FC2ブログ

Entries

福島第一原発事故の放出放射能による海洋汚染

カテゴリ : 未分類

 以下は、ちょうど1年前、阿修羅掲示板、魑魅魍魎氏による海洋汚染問題の引用報告である。
  http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/589.html

 以下、翻訳引用文

 「グアムは福島原発事故による汚染を憂慮すべきだ」 (ルイ・ゴンバー)

(中略)
 福島第一原発は仙台市の59マイル南方にある。地震とそれに続く津波で著しく破壊された。
冷却システムが停止し3つの原子炉がメルトダウンした。
そしてヨウ素131とセシウム137、そして親骨性物質であるストロンチウム90を撒き散らした。

この凶悪トリオのうちストロンチウム90は最も危険で恐れられている。
よく知られているように骨がんや白血病を引き起こす。
73年前のマンハッタン計画による爆発により問題視され、大気に放出されゆっくりと全世界をおおいつくすのではないかと恐れられた。
子ども時代、ポピュラーメカニクス誌に載った核降下物から逃れるシェルターの計画について読んだのを覚えている。それはストロンチウム90の汚染から避難者を効果的に守るものであった。

 今また懸念がひろがる。
日本政府と東電が完全に収束したと主張しているが、福島原発は環境を汚染し続ける。
何百万ガロンもの汚染水は太平洋に垂れ流され続けているのだ。

 強い黒潮が汚染をつかまえ北方に運び、北緯40-50度の間で右方向に曲がる。
そして地球の回転による慣性力であるコリオリの力により、カナダ沿岸を南へ押しやられ、渦巻きのような北太平洋旋回によりハワイ諸島に達する。
ひどく汚染された海水は数千マイルも西へ流れ、わがグアムの水域へと達する。

 太平洋全海域の漁師は、獲った魚にまれな異常を見つけている。
がんのような腫瘍のある魚が続々と網にひっかかっている。非常に憂慮すべきことである。

 われわれは警戒を怠ってはならない。
購入したり捕獲する海産物のどんな変化も注意深く観察すべきである。
 どんなに短時間でも海水に肌をさらした場合は皮膚の変化に気をつけるべきだ。
福島原発事故から7年たつが、太平洋は長い時間をかけてあらゆる危険な物質をその水域へと拡散させているのだ。

 ルイ・ゴンバーはマンギラオ(グアム島)の住民である。

 おそらく日本政府は太平洋沿岸諸国から莫大な漁業補償金を請求され、支払うことになるでしょう。
 しかし、太平洋の魚がもう食べられない事実を知られては困るので、賠償は国民には一切知らされず、秘密裏に行なわれることになるでしょう。


(関連情報)

「東電福島事故の放射性物質。事故から5年半を過ぎ北米沿岸の海洋、湖、サーモンから
初めて低濃度セシウム検出立証(RIEF)」 (拙稿 2016/12/16)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/139.html

「カリフォルニア沖の魚は1年以上前から放射能汚染されている (カレイドスコープ)」
(阿修羅・赤かぶ 2013/9/2)
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/370.html

「福島原発から1日400トンの汚染水が海へ流出!昨夏には米国西海岸で汚染されたマグロが
捕獲されている!太平洋は汚染済み?」 (阿修羅・赤かぶ 2013/8/5)
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/771.html

「アメリカ西海岸で漁禁止!太平洋側の魚はほぼ全滅。”被爆した福島のクロマグロが、
西海岸まで回遊” (原発問題)」 (阿修羅・赤かぶ 2012/8/3)
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/247.html

「アメリカのテレビドラマのワンシーン。娘『この魚は日本から輸入したのか聞くべきかな?』
父『何で?』 娘『放射能よ』」 (阿修羅・赤かぶ 2016/8/26)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/367.html

引用以上
**********************************************************************

上の投稿の数日前の、産経新聞のデマ記事

 福島第1汚染水 セシウム流出1日20億ベクレル 漁業影響なし
 https://www.sankei.com/affairs/news/180329/afr1803290003-n1.html

  東京電力福島第1原発の汚染水問題で、放射性物質セシウム137が今も外洋(原発港湾外)に1日約20億ベクレル漏れているとする研究結果を福島大学環境放射能研究所の青山道夫教授が28日、大阪府で開かれた日本原子力学会で発表した。

 濃度は原発の南約8キロの福島県富岡町沿岸で海水1リットル当たり0・02ベクレル程度。漁業には影響がないとしている。

 平成25年の1日約300億ベクレルから大幅に減ったが、流出は依然続いており、青山氏は、海水中のセシウムとトリチウムの分析から「汚染水源は溶融した核燃料を冷却した水で、建屋から海につながる流出経路があると推定できる」とみている。

 引用以上
***********************************************************************
何がデマかというと、【海水1リットル当たり0・02ベクレル程度。漁業には影響がない】という記述が、海洋環境生態系における生物濃縮問題を意図的にに無視・隠蔽歪曲しているからである。

 放射能が、どのような生物濃縮を起こすのか? 直観的に理解しやすい画像を引用しておく。
 https://blogs.yahoo.co.jp/atsunori517/52184987.html

kaiyou2.jpg


 仮に100万倍の生物濃縮が存在すると仮定すると、リットルあたり0.02ベクレルのセシウムは、濃縮によってリットルあたり20000ベクレルになるのだ。
 これは事故前の汚染基準キロあたり100ベクレルの200倍に相当し、安全であろうはずがない。

 セシウムは、一価のカリウムと化学的性質が似ているので、生物は基本栄養元素であるカリウムと間違えて体内に取り込む。
 最初に容易に取り込む性質があるのは 真菌類・蘚苔類などの微生物である。これをイノシシや鹿が食べることで、体内に蓄積し、高濃度の放射能汚染個体になる。

