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● 生活困窮者・母子家庭を中心に共同生活コロニーを

筆者は、金融資本主義崩壊後、世界的な浪費ニーズが消えることから、巨大企業が破綻し、したがって収税破綻から国家システムも連鎖的に破綻することになると警告してきた。
 2009年末には破綻と予想していたが、現実には、まだ国家も企業も動いている。これは中国・インドなど第三世界工業生産国の文明開化的ニーズが膨れあがったことにより、辛うじて支えられていることによるものだが、大恐慌のダメージを克服できるほどの規模ではない。
 中国・インドはブロック経済化による鎖国的な自力更生の道をたどり、先進国の技術を確保し、なんでも自給自足することになるに違いない。このとき先進工業国の受注は不可能になる。それが起きるのは、たぶん来年だろう。

 すでに、現在見えている民主党の予算編成に、明らかな日本国家破綻の予兆が現れていることは誰の目にも明らかだろう。税収が40兆円もないのに90兆円の予算を組んでいるのだ。こんな借金依存家計が崩壊するしかないというのは、サラ金苦の家庭以上に明らかであって、もう国家体制崩壊が時間の問題なのだ。
 みんなが信じている国債の国内消費という幻想も、メガバンクの株主の実態が暴露されてみれば、その8割以上が外資で占められている現実に愕然とするしかないだろう。
 三菱UFJが、どのような理由でFRB管理下にあったモルガンSに対する1兆円資金援助を行ったのか、その理由を考えてみれば、国内銀行の主要株主が誰なのか分かろうというものだ。

 国家システムの破綻が我々の生活に、どのような影響を与えるか? といえば、あらゆる行政サービス、年金支給・健保システムの崩壊以上に、国際為替体制の破綻による貿易システム破壊から、極端な食料・モノ不足に陥ると考えるしかない。
 事態の進行が遅れているが、やがてドルが紙屑に変わり、為替システムも崩壊し、純金以外の貿易取引が困難になるはずだ。世界に信用基軸通貨は存在しなくなるからだ。
 物々交換にも限度があり、資源の乏しい日本は、外国の食料を購入することが不可能になることが目に見えているのだ。日本で生産するモノも、決済体制が不安定なことから、貿易トラブルが続出し、事実上、停止するしかないだろう。貿易の回復には世界統一通貨(IMF・SDRを母体とする)が出現してから数年以上かかると思うべきだ。

 マルクス主義経済学では、資本主義は繁栄と恐慌のサイクルを繰り返しながら拡大再生産の道をひた走り、最期は「国家独占資本主義段階」に達するとした。(レーニン・帝国主義論)
 こうなると、資本力は一国で帰結できない怪物となり、新たな拡大再生産、資本投下先を求めて世界を彷徨うことになる。このうち、未開の外国の資源や生産力を簒奪・利用して、本国に資本を還元する体制を作り出すものを「帝国主義」と呼んだ。
 帝国主義が複数登場すれば互いに利害対立し、必ず戦争になる。これが第一次・第二次世界大戦であった。この本質は、市場に余った商品、余剰資本と人員を消耗消滅させるための戦いである。
 戦争による巨大な消耗は、資本主義を拡大再生産させるために必要不可欠である。それは、いつでも仕組まれたものだった。

 【この有史以来の巨大戦争で「死の商人」として活躍し、膨大な巨利を得た者がロスチャイルドであった。資本主義・国家独占資本主義・帝国主義の背後には必ずユダヤ人が顔を覗かせていることを覚えておきたい】

 大恐慌が起きると、政府は銀行を潰させないために必ず市場原理経済に介入し、資本援助や救済介入を行うようになり、独占資本と政府は一体の運命共同体になる。これを国家独占資本と呼んだ。
 まさに、今起きている事態がそれだ。欧米日各国はサブプライム危機を収束させるため金融独占資本に300兆円を超える資金介入を行っている。これで、政府と金融資本は一体の運命共同体となった。このことが、まさしく帝国主義を呼び覚ますものとレーニンは指摘したのだ。
 これから起きる事態は、一体となった国家独占資本が、第三世界諸国に対して帝国主義侵略戦争を引き起こすことになると百年前に考えられたわけだが、先進国(G20)が延命のために、まだ開発余地のある後進国に経済進出を起こすメカニズムは変わらない。
 たとえば、日本はカンボジアやビルマ・インドネシアの資源を狙って新たな侵略を始めようとしているし、中国は南米やアフリカを植民地化しようとしている。中国はインドシナ諸国を中華柵封圏と見なして自国領土と考えているから、やがて日中の経済衝突も必然ということになる。

