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福井地震の恐怖

カテゴリ : 未分類

 9月4日午前9時過ぎに、福井県苓北地方で、M5.0の中規模地震が起きた。
 http://www.jma.go.jp/jp/quake/20200904001440395-04091057.html

 震源地は、福井市の北、九頭竜川と日野川の合流地点周辺で、震源深さが10Kmと浅かったため、地表震度は5弱となった。
 宏観前兆は、一般に、マグニチュードより、震度や震源深さに影響を受けるので、「赤焼け」のような前兆現象は非常に強かった。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1238.html

 100キロメートル以上離れた笠置山でも、道路にミミズやマムシが這い出して轢死していたことから、福井県内では、動物が飛び出したりして、地表にたくさんの轢死動物があったのではないだろうか?

 この地震を、わざわざ取り上げた理由は、どうやら特別な意味を持った地震であることが明らかになりつつあるからだ。
 
福井で震度5弱…プレートが悲鳴を上げる巨大地震の予兆 日刊ゲンダイ 2020/09/06
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/278316

 以下引用

 4日午前9時ごろ、福井県嶺北地方で発生した震度5弱の地震。気象庁の加藤孝志地震津波監視課長は会見で、「1週間程度は最大震度5弱程度の地震に注意」と呼び掛けたが、今回の地震は“巨大地震”の前触れかもしれない。

 気象庁によると、福井で震度5弱以上の揺れを観測したのは、1963年以来。立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏(災害リスクマネジメント)は、今回の地震について「多寡の問題ではありません」と指摘し、こう続ける。

「中部地方は、東西に延びる断層と南北に延びる断層が交わるエックス字状の断層がたくさんあります。今回の地震は、そうした断層が動いて発生したと考えられます。重要なのは、断層活動によって生じる『内陸型地震』が中部地方で頻発していることです」

 日本の中部地方はユーラシアプレートの上に乗っかっている。フィリピン海プレートに押され、ユーラシアプレートの歪みが限界に達しているという。

 「プレートが限界まで歪んで跳ね上がると巨大な海溝型地震が発生します。過去の事例を見ると、その前後に内陸型地震が頻発しているのです。南海地震(1946年)の前後には、鳥取地震(43年)、東南海地震(44年)、三河地震(45年)、福井地震(48年)が発生。

 今も2016年の熊本地震以降、鳥取地震(同)、韓国の慶州地震(同)と浦項地震(17年)、大阪北部地震(18年)などユーラシアプレートの断層活動による内陸型地震が頻発しています。プレートの歪みが限界に達しているのでしょう。過去の例に照らし、これだけ内陸型地震が続くと、いつ南海トラフ地震が起きてもおかしくありません」(高橋学氏)

 万が一に備えておいた方がいい。
***********************************************************

 引用以上

 実は、今から72年前、1948年に、ほぼ同じ震源域(丸岡)で、M7.1の福井地震が起きた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E4%BA%95%E5%9C%B0%E9%9C%87

 このときは、当時の震度階級6=烈震、現在に換算すると震度7で、福井市中心部の多くの家屋が倒壊し、4000名に近い死者が出た。

 阪神大震災に匹敵する、この大地震を引き起こした断層は、上のリンク内で、以下のように説明されている。

福井地震の地震断層型は北北西–南南東方向(概ねN10-20°Wの走向)の左横ずれで、福井平野の厚い沖積層に覆われて地表に現れていない活断層が活動したと推定される。
 地質学的には「地震断層」とは「地震に伴って地表に現れた断層」とされており、この定義によれば、福井地震の明瞭な地震断層は認められていない。しかし、地割れ帯の分布やいくつかの測量結果から、福井平野東部の地下に、坂井郡芦原町北部から金津町、坂井町、丸岡町、松岡町を通り、福井市南東部付近まで断続的に続く長さ27kmの「福井地震断層」及び、その約3km東側に平行に走る、長さ8kmの「福井東側地震断層」が存在していると推定される。

 2004年(平成16年)に地震調査研究推進本部の地震調査委員会は、福井平野東縁断層帯西部を福井地震の震源断層の主断層として評価している。
 福井地震断層の南南東方向への延長線上には、濃尾地震(1891年)を引き起こした根尾谷断層が存在し、さらにその延長線は三河地震(1945年)を起こした深溝断層の方向と同一である。