 いわき市では、キログラムあたり3万ベクレルを越えるイノシシが多数発見され、駆除しても放射能汚染のため、埋めるしかない状態が続いている。
 http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1570.html?sp

 海洋でも、同様に、底泥の微生物プランクトンの食物連鎖からゴカイやイソメなど沿岸の底泥(泥にセシウムが沈殿し取り込む性質がある)を食べる習性の生物に蓄積され、これを魚類が捕食することで、どんどん生物濃縮が進み、最後にはマグロやシャチ・鯨・アザラシ・北極熊などの生態系上位生物に蓄積してゆく。

 マグロは、いつでも海洋汚染における生態系最上位者で、放射能だけでなく、重金属やマイクロプラスチックなどの汚染に晒され、蓄積してゆく。
 だから、マグロを専門的に狙っていた釣り好き俳優が被曝と思われる病気で死亡したとき、「予想通りのことが起きた」と考え、回転寿司などを安易に食べるべきでないと警鐘を鳴らしたのだ。
 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO12675880Y7A200C1000000/

 また、友人の鈴木氏がCDクリエーションで、定期的に東京都水道水のセシウムを測定しているが、たとえ基準値以下の微量セシウムでも、生物濃縮を考えれば、危険性を深刻に捉えるべきであると書いてきた。
 http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/331.html

 水道水や淡水、海洋水資源の放射能汚染の主役は、実はセシウム137ではなく、ストロンチウム90である。ところが、政府も東京都も、これをきちんと測定していない。我々も、技術的障壁から、測定は事実上不可能になっている。
 それをよいことに、ストロンチウム汚染の実態は闇に包まれている。

 ストロンチウムは2価のカルシウム系列にあるため、生物は、それをカルシウムとして摂取し、選択的に骨に蓄積するのである。そこで放射平衡を起こした娘核種イットリウム90の強力な(2.28メガ電子ボルト)ベータ線に晒された骨髄は、絶えず、遺伝子や染色体を壊され、遺伝情報の再生暴走を引き起こす。これが、白血病や骨癌を多発させる理由である。

 冒頭の引用文中でも、ストロンチウムに対する警戒を呼びかけている。この核種は、我々では事実上、測定不可能であり、その生物毒性はセシウムの300倍とも評価されているのだ。
 経口内部被曝では、汚染が骨に移行し、死ぬまで骨髄を被曝させ、白血病や骨癌の原因になるとされている超危険放射能であることを理解しなければならない。

 さらに、東電が計画しているトリチウム放出による影響が何をもたらすのか?
 今の段階では不明だが、あるいは日本国家崩壊をもたらす可能性があると、私は危惧している。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-722.html

 福島第一原発が海洋に放出した放射能が、どのような挙動で、移動しているのかについては、いくつかの研究報告がある。

 3.11から7年。放出された放射性物質はどこに行ったのか?
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56504

 福島原発の海洋放出セシウムは20~30年で日本に戻る、長期に渡る放射能汚染、日本列島という地震と火山の巣の上に原発をつくってはいけない
 http://editor.fem.jp/blog/?p=195

 上に引用した二つのリンクは、いずれも政府系、アカデミー系の研究者による報告が含まれていて、信用に値するものである。
 これによれば、2011年3月のフクイチ放出放射能は、20年以上もかけて太平洋を循環しながら、再び、日本列島に戻ってくると書かれている。
 事故から8年後の現在は、冒頭に紹介したグアム島付近に高濃度汚染水塊が存在する可能性もあり、「魚に腫瘍が多発している」との報告を裏付けている。

 アメリカの研究報告に、2016年現在、放射能水塊が太平洋の深さ200m付近にあるというものがあったが、今、文献を探しても出てこない。
 この種の、政権に都合の悪いデータは、グーグルの検索に出ないように変わっている。

 太平洋は、極めて大きな環流のなかにあり、黒潮などの影響を受けながら、位置も深さも、次々に変えて全体を周回するのであって、表層部で放射能が検出されないからといって、汚染が存在しないわけでなく、環流しながら拡散すると考えるべきである。
 しかし、一定の濃度や位置では、アミやプランクトンによって濃縮されるはずで、これを上位捕食者が蓄積する結果、太平洋全体の生物に放射能汚染が行き渡る疑いがある。

 どこかの予言サイトで「地球海洋の魚介類が食べられなくなる日が来る」という警告があったが、フクイチが放出した放射能が、全太平洋に拡散したとき、我々は、魚介類食習慣の終焉を覚悟しなければならないかもしれない。
 いずれ、日本は、数千兆円という規模の海洋汚染補償を突きつけられることだろう。

 福島原発事故で本当に怖いのは魚介汚染 青山貞一
  http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp11144...html

  「太平洋の魚は、もう食べられない」
  http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-2431.html

 私も、肉よりは、はるかに魚介類が好物なのだが、311以降は、回転寿司に入ることさえ躊躇するようになった。しかし、我慢できずにサンマや鰹などを多食した後は、やはり体の不調を自覚することが多い。
 EPAやDHAといった魚由来成分が健康維持に欠かせないとの報道も多いなかで、これに代わる、何かの成分を考える必要があり、魚介類は、今後ますます警戒心を持って慎重に食べる必要があるかもしれない。

追記 

 徳島市から、10日日向灘M6.3の前日9日に撮影された地震雲が送付された
 我々が「畝状雲」と呼んでいるもので、数日でM6以上の海洋性地震が起きることが多い
tokusima20190509.jpg

Appendix

プロフィール

tokaiama

Author:tokaiama
ツイッターのアカウントは、原発運転による健康被害をとりあげた途端に永久凍結されました

最新記事

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
その他
3位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
3位
アクセスランキングを見る>>

カレンダー

07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

アクセスカウンター

アクセス数