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2019年07月10日 (水) 16:07
カテゴリ : 未分類
7月10日朝のテレ朝モーニングショーは、87歳独身のまま亡くなったジャニー喜多川について、高く賛美する姿勢で長時間の報道を行った。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190709-00000382-oric-ent
だが、私はジャニー喜多川と聞けば、北公次の暴露本が頭をよぎる。
内容は凄すぎて、ここで紹介するのは気が引けるので自分の目で読んでいただきたい。
現在、これと同じことが刑事告発を受ければ、ジャニーは懲役5年程度の実刑判決を受ける可能性がある。
https://himajin-ibunroku.com/2019/07/10/%E3%80%90%E5%85%89genji%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%86%85%E5%AE%B9%E3%80%91%E5%8C%97%E5%85%AC%E6%AC%A1%E3%81%8C%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%8B%E3%83%BC%E5%96%9C%E5%A4%9A%E5%B7%9D%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%B9%B4/
https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzowoman_201008_post_2297/?p=3
北は2012年、62歳のとき肝臓癌で死亡したことになっている。しかし、私には、以前、ジャニー喜多川の本当の素性を調べたことがあり、素直に頷けないものがある。
ジャニーは、CIA工作員だった。
http://www.thutmosev.com/archives/52688814.html
美空ひばり米国公演のマネジメントを行った縁で、日本芸能界に進出したジャニーは、1952年に再来日。
米大使館に陸軍犯罪捜査局 (USACIDC, CID) の情報員として勤務。アメリカ軍関係の仕事の一環として、当時勃発していた朝鮮戦争による戦災孤児に英語を教授するために、日本でわずか11ヶ月で朝鮮語を習得し、すぐ米軍側の板門店に出向き、1年2ヶ月間に渡って子供たちに英語を教授した。
除隊後、再来日後はアメリカ合衆国大使館軍事顧問団に勤務。その傍ら上智大学国際部に進学し、上智大学を卒業。大学在学中の1955年、バンドを結成し芸能界へ参入した。以降は日本に永住している。
この間、本国CIAの指示によって、日本の芸能界における左傾化を阻止する指令を与えられ、左寄りと目された歌手や俳優などを排除する活動を行ったとの記録が、以前ネット上にあったのだが、今はどこを探しても出てこない。
これは実に面白かったが、消されてしまった今、ダウンロードしなかったことが悔やまれる。
不確かな記憶だが、岡林信康・高田亘などの反戦フォーク運動を先鋭化させないための工作が依頼され、ダイレクトに差別を批判したり、侵略戦争や軍備増強、アメリカ盲従を批判する歌詞の歌を排除し、代わりに、あたりさわりのないイルカや南こうせつらの恋愛歌にすり替えていったと書かれていた。
これを読んで、当時の記憶を思い出すと「そうだったのか!」と合点がいった。
アメリカでは、1950年代前半からはじまったマッカーシー旋風による赤狩り思想が、ハリウッドをはじめ、全米に生々しく残っていた時代なので、「世界の共産主義(ときに民主主義)を排除する」という思想がもてはやされ、米本土のみならず、世界中のアメリカ支配地域で、メディアや芸能活動に至るまで「レッドパージ」の嵐が吹き荒れ続けていた。
ベトナム戦争も、ニクソンによる北爆は、こうした当時の強迫観念と無関係ではない。
そんななかで、ジャニーはCIA工作員としての実力を評価され、日米の芸能界に大きな人脈と利権を築き上げ、芸能界の隠れた巨人としての地位を確立していった。
日本で、1960年代後半から1970年代後半くらいまで、たくさんの優れた独立シンガーソングライターを輩出しながら、80年代に入ると、個人的な実力を前面に出した歌手は、メディア界から排除され、ジャニーやナベプロのような大手芸能プロダクションを背景にしなければ活動できないようになった事情は、CIAの赤狩り指令によるものと考えて間違いないだろう。
ジョーンバエズ・岡林信康・高田亘・高石知也ら「社会派」と呼ばれたシンガーソングライターたちは、80年くらいには、メディアが一切取り上げない事情によって、人々から忘れ去られていった。
中島みゆき・八神純子・井上陽水・フォークルらも、芸能プロに背を向けた姿勢から、日本での活動が制限され、結局、海外脱出を図ったり、独立プロの小さな興業にしか活路を見いだせなくなった。
メディアの中心に位置するテレビ界が、組織に頼らない個人的能力のシンガーを嫌ったからである。逆に言えば、メディアが喜んで取り上げた歌手たちには、CIAから特別の使命が託されていたと考えるべきだろう。
80年代に入ると、芸能界は、ナベプロやジャニー事務所など大手芸能事務所による寡占状態になり、独立系のシンガーソングライターや社会派は、まったく登場しなくなった。
我々から見ていても、何もかも演出された商売であり、ホンモノの魅力は失われ、テレビ芸能そのものの魅力が薄れ、社会の思想的リーダーたちからも相手にされなくなった。テレビ芸能には、社会的メッセージ性などどこにもない。
唯一、アリスだけが「遠くに汽笛を聴きながら」など、社会的なメッセージ性を備えた曲を公表し、かつ情緒的な魅力を示したが、松山千春も陽水も、テレビ界を拒絶し、ローカルコンサートだけに活路を求めるしかなくなった。
「個性」という魅力が排除され「組織の力」ばかりが表に出てきて、男女ともジャニーズや、ナントカ46などのグループ活動が主体に変わっていった。
「部品が壊れたら、いつでも取り替え可能」が売りになった組織である。
今朝の、ジャニー喜多川の、長時間にわたる賛美報道を見ていて、かつてのテレ朝、安倍信者、極右といわれる早川CEOが実権を握る前のテレ朝だったなら、あんな報道姿勢だっただろうかと暗い気持ちになった。
玉川徹も、ジャニー持ち上げに迎合し、影の歴史について一切触れなかった。
北公次によるジャニー喜多川への告発は、これで終わってしまったのだろうか?
