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もしかしたら、トリチウムが本当に人類を滅亡させるかもしれない。

カテゴリ : 未分類

 以下は、今から三年と少し前、2016年年初に、私が渾身の努力で書いた、トリチウムを説明したブログであるが、これまで読んでいただけたのは、おそらく百名にも満たないだろう。
 私の、このブログは、グーグルで「トリチウム」と検索してみても表示されない。もしくは、数十ページも後ろの方に目立たないように出てくる程度だ。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-106.html

 だが、今見ても、大切な情報が網羅されているので、読者には、ぜひ読んでおいていただきたい。

 今、読み返して、書き残したかなと思うのは、トリチウム環境汚染の最大級の原因として、原子炉内で中性子制御(減速材)に使われるボロン(ホウ素)とリチウムが、中性子に当たることで、トリチウムが生成されるというメカニズムである。

 加圧水型の場合は、炉心内で中性子を吸収させるのに、ホウ素とリチウムが添加されるが、これが中性子を吸収したとき、トリチウムを生成する。
 沸騰水型の場合は、制御棒に炭化ホウ素が含まれていて、やはり中性子を吸収してトリチウムを発生させる。生成量としては加圧水型の方が桁違いに多い。
 いずれも、一次冷却水に溶け込むので、原発は、これをそのまま海洋に放出するので、通常運転の原発による環境汚染の最大核種が、このホウ素由来のトリチウムである。

 なお、濃度は高くとも、海水に直接流すので、たちまち薄まって「法令に定める濃度限度i(60Bq/cm³)以下」ということになるが、どんなに危険な濃度の放射能であっても、無尽蔵の海水に投げ込んでしまえば、薄まるという屁理屈で、原発は運営される。

 濃度限度は、薄めたトリチウム水を飲用しても、年間1ミリシーベルトの内部被曝にとどまるという理屈からだが、現実には、冒頭に紹介した私のブログに書いてあるように、矢ヶ崎克馬教授は、18.6KというGM管ですら測定できないほどの微弱なベータ線エネルギーは、生物細胞に極めて親和性が強く、染色体遺伝子を激しく損傷すると指摘している。
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/636.html

 原発推進側は、OBT有機トリチウムの弊害が指摘されてからも、未だに微弱なベータ線の健康影響は存在しないという妄説にしがみついている。

 以下は、原子力産業の学者たちが作っているATOMICA という「原子力辞典」であるが、トリチウムガスの生物危険性を1とすると、トリチウム水の危険性は、10000、有機結合トリチウムの危険性は23000と書かれている。
 https://atomica.jaea.go.jp/dic/detail/dic_detail_2269.html

 だが、政府系のトリチウムの危険性を知らない、もしくは50年前の知見にしがみついている安全審議会委員によれば、「トリチウムの危険性は見つからない」と、完全に科学的知見を放棄し、痴呆的発言を繰り返している。
 http://www.minyu-net.com/news/news/FM20181201-330281.php

なお、トリチウム生成については、ボロン10からの生成以外に、ウラン235の三体核分裂の確率から生成されるメカニズムがある。
 ウラン燃料は、ほとんどの場合、二つに核分裂するが、まれに(0.3%前後)トリチウムを含む、三つに分裂する確率が存在する。
 しかし、量的には、ホウ素・リチウム由来が圧倒的である。

 もう一つ、覚えておきたいのは、CANDY原子炉というタイプでは、トリチウムの放出量が、加圧水型よりも、さらに大きいことである。
 これは軽水炉ではなく重水炉であるため、トリチウムを生成する確率が桁違いに大きいからであるが、このタイプの原子炉の周辺では、極めて深刻なトリチウム被害が報告されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/CANDU%E7%82%89

 http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/tritium_1.html

 カナダのピカリング原発(重水炉)が環境放出したトリチウムにより、周辺住民のダウン症発症率が85%増加したとグリーンピース研究チームが報告している。
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news125/news125tritium.pdf

 これは、ほぼ同等のトリチウムを放出し続けてきた、韓国古里原発でも、周辺住民に大規模な遺伝子障害の激増を引き起こしている疑いがあるが、韓国は民主国家ではないので、詳細なデータは明らかにされていない。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-712.html

 さて、トリチウムは、自然界にも宇宙線によって生成される確率がある。
 大気中の窒素・酸素が、宇宙線と反応して生成され、現在地球上に96京ベクレル存在するといわれる。

 半減期は12.32年とかなり長く、おおむね消えるといってもいい1000分の1になるまで120年かかることになる。
 核兵器が爆発する前までは、宇宙線によるトリチウムだけが、平衡状態として、大気リットルあたり、0.2~1 ベクレル存在したが、核兵器と原発による汚染の結果、現在はリットルあたり、2~4ベクレルが存在するともいわれる。
 ビキニ水爆ブラボーは、一瞬にして2京ベクレルのトリチウムを大気中に生成したされる。
 伊方と高浜原発は、2012年までの10年間で、0.57京ベクレルのトリチウムを放出した。

