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 共産主義は極悪?

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 今はネトウヨの全盛期、ネット界を見渡せば、どこもかしこもネトウヨだらけ。
 安倍晋三自身が極右ネトウヨの権化みたいな人物で、まるで赤狩り時代の共和党みたいに、共産主義の中身を一度も学んだこともないのに、ペスト菌や天然痘のように無条件の拒絶反応を示し、「共産主義を許すな!」と全力で唱和する。

 まさに情緒的集団扇動の見本のような有様だ。若者の多くも、共産主義運動について、何一つ知識もないまま、それが時代の最先端の流行であるかのようにファッションとして反共主義を口に出している。
 私が、過去30年以上、ネットにかかわってきたなかで、共産主義の本当の意味を理解している人には、ほとんど出会ったことがない。

 最近、私が高く評価しているオリーブの木の黒川党首でさえ、共産主義について、歴史的な反共主義の立場でのみ捉えていて、その本当の意味を理解していない。
 https://www.youtube.com/watch?v=tllhNFi7WCo

 彼は、ソ連共産党や日本共産党が、共産主義と信じ込んでいるのだが、私に言わせれば、まったくピント外れの間違った知識である。
 コミンテルンに代表される世界の共産党は、「共産」ではなく、単に官僚利権主義である。「共産」の本当の意味は、すべての民衆が平等に、幸福を追求できるという意味であって、国家組織を利用して官僚が特権利益を得ることではない。

 表向きの共産主義国というのは、共産党政権という組織を利用して、官僚が甘い汁を吸い続けるための機構であって、あんなものが真実の共産主義であろうはずがない。
 中国共産党こそが、官僚利権主義の代表的事例であって、単に、マルクス主義思想の上面を大義名分に利用しているだけだ。

 共産主義を本当に理解するには、その対極にある思想を知ることが手っ取り早い。
 共産主義の対極思想は、時代によって異なるが、半世紀前では、アメリカ共和党の「赤狩り思想」リバタリアニズムを考えればよいし、今では、リバタリアニズムが生み出した「新自由主義」を考えればよい。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%87%AA%E7%94%B1%E4%B8%BB%E7%BE%A9

 新自由主義とは、反ケインズ学派を代表するミルトン・フリードマンが提唱した経済学説である。
 ケインズは、景気の根底に「需要=消費」を据えて、社会の富の流動性を高めるためには、底辺の消費者を富ませることが必要であり、積極的な財政出動を行ってでも、底辺の労働者たちの消費力を高めることで、社会全体の景気の高揚を生み出してゆくという思想である。
 ただし、ケインズは、ニューデール大恐慌からの回復の切り札として、世界戦争を示唆し、ケインズ学徒であったルーズベルトは、故意に第二次大戦を演出したともいわれる。
 なお、ケインズと非常に似た考えの、ドイツ人、ヒャルマル・シャハトは、アウトバーン建設を公共事業の切り札として、600万人失業者の救済を通じて、ヒトラードイツの復興に大成功している。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BA%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6

 フリードマンは、すべてのアメリカの大金持ち、共和党リバタリアンを代表して、ケインズの提起した「底辺の労働者を富ませる」という思想が、共産主義だとして大反対し、「金持ちを豊かにすれば、おこぼれ(トリクルダウン)によって底辺も豊かになる」と真逆の思想を主張した。

 「底辺の労働者を富ませるなんてのは、もっての他で、むしろ国家の規制を撤廃し金持ちにどんどん金を与えて、自由に金儲けさせることだけが経済全体を発展させる」
 という思想であって、これはアベノミクスと同じであり、安倍がフリードマン新自由主義思想の影響下に金持ち、大企業最優遇策、無制限の金融緩和=じゃぶじゃぶ金を刷って、どんどん金持ちに垂れ流すという政策を行っている理由は、共産主義が提示する「国家による経済規制」の真逆を行けば、国家は自由に発展するとい新自由主義の妄想を、そのまま実現しようとしたものなのだ。

 つまり、新自由主義者は、「経済がうまくいかないのは、国家官僚による共産主義的な規制のせいだ」 と決めつけていて、「大きな国家を支配する官僚制度こそ共産主義」とみているわけだ。
 だから、国家による、あらゆる規制を目の敵にしていて、国は最低限の「小さな政府」にして、経済活動には何の規制も設けず、金持ちに自由に金儲けさせる社会こそ、理想社会だと言っているわけだ。

