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テレワークがもたらす田舎暮らし

カテゴリ : 未分類

 6月16日の朝、羽鳥MSを見ていたら、テレワーク移住の話で盛り上がっていた。

 新型コロナ禍で、半強制的にテレワークが導入されたことで、それまで会社経営者が「仕事というのは、会社に出勤して上司が監督するもの」という既成観念に束縛されて、「従業員が自宅で仕事することにしたら、監督者がいないことで、成果が上がらないに違いない」という強迫観念から逃れられなかったものが、無理やりにでも導入させられた結果、会社側も、労働者側も、メリットに気づかされ、デメリットとの比較のなかで、結局、テレワークが加速することになると、私は考えた。

 すでに何回もブログに書いた。
 
もしかしたら、テレワーク化した日本社会は、元に戻れないかもしれない
  https://note.com/tokaiama/n/n28e05b6e9b5d

 奴隷が、鎖から解き放たれて自由の意味を知ってしまったなら、もう元には戻れない。 通勤地獄の負荷が、人生にどれほど大きな重荷になっていて、自由なライフスタイルを阻害して、人の心を閉じ込めてしまっていたか?

 気づかなければ、それで時間は勝手に過ぎてゆくのだが、ひとたび気づいてしまえば、そこに「自由」という巨大な価値=蜜の味があることを知った人々は、もう、あの苛酷な通勤と会社における「時間の拘束」に戻ることはできない。

 羽鳥MSのコメンテータ、玉川徹は、毎日カメラの前で背広姿に決めているのだが、カメラから見えない下半身はパジャマになっていて、もう背広上下に戻れないのだという。

 そこで、テレワークの進展により、居住地を自然環境が素晴らしく、居住コストの安い田舎暮らしにシフトする社会的な流れが生まれていると特集されていた。
 これは、私が、テレワーク強要の社会的な流れを見ていて、最初に、思いついたことだった。

 週に一回くらいの通勤ですむなら、通勤時間数時間の負荷も我慢できよう。それよりも、300坪の土地付き一軒家が300万円で買える、わが中津川市に住んで、週に一度だけ通勤負荷を耐え忍ぶというライフスタイルが、実に現実的に迫ってくるのだ。

 ちなみに、我が家は、300坪300万円の土地に、私一人で、100万円の間伐材キットハウスを建築した。浄化槽や水回りも、全部自分で作った。
 ちょうど17年経つが、生活上の諸問題は、全部自分一人で解決している。
 ただ、呼吸器を痛めて、身動きが取れにくくなって、家がゴミ屋敷に代わったという問題はある。今は、少しだけ改善している。

 映画「青い山脈」の舞台になったような、素晴らしい自然環境の中津川に居住すれば、自然との触れあいのなかで、とりわけ子供たちは人間性を大きく成長させるに違いない。
 敷地のなかで、ヤギやウサギのような様々な動物を飼育することもできる。
 近くに人家のない「ポツンと一軒家」なら、鶏を飼育できる。鶏たちは、ちょっと信じられないくらい人になついて、実に可愛く、オマケに新鮮な卵を与えてくれる。
さらに、我が家では70坪ほどの畑を開墾して、今年は、100キロ以上のジャガイモ収穫を間近に控えている。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-995.html

 しかし、自民党=新自由主義者による、地方切り捨て、金儲け最優先施政のなかで、バス便は8本から4本に減少し、15km離れたスーパーに買い出しに行くのも大変になっている。私のような低年金暮らしだと、割引の始まる18時に行くのだが。
 また、田舎への逃避者、先住民との軋轢も問題だ。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1147.html

 必ずしもいいことばかりではないのだが、こんな田舎暮らしの素晴らしさを堪能したなら、もう二度と、人間関係のうっとおしい大都会などに住みたいと思う人はいないだろう。
 何より、土地が安いので、(我が家の土地は坪五千円程度で取引されている)畑でも工作室でも作りたい放題である。

 問題といえば、熊やイノシシ、それにアライグマ・ハクビシンが出ることだ。
 こいつらは、丹精こめた畑を荒らして、数ヶ月の努力の成果、収穫を、たった2時間で食い尽くしてしまうのだ。

 また鶏を狙いだしたら、その執着心は凄まじいものがあり、皆殺しにするまで止まらない。
 熊は、老齢化で手入れされなくなった果樹園に住み着いて、入ってくる人間を襲うことがある。中津川市の名産である栗畑などは、とても危険な状態だ。

 しかし、熊やイノシシは、鉢合わせしても、よほどの理由がない限り、人を襲うことはない。人を襲うのは、猟師が仕留め損なった手負いである。
 それよりも、畑を厳重に防護して、収穫した作物を味わう方が、はるかに大きな喜びがある。

 テレワークが洗練されてくれば、若者たちは、次々に中津川市のような自然環境の豊かな地域に移住してくるに違いない。
 みんな山登りや、ボルダリング、カヌーに夢中になるに違いない。うちから車で30分で、50くらいの登山コースがあるのだから。

 海辺では、釣りやサーフィンがある。数日前に、「ポツンと一軒家」で放映された、山口県の海辺に住む人が、クルーザーで釣り三昧に生きている姿を見て、娘ものびのびと喜びに溢れた人生を送っているのを見て、思わず羨ましさのあまり、感嘆した人も多いだろう。
 もう、みんな舌なめずりしながら田舎暮らしに憧れたのではないだろうか?

 それが容認される時代が来ようとしている。これは過疎地にとって、素晴らしい朗報だ。
 そうした流れを加速させるために必要なことは、交通機関の充実である。具体的には過疎地のバス便の増発だ。竹中平蔵らの金儲け最優先政策で、地方は切り捨てられる一方だったが、ようやく、これで地方の生命線に明るい輝きが戻るかもしれない。

 もう一つ、私は、このブログで、何度も提案していることがある。
 それは、自転車や歩行者のための、長大なインフラ整備である。具体的には、中津川市の場合、名古屋港から、多治見市まで庄内川堤防下に、自転車・歩行者専用道を設け、多治見から中津川までは、木曽川沿いなどに自転車専用道を整備し、20kmに1カ所「道の駅」を作って、安価な宿泊や温泉の施設を作る。

 最終目的地は御嶽山や北アルプスだ。名古屋から御嶽山まで二日がかりで安全に自転車が通行できるようにする。
 もう車の時代ではない。若者たちが、汗をかいて筋肉を喜ばせる時代なのだ。
 こうした大自然に直接触れあえるインフラを整備すれば、世界中から若者たちが押し寄せてきて、移住者も劇的に増えるはずだ。
 名古屋港といったのは、世界から船で自転車を持ってこれるからだ。
 
人が集まれば仕事も生まれるので、たくさんの若者の雇用も可能になるだろう。また、地方での特産農業林業、木工業なども加速するはずだ。
 中津川市は、「東濃檜」という優良材の大産地だが、これを巨大資本に安く叩き売るだけという馬鹿げたやり方を捨てて、地元で一大、木材資源有効利用の木工業を発展させるべきだ。

 こうした夢のような計画はさておいて、テレワークが、若者たちを過疎地に向かわせるのは確実であり、人が増えれば、幾何級数的に仕事も増えてゆくので、私は、自民党による愚かな地方棄民政策による「地方殺し」から、やっと地方が自立し、立ち直る道が見え始めていることに、とても感動している。

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