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福島県二本松市女性の葬式が44.4%増(1-9月) (めげ猫タマの日記より)

カテゴリ : 未分類

  http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-3063.html


 2011年3月の事故後、たぶん同年9月くらいから、8回ほど、福島県の放射能汚染地を訪れて、土壌サンプルを採取した。
 ラディックス・RDANなどGM計4台を保有し、車のダッシュボードにテープで貼り付けて、車内での線量を確認し続けていた。

 東北道を利用して、福島県に入ると、白河市あたりまでは、それほど大きな変化は少なかった。もちろん、関東~東北は、富士や浅間の火山灰大地=関東ローム層なので、一般的には(花崗岩土壌を除けば)、毎時0.03マイクロシーベルトが、事故前の標準的線量であった。
 事故後は、車載GM計で、東京や茨城でも0.2マイクロシーベルト毎時以上が普通になった。

 ところがだ……、東北道白河ICを過ぎて、郡山・大玉村・二本松の看板が出るあたりから、車載測定器がピーピーと絶え間なく警報を鳴らし始める。
 目を移すと、なんと1マイクロ毎時を大きく超えて、両側から樹木が覆い被さっているような道では3マイクロ毎時に達する場所さえあった。
 これは福島市まで続いた。

 高速道路を走行中の車のダッシュボード上の測定器が、数マイクロ毎時を表示するのである。土壌を直接、測定したらいったいどうなるのだ?
 その後、二本松ICを降りて、二本松市役所周辺でサンプルを採取した。
 空間線量は、相変わらず、地上1mでも、数マイクロ毎時ばかりだ。線量は、おおむね隣の郡山市内と変わらない。
 後に、ベクレル計にかけたところ、どこのサンプルも、キログラムあたり数万ベクレルという値が出ていた。

 二本松市も郡山市も、フクイチ事故前と何一つ変わらない日常的な光景が存在し、家庭菜園には野菜が豊かに実っていた。
 しかし、それらは、人々を死の世界に誘う放射能汚染食品に変わっていた。
 このとき、私は二本松市に何が起きるのか、想像することも恐ろしかった。
 今日のめげ猫ブログでは、何が起きたのか? を明らかにしている。
 
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 福島県二本松市の女性の死者数は、福島県の発表(1)を集計すると  事故前(2010年1月~9月)234人  今年(2019年1月~9月) 309人
で、事故前に比べ44.4%増えています。

このような事が偶然に起こる確率を計算したら3万分の1でした。一方で、福島産を避ける方が多い相馬市・南相馬市の合計は
  事故前(2010年1月~9月)491人
  今年(2019年1月~9月) 490人
で、殆ど変りません。

 福島県二本松市は福島県の中央部にある市です。以下に示します。
事故から8年7ヶ月以上を経て汚染されている福島県二本松市 
  図―1 福島県二本松市、相馬市、南相馬市

nihonmatu1.jpg


 図に示す通り、同市はほぼ全域が国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルトを超えています。さらには避難指示区域に隣接しています。

 同市でも「除染」が行われました。放射性物質はなにもしなくても時間と共に減っていきます。
その減り方は「半減期」で計算できます。以下に福島県二本松市の放射性物質の量と、半減期で計算される予想量を示します。
 
半減期でしか減らない二本松市のセシウム
  図―2 半減期でしか減らない福島のセシウム(福島県二本松市)

nihonnmatusi2.jpg



 図に示しように自然に減る分でしかセシウムは減っていません。除染はほとんど効果をあげていません。

 福島県県民健康管理調査基本調査では福島原発事故後4ヵ月間の被ばく線量を推計しています。これを元に1ミリシーベルト以上の被ばくをした方は90.3%(13,602人中12,284人)です。

これは飯舘村の92.0%ついで2位ですが、同村は2011年6月22日までにほぼ全村民が避難しています。二本松市は避難しなかった市町村では最も汚染が酷い市です。 
以下に各年1月から9月までの9ヶ月の同市の女性の葬式数を示します。
事後に葬式が増えた二本松市女性
 
 図―3 福島県二本松市女性の葬式数

nihonmatusi3.jpg


 図に示す様に事故があった2011年以降に急に増えています。そして今年も年も戻っていません。数値を記載すると
  事故前(2010年1月~9月)234人
  今年(2019年1月~9月) 309人
で、事故前に比べ44.4%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら3万分の1でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果

nihonnmatusi4.jpg


 さらには同市女性の平均寿命は
  事故前の2010年は87.1歳(12)
  事故後の2015年は86.7歳(13)
で、短くなっています。

 福島県のひらた中央病院が福島産を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています。以下に結果を示します。

 表―2 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果

nihonnmatusi5.jpg


福島産許容する割合が多い郡山市、少ない相馬・南相馬市

 表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では多くの方が福島産米や野菜を避けています。福島の他地域より放射能汚染を警戒していると想像されます。以下に各年1月から9月までの9ヶ月の相馬市・南相馬市の女性の葬式数を示します。

2011年を除けば事故前に比べ葬式が増えていない福島県相馬・南相馬市女性
 図―4 福島県相馬市・南相馬市女性の両市合計の葬式数

nihonmatusi6.jpg


 図に示す通り2011年に増えていますが、その後は元に戻っています。両市は図―1に示す様に沿岸部にあり、先の震災で男女合わせて1,094人の犠牲者を出しました。

これが2011年のみの増加の要因です。数値を記載すると一方で、福島産を避ける方が多い相馬市・南相馬市の合計は
  事故前(2010年1月~9月)491人
  今年(2019年1月~9月) 490人
で、殆ど変りません。

 避難しなかかった市町村では最も汚染が酷い福島県二本松市女性の今年1-9月の葬式は44.4%増えましたが、福島産を避ける方が多い相馬・南相馬市女性の葬式はそれ程には増えていません。

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 引用以上

 二本松市の人口動態統計をグーグル検索で調べても、平成28年=2016年度版しか出てこない。いろいろ、引っかき回しても異常にデータが少ないし、また内容も、死因グラフがないなど、奇妙に加工され、被曝障害の実態が分からないように細工されている。
  http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/data/doc/1508843234_doc_5_9.pdf

 仕方ないので、人口増減表だけを挙げておく。

nihonmatusi7.jpg


 
上の表を見ると事故のあった2011年は、なぜか抜けているが、翌2012年から2016年までの5年間に、人口がどのように推移したのか分かる。
 すると、二本松市をこれから繁栄させてゆく40歳以下の世代が、原発事故以降、大量に二本松市から逃げ出していることが明確に分かる。

 二本松市では、事故後、毎日のように不可解な葬式が続いた。
(私はツイッターを永久凍結されているが、見られる方は、二本松市・死亡で検索すれば、たくさんのツイートが現れるはずだ)
 この原因について、放射能汚染というはっきりした理由があるにもかかわらず、日本政府も二本松市役人も、住民に一切、納得のゆく説明をしていない。
 説明すれば、原因者の東電に対する訴訟が起きるので、彼らは鼻薬を嗅がされているのだろう。
 これを見て、住民は、今に至るまで大量に脱出を図っているのだ。そして、逃げ遅れた人々が、女性を中心に次々に死んでいるのである。

 人口動態については、2014年の統計を元にしたGDFREAKの恐ろしいデータがあるので、参照願いたい。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-342.html


nihonmatusi8.jpg


 上のデータでは、大玉村や二本松市で、全国平均の2~3倍の心筋梗塞発症が起きていることが分かる。


 

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