 こうした思想の結果として、例えば、アメリカの保険業界は、CEOが年間数百億円の収入を得ることと引き換えに、大衆が骨折しただけで治療費を2000万円も請求するという地獄社会が成立している。
 また一般的な自営者が、ありふれた健康保険に入ろうとすると、一人毎月10万円もの保険料を徴収する社会になっている。
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-990.html

 また、先祖代々受け継がれてきた農業のなかで、種苗を自分で採取生産すると、罰金1000万円、懲役10年という信じがたい罰則を設けて、カーギルやモンサント(バイエル)のようなバイオ種苗の独占業界を保護するという事態が起きている。
 TPPのISD条項では、大企業の金儲けを邪魔した国家に対し、賠償請求を行う条約まで作ろうとしている。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-977.html
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%AE%B6%E5%AF%BE%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E3%81%AE%E7%B4%9B%E4%BA%89%E8%A7%A3%E6%B1%BA

 例えば、日本がTPP条約に加盟すれば、日本の廉価な健康保険制度がアメリカ保険業界の利権を損ねているとISD裁判に訴え出れば、日本の健保制度をやめさせて、アメリカなみの盲腸手術600万円という治療費が請求される社会になる可能性がある。

 「金持ちに、もっと金儲けさせろ!」
 「大企業に、もっと利権を与えよ!」
 というのが、新自由主義の思想の根元であり、この利権を世界共通にするために「グローバルスタンダード」という、世界標準の経済ルール強要制度を作り出してた。

 しかし、ここで「グローバルスタンダード」→「ワンワールド社会」
 という概念を口にしているメンバーの正体を調べてゆくと、とんでもない歴史的なカラクリが浮かび上がってくる。

  実は、「共産主義」という概念を世界に公開した張本人、マルクス・エンゲルス・レーニンは、すべてユダヤ人であった。
 ロシア革命を経済的にバックアップしたのもロスチャイルドやアーマンドハマーのようなユダヤ人であった。ロシア革命の主体を担った、レーニン・トロツキー・ブハーリン、それにスターリンに至るまで、みなユダヤ人であった。
 さらに、新自由主義思想を公開したフリードマンもユダヤ人であった。ゴールドマンサックスも、FRBもユダヤ人銀行である。

 世界に2000万人しかいないはずのユダヤ人が、人類のあらゆる思想・経済に顔を出していて、結局、グローバルスタンダード・ワンワールドという思想の背後に、実はロスチャイルド、ユダヤ金融資本が存在していることがわかる。
 世界経済を事実上動かしている、ユダヤファンドグループ、ドイツ銀行、ゴールドマンサックス・モルガンスタンレー・JPモルガン、シティ・アメリカバンク、それに大本のFRB・BISまでも、ユダヤ人の支配下にある。

 さらに恐ろしいのは、彼らユダヤ人=ユダヤ教徒が信奉する聖典であるタルムードのなかに、「ユダヤ人だけが神に選ばれた人間であり、他の人種、異教徒は、すべてユダヤ人に奉仕するための家畜(ゴイム)である」
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-75.html

 と、明確に書かれていて、全世界のユダヤ人=ユダヤ教徒には、このタルムードの世界観を実現し、さらに旧約聖書創世記15章に記載された「約束の地」を回復させる義務(シオニズムという)があることが、民族の目標、宗教的理念として描かれていることである。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-987.html
 
 ユダヤ人の世界支配は、決して権力奪取ではない。それはフリーメーソンという「友愛団体」を利用して、国家の中枢に入り込み、その経済活動を支配することである。
 その国の中央銀行(FRBや日銀を意味する)を乗っ取ることに成功すれば、その国の通貨にはフリーメーソンの真のマーク「ルシファーの眼」が印刷される。
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-397.html

 こうして、最終的には、神に選ばれた民族であるユダヤ教徒が、全世界を支配することになり、これをグルーバルスタンダード=ワンワールドと呼ぶのである。

 まあ、しかし「ユダヤ陰謀論」を持ち出すと、話が複雑になりすぎて、読者も何がなんだかわからなくなる恐れがあるので、ユダヤ問題を抜いて話を進めよう。
 ただ、トランプ大統領が、アメリカ福音派リバタリアンの支持によって当選し、正式なユダヤ教徒として、エルサレムの嘆きの壁を参拝し、イスラエルとユダヤ教徒ために活動すると事実上、宣言していることだけは理解していただきたい。
 アメリカはユダヤ人の利権を守るためにある国なのだ。

