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ああ、田舎暮らしは、いいことばかりじゃない……  

カテゴリ : 未分類
 
 私が17年前に、中津川の当地に来て、別荘地の先住者ともめ続けていることは、すでに書いた。
 数十メートル離れた区画にAという老人が20年前から夫婦で住んでいる。
 この人物が偏屈なだけなら、まだ顔を見なければすむのだが、悪意性の強い嫌がらせをたびたび実行するので、本当に困っている。

 分かっているだけでも、過去十数年で、すでに4回も車をパンクさせられたのだ。
 もちろん現場を見ているわけではない。真夜中に来て、そっと仕掛けてゆく。
 なぜ、Aの仕業が分かったかというと、この夫婦が、ワラビ取りの時期になると、丑三つ時に、そっと外出し、近所の個人宅の敷地に入り込んでワラビを勝手に採取している姿を何度も目撃したことで、「非合法行動」を平然と実行できる精神性を持った人物であることから、Aに対し警戒心を抱いていた。

 パンクを調べると、すべて前輪にビスが刺さっていた。私は、運送稼業やタクシーなどの乗務を経験していたから、パンクなど掃いて捨てるくらいの経験知識がある。
 今でも、タイヤ交換からパンク修理、それにオイル交換などの整備一式は、すべて自分でやっている。パンクについては、並々ならぬ造詣があるのだ。

 私の数多い経験のなかでも、釘やビスによるトレッド面パンクは、すべて後輪であった。理由は、釘やビスを前輪で踏んで起こし、後輪がそれに刺さるメカニズムがあるからだ。おおむね、この種のパンクの8割は後輪なのだ。
 これに対し、前輪の場合は、深刻なものが多い。多くは縁石や路上の石などに乗り上げてホイールに歪みを入れてしまった結果、真円性が損なわれて隙間ができて空気が抜ける場合。あるいは、トレッド以外のサイドウオールなどを傷つけてしまう場合だ。

 まず、滅多なことで前輪ビス踏み抜きパンクは起こりにくい。これが4回も連続したのだから、作為的なパンクであることは容易に理解できる。
 つまり、夜中に、タイヤのトレッド面に、ドライバーで古いビスをねじ込んでおくわけだ。普通は、トレッド面の一番手前、角がしゃがんだ姿勢から刺しやすく、奥側に刺すケースは少ない。
 私のパンクは、3回がトレッド角、一番最近の一回が真ん中だった。

 自然なパンクで、ビスがトレッド角に刺さることも、ほとんどありえない。これはドライバーで回しながら刺したのだ。
 このパンクに刺さったビスの位置を見た瞬間に「やられた!」と分かった。
 まあ、私は、タイヤ交換用に2馬力のコンプレッサーを持っているし、パンク修理キットもたくさん所持しているので、30分もあれば、完全修理が可能である。

 ついでに、うんちくを述べておくと、私の車(アルト)には、スペアタイヤがなく、代わりにコンプレッサーやゴム液修理材が装備されている。しかし、液状ゴム修理材は、うまく行かない場合が多く、棒状ゴム修理材をねじ込むタイプの方が確実である。

 確実に修理するには、タイヤを外して、エアを補充し、大きな水容器に漬けて泡の具合から損傷位置を確認する。釘やネジは、ドライバーやラジオペンチを使って抜き取る。
 これに、スクリュー式千枚通しを差し込んで穴を広げ、棒状ゴム補修材を差し込み工具に入れて、たっぷりとゴム糊をつけて差し込んでから引き抜くと、補修材が穴に残る仕組みだ。後は、余分な補修材をカッターナイフで落とせば完了で、所要時間はタイヤ取り付けエア調整も含め、30分程度だろう。
 この補修は、もっとも確実で、ほぼタイヤの寿命まで使える。

 備え付けの液状修理材の場合、補修材の内部付着が薄いので、緊急脱出には使えても、再びエアが抜けてしまうことがある。完全補修材とは言えないのだ。再びパンク修理に出す二度手間をかけるくらいなら、棒状修理材を差し込んだ方が結果が良好である。
 ただし、出先でコンプレッサーなどの設備がない場合は、かなり困難で経験がものをいう。
 https://car-me.jp/osusume/articles/13807

 そんなわけで、パンク修理はお茶の子さいさいなので、パンクさせられても特に深刻に考えていなかったが、これが4回も続くとなれば、怒り心頭である。まして、この前輪パンクは、Aが悪意で行ったものと考えるしかないからだ。
 もし後輪でのビス・釘パンクなら、「ああ仕方ないな……」で済んでしまうのだが。

 そこで、これ以上、悪意によるパンク被害に遭わないためには、現場の証拠を獲得し、警察に告発するしかない。
 今のところ、平和的手段で考えられるのは、監視カメラを設置して、現場を押さえることしかない。Aは、私が故意によるパンクと気づいていないと思っているはずなので、またやるに違いない。

