安倍晋三の「美しい日本」

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 第一次安倍内閣のスローガンは「美しい日本」だった。
 これはヒトラーの「強く偉大なドイツ」 、トランプの「偉大なアメリカを取り戻す」と同じ発想で、ファッシスト、独裁者が必ず口にする自家賛美の標語である。

 しかし、安倍の場合、韓国の極右宗教団体である統一教会機関誌の表紙を飾ることに特別の意味もある。
 統一教会は文鮮明の設立した極右政治カルトだが、安倍の祖父、岸信介と陸軍麻薬密売組織=昭和通商時代から深い関係があり、岸が渋谷南平台の自邸内に日本支部を設置させた。
 文は、「蒙古斑」を共有する民族で強大な国家を作ると主張していて、実は岸信介や里見甫ら陸軍統制派による「大東亜共栄圏構想」と同じものと考えられる。

 
 安倍晋三は麻生太郎と同盟し、近年の自民党政権は、この二人ががっちりと主導権を握ってきた。
 2006年の第一次安倍政権以来、二人の通算政権は7年に及ぶ。
 二人とも漢字の読み書きが不得手で、「どこかの国の人、政権」とも揶揄された。

 二人に共通するのは、漢字を学ぶどころか、日本国憲法を読んだこともなく、法律を遵守する意思も見られないことであり、権力独裁に強い執着を見せていることである。

 森友・家計問題など、自分の利権構築に寄与する友人たちのために権力を弄び、不正に利益を導入し、私利私欲に利用してきた事実を現在、激しく糾弾されているが、非合法的権力手段を使ってまで強引に不正を隠蔽しようとする姿勢が明らかになり、ようやく日本国民の彼らのマフィア的正体に気づき始めている。

 麻生については、ナチズムに対する憧れをたびたび口に出し、老人や障害者など弱者に対し、「お国に役立たない人物は、早く消えてもらいたい」と平然と口に出す、完全なるファッシズム思想の持ち主であることが明らかになっている。
https://www.youtube.com/watch?v=dSQD8RPtOo8
https://www.youtube.com/watch?v=vFN7eTucz-U 

 安倍・麻生同盟の本当の正体は、いったい何か?

 麻生太郎は麻生セメントなど麻生財閥の御曹司であることが知られ、超大金持ちの家庭で苦労知らずに育った、吉田茂以来の世襲ボンボン政治家である。

 安倍晋三もまた、旧日本軍の最高実力者に近い陸軍閥の政治家であった岸信介の孫であり、岸は朝鮮統治の責任者として赴任し、朝鮮の人々を麻薬漬けにして資産を吸収する組織である昭和通商の責任者でもあった。
 戦後、A級戦犯の指定を受けて収監されながらも、昭和通商の超巨額資金の一部で米軍を買収して釈放されたとされる。
 戦後は、その資金で強大な保守政党(後の自民党)を構築した。

 当然ながら莫大な資金を保有し、岸と弟の佐藤栄作、安倍寛、安倍晋太郎ら、いわゆる田布施組と呼ばれた旧長州系政治家に加えて旧知の盟友である統一教会、文鮮明らと国際勝共連合を設立、戦後、極右政権の政治勢力を強固に構築した。

 安倍晋三も、幼い頃から田布施組の莫大な資金のなかで何一つ苦労も不自由もなく育った超ボンボン世襲政治家であるが、田布施組の大半が東大卒など優良肩書きを持っているのに、晋三だけは、成蹊大学にエスカレータ進学で、学業はほとんど駄目だったと恩師から暴露されている。

 この理由について、晋三の生まれた1954年9月21から逆算して15週である同年3月1日に第五福竜丸被爆で知られる史上最大級のビキニ・ブラボー水爆実験があり地球上を放射能汚染で包み込み、微妙な爆発的細胞分裂を起こしている8~15週胎児を被曝させ知的機能に大きな影響を与えたと考えるなら納得がゆく。

