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天皇制の未来

カテゴリ : 未分類
  天皇陛下に「親しみ」58% 女系・女性天皇に高支持
 https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020042501001787.html

  共同通信社は25日、郵送方式で実施した皇室に関する世論調査の結果をまとめた。5月1日で即位から1年となられる天皇陛下に対し「親しみを感じる」と回答した人は58%だった。男系男子に限るとした皇位継承を巡り、女性天皇を認めることに関し「賛成」「どちらかといえば賛成」のいずれかを選んだのは計85%に上った。母方に血筋がある女系天皇も計79%が賛成の意向を示した。

 陛下に「親しみを感じる」を世代別で見ると、年代に比例して増加。親しみに「すてきだと思う」(17%)を合わせると計75%。

 調査は3~4月、18歳以上の男女3千人を対象に実施した。有効回答は1899。
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 引用以上

 天皇制は、どうなるのだろう?
 ヘーゲルは、「世界は合理性に向かって移動する」と喝破した。
 時間とともに、世界は洗練されてゆく。ちょうど、高い位置にあるものが低い位置に向かうように(位置ポテンシャル)、温度の偏在が平均化するように(熱力学)、この宇宙のすべての事象は、一定の法則に従って動いてゆく。
 その法則の本質が「矛盾のない世界、平均化した世界」を意味するエントロピーであり、これこそが、宇宙の根源にある合理性である。

 これは社会においても同じであり、人間が求める自然で解放された状態「自由・平等・博愛」の理念に反する奴隷制や階級差別は、時間とともに、少しずつ力を失い、「みんなが笑顔で、平等に楽しく生きてゆける社会」に向かって進む必然性がある。
 社会の、あらゆる矛盾は力を失い、消えてゆく力が働いていて、これが合理的進化である。

 この意味で、天皇制が日本社会に合理性を持っているのか? が問われ続けてきたが、第二次世界大戦の敗戦国日本では、マッカーサーが天皇制を廃止しようとしたものの、米ソ対立の冷戦の勃発が迫ってきて、これに対抗して、日本を社会主義・共産主義に追いやらないために、精神的な洗脳、束縛の意味で、政治的に天皇制が残された。

 これによって、「日本人」のアイデンティティを統一し、連帯感を図ることによって、インターナショナルな国際性を阻止して、共産主義の流入を防ごうとしたのだろう。
 また、天皇裕仁氏と息子の明仁氏が、人間的に割合優秀で、日本人好みのパーソナリティであったことから、広く大衆の支持を集めてきた。
 天皇制は、嘘で固めた虚構にすぎないが、日本人が、この虚構性に疑問を持たずに支持したわけで、一種の「伝統・習慣」の類いとして受け入れ続けてきた。

 まあ、天皇家の人物がドラキュラ公のように、殺人と虐待が趣味で、恐怖支配が行われてきたなら、もちろんとっくに天皇制は滅んでいるはずだが、実際には、とても誠実に象徴業務をこなしてきたので、大衆からの信頼感は高い。
 これを廃止することは、日本人の人情からして、大きな抵抗があるだろう。

 「合理性」という観点で天皇家の仕事ぶりをみれば、明仁夫妻の誠実な仕事ぶりに感動する人々が「社会的合理性」を強力に作り出しているといわざるをえない。
 これが、浩宮君になって、突然、SM趣味に傾倒し、毎晩、雅子氏にむち打たれて喜んでいるようだと、天皇制のお先は真っ暗なのだが。
 秋篠宮家が、婿殿の資質を厳しく問うている理由も、人間性が天皇制の存続に直結することを十分に理解しているからだろう。

 だが、未だに妄信者が絶えない「皇国史観」万世一系のありがたい血筋は、常識で考えれば分かる通り、真っ赤な嘘である。
 
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-589.html
 
 天皇の歴史
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-332.html
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-333.html
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-334.html
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-335.html
 
 なお、上にリンクした、私のブログは、普通に検索しても、まず出てこない。グーグル検索は2013年を境にして大きく変質した。
 タブーに触れる文章を排除する方針を示したのだ。だから、放射能や天皇制に関する私のブログは、非常に検索しにくくなっている。
 民主主義社会において、もっとも大切な原理原則は「タブーを作らない」でオープンな議論ができることである。この意味で、フクイチ事故以降の世界のSNSは、民主主義から大きく遠ざかる方向に向かっている。

 天皇制に関する議論も、放射能被曝と同じように完全にタブー化されていて、公的メディアも、まず絶対といっていいほど取り上げないし、検索からも排除されている。
 だが、「タブーを作る」ことの意味は、タブーを解消するポテンシャルを生み出すことであり、すなわち、タブー意識を排除しなければならない力学的必然性を生み出すことである。

 だから、ほとんどのメディアが天皇制をタブー化していることは、むしろ天皇制を廃止する力を生み出すことになる。
 天皇を神格化することは、「天皇家に人間としての自由と権利を!」という合理性、意思を生み出すことになる。神格化の嘘を排除し、真実を知りたいという欲求を拡大することになるのだ。

 私は、天皇制の存在こそが死刑制度を生み出していると、繰り返し糾弾してきた。
 
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1009.html

 天皇という合理性のない、虚構を容認することが、死刑制度という合理性のない劣悪な報復主義の制度を生み出している。
 こうした権力主義の虚構こそ、日本人の自由と人権を破壊する張本人である。
 この意味で、日本に、本当の自由と人権が来るときは、天皇制が死滅するときである。

 このとき、天皇家の人々は虚構の拘束から解放され、真実だけをよりどころにして、はじめて一市民としての権利と自由を保障されることになる。
 天皇制は、歴史と人間の合理性という観点から、死滅してゆかねばならない制度である。
 このことは、私が生きていようと死んでいようと熱力学第二法則のように絶対に変えることのできない必然である。

 宇宙の根源法則は、エントロピーであるとともに、弁証法という思想でも表すことができる。
 弁証法によれば、宇宙でも社会でも、エネルギーの流れは一様ではなく、ときには逆流という現象も起きる。
 ちょうど、世界はらせん形に、行ったり来たりしながら、一歩後退二歩前進のように上昇し、矛盾を解消してゆくのである。

 今は、人類史における逆流の時代だ。世界の指導者、トランプ・エルドアン・ボルソナール・ドテルテ・安倍晋三など、知性や合理性を拒絶して独善に閉じこもる異様な指導者ばかりが登場してきて、人類の人権や人間解放の合理性が遠ざかってゆくような局面にある。
 しかし、こうした反動、反作用も、弁証法によって説明されるものであり、らせん形に上昇するなかでも、一時的な下降が現れているわけだ。

 こうした「反知性」(反エントロピー)の時代のなかで、知性があっては真実が暴露されて困る虚構の世界に天皇制はいるのだから、あたかも天皇制が安泰であるかのように見えるが、真実は違う。
 秋篠宮真子の恋愛の自由を天皇制が強い足枷を設けていることについて、大きな批判が巻き起こっている。

 「反知性」の時代は、長くは続かない。いずれ近いうちにトランプもボルソナールもエルドアンも安倍も自身の矛盾によって排除されてゆくことだろう。
 世界が再び「知性」を取り戻したとき、私には、真子ちゃんの心の自由を支持する圧倒的な世論が巻き起こり、自由を獲得する必然性があるような気がしている。

 もう、ミッチーと明ちゃんの時代のような、天皇家を日本人のアイデンティティとして国民が支持するような時代も失われていくのだろう。
 合理性のない存在は、消えてゆくしかないのだ。
 どれほど、保守政権が、それを利用して権力の安定を図ろうとしても時代の必然性には勝てない。

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