 吉田明夫、青木元らの研究によれば、1961年の北美濃地震 (M7.0)、1969年の岐阜県中部地震 (M6.6)、1984年の長野県西部地震 (M6.8) と続いた一連の地震との関連性が指摘されている。また、1944年の昭和東南海地震 (M7.9) の影響を受け、その震源域及び余震域から離れた地域で発生した誘発地震ではないかとの見方もあった。
*****************************************************************
引用以上

 今回もまた、福井地震を引き起こした福井平野東縁断層帯西部が活動したと考えられるが、専門家の多くが、これは、さらなる巨大地震の前兆であると警告している。
 実は、この断層帯については、日本を代表する巨大断層である、中央構造線やフォッサマグナとならぶ、「日本列島断層」の一部であると指摘する、琉球大、木村教授の指摘がある。

 nihondannsou01.jpg


http://kimuramasaaki.sakura.ne.jp/site2/2016/05/22/1389/

 これは、中央構造線が四国から淡路島に入り、分岐して北上し、阪神大震災を引き起こした野島断層から、淀川・琵琶湖を経由して、福井県内北国街道を北上し、能登・佐渡島・奥尻島などに抜ける日本最大の断層だが、地震関連学会では認められていない。 しかし、能登や佐渡の巨大な割れ目を見れば、存在が明らかだと私は思う。

 私は、以前から、この学説に注目し、阪神大震災の震源が北上し、琵琶湖西岸断層帯を経て、福井県内を北上して能登に抜ける巨大地震帯があるものと予想してきた。
 https://www.jishin.go.jp/main/chousa/03jun_biwako/index.htm

 この巨大断層帯がなぜ問題になるかというと、若狭地方の14基の原子炉や、もんじゅに非常に近接し、巨大な被害をもたらす可能性があるからだ。
 能登や佐渡、福井県内の地形、琵琶湖断層を見れば、誰でも容易に巨大断層の存在を感じ取ることができるのに、木村政昭学説が、なぜ地震学会に受け入れられていないのか?
 それは、もし日本列島断層を認めると、若狭の原発群の運転が不可能になるからだ。これは、原発稼働を守るための政治的理由で排除されているのだと考えるしかない。

 今回、9月4日の地震でも、福井市内で震度5弱ながら、敦賀市で震度1と発表された。これには異常さを感じている。若狭周辺の自治体は、原発運営に少しでも障害をもたらす可能性のある情報を徹底的に矮小化し、被曝健康被害も改竄して報告していることを私は感じていた。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-349.html

 もんじゅの設置された敦賀市は特にひどい。原発に都合の悪い情報を、完全に封鎖し、矮小化してきた実績がある。
 https://www.asahi.com/articles/ASL3N5WNJL3NULFA022.html

 おそらく、今回の地震でも、震度3程度はあったはずだ。しかし、政治的意図で震度1に矮小化して公表したのではないかと疑っている。
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/270810

 1948年の福井地震では、福井市街地で烈震(現行震度階級では7)が記録され、非常に多くの住宅が倒壊してしまい、その被害は阪神大震災に匹敵している。
 このとき、敦賀市では中震・強震の震度4だったが、現行震度では、震度5に相当している。

 当時は、原発のゲの字も存在しなかった。しかし、今、建設後50年を経て老朽化した若狭原発群に、震度5強が襲ったら何が起きるのか?
 実は、日本で最初に設立された、若狭地方の、敦賀・高浜・美浜・大飯などの計54基の原発群ともんじゅの耐震設計基準は、わずか400ガル前後しかない。
 http://www.oshietegensan.com/atomic/atomic_l/2400/

