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20年ぶりの アマチュア無線再開

カテゴリ : 未分類

 私の通称「東海アマ」というのは、1990年代に、アマチュア無線を利用した地震予知の研究グループを立ち上げようとしていたからで、95年の阪神大震災を受けて、当時のアマチュア無線に現れた、さまざまの前兆現象を共有して、民間地震予知に役立てようと考え、96年から東海アマのHPを公開した。

 だが、まだまだバブルの余波の続く時代で、金儲けに邁進することが「男の生き甲斐」のような価値観が幅をきかしていて、「アマ無線で地震予知」などと言っても、学者は名誉欲のために、企業家は金儲けのためにしか動かず、権威のない我々が呼びかけても嘲笑されるのがセキの山だった。
 私の学究的HP「東海アマチュア無線地震予知研究会」は、凍死した雑録のような扱いしか受けなかった。

 私のライセンスは、1993年の2アマだが、最初に受けた免許がいつだったかは忘れてしまった。1アマを受験するには、モールスの和文を毎分100文字で習得する必要があり、とても敷居が高かった。毎分100文字を自在に聞き取るための訓練は半端なものでなかったので諦めてしまった。
 ちょうど、当時は司法関連試験も受験していたので、とてもじゃないが時間が不足していた。

 今は、モールス受信試験がなくなったので、ずいぶん受験が楽になったようだ。
 しかし、私はモールス試験はあった方が良いと思っている。理由は、欧文モールスが世界共通語であり、世界中の人々と、もっとも容易に意思疎通ができるからだ。
 それにモールスの習得は、「早聞き」と同じで、頭の回転と認知症治療に著効がある。

 ユダヤ人が13歳までに旧約聖書トーラー五編を間違いなく暗誦できることを「元服成人」としていることで、ユダヤ民族特有の猛烈な知的能力が醸成されたと考えていて、モールス信号の習得も、子供たちの脳を鍛える有力なカリキュラムになるかもしれない。

 何より、モールス信号送信機は、世界一簡単に自作できるので非常時にも心強い。以下のユーチューブコンテンツに従って作るだけで、言葉と、人種差別と、法律の壁を越えて世界中の人々と対話・意思疎通が可能になるのだ。
 (なお、出力は電力とアンテナに左右される。受信機は、手作りゲルマニウム鉱石ラジオでも可能だ)
 欧文モールス毎分60字程度なら、私でも、毎日1時間の練習で十日ほどで習得できた。
 https://www.youtube.com/watch?v=xNAGp58VXV4&ab_channel=%E3%83%AF%E3%82%AA%21%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB

 モールス信号は、無線通信の原点なので、私は小学生の必修科目にするべきだと思う。これで世界の子供たちが交信できるなら、得るものは大きい。ビルマの人々の送ってくるモールス信号に耳を傾けよう。中国の子供たちとも対話して真実を教えよう。
 だが、日本の総務省は、モールスは時代遅れだと習得を廃止してしまったのだが、無線の原点を廃止することは、背骨を抜き取ってしまうに等しく、完全に誤った方針だった。

 モールス信号は復活させなければならない。それは嘘偽りのない、権力の関与が及ばない「地球語」なのだ。中国共産党が、どのような外部情報の流入阻止=グレートファイアウオールを設けようと、モールス受信を阻止できるものなど、ほとんどない。

 私は、過去2回、コールサインを与えられたが、今回は20年ぶり3回目だ。
 なぜ、20年間も中断したかというと、総務省電波管理局のやり方に強い不快感を感じたからだ。

 とにかく、「これが官僚主義」を絵に描いたような役所で、免許申請手続きも、申請者がミスを犯すことを誘って、何度でもやり直させて手数料を稼いでいるような汚い管理を行っている。
 電波管理費など、次々に意味の分からない課金を増やして、そのくせ、ほとんど何も改善されない。当時のアマ無線家で、電波監理局に不快感を抱かなかった者はほとんどいないだろう。

 それに局免申請料も、どんどん上げられて、5年という短い免許更新のたびに、金の工面を考えなければならなかった。
 だが、20年ぶりに、山歩きで、熊や猪との遭遇が多発していることから、身の危険を感じてアマ無線ハンディ機を持ち歩きたいと思うようになった。