 国家独占資本は、あまりに巨大な資本であり、それは国家主義(威張り主義)と融合して帝国主義に向かう必然性があり、必ず世界戦争に向かうことになる。
 だが、今度の大恐慌は、マルクス主義経済学の予測した国家独占資本段階を、さらに超えたグローバルな多国籍金融資本による「世界独占資本段階」というべき段階にあって、その金融システムがめちゃめちゃに破壊されたのが特徴だ。
 だから単純に、国独資の帝国主義戦争という形態ではなく、まだ見ぬ別の形態になるのかもしれない。
 もう少し様子を見極めないと、大恐慌の行く末は見えてこない。ただ既存の大企業も国家システムも崩壊を免れないと考えるべきだろう。世界規模で大きな国家と企業の再編がすでに起き、さらに加速する可能性があり、こうした危機が、世界統一支配を求める勢力によって演出された可能性さえ小さくない。
 EU大統領が登場したこと、IMFがSDR母体の世界統一通貨を模索していること、トヨタなど世界のローカル大企業が次々に倒産の危機に瀕し、外国企業に吸収される可能性を見るならば、これが計画的に仕組まれたものであると思うしかない。

 一方で我々、一般大衆の生活は、真綿で首を絞めるように、じわじわと深刻な生活恐慌が拡大しており、国民の大半が収入を失う事態が時間の問題となっている。
 収入がなければ飢餓・疫病の蔓延が必然であって、大量死の時代に突入することになる。それを防ぐ国家の機能もマヒし、国家そのものが事実上崩壊する事態も避けられない。
 (筆者は、このことも、世界統一支配を狙う「影の支配勢力」が、人口削減を狙って仕組んだ事態と考えている)

 こうなると生活防衛のために、民衆レベルで農業共同体を構築する以外に生き延びる術はないと指摘し続けてきた。
 我々は、国家や世界の経済体制とは独立して、数十名の非血縁大家族で団結して、過疎地でコロニーを設立し、自給自足体制を構築して生き延びるしかないと考えている。
 とりあえず、子供たちの未来を保証してやらねばならず、このために食料を自分たちで生産し支配する体制が必要なのだ。農業共同体だけが「影の支配勢力」の歴史的陰謀から子供たちの未来を守る唯一の方策なのである。

 だが、共同体構築には、さまざまの難問が立ちはだかっている。
 人間、「立って半畳。寝て一畳」であって、これまでのような資本主義価値観による贅沢・浪費の洗脳・幻想から解き放たれ、助け合い「利他思想」を唯一至上の価値と考え、「みんなは一人のために、一人はみんなのために」楽しく明るく生きようとする姿勢が、子供たちの未来を確保する唯一の手段なのだ。
 しかし、資本主義生産体制を支えるために一夫一婦制小家族に分断孤立させられた我々が、再びかつてのような大家族共同体生活に馴染むのには相当な障害があるだろう。長い利己主義の洗脳から解き放たれるのは容易なことではない。

 そこで、過渡的に共同生活体制に馴染むためのコロニーがあれば、とりあえず、そこに入居し、時間をかけて共同体運営を学ぶことができる。長い孤立生活によって洗脳された冷たい人間関係の価値観から助け合いの暖かい人間社会を作り出す価値観へと、人々は自らを変革してゆかねばならないのだ。

 まずは、生命を維持するために、職を失った人たち、困窮した母子家庭を中心に、公的支援によって共同体コロニーを建設する必要がある。都市周辺の大規模な空き地、たとえば名古屋では、鍋田干拓地の遊休地などに、窮迫者コロニーを設置し、自給自足の訓練を行う施設を作り出すべきだ。
 地方の過疎地には、まだまだ余裕のある土地、放棄された農地、集落が数多くあり、そうした地方に続々と共同体コロニーを建設して、人口を増やすことで蘇らせる必要がある。

 まだ国家や地方自治が死滅しないうちに、我々の置かれている状況と、これから起きる事態を正しく予測できる有志、議員、自治体首長を軸に、公的な取り組みを喚起する必要があるだろう。
 公的に無理ならば、NPO法人を立ち上げて、共同体コロニー運動を大規模に展開する必要がある。
 これは、利己主義に洗脳されて連帯を見失った人たちの資本主義洗脳を解き放ち、人間の真の価値が利他主義にあることを見いだしてもらうための準備施設として位置づけることになるだろう。

 こうした施設が軌道に乗れば、そこでの体験、経験を元に、若い人たちが、どんどん過疎の田舎に、農業共同体を構築してゆけばよい。
 やがて都市は、血で血を洗うような地獄に変わるだろう。
 このとき、生き残ることができる人たちは、結局、過疎の田舎で共同体を構築できる人たちに限られるはずだ。

 助け合い社会を作り出すためには、まず孤立させられた人間関係の呪縛を解きほぐすことから始めねばならず、一人で苦しむのではなく同じ境遇に置かれた人たちが互いに同情し、連帯して新しい共同体生活の価値観を作り出し、それを社会全体に拡大するシステムが必要なのだ。

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