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封印を解く者

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 1946年生まれの第45代アメリカ大統領、ドナルド・トランプが2017年初頭に登場したとき、TPPを排除し、アメリカの利益のためだけに行動すると自称するトランプを「反グローバリスト」と位置づけて拍手喝采した者が多かった。

 だが私は、トランプの共和党リバタリアニズム丸出しの利己主義人生観と、金儲けだけの、優しさの欠落した強欲な発想に、強い不快感を抱いた。
 「もしかしたら、この男が人類を破滅に導くのかもしれない」
 という小さくない不安な印象を抱いた。

 その後、トランプが、2017年5月に、エルサレムの「嘆きの壁」を参拝したことで、私の危惧は確かなものに変わった。
 https://www.cnn.co.jp/world/35101577.html

 このとき、アメリカ福音派の支持を受けて当選したトランプは、共和党リバタリアンではなく、ヤムルカという、ユダヤ教徒だけに許された聖帽を被り、明確にユダヤ教徒としての姿で、ユダヤ教最大の聖地を参拝したのである。
 このことは、ユダヤ教を少しでも知る者なら、「ユダヤ教徒の一員としてイスラエルとユダヤ人に奉仕する」と宣言した、と受け止めるのである。

 これまで何度も、このブログに書いてきたとおり、ユダヤ教徒は、基本的に旧約聖書とタルムードの世界観のなかで生きている。
 ユダヤ教徒にとって、もっとも大切なものは、旧約聖書、創世記15章に記されている、「約束の地」を実現することであり、次に大切なことは、タルムードに描かれている、「ユダヤ教徒だけが人間で、他のすべての人々は、ユダヤ教徒に奉仕するための家畜(ゴイム)である」という世界を実現することである。
 これは「神に選ばれた人々」なのだから、当然なのである。

 このもの凄い選民主義と独善、そして抜きん出た金儲けの才覚ゆえに、ユダヤ人は世界中で嫌われ、迫害されてきた。
 欧州の多くの土地で「ボグロム」と呼ばれるジェノサイドに遭ってきた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%A0

 どうして、こうなってしまったか? といえば、諸説あるが、ユダヤ人たちが、キリスト教徒の子供たちを生け贄の儀式で殺してしまう習慣を持っていたとの解説が多い。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%82%B7

 「こんな事実があったはずがない」と誰もが虚構だと信じるのだが、欧州には、子供たちの虐殺遺体が大量に発見されている場所があって、何者か(カトリック?)が、子供の虐殺を繰り返したのは間違いない歴史的事実である。
 https://matome.naver.jp/odai/2148855831728187001

 欧州のユダヤ人は、ヒトラーナチズムによいるホローコストに遭って、600万人という凄まじい大虐殺が行われ、証拠もはっきりしている。
 これが、欧州で経済的に高い地位にあって安住していたユダヤ人たちを、殺戮の恐怖によってイスラエルに帰還させるシオニストの陰謀であることは、すでに何度も解説している。

 この証拠を示すサイトは、10年前まで、ネット上にたくさんあったのだが、なぜか今はほとんど削除されている。ユダヤ系団体の情報操作によるものだろう。
 こんな真説が流布されたなら、これまでナチズムを糾弾してきたユダヤ人社会の立場がなくなってしまうからだ。

 ユダヤ人社会=ユダヤ教徒は、「約束の地」=シオンに帰還する宗教的義務を負っている。

 約束の地
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%9C%B0

 ナイル川とユーフラテス川に挟まれた広大な「約束の地」は旧約聖書によって、「ユダヤ人が神から与えられた土地である」との認識がユダヤ教徒の行動原理であり、この土地の中心がエルサレム=シオンであることから、これをシオニズムと呼んでいる。

 シオニズムを宗教的原理に置いているのは、ユダヤ教徒と、アメリカの福音派キリスト教徒(右派)であり、彼らをクリスチャンシオニストと呼んでいる。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

 https://synodos.jp/international/21819/2

 2017年、トランプを大統領に押し上げた勢力こそ、この福音派であり、すなわちシオニズムであった。
 福音派は、アメリカ人の23%を占めるといわれ、アメリカ最大の宗教勢力であり、かつ共和党最大の支持母体である。
 
 このグループから、最近、トランプは批判されるようになっていたのだが、今回、イランの革命防衛隊司令官を殺害した理由は、大統領選における福音派の支持を呼びかけるためだったといわれる。
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200104/k10012235181000.html

