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コケ脅しの権威には、先例と儀式がつきものだ

カテゴリ : 未分類

 昨日から今日にかけてのメディアの天皇フィーバーぶりには呆れかえるが、これほどたくさんの先例・儀式がなぜ必要なのか? みんな、その本当の意味を考えているだろうか?

 権威によって人々を圧倒させ、無条件に畏敬させる目的でコケオドシ儀式が必要な理由は、それに真実の中身がなく、ウソしかないからである。
 合理的な根拠があって行われる作業には、先例などいらないし、儀式性も必要ない。必要なのは、実務だけである。
 大げさな儀式を繰り返すほど、そうした演出をしなければウソが暴かれる虚構であると考える必要がある。

 ものごとに合理的な理由もないまま、虚構を民衆に押しつけようとしたとき、古来から人間社会で用いられる方法は、「先例」である。
 「先例を守っていれば、未来が見えなくとも間違いは少ない」という権力者独特の経験則があって、理由を説明できないときは、必ず先例を持ち出すものだと考えた方がよい。
 しかし、その先例も、2000年も続いていれば、その伝統を絶やさぬことに価値が生まれるのだが、天皇家の先例に関しては、実に心許ないのである。

 今の天皇は、そもそも幕末に、本居宣長・賀茂真淵・平田篤胤・荷田春満ら「国学四大人」と呼ばれる学者たちが、勤皇派を焚きつけて、武家と仏教支配を終わらせ、新しい町人秩序を作り出すため、北朝を廃止させ、南朝を正統とする思想を拡散し、それに吉田松陰、西郷隆盛、大久保利通らが乗って、維新革命となったものである。

 足利尊氏直系の北朝孝明天皇の息子、祐宮が、維新=大政奉還を経て、いきなり南朝に鞍替えして皇居に楠木正成像を建立させるなど、まともな正統天皇なら、ありえるはずがない。
 孝明天皇は、妾であった岩倉具視の姉の屋敷で、伊藤博文・井上馨によって刺殺され、息子の祐宮も行方不明になり、祐宮を名乗る大男の別人が、明治天皇に即位したのである。

 この間の事情については、私のブログでも、何度も取り上げている。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-589.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-332.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-333.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-334.html

 とりわけ、鬼塚英昭氏のYouTube動画を視聴すれば、詳細な経過まで理解できるだろう。 https://www.youtube.com/watch?v=qZve5N-_doI&list=PLqmTJzrn9P1LiaIrumDHgCaHQHU1OGj8x

 結論からいうと、明治天皇は、長州奇兵隊力士隊に所属していた大室寅之祐という人物が、孝明天皇の息子、祐宮を装って明治天皇に即位したため、祐宮を知る京都の公家たちに気づかれないよう、東京に遷都したものであり、南朝末裔を名乗っていたから、楠木正成像を皇居内に建立したのである。
 そもそも、頑なに「朝敵」扱いしてきた反足利勢をいきなり再評価するなんて、慌てふためき、追い詰められていた幕末天皇家でやれるはずがない。

 祐宮を生んだ中山慶子の実父、中山忠能は、あまりに事情を知りすぎているため、東京に連れ出して明治天皇の側近として仕えさせた。
 忠能は、明治天皇について細かく行状を記した日記をつけていたといわれるが、今は、見ることができないものの、そこには大室寅之祐によるなりすましの真実が書かれているという。

 したがって、明治以降、現平成・令和天皇に至るまで、実は北朝系譜の天皇家とは縁もゆかりもない馬の骨なのである。
 実際には、大室の出自を調べると、南朝筋が疑わしいということで、大室の実子には皇位を受け継がせず、他の皇族の子供を大正帝にしたとの噂もあるが、詳細は不明である。

 天皇を、日本を代表する主権者に仕立て上げたのは、吉田松蔭の意を汲んだ山県有朋であったといわれる。
 山県は、日本中の八百万の神、地神信仰を、すべて伊勢神宮を頂点とする神道組織に組み込んで一位・二位などの序列をつけ、その頂点に天皇を置くことで、地域の神道信仰、地神信仰を天皇制に結びつけて、「一番偉い神様が天皇」という価値観を全国に強要したのだった。
 山県による、この天皇信仰の陰謀が存在しなかったなら、今でも、民衆レベルでは、「天皇は御伊勢様の大神主」程度の天皇観だっただろう。

