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死刑制度に反対する

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今日は外出で、ブログの書き出しが遅れたが、書いている最中に、福島沖M6.3のニュースが飛び込んできた。
フクイチ現場で震度5弱 たった今、巨大クレーンで煙突を吊り下げて輪切りにしている最中で、中には100兆ベクレルという途方もない放射能が入っている。
 もしも倒壊したら…… あちこちに連絡して、情報収集してブログが遅れた
 もしも、これが前震だったなら…… 311後、最悪の事態になるかもしれない。南無阿弥陀仏

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 安倍政権が成立してから、48名の死刑殺人が行われた。
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2421

 歴代法務大臣の死刑執行数は、上川陽子が15名、鳩山邦夫が13名である。
 https://www.weblio.jp/wkpja/content/%E6%B3%95%E5%8B%99%E5%A4%A7%E8%87%A3_%E6%AD%B4%E4%BB%A3%E6%B3%95%E5%8B%99%E5%A4%A7%E8%87%A3%E3%81%AE%E6%AD%BB%E5%88%91%E5%9F%B7%E8%A1%8C%E5%91%BD%E4%BB%A4%E6%95%B0

 https://www.fnn.jp/posts/00421804CX/201908021141_CX_CX

 法務省は2日、確定死刑囚2人の死刑を執行した。

2018年12月以来8カ月ぶりで、令和になって、初めての執行となる。

山下法相は「何ら落ち度のない被害者の方々の尊い人命を奪うなどした、極めて残忍な事案。被害者の方々はもちろん、ご遺族の方々にとっても無念この上ない事件」と述べた。

死刑が執行されたのは、庄子幸一死刑囚(64)と鈴木泰徳死刑囚(50)の2人。

庄子死刑囚は、2001年に神奈川・大和市で主婦2人を相次いで殺害し、現金を奪った強盗殺人などの罪で、2007年に最高裁で死刑が確定していた。

一方、鈴木死刑囚は、2004年に福岡県内で1カ月以内に3人の女性を殺害した強盗殺人などの罪で、2011年に最高裁で死刑が確定していた。

今回の死刑執行により、収容されている確定死刑囚は、110人となった。
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 死刑制度反対の意見を表明するとブログアクセスが激減することになっている。
 それは20年前から変わらない。死刑賛成と書いておけば、今の倍以上のアクセス数が記録されていたかもしれない。
 だが、やめることはできない。私は死刑に反対なんだから……。

 ホンネをいうと、悪事の限りを尽くしたような連中には死刑がふさわしい。「ぶっ殺せ~!!」と、自分で死刑執行旗を掲げたいくらいだ。
 私の世代は、子供のころ、テレビで月光仮面やら七色仮面やら快傑ハリマオやら、実に単純明快な勧善懲悪ドラマにあふれていた。水戸黄門シリーズもそうだ。
 当時の、洗脳すりこみは、今でも大きいのだ。

 誰だってワルが殺される勧善懲悪はカッコいいし、子供のころからイジメを受けてきた身としては、「いつか自分に辛い思いをさせたワルに仕返ししてやりたい」という復讐心を胸に秘め、国が代理で、満たされぬ思いを満たしてくれるのだから万歳……と言いたいが。

 死刑囚というのは、これまでの人生において、自分に不当な危害を加えてきた、たくさんの連中への怨念を一身に背負った代理人なのだろう……。
 たくさんの悪事の代理人として殺されて、たくさんの被害者の胸をスカッとさせるためのスケープゴートというか……。
 こうして、「国が悪を懲らしめている」と死刑囚殺害の現実が積み重なると、国は勧善懲悪の代弁者という意識を洗脳される仕組みなのだ。

 「自分が手を下さずとも、公権力が正義の代理人となってくれる」
 だから死刑制度は圧倒的に支持されている。今では、日本国民の9割が死刑制度を支持しているそうだ。
 私は、この死刑制度支持の思想こそ、これほど異常で非人間的な極悪安倍自民党政権を支える本質ではないかと考えている。だから、死刑制度の本当の意味を、よーく考えてくれと訴えたい。

 以下のグラフは、1994年以降の死刑支持率しか見せていないが、私の記憶では1970年前後の死刑制度支持率は、たぶん五分五分に拮抗していたはずだ。
 つまり、日本社会では、国家権力に復讐を委ねる人が、どんどん増えてきたわけだ。
sikeiseido1.jpg

 
 2019年現在は、たぶん9割を超えているはずだが、探しても情報が出てこない。
 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180907003342.html

 1970年前後に、死刑制度への支持率が低かった理由は、たぶん、民衆が「国家による死刑制度」なんかに頼らなくとも、自分たちの力で、世の中を変えてゆけると一定の自信を持っていたからではないかと思う。
 50年前は、人々はあまり国家を信用していなかった。だから、国が民衆に代わって勧善懲悪=殺害してくれなくとも、自分たちの手で、ワルを説得し、変えてゆけると信じていた人が多かったのだ。
 それは、強盗殺人など屁にも等しい、巨大な国家犯罪である戦争から逃げ惑い、阿鼻叫喚を経験した人が多かったからだ。

