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 東海村の恐怖

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 1965年に稼働し、1998年に廃炉が決定した茨城県東海村の東海第一原発は、正力松太郎が導入した日本初の原発で、すでに軽水炉が主流になっていた発電原発なのに、なぜか時代遅れの黒鉛炉を導入したことで知られる。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

 理由は、黒鉛炉による使用済み核燃料には、早漏症によって核爆発を邪魔するプルトニウム240が少なく、純度93%を超える兵器級プルトニウム239が多量に含まれているからで、実用的な核兵器が作りやすいからである。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E9%89%9B%E7%82%89

 つまり、東海第一黒鉛炉は、正力や中曽根らが、日本軍の核武装を目的にして導入したものである。
 その後、軽水炉使用済み核燃料も、六カ所村再処理施設で処理して軍事用プルトニウムを抽出する計画だったが、これは最初から最後まで失敗続きである。
 同時に、兵器級プルトニウムを作るためだけが目的の高速増殖炉、若狭「もんじゅ」もまた、最初から最後まで一つの成功も収めないまま廃炉決定された。

 結局、東海一号炉だけが軍事用プルトニウムの抽出に成功しているが、隠されたたくさんの被曝被害から、33年で廃炉にせざるをえなくなった。
 東海第二は、1978年に稼働開始し、2011年の東北大震災によって莫大な放射能を外部放出したことなどで、2019年現在も再稼働できないでいる。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

 震災前も、この二つの原発は、関東地域で唯一の原発であり、通常運転による放射能汚染でも、多くの被曝障害者を出している可能性がある。また1999年には、住友核燃工場が臨界事故を起こし、多くの被曝者を出した。
 以下は、私がまとめた2014年gdfreakデータを元にした、関東の被害状況である。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-345.html

 上のリンク先の地図をクリックすると東海村周辺の心筋梗塞発症状況が出る。笠間市やひたちなか市、筑西市、鉾田市などで平常値の二倍近い心筋梗塞が出ていることが分かる。

 東海村臨界事故から16年--隠された被曝者たち    西岡昌紀
 http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/880.html

 東海村JCO臨界事故の被害者の写真
 http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/572.html

 東海村が発表 子どもの4人に1人に甲状腺異常 (とある原発の溶融貫通(メルトスルー))
 http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/348.html

 「東海村放射能漏1000億ベクレル放出、1Fから放出拡散してる1日の量の400倍なんだけど…:ハッピー氏」(晴耕雨読)
 http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/194.html

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私が、2011年9月頃、(2月に凍結スリップ事故を起こして骨折で出遅れた)初めて茨城県の海岸線道路(51号線)を北上しながら、各地で土壌サンプルを採取したとき、235号に入って、大洗の海浜公園あたりまで来ると、突然、車内に設置してあったGM計がけたたましく警報を発した。
 下車して調べてみると、数マイクロを記録している。驚いて、ひたちなか消防署に電話すると、笑い声で対応し、相手にもされなかった。

 周辺で、土壌サンプルを採取したが、後に分析したとき、原子力開発前の土が抜きん出た凄まじい汚染で、キロあたり1万ベクレルを超えていた。
 そこで、私は、原子力開発が日常的にガンマ線放射能を環境に垂れ流している疑いを抱いた。この会社の杜撰さは、もんじゅをはじめとして、全国に悪名がとどろいていたからである。
 その後も、この敷地内で、作業員の被曝が続き、環境汚染を繰り返していることが報道されている。
 https://www.youtube.com/watch?v=kG23AJ7W0DU

 上に述べた事例だけでも、東海村周辺では、1965年から現在に至るまで、臨界事故や東日本大震災だけでなく、無数ともいえる深刻な放射能環境汚染が続き、住民が被曝し、健康被害を受けていることが明らかであり、まさに「恐怖の東海村」と呼ぶにふさわしい。
 
 しかし、凄まじい被曝被害を受けているにもかかわらず、東海村周辺の自治体首長や議員たちは、強力な鼻薬を嗅がされているせいか、原発推進ばかりに傾いている。
 たくさん出ているはずの、住民の深刻な被曝被害について触れる議員もほとんどいない。
 それどころか、以下のリンクを見ていただきたい。東電をはじめとする原子力産業が、どれほど東海村に莫大な鼻薬を投下し続けているか、誰でも想像がつくはずだ。
 これほど原発の被害を受けているにもかかわらず、東海第二が着々と、再稼働に向かって突っ走っている。

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東電、展望なき原電支援=東海第2再稼働見通せず―破綻回避を優先’(資金は何処から)
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/254.html