 二人とも知的な人物ではない。感情の赴くままに発言し、行動するタイプであることは失言だらけの国会答弁を見ていれば誰でも即座に理解できる。
 その感情の基盤は、大金持ちで、贅沢、わがまま放題に育った自分の価値観である。
 また出身大学も、いずれも学習院、成蹊と裏口が大きく開かれたボンボン大学で、特権階級のなかで低く見られていることにも連帯感があるようだ。

 この種の感情的な価値観を持った政治家といえば、ほとんどの場合、極右政治家ばかりで、例えば稲川会幹部だった浜田幸一が有名である。

 二人の思想をまとめるなら、日本を動かしているのは大金持ち、特権階級であって、国家は彼らに奉仕するためにある。そのため、特権階級の税金は、極限まで安くし、逆に底辺の民衆からは年金、保険、消費税の名で搾り取れるだけ搾り取って、働けなくなればポイ捨てし、国家は援助せず、年金は死ぬ直前まで渡さず、早く死なせるようにする。
 このあたりで間違いないところだろう。これが現に行われている自民党政権の施政そのものである。

 こうした特権階級最優先、低所得者蔑視の思想、施政の行き着く先を考えてみよう。

 民衆のなかに極端な差別化、収入格差を持ち込み、特権者と非特権者に分断し、国民を一致団結させて国家権力に抵抗させないために、多数の細分化された格差と差別の体系を持ち込むことが支配原理になる。

 ちょうど北朝鮮社会と同じであり、人に階級階層のレッテルを貼りつけ、権力に対する憎悪・批判を自分の与えられている直接の上下の階層にぶつけさせてすり替える仕組みである。

 同じ階級内で勢力を二分化することで、いがみ合わせて、権力に対する怒りを階級内の対立にすり替えるという手法を日本史のなかで最大級に用いたのは徳川家康であった。

 家康は、日本のあらゆる実力組織をすべて対立する二つの組織に分けた。こうすることで対立が深まり、いがみ合うようになって、権力に調停を依頼することで、権力への反抗心を転嫁・矮小化することができたのである。

 例えば、当時8系統もあった修験道宗派を二つにまとめた。大峰真言宗系と比叡山天台宗系である。これによって二つの勢力にまとまった僧兵軍は対立を深めて争った結果、幕府の調停によって飼い慣らされてしまった。

 神社は白川派と吉田派に分けた。木地屋でさえ、筒井派と小椋派に分けられた。家康は軍事的実力を持った集団を恐れ、二分化することで飼い慣らしたのである。

 この仕組みによって、政治・政権に対する憤懣、批判が、自分を直接差別している相手への憤懣にすり替えられ、権力者の横暴が見えなくなってしまうわけで、この「差別転嫁の原理」こそ、細かい差別分断化の本当の意味である。

 差別化といえば、フリーメーソンの32階級が有名だが、北朝鮮では実に54階級が厳格に運用されているという。
 階級が一つ違えば、相手への対し方も変わってきて、下の方の人には人権さえ存在せず、いつでも気分次第で殺されたり、強姦されたりすることになる。
 この差別は、実は北朝鮮国家から始まったものではなく、500年以上前から連綿と続いている朝鮮儒教社会の本質といってもいい。

 安倍・麻生ボンボン同盟が自民党政権を運営して通算7年、日本社会は見事に悪化した。
 あらゆる社会保障が削減され、軍事費だけが増強された。
 自分たちの過失で巨大事故を起こした東京電力の責任は問われず、事故の超巨額の負担金は、すべて税金で尻拭いするように押しつけられた。
 シングルマザーや年金の少ない老人世帯などは、食うや食わず、まるで戦後の食糧難時代のような窮迫した生活を強いられることになった。

 生まれてこの方、ただの一度も弱者の生活を見たこともない超大金持ちボンボン二世三世が政権をとれば、こうなるという、まさに見本のような政治が体現され、思いやり絶無の情け容赦のない国民窮乏化政策が実行された。
 日本社会は、完全に、支配階級である大金持ちと、食うや食わずの国民奴隷階級に分化されることになった。

