する声が多い。

 ZIPの場合は、スペクトル表示が、データとして示されるので核種ピークが確認できる限り誤測定は少ない。
 ただし、セシウム134=605K とビスマス214=609Kが分解能に重なっているので、弁別が困難な合成ピークになっていることはある。セシウム137=662Kピークを見誤ることは、ほぼない。分解能は6%程度で、こればかりは0.1%のゲルマ機に遠く及ばない。

 ② 【上記のスペクトル図が掲載されていたら要注意です。繰り返しますが、黒のバックに緑色のラインが入っているものが掲載されている場合は誤測定の可能性が高い】
bekurete1.jpg

  
 私も、ZIPを6年間、数千回の測定に使用しているが、こんな話は初めて聞いて、チンプンカンプンである。
 引用されている上の画像を見る限り、何の異常もなく、セシウム137ピークが示されている。いったい、どこが誤測定なのか、一方的に決めつけているだけで何の根拠も示されていない。ZIPの測定スペクトルは、すべて上の形式なので、すべて誤測定と言いたいのだろうか?

 シンチレータ測定器を見慣れた人なら、何の異常も感じないだろう。スペクトルに誤測定は存在しないが、プログラムが出すベクレル値には、間違った値がたびたび表示される。理由は、BGとの整合性や、シンチベクレル計のアルゴリズムによる誤差である。
 MCAのプログラムは、ピーク面積をベクレル値に比例させているため、近傍核種のコンプトン散乱や正規分布の裾野が紛れ込むと、正しい表示を示さない。これはZIPに限らず、面積アルゴリズムを使用している、すべてのシンチレータ測定器に共通する問題である。
 同じ問題は、少ないがゲルマ機にも存在しているので、コンプトン散乱の補正が必要になる。

③ CDクリエーションが販売しているフィルターのセシウム吸着率に関するイチャモン

 小豆川勝見によるゼオライトフィルターのセシウム吸着検証
 https://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/users/user-10609/purifier.html

 これは、CDクリエーションの鈴木さんが、詳細な反論を掲載しているので紹介する。
https://ameblo.jp/34yu0422/entry-12487334269.html

 以下引用

 iFKR-ZIP-Aは前回の記事で書きましたが、2019年6月現在、Cs-134 0.083Bq/kg、Cs-137 0.806Bq/kgの試料を測定したスペクトルでもCs-134 796Kev近辺、Cs-137 662Kev近辺にハッキリとピークが出ます。
専門家が見ればわかる事です。
参照 :http://cdcreation.grupo.jp/blog/2596796

 良く見たら補足として水量は1分間あたり約2.2Lで通水したと書いてある。
 
bekurete2.jpg

 シャワー専用なので1分間に約10L通水して測定するのが普通ですが、何故か2.2Lで通水条件が違う測定値になっている。通水しただけではわずかしか吸着しないのはあたりまえです。

 また赤字で書いてある『実は4.8%しか放射性セシウムは吸着されておらず、まさかのほぼ素通りである事が判明』(詐欺レベル)と書いてあるが、百歩譲ってそれが本当だとしたら大変な話しです。
千葉県千葉市の水道水を通過させた人工ゼオライト(約50g)の数値は141.9Bq/kg表示、参考換算値は908.16Bq/kg

 もし本当に4.8%だとしたら、汚染度は、その約20倍という事になります。
 参考換算値について詳しく知りたい方は下記をご欄下さい。
http://cdcreation.grupo.jp/blog/1533263
 つまり千葉市の水道水を34,618L通水させたゼオライトは実際には18,163Bq/kgになってしまう。それはありえない数値です。
 もしそれが本当だとしたら水道水は壊滅的な汚染です。それこそ首都圏は完全に終わりです。

***********************************************************************
 引用以上

分かりやすく言うと、小豆川は、毎分10リットル通水を前提としたシャワー用カートリッジから、濾過材を取りはずして、毎分2.2リットルだけ垂れ流すように通水したように書かれている。

 しかし、カートリッジは蛇口に取り付け、一定の水圧でカートリッジを通るとき、渦流が発生し、内部をぐるぐる回りながらセシウムを吸着する構造になっていて、これがセシウムを効率的に吸着する特許の核心である。

 このカートリッジを外してしまえば、水圧も水流も小さく、濾過材に水を垂れ流す程度の通水にしかならず、吸着性能の要である渦流も発生しないので、吸着率が激減するのは当然のことだ。
 その吸着率は4.8%と書いているが、鈴木さんたちが、実験的に吸着率を推計したときは9割を超えている。(正確な値は、分からない)
 「まさかの素通り」という誹謗こそ、詐欺であると言わねばならない。

*スペクトルなどはこちらを参照下さい。
http://cdcreation.grupo.jp/blog/2308447
 
 一度に反論を出してしまうと、読者も疲れてしまうし、後の楽しみが減るので、「べくれてねが」に対しては、少しずつ間違いを指摘し、返答を求めたい。

 私が、「べくれてねが」=小豆川勝見に対して強い怒りを感じている本当の理由について述べておく。
 それは、事故直後、平米5700万ベクレルという地球上最悪の放射能汚染が明らかになり、1000名を超える高濃度に汚染された遺体が放置されていた、大熊町の避難地域解除のための審議会に、小豆川が参加し、住民帰還に加担したからである。
  https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190410_61028.html

bekurete3.jpg

http://onodekita.sblo.jp/article/46986461.html

 まだ、フクイチ事故から、たったの8年しか経っていない。現在のセシウム・ストロンチウムの残存率は、実に85%であり、平米5700万ベクレルだった土地には4800万ベクレルの放射能が残っている。
 ロシア・ベラルーシ・ウクライナの基準では、平米148万ベクレル以上で、永久立入禁止認定。平米55万ベクレル以上で、強制移転なのである。事故直後は、39倍、現在は、32倍の永久立入禁止汚染であり、こんなところに住民を安全とウソを言って無理やり帰還させ、警戒して帰還しない住民には補償金を奪い取るというやり方を取っている。

 現在、見かけ上の測定値が下がっている理由は、単に、セシウムが土壌に沈降して、泥質による遮蔽効果が出ていること、重汚染地の土壌を剥ぎ取って、他から無汚染土壌を散布していること、モニタリングポストを撤去して、測定させないことなどの事情である。
 しかし、そんな小手先の線量削減などで被曝が消えるわけではない。大熊町に住めば、住民は被曝し、数年後には心筋梗塞や脳梗塞、癌で死亡することだろう。
 これに加担したのが小豆川勝見であり、その連携先の「べくれてねが」を、このまま放置することなどできない。

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