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貧乏になれば連帯し、金持ちになれば離反する

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 これは人間関係の普遍的法則といえるだろう。
 人は、本当に困ったときは、人間的連帯にのみ救いを求めるのだ。
 東日本震災のとき、関東・東北の数千万人の人々が、本当に困った。今日の食べ物も飲み物も、手に入るか分からない。人生最悪のピンチに立たされたのだ。

 このとき、普段は口もきかないような近所の人たちが、他人を心配し、自分の食べ物が少なくとも分かち与えた。
 自分の家を失った人を招き入れて、自宅に寝泊まりさせた。
 泣き叫ぶ被災者を気遣って、優しく癒やしの言葉をかけた。

 人が、あらゆるものを失うとき、そこには生身と心だけが残っていて、嘘偽りのない、背伸びのない、真実の姿が現れる。
 そうしてみると、普段はとっつきにくい気難しい人でも、意外に人情にもろくて、困っている人に手を差し伸べずにはいられない人だと分かることがある。

 だが大金持ちや権力者は別だ。本当に何もかも失わない限り、自分の虚構にすぎない財産や権力にしがみついて、その影に隠れようとするのだ。
 だが、貧しい人たちは違う。もう失うものもないから、自分のことよりも、他人の悲しみに同情することの方が大切なのだ。

 「失うものがない」というのは大切なことだ。
 他人に与えられるものは少なくとも、「あなたを助けたい」という心=連帯感を与えることができる。
 連帯こそ、金銭や食料にも勝る価値なのだ。一緒に飢え死にしてもいい。連帯があれば怖くない。運命を共にする仲間ほど貴重なものはない。

 私が半世紀近い前に市民運動にのめりこんでいたとき、東大全共闘から出た「連帯を求めて孤立を怖れず」というスローガンは、とても心に響いた。
 この頃、私は、「人生にとってもっとも大切な価値は、財産でも権力でもなく、人と人との連帯=友情・愛情言い換えてもいい=だと気づいた。」
 カネのためや物質的成果のために生きているんじゃない。友の笑顔を見るために生きているのだと、はじめて気づいたのだ。

 数年前から、たくさんの宇宙的チャネラーや霊能者たちが、人類社会の二極化について触れている。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-944.html

 バシャールは、「この二極化は、2012年頃から始まり、2017年になると加速して、もう分離して互いの交流も失われる。2019年には、境界線(臨界点)を超える。2020年になると、それぞれが独自の価値観世界を作り上げて、互いに交流もしない別の世界になり、2050年になる頃には、ネガティブ世界は、この世から消えてしまう……」と語った。

 この話を聞いたとき、私は瞬時に意味が分かった。
 どのような基準で二極化するのか? 
 それは、物質的豊かさや権力、地位というような虚構の価値を求める人々と、人間の連帯を求める人々に二極化するということだ。

 前者は、高級レストランで、厳選された高価なグルメを食べ、後者は、貧しくとも人の笑顔を食べて満腹するのだ。
 前者は物質に依存しなければ生きて行けない。後者は人の笑顔に依存して生きてゆく。これは、とんでもなく大きな波動の差である。

 両者は、2020年、今年になれば、もはや互いに交流さえしないほど、別々の世界を作り上げてゆき、互いに相手の世界が見えなくなる。
 私は、このバシャールの予言を読んでいて、やっと東日本大震災の本当の意味を理解することができた。
 そして、今回のコロナ禍による窮乏が、二極化のとどめを刺すことも分かった。

 今年、人類は真っ二つに割れる。一つは、セレブの世界に憧れ、高級車や美人妻、豪邸、高級グルメといった虚構の価値を追う人々だ。
 そして、もう一つは、雇い止めや、東日本大震災やコロナ禍で、路頭に迷い、本当に困って、この世界の真実が「連帯」にあるということを思い知らされた人々だ。

 この二つの価値観は、もう交わらないと言っている。前者はネガティブであり、後者はポジティブである。そして前者の世界は、あと20年もすれば、この世に存在する合理性を失って消えてしまう。
 後者の、「連帯」こそが、人類の本質だからだ。

 「世界は合理性に支配され、変化してゆく」
 と200年以上前にヘーゲルが喝破したように、世界は、熱力学第二法則に示された通り、高い熱も低い熱も拡散して平均化するように、やがて人間社会のあらゆる差別が力を失い、すべての人々が、平均化し、平等に幸福を享受する時代がやってくるだろう。

 つまり、物質的価値観や、権力や蓄財や地位が力を失うということの本当の意味は、それが合理性を持っていないからだ。
 このことを、どうしても理解できないのが資本家であり、新自由主義者たちであり、右翼だ。

 まあ、ネット社会に出回っている右翼たちは、物質的価値観の呪いから解き放たれるときは、死を意味すると思い込んでいるのだろう。
 だから、天皇制のような虚構や投資金儲けに幻想を抱いて、永遠に「連帯」といいう真実に巡り会えない。
 宝物がダイヤモンドや金塊であるかのように勘違いし、「人の笑顔」こそ、人類最高の宝物であることが理解できないのだ。

 私は、読者にはっきりと言っておきたいのは、虚構と真実の区別のつかない人には未来が存在しないということだ。
 人類社会は真っ二つに分離してしまった。虚構を信奉する人々と、真実を信奉する人々にだ。
 右翼と左翼は、二度と交わることはない。ただし、左翼のフリをしながら虚構に憧れてきた連中の中身は、右翼と同じだと思ったほうがいい。
 また左翼がマルクス主義と同義であるとの勘違いも、愚かな結果しか招かない。

 日本社会を見渡して、このことを十分に理解している政治家は、山本太郎ただ一人だ。枝野らは、原子力産業・東京電力の支援を受けた政治活動だ。社民党も迎合してしまった。共産党は、福島のエートス運動を支持し、子供たちを年間20ミリシーベルトの発癌環境に置くことを平然と許容している。
 黒田オリーブも、金儲けの虚構から一歩も脱出できていない。
 だから、これからは山本太郎だけが、二極化したなかで我々のワールドを牽引してくれるのだろう。

 もう一度言う。この社会の真実は、「人の笑顔」にある。
 我々は、この最高の価値のためにワクワクする人生を選んでゆくのだ。
 貧しさのなかで、生身の、剥き出しの心で、連帯する人生を求めてゆくのだ。

 私は、もう、この社会に長くはいられないが、だからといって、終わったわけではない。また、すぐに戻ってきて、新しい人生を始めたい。
 「すべての人の笑顔」を求めて。

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