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 久々の落雷停電

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 夕方、更新中に大規模な落雷があり、久しぶりに停電した。
 被曝免疫関係の調べ物をしていたのだが、ブログのネタとしては極めて専門的で、私の手に負えそうもないので、急遽、停電ネタに切り替えることにした。

 まだ16時過ぎなのだが、空は暗雲に包まれ、停電とともに夜のようになった。
 もちろん心配性の私のことだから、停電への備えは、いろいろ準備してあった。900ワットのインバータ・ガソリン発電機もある。
 井戸だから、停電されるとポンプが働かず、トイレの水も流せない。もちろん風呂・台所の水回りも使えない。
 発電機を動かそうにも土砂降りなので、外に出ることもためらってしまう。

 パソコンは、1時間程度は電池で稼働するが、元のモデム電源が切れているのでネットが使えない。5年くらい不眠不休で常時稼働させている環境放射能測定器も、停電とともに、パソコンソフトが壊れてしまうので、データも廃棄するしかない。
 今は、フクイチ排気筒切断工事に伴う放射能汚染が心配なので、連続したデータは大切だが、仕方ない。測定器をリセットして、やり直しだ。

 あとは、ボイラーの電源が、停電で切れてしまうので、スイッチを入れ直さないといけない。井戸ポンプも、リセットしないと水が出なくなるときもある。
 夜の灯りをどうするかというと、たくさんの灯油ランプが用意してある。しかし、夏場は、これをつけると熱が出て暑く、窓を開ければ害虫が入ってくるし……。

 うちは木造で、地盤沈下によって建て付けが悪いので、窓の開け閉めが大変なんだ。
 夕食は、調理をやめて、買い置いたポテトチップスですまそう。水は、「ピュアの森」という12㍑で290円の飲料水を10ケースほど用意してある。
 やっぱり、水は大切だな。たくさんあると、こんなとき実に心強い。1日3㍑とすれば、一か月はなんとか大丈夫みたいだが、風呂や洗濯は無理だ。

 右往左往しているうちに突然復旧したが、電源切断にともなう復旧作業も大変だ。
 これが阪神大震災や東日本大震災クラスの巨大災害だと、後始末は、想像を絶する苛酷さだろう。
 もし、震度7だと、発電所から送電システム、配電システムまで、全部崩壊させられるから、完全復旧まで数ヶ月とか数年の世界になる。

 その間、トイレの水は出ないわ、シャワーは浴びれないわ、洗い物はできないわ、なんてことだと、とりわけ女性は、ものすごく辛い現実と向き合うと思う。
 私なんか野糞に慣れているからいいが、清潔好きな女性が山中で排泄してお尻も洗えないなんて、もう絶望的だ……。

 想像するだけで気が遠くなりそうだ。いっそ、核爆発でも起きて瞬時に真っ黒になって死ぬ方がマシかもしれない。
 それで思い出した……今日は広島原爆を落とされた日だったんだ!
 即死できた人たちは幸福だったかもしれない。中途半端に生き残った人たちには、正真正銘の「生き地獄」がやってきた。
 東日本震災だって同じだ。フクイチ放射能事故で、自分の家から追い出された人たちには正真正銘の地獄がやってきた。それも、事故から8年経っても、まだ何も変わらない地獄が続いている。
 あの平和だった時代を思い出すこともできない。体は被曝障害で徐々に蝕まれてゆく。

 私事で恐縮だが、私も数年前に間質性肺炎を患った。
 最初は、セキが止まらなくなり、呼吸音にブツブツ泡がたつような音が聞こえて変だと思った。そのうち、ずいぶん息苦しさが増すようになったが、肝硬変で腹水が出始めていたせいだと思っていた。
 週に数回山歩きをしていて、最盛期は、富士山に二時間で登っていた私が、近所の1時間で登れる山を、もの凄い息苦しさで、まともに登れなくなった。

 調べると、間質性肺炎の症状が出そろっていて、癌よりも予後が悪く、五年程度で、みんな死ぬと書かれていたから慌てた。
 とにかく呼吸能力を戻そうと、毎日必死になって山を歩いた。しかし、以前のような呼吸能力は戻ってこない。まるで蒸気機関車のように呼吸しながら、これで眠っている肺胞が蘇ってくれないかと思っているのだが、やはり、わずかずつ悪化していることを自覚させられている。
 しかし、山歩きをしているうちは、日常生活の呼吸に不自由は感じない。これが三日も歩けないと、寝ていても呼吸が苦しくなるのだ。
 こんなときオキシメータは、90前後まで低下している。無理して歩けば97を超える。

 こうして、自分が難病になってしまうと、東日本全域に降り注いだ放射能によって、これから潜伏期間が終わって、発癌が始まる人々が、たぶん数百万人も出てくるわけで、死と直面しながら、辛い不自由な生活を送ることを想像するだけで全身が締め付けられるような悲しみに包まれる。
 私と同様に、死神と共存しながら、やがて死神に、この世から連れ出される日を待つ人生って、どんなもんだろう?

 私自身は、還暦を超えるまで生きたし、家族もいないので、この世に未練などない。いつ死んでも文句もないが、心配なのは、ガラクタを集めた家が朽ちて廃屋になってゆくことだ。
 死が見えたなら、家のガラクタをなんとか処分しないと。使えるものもあるので、他の必要としている人に手渡したいとは思っている。
死んだときに、死体の処理費用だけは残しておかないと……財産など受け継ぐ人もいないし、実際に何もない。

 死と直接、向き合わされる人が、これから数百万、数千万人の単位で出てくる。
 これが日本社会に与える影響というのは、どんなもんだろう。もしも、資産が個人のものでなく、ヤマギシ会のように共同体のものであったなら、何の心配もなく、あの世に直行できるのだが……。

 停電で、いろいろ考えさせられたが、この凄まじい暑さのなかで、クーラーが使えなくなるのは恐怖だ。今日も38度に達していた。
 私が、当地に移住した2003年は、真夏でも30度と少し程度、夜は毛布がなければ寒くて寝られないほどだった。
 今では、夜でもエアコンが必要なほどの蒸し暑さだ。

 マッチポンプという言葉は、マッチで火をつけて、ポンプで消火するという意味で、昔ながらの自然秩序を大切にする生活をしていれば、気候が変わることもなく快適に過ごせるが、産業が発達して、熱を大量に浪費放出するようになると、気候が変わってエアコンが手放せなくなるので、これぞマッチポンプということになる。
 そんな気候変動が、もの凄い勢い、幾何級数的に人類の生活環境を悪化させている現実に、「これが文明の終焉」なのだと私は呆然と見つめるしかない。

 今や、文明の滅亡を目の前にしていながら、トランプ・習近平・安倍晋三・プーチンのような愚か者ばかりが世界を直接支配し、人類の未来よりも、権力の保全、見栄ばかりを追求し、人々の不幸を増産している。

 我々はといえば、やがて多くの日本人が東京電力の放射能で発癌し、死んでゆく地獄の運命に叩き込まれていながら、それを自覚できる人も少ない。
 文明に依存した生活に馴致され、その文明に食い殺されてゆく我々の人生……。

 せめて、生まれ変わった来生に期待するしかないのかな?
 いやいや、こんなワルばかりになった地球人は、みんな宇宙最悪の星、火星に生まれ変わるぞと言う人もいる。

 http://www5a.biglobe.ne.jp/~spk/sp_newsletter/spnl_backnumber/spnl-13/spnl-13-1.htm


  

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