 まあ、「勧善懲悪」という概念自体が、とても曖昧で、死刑に相当するほどの罪を犯したとされた人が、本当に「悪」なのかと疑う人も多かった。
 ちょうど、数日前に、三鷹事件の死刑囚の再審が却下されたばかりだが、当時は、下山・三鷹・松川・白鳥事件という奇っ怪な事件が続いて、社会主義運動の活動家が、不可解なテロ事件の犯人にされて、死刑判決を受けるというニュースが相次いだ。

 https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20190731-00136471/

 これらの事件は、後に、キャノン、児玉誉士夫ら、CIAの特務機関が、当時の社会主義運動を圧殺する目的で仕組んだ陰謀であることが暴露された。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%8E%E3%83%B3%E6%A9%9F%E9%96%A2

 https://tkj.jp/book/?cd=70564401

 帝銀事件もまた、陸軍中野学校出身者が真犯人であったことが示された。
 http://ghq.club/?p=1361

 また当時の、財田川事件や免田事件など、死刑判決が再審によって覆り、無罪となった事例も少なくない。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E5%88%91%E6%B1%82%E5%88%91%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%80%E5%AF%A9%E7%84%A1%E7%BD%AA%E5%88%A4%E6%B1%BA%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

 このような例を見せつけられた人々は、死刑制度そのものへの疑問を抱かざるをえなかった。
 自民党政権は、再審無罪が死刑制度の崩壊を導く可能性に危機意識を抱き、その後、最高裁判事を、権力信奉主義者に変えるなどの手口で、市民より、人権寄りの判例を排除し、権力を正当化するだけの判決しか出さない判事により、無罪が明らかな袴田事件の再審を却下したり、冤罪を訴え続けた飯塚事件の犯人とされた久間三千年さんを森栄介が、DNA鑑定が崩壊して再審請求中に殺害させた。

 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-democ14080...html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20090607.html

 久間三千年さんの飯塚事件は、現在、もし再審になれば確実に無罪にせざるをえない、DNA鑑定の本質的欠陥(足利事件の菅谷さんと同じ理由で)があるのだが、もし、死刑執行してしまった死刑事件が明らかになれば、死刑制度を根底的に崩壊させる可能性があるため、司法と自民党は、必死になって再審を阻止し続けている。

http://www.paonetwork.co.jp/2016/02/2016%E5%B9%B42%E6%9C%8817%E6%97%A5%E6%94%BE%E9%80%81%E3%80%8Cj%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A0%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%80%8D%E3%80%80%E7%96%91%E6%83%91%E3%81%AEdna%E9%91%91%E5%AE%9A%E2%91%A2%EF%BD%9E%E8%AD%A6/

 「警察も検察もウソをついて、無実の容疑者を処刑台に送っている」

 この事実が、たった一つ明らかになるだけで、死刑制度への支持が激減することは確実である。
 だから、警察・検察・裁判所の司法は、「司法は無謬である」との幻想を守り抜き、起訴有罪率99.9%という、ひとたび起訴されたら絶対に刑務所に送られるという、世界で日本だけしかない非人間的な、人権無視の司法システムを守ろうとしている。
 このため、現在、再審請求中の、袴田事件や大崎事件、西山事件など、多数の冤罪事件の再審判例は、安倍政権で人権派判事が追放され、権力追従判事ばかりに代わっている事情によって、次々に再審拒否判決が続いている。

 私が繰り返し書いてきたことは、例え国家であろうとも、人を殺害する資格のある者は、この世にはいないということである。
 日本は経済大国なのだから、凶悪犯罪を犯した者を、死ぬまで閉じ込めておくのは、決して困難ではない。それなのに、あえて絞首刑で殺害する理由は、日本国民に対して、「国家権力の言うことを聞かないヤツは、首に縄を巻いて殺害する!」という脅しをかけて、国民を震え上がらせ、恐怖心によって支配しようとすることだけである。

 こうした恐怖による民衆支配が非人間的政策であるという理由によって、世界中の国が、次々に死刑を廃止していった。
 以下が、現在、死刑制度を残している国と、廃止した国である。
 sikeiseido2.jpg

 

世界における死刑廃止の現状
 今日、世界の3分の2以上の国が法律上または事実上死刑を廃止しました。世界では死刑判決数と死刑執行数の減少傾向が明らかです。20年間で50カ国以上が法律上の死刑廃止国になりました。

 現在、108カ国がすべての犯罪に対して死刑を廃止、7カ国が通常犯罪に対して死刑を廃止、29カ国が死刑執行モラトリアムを順守、合計144カ国を数えます。他方、55カ国・地域で死刑が今もなお適用されています。
 https://jp.ambafrance.org/article13707

 先進国で、死刑制度を残しているのは、日本とアメリカしかない。韓国ですら事実上廃止している。
 日本人の9割が死刑制度を高らかに支持しているとはいうが、世界の大半が死刑を廃止し、最後に残されている遅れた国家、中国や中東にならぶ未開の残酷国家が日本なのである。
 死刑制度廃止を言うと、ひどい拒否反応が起きるのだが、そうした感覚は、まるで中国や中東なみの未開人のものである事実を知っておいた方がいい。

 

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