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 同調圧力について

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 国家とか民族とか社員とか、人々が「帰属意識」を抱く組織について、それが何によって保たれているかを考えると、結局「共同体意識」の共有であり、組織の利害、運命を共有して、同じ価値観に同調する圧力が加わっていることが本質であると見えてくる。

 人は、同調圧力を理由にして、自分の個人的認識や個性を閉ざしたり、不平不満を解決せずに、矮小化し、陰口に転嫁したりするわけだ。
 これは、没主体を正当化するための大きな言い訳なのである。

 また、組織に依存することで主体性を失った自分を正当化する最大の理由にもなっているわけで、こんな人々には、自分の意思や判断というものが存在せず、いつでも上下左右の人間の顔色を見ながら、最大多数の価値観に羊のように従順に従うことが多い。
 「自分」という価値が存在しない人々と断言してもいいだろう。

 「同調圧力」という言葉は、同じ価値観を持つことを強要して、組織を守ろうとする意思を意味するものともいえる。
 同調圧力に反発して、個性を主張し、自分の意思を守ろうとする人々、例えば、性的マイノリティとか、組織への批判者にとって、もっとも嫌な、最大の敵といってもいい。

 これが、どれほど激しく残酷なものかを一番思い知っているのが、「異端者たち」である。
 例えば、異性的価値観の世界に浸りたいトランスジェンダーたちを見つけると、発狂したように「性的倒錯者」と決めつけて、毒虫蛇蝎を発見したかのように騒ぎ立てる。
 別に、実害を与える存在ではないのだから、普通の景色として見ていればいいのに、全身全霊で糾弾せずにはいられず、この社会から追放すべき悪魔変態だと言わんばかりだ。

 コロナ禍が起きてからも「自粛警察」なんて呼び名で、「みんなが家にいるのだから、外に出るな、繁華街は店を閉めろ」と同調圧力をかけまくって、開業している店に嫌がらせを繰り返す人物がたくさん現れたが、これも、「異端迫害思想」による同調圧力の信仰に洗脳されてしまった者の愚かな姿である。
 こんな連中が、橋の下で寝ているホームレスを襲って、投石で殺害したりするのだ。

 かつて、戦時中に、反戦平和などを主張したなら、「非国民」と罵られ、石を持って追われ、迫害されたのと、まるで変わらない。
 イスラム社会では、社会的な価値観の共有を否定しようものなら、たちまち殺害されることになる。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1142.html

 こんな「異端排斥」の例は無数にあって、例えば、今はネット上で、安倍晋三・竹中平蔵の詐欺政権を批判したり、「福島原発の放射能は子供たちの未来を滅ぼす」などと書けば「パヨク」とか、「異常者、非国民」とかレッテルを貼られて凄まじい誹謗中傷の対象となっている。

 ちょうど私が、同じような目に遭ってきた。このゴミネトウヨどもの愚かで低劣な価値観の同調圧力には、さんざん不愉快な思いをさせられているが、これは、どうやら自民党が金を出して誹謗中傷をさせる通称「五毛党」という組織的圧力であるらしい。

 木村ハナが自殺に追い込まれたのも、「普通の女性として生きる姿勢」を見せない彼女に対し、世間的な同調圧力から嫌がらせ誹謗中傷が殺到したからだろう。彼女の独自の価値観を、「排除すべき異端者」として認識した者たちが、寄ってたかって殺したのだ。

 組織の側からすると、組織に邪魔な思想を持った人間は、「異邦人」とか「異端者」とか「変人」とか「非国民」とかレッテルを貼り付けて、同調しない人々を排除する根本的な理由としている。
 さらに、こうした同調圧力こそ、組織のなかに自分を埋没させて、正当化するための最大のアイテムである。異端者を攻撃していれば、組織の一員でいられると安心しているわけだ。

 そこで、私のように「天皇・皇族なんか、我々と頭のてっぺんからつま先まで、何一つ変わらない同じ人間にすぎない」、「天皇家の、あらゆる儀式は、それが虚構であるがゆえに、ウソの権威で覆って人々を欺しているのだ」なんて、日本人の歴史的な民族的信仰を否定する真実を書いてしまうと、異端攻撃は頂点に達し、ネトウヨ警察隊が殺到してきて、「不敬」とか「非国民」とか「異常者」とかのレッテルをペタペタと全身に貼り付けられて、世が世ならば、小林多喜二や幸徳秋水のような運命が待っているのである。

 私は、国家やナショナリズムも、しょせんは同調圧力による虚構にすぎなくて、その真実は、「一人一人の人生の集合体にすぎない、だから社会は法律や常識ではなく、関係する人々の人情によって維持されるべきだ」と主張しているのだから、国家を利用している人たちには、耐えがたい非国民だろう。
 「こんな非国民を野放しにしておけば、国が消えてしまう」というわけだ。

 幸い私は、「誹謗攻撃を受けると、ますます元気になる」タイプなので、今のところ、弱気になることはないが、私に対して、どんな嫌がらせが行われたかを知ったなら、みんな驚くことだろう。
 嫌がらせは、公的立場であるはずの警察官まで、人間性を崩壊させるような悪意を含んで行われた。これは、いずれ証拠を揃えて書くことにしよう。
 「警察が正義の味方」なんて、真っ赤なウソであることだけを書き添えておく。

 私は、世間の同調圧力思想からの被害者なのだが、一般的に、加害者の特徴として、「思いやりのない利己主義者」というくくりが正しいように思う。
 他人に対する包容力、寛容とか、優しさがない人物が、社会的な同調圧力をタテに、人を攻撃するのである。
 物事を判断する基準を、社会的に優勢な価値観に求めるのではなく、関係者の人情に求めるべきという考えが、どうしても理解できないのだ。

 というより、同調圧力を強要することによって、大きな利益を受けている一群の集団がいることを忘れてはならない。
 それは国家や権力に寄生して、金儲けに勤しむ集団である。例えば、国会議員も、山本太郎グループを除けば、ほぼ全員が議員特権に寄生し、その利権を守るために、世にも臭い屁理屈にしがみついている。

 それは「消費税を上げないと日本の財政が破綻する」という真っ赤なウソの屁理屈にしがみついているのだが、保守系の藤井聡や三橋貴明が、噛んで含めるように消費税の愚かさを解説しているにもかかわらず、立憲民主党の枝野や連坊まで「消費税増税」支持の立場を示していて、あの辻元清美まで同調しているのだから、これは、もう中道左派ではなく完全な体制右派である。

 これは、枝野らが、電力総連など経団連・原子力産業の子飼い組織からべったりと資金援助を受けていて、その同調圧力を強要する立場でいることを意味している。
 彼らもまた、社会的な同調圧力を自らの利権に利用している組織なのだ。

 本当の野党、社会体制への批判者が拠り所にすべきものは、国家の掟や、同調圧力ではなく、私は人情を原点にすべきだと考えている。
 人情こそ、この社会を正しく導く思想である。ただし、その人情が同調圧力によって作られているとすれば、それは逆効果になる。

 最初に書いたが、トランスジェンダー志向や同性志向の社会常識に反する価値観に対し、「人情でもって糾弾する」なんて馬鹿げた屁理屈が用いられることもある。
 それは人情の意味を理解していないからだ。
 本当の人情は、その人が、人間として生きてゆく意思を手助けし、優しく見守ることであり、人情こそは、人の優しさ、愛情から湧き出す「生きる意欲」の本質である。

 我々は、人間存在に対し、国家の屁理屈ではなく、人の愛を持って対することができるようになったとき、はじめて「人間解放」を宣言することができる。これが「人情社会」なのだ。
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-249.html

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