 だから、平成天皇や令和天皇が、どれほど2600年の皇紀や祖神を持ち出したとしても、遺伝学上、遡及できる先祖とは、せいぜい100年前の大正・昭和天皇にすぎない。
 今、行われている、さまざまの皇室儀式は、今の天皇とは縁もゆかりもないものである。

 しかし、それでも平成天皇=明人・美智子夫妻の人気は異様に高い。
 これは天皇制を敬愛するということではなく、おそらく、明人・美智子夫妻の高い人間性によるミーハー的、個人的人気なのだと思う。
 彼らは、明治天皇が偽物であることとは無関係に、天皇機関としての役割を誠実にこなし、敬愛されるだけの実績を積み重ねたのであり、民衆レベルで、一人一人の感情に訴えかけて尊敬と支持を勝ち取ったのであって、多くの人々にとって、本物・偽物などという議論など何の意味も持たないであろう。
 だから、「偽物だから天皇制を廃止せよ」という議論は成立しない。

 実は、天皇制の万世一系という平泉澄(勝山平泉寺=東大史学部教授)の皇国史観には、ウソがいっぱいあって、2600年の皇紀のうち、天皇血統が完全に断絶したと断言できる事象もたくさんあるのだ。
 詳細を述べても本旨には無意味なことだが、継体天皇や後小松天皇など、疑義は無数にある。
 とりわけ重要なのが、江上波夫による騎馬民族征服王朝説であり、秦氏(弓月氏)がAD300~600年前後に、弥生人王朝を乗っ取ったという史実を調べれば、天皇家周辺の皇族たちの目が一重瞼であったり、女真族の遺伝子を受け継いでいたりする民俗学的な意味が鮮明に理解できるだろう。

 何が言いたいかといえば、冒頭に書いた通り、権威付けに用いられている儀式の数々は、それが逆に、天皇家の中身のなさを物語っていて、2600年という皇紀の虚構が、何の意味も持たないものであることを証明しているのである。

 むしろ、明人氏・浩宮氏についていえば、女真族の王朝であった金・清との関係を、洗い直して、騎馬民族王朝の意味を周知させることが必要であると思う。
 明人氏よりも、まるでガンダーラ仏を彷彿させる浩宮氏の人相と、美智子氏の真のDNA系譜を調べれば、本当の史実が明らかになるかもしれないと私は考えている。

 天皇家は、神道の祭祀者であるというが、その神道は、実は旧約聖書から生まれたものである可能性が高い。秦氏=弓月氏は、ツングース民族であるが、ツングースは、先祖地や王朝名を氏姓として受け継ぐ習慣があって、秦とは秦の始皇帝の末裔を意味する姓だし、弓月とは、失われたユダヤ十支族の国である弓月(キルギスタン周辺)を意味する可能性が高く、彼らはモンゴルを経て、現在の満州に拠点を構え、ヌルハチ以下が金や清を建国したのだ。

 その満州国=満州族=女真族が、扶余・高句麗を経て百済から日本にやってきた末裔が天皇家の血統であると私は考えている。
 それ以前のヤマト国・倭国は、臥薪嘗胆で知られる呉越戦争の呉から逃げ出した人々が、船で日本列島にたどり着き、邪馬台国を建国し、高千穂降臨伝説を生み出したと私は考えている。
 そのヤマト国を、百済から来た騎馬民族女真族が乗っ取ったというのが江上説である。

 もしも、天皇家の権威に真実性を持たせたければ、まずは、騎馬民族征服王朝の経過を明らかにすることが必要なのである。

 いろいろあるが、実は、私は、それが明らかになったとしても、天皇制を存続させる必要など認めていない。
 人間は、誰もが平等な同じ人間であって、特別な存在を作り出す必要などまるでない。 日本人の全員が、一人一人、天皇家に匹敵するドラマとカルマを抱えていて、その魂は、数百、数千世代を経験しながら、より合理的な高みに向かって歩んでゆく。

 これは、ヘーゲルの指摘した「イデー」=絶対精神の運動であって、人間に貴賤の差別などまったく存在しない。
 どんなに知恵遅れで生まれてきても、前世はアインシュタインであったかもしれないし、現在、社会の最底辺に押し込められていても、前世は天皇かもしれないし、死刑囚だったかもしれない。
 そんなことは、どうでもいいのだ。必要なことは、無数ともいえる、様々な人生を経験しながら、カルマを少しずつ返し、より矛盾の少ない合理的な「イデー」に向かって歩んでいくことである。
 この世の命、人生に、差別、格差など何一つ存在しない。みんな、本当は間違いなく平等な人生である。 

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