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2009年2月26日 利他主義だけが人類を救う

カテゴリ : 無題

● 子供たちに利他主義を教えよ! 人類を地球を救う思想は、利他主義しかない!

 筆者は40年以上前、まだ中学生の頃から毛沢東・周恩来の熱烈なファンであり、米中・日中国交回復の契機になった名古屋の卓球世界大会、中国代表団の警備にあたり荘則東らに間近で接した。いわば熱烈な中国ミーハーだった。
 当時は、毛沢東思想一色の時代で、わけても、肌身離さず持ち歩いた赤い手帳に印刷された思想的中核は「人民に奉仕する」 「愚公山を移す」だった。
 「人民に奉仕する」  この言葉を聞くとき、筆者は若き時代の社会変革にかけた情熱を思い出し、感慨の涙が滲まずにはいられない。 ただ、この一点で、中国革命は、全身全霊で支持し、偉大な毛沢東を崇拝するしかなかった。
 しかし、恐るべき文革と四人組時代がやってきて、その思想的、実務的尖兵であった林彪が毛沢東に反逆し、逃亡した飛行機もろとも撃墜死したというニュースが世界を駆けめぐったころ、筆者の中国熱に冷水を浴びせかけられる事件が続出するようになった。
 「白いネコでも黒いネコでも、ネズミを多く捕るネコが良いネコだ」 と、つまり「利己主義でも利他主義でも、生活を豊かにする思想が良い思想だ」と小平が主張し、中国に資本主義をもたらした。以来、中国は日本の戦後賠償代替ODA利権によって地方幹部の隅々まで腐敗し、一直線に官僚独裁、国家独占資本・ファッシズム体制へと雪崩落ちていった。
 そして今では「人民に奉仕する」など、誰一人口にしなくなり、「どうやったら、儲かるの? 」が「メシを食ったかい?」の代わりの挨拶になったのだ。

 筆者は、中国革命への期待が腐り落ち、人生の光明を見失い、何を心の支えにしてよいか分からなくなり、途方に暮れてバブル社会の底辺労働者へと身を投じ、トラック運転手をしながらエロ小説を書いてみたり、登山・クライミング・沢登りに夢中になってみたり、人妻をたぶらかしてみたり、自身の人間性すら見失っていった。
 そして、30年ほど前には、社会矛盾の根源にある階級対立が、官僚VS被搾取国民であると認識するようになり、大衆が体制に依存した温かい座布団を求めているうちは、どれほど熱烈に変革を訴えても絶対に社会が変わることはないが、やがて体制の矛盾によって自壊し、国民が途方に暮れる日がやってくる。やがて、みんなで助け合わなければ生きて行けないという環境を自覚させられるときがやってくる。そのとき、甘えの洗脳から解き放たれた人たちが共同体を提唱し、構築し、苛酷な生活のなかに人間の真実を見いだすしかないと確信するようになった。

 そして、それがやってきた。経済は根底的に崩壊し、あらゆる会社が潰れ、人々は、企業・国家・自治体を問わず、あらゆる組織の庇護を失い、路傍にたった一人で放り出されるのだ。このとき、人は一人では絶対に生きられない真実を自覚するようになる。
 そして人が生きるということは、人に頼るということであり、自分さえよければよいとする利己主義では、結局、誰からも相手にされず、滅亡するしかない事実を思い知らされるのだ。本当に必要なものは何か? 今日の食事を、ねぐらをどうやって確保するのか? それは他人との連帯、共同なくしてはできない。
 自分が生きるということは、どういうことか? それは他人とともに生きるということであり、他人に奉仕するということが、自分を救うことになる真実を知ることなのだ。

 社会は利己主義と利他主義のバランスによって成立している。利己主義の割合が過半数を超えるなら、その社会は急速に自浄能力を失い、破滅に向かって走り出すのである。我々は中曽根内閣が成立し、自民党主導の金儲け主義が社会を席巻しはじめた1980年代に、日本社会の死滅をはっきりと見せつけられた。
 腐敗し崩壊する日本社会、どうしたら70年代までのように世界一素晴らしい思いやり、助け合いの日本社会を取り戻せるのか?
 この答えは、利己主義を国是とした自民党思想を見れば一目瞭然であって、すなわち利己主義の反対、利他主義に戻ればよいという単純なものなのだ。何が難しいものか!
 
 社会に、人情が復活し、思いやり助け合いの利他主義が復活するならば、この崩壊した社会は急速に劇的に回復するのだ。我々は人情社会の復活を目指すのだ! そして人が利他主義こそ人類の未来を救う唯一の思想であると自覚するとき、我々は、この社会に巨大な希望と光明を見いだすことができるのだ!

 子供たちに愚かな利己主義を洗脳するのをやめよう。本当に必要なものは利他主義であること。自分さえよければよいとする成績評価主義、学歴主義をすべてやめさせよう。みんなで助け合って、弱者に思いやりをもち、落ちこぼれを絶対に作らず、自分だけが特権を得ようとせず、自分だけが金持ちになろうとせず、みんなが同じように幸せになれるように願う心を子供たちに育てるのだ! これだけが未来を明るくする唯一の手段なのだ。
 
 地球を救い、社会を救い、人生を救う、たった一つの思想、それが利他主義である! 他人の利益に奉仕し、みんなが同じ幸せを享受できるようにすること。子供たちに、この思想のすばらしさを教えよう。大人たちは利他主義を実践してみせよう。これで大恐慌も地獄社会も、何一つ怖いものはない!

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