 三回目のパンクのときに、カメラを設置したのだが、欠陥だらけの中華製品だったので、外して調子を見ていたときに、四回目をやられた。
 そこで、五回目のときに絶対に逃さないよう、いろいろな工夫をした。
 また別の監視カメラを購入し、深夜でも鮮明に写るセンサーライトも取り付けた。
 しばらくの間は、センサーライトの反応で手を出さないだろうが、それで引き下がるようなタマではなさそうで、別の嫌がらせをするに違いない。

 三回目のパンクで、私が不審を抱いたことに気づいたのか、Aは近くの路面に大量の古ネジをばらまいてみせた。路面のネジを拾ってパンクしたのだという演出をしたわけだ。だが、以前に私は路面の古ネジを取り払う清掃を行っていた。
 また、路面にネジがばらまいてあっても、それが立っていない限り、パンクするのは後輪に限られるのである。それくらい前輪パンクは少ない。

 これまでも、私が畑の草を燃していると消防署に通報してみたり、浄化槽を自作すると市役所に電話して立入調査させたり、およそ考えつく限りの嫌がらせを続けてきたので、私は、すっかり不愉快になり、以前は自発的に行っていた路面補修や枝打ちなどの手入れをしなくなったので、Aは私に逆恨みしているらしい。

 警察や消防は、あまりにもAからの悪意ある通報が多いので、今では、すっかりAの通報を無視するようになったと近所の知人から聞いた。
 これで嫌がらせが、だんだんと非合法な実力行使にエスカレートしているわけだ。やがて、もっと深刻な嫌がらせを考えつくことだろう。

 さて、田舎暮らしは、こんな悪意ある人物を相手にするかもしれないと知っていただくため、これを取り上げた。
 すでに、ブログに何度も書いたのだが、今、中津川市のような過疎の田舎では、別荘地がたくさんあって、嘘のように安い価格で売りに出されている。

 公共交通機関が、年々衰退し、私が移住した当時15分歩いたところのバス路線は、日8本あったものが、今では4本しかない。こうなると4時間に1本で、事実上使い物にならず、車を利用するしかない。
 リニア中津川駅の計画が発表され、駅周辺の工事が始まっても、土地の価格は、一向に上がらない。私のところは坪単価が5000円程度しかない。

 結局、住み着いて、年老いて車が運転できなくなったときの不便を考えると、田舎暮らしに憧れる世代であっても、長い目で見て定住を躊躇せざるをえないのだ。
 それでも、熊やカモシカの跋扈する辺鄙な当地に住み着く人々には、相応の理由があると考えるべきだ。

 実際に多いのは、職場浮気で、妻に追い出された元校長と役人とか高級管理職だ。
 Aに関しての情報では、元住んでいたところで、性格のあまりの悪さによって、周囲の人々から嫌われて、夫婦で移住したという噂を聞いた。
 この別荘地の一角で、浮気移住だけでも、知っている限り三件もある。みんな、元は相当な社会的地位の人物ばかりだ。
 つまり、こうした過疎の別荘地は、「大都会の人間の眼からの逃避地」でもあるのだ。

 リニアの計画が発表されて、少しは、定年退職後の田舎暮らし憧れ組が定住してくるのかと期待していたのだが、それは、とても少なかった。
 みんな退職金で、御殿のような家を建てて住んでいるが、地元の先住者は、彼らとコミュニケーションを取ることに及び腰である。
 共通の価値観が異なるからだ。田舎では共同作業が多いが、移住者は人見知りで出渋る人が多い。なかなか仲良くなれないわけだ。

 もしも、国家権力=自民党が、本当の「地方再生」を真面目に考え、路線バスの充実を図れば、たぶん、かなりの移住者が出てくるはずだが、安倍政権は竹中平蔵のような詐欺師に金を投げ捨てることにしか興味がないようで、「地方再生」というのは、地方の水資源や樹林資源などを強奪して大企業がボロ儲けすることだけのようだ。

 新しい変化を求める若者が増えれば、老人たちの閉塞的人間関係を突破してくれる媒介者となれるはずだが、そんな若者の姿は、非常に少ない。
 公共交通機関もなければ、企業も非常に少ないからで、老人福祉施設くらいしか職場がないのだ。

 かくして、地方の過疎地には、大都会から追い出された逃避者ばかりがやってくる。
 彼らは、一様に自分勝手な利己主義者が多いので、周囲との接触を積極的に求めない。
 大雪が降って、公共道路の雪かき作業が必要になっても、積極的に出てくる人は多くない。私もA老人の顔を見たくないので、あまり出なくなった。

 「今度は、どんな嫌がらせを仕組んでくるだろう」
 と警戒しなければならないが、それに対する対抗策を考えて実現することが、私のボケ老化回復対策にもなってしまっている。
 安い年金から、高価な監視カメラを何台も購入するのは実に不快だが、これも田舎暮らしの一面であることを知っておいていただきたい。 

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