 問題は、巨大事故を起こした福島第一原発である。
 先に、トリチウムの成因として、もっとも大きいのは、中性子吸収材として添加されたホウ素に中性子が吸収されて生成されることだと書いた。
 実は、メルトダウンして核燃料が炉心底を突き破って、どんどん落下したフクイチの事故では、制御不能になった核燃料の臨界を抑制するために、莫大な量のホウ素を炉内に投入し続けているのである。

 これについて、東電も政府も、完全に口をつぐみ、情報を出さない(たぶん連中にも分からない)姿勢なので、いったい、どれだけのトリチウムが水に溶けて海洋に放出されているのか計り知れないのである。

 トリチウムは、水素・重水素・三重水素ともに、完全に水素の化学的性質を持っているため、酸素などと反応すれば、たちまち水になる。だから土岐にある核融合実験場では、そうしたトリチウムをシリカゲルに水分として吸着することで除去している。

 フクイチにおけるトリチウムが深刻な影響を与えていることは、事故以来、フクイチ周辺で、毎日のように水蒸気が施設を覆い、また湿度100%という、それまでなかった異常な気象条件が続いていることから、明らかである。

 kiri.jpg


トリチウムが出ると、なぜ、霧が出て湿度が100%になるのか?
 これはスミルノフ派、論文監修委員の佐野博士がメカニズムを指摘している。
 https://ameblo.jp/allahakbar231/entry-12013183585.html

 フクイチが事故を起こしてからというもの、この周辺では、湿度100%というありえない気象条件が激増しているのは、事故現場から莫大なトリチウムが大気放出されているからである。
https://ameblo.jp/alice-astrology/entry-12047878558.html

 上に引用したが、水溶性トリチウムの生物危険性は、トリチウムガスの10000倍で、それが植物体、微生物に吸収されると、有機化OBTという形で生物親和性が高くなり、ガスの23000倍の生物毒性が作られるのである。
 フクイチ周辺の土壌微生物が、トリチウム霧を吸収すれば、恐ろしい有機トリチウムに変化して、強力な遺伝子毒性を示すようになるのだ。

 環境に存在するトリチウムが環境水として生物に入ると100%吸収され、うち3%がOBT有機トリチウム水分に変化し、2%がDNA分子として構成される。
 ところがトリチウムの寿命は、100年近くあるが、半分が12年以内に、突然ヘリウムに変わってしまってDNAを崩壊させるのである。
 生物体にとっては、遺伝情報を司るDNAが突然、機能を失うのだから大変であり、これによって染色体が壊れ、ダウン症などの遺伝子障害が発生するのだ。

 韓国や中国の原発は、軽水炉から重水炉(CANDI炉)へとシフトしているといわれ、これは加圧水型よりも、さらにトリチウムの放出が多い。
 また、現在、フクイチ構内では、毎日、監視されずに太平洋に垂れ流されている汚染水地下水以外に、100万トン以上のトリチウム水が保管され、太平洋に排出すると表明しているが、このベクレル数に関する詳細な報告はない。
 たぶん、地球上に存在する96京ベクレルに匹敵し、現在の地球環境におけるトリチウム濃度を数倍、数十倍に押し上げ、その分、生物の遺伝子破壊を起こすのではないだろうか。

 参考資料

 《岡村孝子が白血病「信じて頑張る」インスタに直筆文》湿度100%トリチウム毒霧が日本全土発生併せて全国で白血病も増加する
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/425.html

投稿者 お天道様はお見通し 日時 2019 年 4 月 22 日  


 
土岐市・多治見市における重水素核融合実験のトリチウムと中性子
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-56.html

 参考資料 トリチウムの測定
  https://atomica.jaea.go.jp/data/detail/dat_detail_09-04-03-25.html


 矢ヶ崎克馬琉球大教授は、トリチウムの生物毒性は、その微弱なベータ線と裏腹に、極めて激しいものであると指摘している。
 もしかすると、トリチウムが生物の遺伝子破壊に果たす役割は、我々の想像をはるかに超えて大きいかもしれない。
 アクチノイド核種(重い核燃料など)は、毒性を顕現させるまでに数十年という時間が必要になるが、トリチウムも、おそらく10年以上のタイムラグを経て、人類の遺伝子崩壊を恐怖のレベルに追い込む可能性がある。

 2011年の事故は、まだ起きたばかりだ。被害は、これから数十年もかけてじわじわとやってくる。

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