 福音派は、中東におけるハルマゲドンの引き金を引いて、「約束の地」を領有することを熱望しているといわれる。
 このため、トランプに対し、事実上の対イラン戦争に踏み切るよう圧力をかけ続けてきたのである。
 https://www.mag2.com/p/news/433749

 上のリンクから引用

 【ソレイマニ司令官殺害は、トランプ大統領の指示によると国防総省は発表しているので、何かの意図を感じ取る。トランプ大統領は、「ソレイマニ司令官は過去20年間に1,000名をこえる市民を拷問し殺害してきた世界ナンバーワンのテロリストだ。彼を殺害する行動を米国はもっと早い時期に取るべきだった」と、また「米国人を死傷する攻撃を計画した」と米国市民の殺害計画を述べて、トランプ大統領は、行動を正当化しているが、違う理由がある。
 トランプ再選には、福音派の支持が必要であり、福音派は聖書の予言の実現を望んでいる。もし、トランプ大統領がヨハネの黙示録の最後の第7の封印を解くなら、絶大な支持が期待できる。ということで、再選するために中東戦争をするしかないのだ。】
**************************************************************

 引用以上

 ここに書かれている「第七の封印」とは、ヨハネ黙示録のことである。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%99%E7%A4%BA%E9%8C%B2%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%91%E5%90%B9%E3%81%8D

 【第七のラッパ=世界に最終的な終末が訪れる。この終末において、悪魔は神との戦いに敗れ、神に選ばれなかったすべての人々が死ぬことになる】

 福音派は、自分たちが「神に選ばれた民であり、中東先住民は、悪魔の手先だ」と本気で信じているのである。
 だから、トランプに対し「第七の封印を解け!」と迫っていたのだ。

 もちろん、アブラハムの子、ユダヤ教やキリスト教の先祖であるイサクと、その兄でイスラム=モスリムの先祖であるイスマエルの、子孫どうしの最終戦争のことである。
 トランプは、先に述べた「嘆きの壁」にユダヤ教徒として参拝しているのだが、このときエルサレム第三神殿の再建にも言及している。

 第三神殿を再建するためには、イスラム最大の聖地であるアルアクサモスク(岩のドーム)を破壊しなければならない。
 すなわち、世界20億人のモスリムを真正面から敵に回し、ジハードをはじめさせることになるわけだ。
 つまり、トランプも、ハルマゲドンをやる気満々と考えてもよいかもしれない。

 そこに、今回の世界中の度肝を抜いて、「第三次世界大戦勃発!」を指し示すような、イラン革命防衛隊司令官の殺害が起きた。
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200107/k10012237171000.html

 殺害は、突如、予告や警告も、裁判もプロパガンダもないまま、国際法を踏みにじって実行された。
 こんなことをすれば、トランプ自身が、やがて「世界のお尋ね者」になることが避けられないのだが、大統領選への福音派の支持を求めて強行された。

 こうなると、もう喧嘩両成敗とか、国際社会の仲裁とかのレベルではなく「やるかやられるか」という国家のメンツの世界に突入したのである。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-986.html

 トランプは、イランの報復に対し、「52カ所の軍事攻撃を実施する、その中にはイランの歴史的文化も含む」と恫喝した。
 もちろん、こんな愚かな恫喝は、イランの怒りに大量のガソリンを注ぐようなものであり、今やイランは凄まじい報復の世論に燃えている。
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/01/52300.php

 まったく、我が目を疑うほど愚かなトランプの言動だが、もう絶対に確実なイランの軍事報復に対して、福音派=共和党は、ますます猛り狂って、「核ミサイルを撃ち込め」と扇動するのは火を見るより明らかであり、イラン側が米本土でトランプ暗殺に成功したりすれば、間違いなく第三次世界大戦に発展するだろう。

 理由は、中国とロシアが、イランを支持することを表明したからである。
 https://www.sankei.com/world/news/200105/wor2001050012-n1.html

 つまり、イランに核ミサイルが撃ち込まれれば、中ロは、間違いなく米本土に報復ミサイルを撃ち込むことだろう。
 ちょうど、米中経済戦争で、中国側の敗色が濃厚ななかで、これほど中国共産党のメンツが立つ話もないからだ。
 彼らは、自国民の命を守る気持ちなどさらさらない。守るのは中国共産党の利権体制だけなのだ。

 こんなわけで、今は、世界経済崩壊を前にして、第三次世界大戦が目の前に迫っていることを、我々は理解すべきである。
 悪いことに、史上最悪のアホ宰相が、米国側に加担することが明らかであり、代理戦争として、中国やロシアからの軍事攻撃も考える必要があるのだ。
 

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