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移民問題…… その後
2019年4月に、安倍政権は事実上の「移民法」を導入し、年間34万人といわれる外国人移民を受け入れ始めたが、その本当の理由は何だったのか?
それは、以下のニュースに端的に示されている。
すなわち、「放射能オリンピック」と揶揄される2020年東京オリンピックまで、国内の放射能汚染を存在しないかのように誤魔化し続けるには除染などに人手が必要であり、日本人を使うと被曝管理など面倒くさいし、将来、癌や障害が発生したときも補償が必要になるが、外国人移民をポイ捨てすれば、簡単にすむ……という理屈であろう。
福島第一、廃炉に特定技能外国人 東電受け入れへ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201904/CK2019041802000279.html
東京電力ホールディングスは十八日、四月から始まった新たな在留資格「特定技能」の外国人労働者を、福島第一原発(福島県)の廃炉作業などで受け入れる方針を明らかにした。再稼働を目指す東電の柏崎刈羽原発(新潟県)の工事でも受け入れる考え。建設業界では人手不足が深刻で、大手電力や建設会社は作業員の確保に苦労しており、全国の原発に波及する可能性がある。
福島第1原発事故に伴う除染 特定技能外国人の従事を「容認」
https://mainichi.jp/articles/20190419/k00/00m/040/209000c
私は、安倍晋三政権が、韓国の統一教会の支援を受けて選挙に当選し、かつ自民党議員の多くが、統一教会日本組織=原理研の選挙支援を受けている事情から、今の段階で、自民党支持層の反対を押し切って移民を積極的に推進する理由は、おそらく韓国の不況によって若者たちの就業先が圧倒的に不足していて、韓国の若者を日本に受け入れるよう要請されているためだろうと考えていた。
しかし、昨年から文政権の奇っ怪なナショナリズムと北朝鮮接近政策により、日韓の対立が激化して、おそらく韓国統一教会は、文政権を見限り、再び保守政権に回帰させるため、日韓対立の構図のなかで、統一教会が安倍に加担し、文政権を追放する動きに出ていると判断するしかないと思う。
文を追放すれば、再び、安倍政権のような統一教会系議員を使って、再び、韓国のために、日本政権を利用するようになるのだろうと思う。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-536.html
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-789.html
https://blog.goo.ne.jp/mokushiroku666/e/e8e06a9192c99e119ea54abe9b11aecb
福島第一原発の放射能を始末させるために雇われる外国人は、韓国人ではなくベトナム人である。
https://news.yahoo.co.jp/feature/1376
東電は、各界の批判を受けて、一時的に撤回したが、実は、ほとぼりが冷めたら再び、ベトナム人を原子炉周辺の重汚染地帯に送り込むと表明している。
https://www.asahi.com/articles/ASL7F4TYML7FUTIL02B.html
彼らは、特定技能者として受け入れられるが、おそらく永住には進まず、日本政府と東電によって被曝作業後、ポイ捨てされるにちがいない。
我々が、フクイチ事故後、口を酸っぱくして述べ続けているのは、放射能被曝被害は、潜伏期間が極めて長いことである。
福島産食品の飲食を通じて内部被曝させられた場合でも、よほどの大量でないかぎり循環器系障害の発症は、5年目以降であり、甲状腺癌や乳癌の発症は10年目以降であり、肺癌に至っては20年ともいわれる。
だから、ベトナム人原発労働者を使役した場合、最初の数年間は被曝被害が出ないので、3年程度で母国に送り返してしまえば知らん顔できる。
その後、被曝被害が出ても、疫学的原因を証明するのは至難であり、原因不明と断じて、補償を拒否するに違いない。
外国人労働者には、そうした情け容赦のない非人道的な責任回避の雇用が実にやりやすい。これが日本人なら、厄介な労災問題や責任補償が出てくるので、実に面倒くさい。
特定技能労働者受け入れとは、まさしく、そうした被曝使い捨て労働者を福島に送り込むためのものであって、東京電力のために作った便宜法である。
何度も述べてきたが、東電も自民党政権も、本気でフクイチ事故を収束させようなどとは微塵も思っていない。自民党や経団連にとっては、東電の株価が下がって、自分の財産が消えるのが一番困るのであって、被害の拡大による株価の凋落は一番怖い。
だから、どうやって、被害を隠蔽できるか? 補償を安上がりにできるか……しか考えていない。
日本人労働者を雇えば、被曝問題が数十年も足を引っ張り続けることになるし、社会の指弾を浴び続けることになる。オリンピックの間は、放射能汚染を隠蔽し続ける必要があり、除染作業に人手がかかる。
これが、ベトナム人をフクイチに投入し、使い捨てにする理由である。
これは、ベトナム戦争当時、韓国兵がベトナム婦女を数十万人も強姦、虐殺したライタイハン問題よりも、考え方によっては、残酷で悪質である。
安倍晋三のような糞を一秒でも早くドブに捨てなければならない。