 もう一度「共産主義」に戻るが、「共産主義というのは、特権階級を作らない、すべての国民が平等な権利を持った国家を作ろうという運動」である。
 ある特定の邪心を抱いた人間が、国中の富を独り占めし、他の人々を自分のための奴隷として使役しようと考えることを許さない体制のことである。

 特別の大金持ちや究極の貧乏人を作らず、国全体が平均化し、平等な社会を作ろうという運動であり、このため、国によって特定の人だけが大金持ちになったり、特定の人だけが貧乏になったりの仕組みを監視して、一定の経済規制を作り、みんなが住みやすい社会を作ろうというわけだ。
 つまり、個人の金儲けを優先させるのか、みんなの平等を優先させるのかが問題なのだ。

 だから、共産主義を否定する社会では、特権を持った人々がたくさん出てきて、立場の弱い人を、自分の奴隷のように使役するという社会が成立するわけで、これを認めるのが新自由主義の本当の意味である。
 つまり、新自由主義社会とは、格差・差別を許容する社会のことである。

 戦後の一定時期、日本社会が「自由主義の皮を被った社会主義」と揶揄されていたのは、大きな累進課税や、大企業に対する課税、貧乏人に対する優遇措置などから、国民の平等を目指す社会主義思想だと受け取られていたからで、中曽根康弘から始まって小泉政権で、竹中平蔵らが、こうした平等主義、社会的保障を廃止し、社会的強者の利権を守る、弱肉強食の社会システム、差別社会に変えていったのである。
 つまり、新自由主義は、大金持ちに、ますます金を与え、貧乏人をますます貧乏にするシステムだと考えたほうがいい。

 日本では、新自由主義思想が、竹中平蔵らの奮闘により、大きく力をつけ、社会の主流になり、若者たちも、平等思想を否定して、差別社会を容認する右翼社会に変わっていった。
 だが、今の日本が、安倍晋三自民党の愚かな経済崩壊政策のせいで成長が止まり、日本全体が競争力を失って「後進国」の地位に貶められながら、世界中から観光客が殺到するようになっている本当の理由は、日本の戦後「社会主義時代」に、人々の平等が保障され、人が人を愛する思想が行き渡っていて、とても心優しい、思いやりのある国民性が作られていて、このことに外国から来た人々が感動するからである。

 つまり、竹中平蔵らが、人々に格差と差別を持ち込んで、人間性崩壊の社会に変えようとしていることに対し、多くの日本人が、戦後の平等社会のなかで、人を大切にする人生観、社会観を身につけていて、それが後進国に転落した日本社会を辛うじて支え、救っていることに気づくべきである。

 今後、我々が、どちらの道を選ぶのか?
 竹中平蔵や安倍晋三、麻生太郎らが求めている、苛酷な差別社会に向かって進むのか? それとも、戦後の助け合い社会のなかで経験してきた、差別のない、平等で人を愛する社会に戻るのか? が問われている。

 冒頭に紹介した、オリーブの木の黒田君は、はたして、どちらを向いているのだろう?
 彼は、日本経済の問題点を正しく分析して、何をするべきかが見えているようにも思うが、一方で、右翼的立場で靖国神社に参拝したりして、国家主義の道を進もうとしているようにも見える。
 今、YouTubeを覗くと、大半がネトウヨ系の安倍政権応援コンテンツばかりであり、「差別のない平等な社会」を目指そうとする思想が、ほとんど見えない。

 私は、ブログのなかで、世界がすでに2極分裂社会に突入していると書いた。
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-79.html

 つまり、2極に分裂した社会は、もう互いに交流し対話することもなく、「カラスの勝手」のように、それぞれが我が道を行くことになる。
 バシャールは2050年頃には、ネガティブ社会は消えてしまうと予言している。

人を愛する社会を選ぶポジティブな思想の社会と、差別と格差を容認し、他人を蹴落として、自分だけが成り上がろうとするネガティブな社会に分裂し、もう対話も交流もなく、まるでパラレルワールドのように、それぞれが進行してゆくのである。

 私は、差別が嫌だ。特権階級に成り上がりたければ、そうすればよい。
 私は、大金持ちになることよりも、人の温かい笑顔を見られる社会を選ぶ。
 私は、大都会の高層ビルに囲まれた生活よりも、カモシカや熊が出てくる大自然と融合した土地を選ぶ。
 私の食料は、人々の笑顔なのだ。私は利他主義の社会に生きたい。

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