 日本最強の地震は、2008年岩手県内陸地震の4022ガルだから、わずか1割しかないのだ。これは、改正建築基準法による一般住宅の耐震性に比べても、わずか1割しかない超欠陥建築物なのだ。
 https://www.rengo-news-agency.com/2019/11/20/%E9%96%A2%E9%9B%BB%E3%81%AE%E5%AE%89%E5%85%A8%E6%80%9D%E6%83%B3%E3%81%AB%E6%A0%B9%E6%8B%A0%E3%81%AA%E3%81%97-%E5%A4%A7%E9%A3%AF%E5%8E%9F%E7%99%BA%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%81%9F%E6%A8%8B%E5%8F%A3%E5%85%83%E8%A3%81%E5%88%A4%E9%95%B7-%E6%B0%91%E5%AE%B6%E3%81%AE%E8%80%90%E9%9C%87%E5%9F%BA%E6%BA%96%E3%82%88%E3%82%8A%E4%BD%8E%E3%81%84/

 おまけに、若狭原発群の建設年度は、大半が1970年前後で、建設後、すでに50年前後を経過している。
 原子炉の寿命は、中性子による劣化があるため、設計当初は25年だった。ところが、それでは元が取れないと、電力会社が自民党を動かして、勝手に、どんどん延長させて、現在は60年まで運転可能にしてしまったが、その限界を迎える原子炉も多い。

 原発運転、とりわけ若狭原発群の大半を占める加圧式原子炉(PWR)は、運転圧力が160気圧と猛烈に高いのと、激しい中性子劣化の作用で、炉内はボロボロになっていると、私の非破壊検査の友人たちは、口を揃えていう。
 
 いつ巨大爆発を起こすか分からない高浜原発1号機 2019年07月08日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-800.html

 恐るべき腐敗、悪臭を放ち続ける関西電力 2019年09月28日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-884.html

 実は、敦賀原発やもんじゅは、上に引用した高浜原発よりも、さらにひどい。

 ここに、もしも震度5強 700ガルの強震が襲ったら何が起きるか?
 設計耐震能力は、わずか300ガル台しかない。その二倍の破壊力が、地球上でもっとも危険な加圧式原子炉を襲うのだ。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-296.html

 160気圧の中性子劣化でボロボロになった原子炉が700ガルに晒されるなら、たちまち内部のいくつかのセンサーパイプや一次冷却水配管がギロチン破断を起こす可能性があり、そこからロケットの噴射のような圧力で、放射能汚染水が噴き出してくる。
 最悪の場合は、原子炉が大爆発を起こす。
 http://www.ustream.tv/recorded/16552517

 PWRの危険性は、BWRに比べて数百倍といわれるのは、上のように炉心が大爆発を起こすからだ。若狭原発群の大半が、老朽化したPWRであり、再稼働した大飯や高浜などは、MOX燃料であり、プルトニウム239が数割を占める。
 つまり若狭原発群が事故を起こせば、福井県内がプルトニウムで汚染され、もう二度と居住できなくなるだろう。
 それどころか、私の住む岐阜県の多くも、同じ被害に遭う運命だ。

 正直いって、元、高木市長や福井県民の無知蒙昧の脳天気さを見ていると、もう福井県の命運は尽きているようにしか見えない。
 「原発を許さない」という声が、極めて乏しく、県民の大半が、危険性と引き換えに利権を選択している。これは青森県六ヶ所村と同じ構図だ。
 だが、この事故によって、私も岐阜県から追い出される可能性があり、急性被曝死する可能性もある。

 原発をなくすには、地域住民が、生活者として、安全な子供たちの未来を守ろうとする意思が成立していなければならないが、福井県民に、そんな姿勢は見えない。
 福井県は、今から1600年前に朝鮮半島から渡来してきた人々の子孫だが、私が原発を調べているうちに、原発を許容する人々の大半が、渡来民の末裔地域であることを発見した。

 巨大事故を起こした福島県、そして青森県、宮城県、島根県、福井県は一番渡来人末裔が多いが、そんな地域に原発が建設されるのだ。
 これは、単なる仮説にすぎないのだが、朝鮮渡来人の民族性や思想性と原発が何かの因果関係を持っているのかもしれない。

 いずれにせよ、福井県の消滅は覚悟しなければならない。原発に反対する良心的な福井県民は、安全な移住先を、今から準備すべきだろう。
 といっても、どこにも見当たらないのが真実だ。我々は放射能で滅亡するのだ。 

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