戦争とはこういう物 日時 2019 年 11 月 12 日

 以下引用

  津波で壊滅寸前だった東海原発の再稼働は、国の自殺に等しい。とても無理な投資を平気で出来るのは、国の後ろ盾による豊富な資金の無駄遣いが許される故に外ならない。
-----------------------------------------(ここから)
東電、展望なき原電支援=東海第2再稼働見通せず―破綻回避を優先

https://news.livedoor.com/%E6%9D%B1%E9%9B%BB%E3%80%81%E5%B1%95%E6%9C%9B%E3%81%AA%E3%81%8D%E5%8E%9F%E9%9B%BB%E6%94%AF%E6%8F%B4%EF%BC%9D%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E7%AC%AC%EF%BC%92%E5%86%8D%E7%A8%BC%E5%83%8D%E8%A6%8B%E9%80%9A%E3%81%9B%E3%81%9A%E2%80%95%E7%A0%B4%E7%B6%BB%E5%9B%9E%E9%81%BF%E3%82%92%E5%84%AA%E5%85%88/article/detail/17358789/

2019年11月9日 14時24分 時事通信社
*日本原子力発電の東海第2原発=2013年3月5日、茨城県東海村(時事通信社チャーター機より)
https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/201911/20191109at30S_o.jpg

 東京電力ホールディングスは、東海第2原発(茨城県東海村、110万キロワット)の再稼働を目指す原発専業の日本原子力発電(原電)に、資金面で支援する方針を正式に決めた。

 再稼働に必要な安全対策工事費を原電が用意できないため、3割出資する筆頭株主の東電が約2200億円を負担し、他の電力大手4社と合計で約3500億円を拠出する見通し。ただ、肝心の再稼働のめどは立っていない。公的支援を受け福島第1原発事故の被害者に賠償金を支払っている東電が、原電を資金支援することへの批判も出ている。

 東電は株主としてだけではなく、原電から電力を購入してきた。東電が東海第2の再稼働を後押しする最大の狙いは「原電の経営破綻を回避する」(東電関係者)ことにある。原電が抱える原発4基のうち2基は廃炉作業中。敦賀原発2号機(福井県敦賀市)は原子炉建屋直下に活断層があると指摘され再稼働が難しく、残る東海第2の再稼働に原電の生き残りが懸かっているからだ。

 東電が負担する約2200億円は、東海第2再稼働後の電力購入代金を前払いする形を取っており、再稼働に失敗すれば回収は困難。さらに原電が破綻に追い込まれれば、これ以外に「東電など出資元の電力大手に巨額の損失が生じる可能性が高い」(電力業界関係者)とされる。電気代の上昇という形で国民にも負担が及びかねない。現在は再稼働に望みをつなぎつつ、資金支援で問題を先送りしている状況だ。

 東電は、東海第2の再稼働を支えることで「低廉で安定的かつ二酸化炭素の少ない電気をお客さまにお届けできる」(幹部)と説明している。しかし、安全対策工事費は当初見込んだ780億円の4.5倍に拡大。福島第1の事故後、原電に稼働中の原発がない中、5社合計で年間約1000億円に上る設備の維持管理費も支払ってきた。再稼働にこぎ着けたとしても、実質的な発電コストが事故前より大幅に増えるのは必至だ。

 支援の前提となる東海第2再稼働までの道は険しい。原子力規制委員会は昨秋、設備に老朽化の問題はないと判断し、2038年まで20年間の運転延長を認めたが、半径30キロ圏内には全国最多の約96万人が居住する。茨城県や周辺6市村の同意が得られる見通しは立っていない。

 原電に対する東電の資金支援差し止めを求めた訴訟で原告側代理人を務める河合弘之弁護士は、支援決定前の記者会見で「原発事故を起こした東電が別の原発を動かす金を出すのはおかしい」と訴えた。 
-------------------------------------------------(ここまで)
■TEPCOと称してCMを垂れ流す恥知らずな東電に非難轟々 広告代理店には大金を払うくせに被害者の賠償は拒否 
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/830.html

 魑魅魍魎男 日時 2019 年 1 月 28 日

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 何度も書くが、東海村の原発は、関東で唯一の施設であり、2011年、東日本大震災において、千葉県・神奈川県・東京都などが汚染された放射能汚染源として、フクイチだけでなく、東海村施設が関与していた疑いが極めて強い。

 わけても。もんじゅの極悪杜撰運営で知られる原燃=原子力開発機構の運営する東海村施設は極めて危険である。
 私が、周辺の土壌サンプルを採取したとき、機構前という信号で採取した土壌は、軽くキロ1万ベクレルを超える突出した値であり、東海村内の他の場所では、これほど高い線量は存在しなかった。

 今年明らかにされた職員被曝問題でも、外部への漏洩を否定しているが、ならば機構前だけが重度に汚染されているはずがない。この施設は日常的に汚染を繰り返しているのではないか?
 
 今ならば、ガンマ線核種分析が可能なので、次回に通過したときは、いったい何の核種で汚染されているのか、じっくり調べて報告したい。
 こんな連中に、東海第二原発の再稼働を許すなど、とんでもない話だ!

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