 先週、申請してみて、ネット上の申請が可能になるなど、多少の改善が見られるものの、相変わらず、ミスなく書き込める者など、ほとんどいないのではないかと思うほど、厄介な落とし穴がちりばめられた申請だった。

 2022年に電波法が改定されて、これまでのアナログ波が使用できなくなるそうなので、手元に10台以上あるアマ無線機の大半が使えなくなってしまう。
 そこで、デジタルの5wハンディ機を購入したのだが、昔より安くなっているのは、電波監理局がアマ無線愛好家を追放して、市場が縮小しているせいかもしれない。
 何せ、アマ無線帯域というのは、電波ニーズの多さから超お宝の山で、民間の電波利用業界が虎視眈々とアマ無線の廃止を要求し、帯域を分捕ろうとしているのだ。

 総務省の方針としては、アマ無線をどんどん使いにくくして、アマ無線家が嫌気を指すように仕向け、アマ無線家が減った頃合いをみて、周波数というお宝を奪い取って、民間に払い下げようという魂胆なのだろう。

 今回、局免許申請手数料は、私の場合は、2900円プラス、電波管理費400円(年)だった。昔は100ワット局で、1万円近く取られたような印象がある。
 かつて印紙という馬鹿げた納付に固執してきた政府も、やっとATMベイジーを可能にした。
 
 買った無線機は、スタンダードFT60、430・140デュアルハンディ機だ。乾電池が使えるのは、これしかなかった。今は、八重洲無線に買収されて、八重洲・スタンダードとなっている。
 山の中には充電用コンセントなどないし、スマホ携帯の電波が届かない場所も多い。山頂付近は、各地の電波が衝突するので、逆に、スマホ電話が利用できないことが多い。だから登山無線は、スマホの及ばない領域で使えて、しかも乾電池が使えないと困る。

 アマ無線ハンディ機は、緊急時の交信手段であるとともに、遭難時のビーコンの役割もあった方がいい。FT60には緊急送信機能があり、非常時には毎分、自局信号、SOSモールスを自動送信するようになっている。
 指向性アンテナを使えば、雪崩に埋もれたり、見えにくい場所にいても位置が分かる仕組みだが、実用で使うには、まだまだ改良が必要だ。

 また、100K~1000Kまでの広帯域受信が可能であり、さまざまな情報を得ることができる。可能ならラジオ波の帯域も可能にしてほしかった。
 FT60以降の新製品で、広帯域受信が可能なものはない。
 これからは、ビーコン信号が世界的に統一されてゆくので、非常時捜索に使える受信帯域が欲しかった。

 無線利用状況を見ると、今朝、5時から、ずっと430Mhz帯を聞いているが、中津川の標高500メートルで聞いていても、運用局は午前7時頃までゼロだった。
 7時になると、140MHz帯で数局が出てきたが、全員、ノーコールサインで、ダンプの運転手が無免許の不法運用を行っているようだった。たぶん50ワットは出てる。

 これは電波監理局に摘発されると、おそらく30万円程度の罰金がきて前科がついてしまう。今は4アマなら講習だけで取れるので、こんな危ない橋を渡らなくてもいいのにと思った。中津川は盆地で他局とのバッティングが少ないので告発もされていないのだろうが、尾張平野なら、とっくにアウトで青い顔になっているだろう。
 いくら中津川でも、これだけおおっぴらにやれば摘発は確実だろう。せめて、ウソでもいいからコールサインだけは出した方がいい。

 私の場合は、非常用だから、今のところ交信相手もいないし、作りたいとも思わない。しかし、遭難救助に備えて、他局の信号位置方位くらいは指向性アンテナで確認したいと考えている。三角法を使って複数箇所から方位が分かれば位置が特定できる仕組みだ。
 何度も書くが、山岳地帯では基地局電波が届かないのと、バッティングによりスマホが役立たないことが多い。ハンディ機は、その隙間を埋めることができる。

 相模原、丹沢山地で行方不明になった女の子も、ビーコンを所持していれば、各地の局から方位情報によって捜索可能だった。これからの時代は、誘拐される可能性のある女の子にはスマホだけでなく、強力なビーコンを持たせるべきだと思う。

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