 それどころじゃない! 弱者国民は、特権階級の利権に奉仕できなくなったら死ねという露骨な政策が実現してしまっている。

 先に麻生が「年を食って医療に金がかかるようになったら早く死ね」と発言していることを紹介した。
 障害者や金のかかる老人は、「美しい日本」には必要ないというわけだ。

 まさにファッシズムの行き着く先が、この国家に役立たないものを排除する思想であり、安倍晋三や麻生太郎が、それを実現している。

 ここで、歴史上、最大最悪のファッシズム、ナチスドイツが行ったT4作戦、ドイツ国内における障害者40万人をガス室で殺戮した歴史的事実について思い出してみよう。」 
 1930年代後半、アウトバーン建設などで国力が上がって、軍事力を回復し、再び帝国主義的な侵略思想に覆われたドイツの行った障害者抹殺事業=T4作戦こそ、自民党政権が憧れ、駆け寄っている恐怖の国民殺戮政策である。

T4作戦の全貌については、専門的に紹介しているサイトがある。
http://archive.fo/4sbXO

 我々は、2016年7月26日朝、とんでもない事件に遭遇することになった。
 その衝撃は、ある意味、東日本大震災やフクイチ放射能事故にも匹敵するもので、弱者に温かいとされてきた戦後日本社会の変貌を思い知らされる凄まじい事件であった。

  https://matome.naver.jp/odai/2146960319854545001

 植松聖という青年が、障害者を国家の邪魔者として大量殺戮した理由について、麻生太郎の思想や安倍政権の存在と無関係ではありえないだろう。
 麻生による「国家の邪魔者は排除する」というような意思表明があって、植松のよううな狂気が正当化される世論が登場していると考えても過言ではあるまい。
 植松の狂気は、まったくナチスのT4作戦を地でゆく発想であった。

  T4作戦の宣伝と正当化のために用いられたポスター

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1938年精神障害者の財政負担が過大であることを訴えるナチ党の宣伝ポスター
6万マルクがこんな障害者を一生養護するのにドイツ民族共同体に負担になる。よく考えよ、新しきドイツ国民よ、これは皆さんの税金だ。月刊『ナチ党人種政策』

「この立派な人間が、こんな、我々の社会を脅かす病んだ人間の世話に専念している。我々はこの図を恥ずべきではないのか?」

 まさに植松聖は、この発想によって障害者19名を殺戮した。

 麻生太郎は、このニュースを聞いて、内心、拍手喝采したのではないだろうか?
 実際に、自民党内若手のネットサポーター(トップは統一教会の世耕経産相)の議論では、植松の殺戮を支持する論調が圧倒的であった。

 この本質は民族の優越性を担保するために、資質を劣化させる遺伝子を排除し、殺戮するという優生保護思想そのものである。

 優生保護法の残酷さについては、最近、宮城県の女性が同意なしに行われた不妊手術の賠償を求めて提訴し、メディアにも多く報道されるようになった。
 しかし、実は、こうした優れた遺伝子だけを残して、劣った遺伝子を人間ごと抹殺排除するという思想は、保守自民党だけでなく、驚くべきことに社会党内ですら推進されていた。

 推進したのは加藤シヅエ・太田典礼・福田昌子といった社会党代議士が積極的に不良子孫の防止を目的とした強制堕胎の合法化を推進したのである。
 ファッシズムというものは、決して保守だけでなく、優秀だけが価値であると勘違いさせられた、競争主義に洗脳された、すべての国民が向かう「地獄の門」なのである。

 安倍麻生政権が、このまま続くなら、再び優生保護という思想が若者たちに支持され、「優秀でない者は殺してしまえ!」という観念的脅迫が社会を覆うことは確実であろう。

 ちょうど優秀病患者会の代表のような存在であった、戦前の正力松太郎は、関東大震災に際して「朝鮮人が井戸に毒を入れている」とデマを吹聴し、6000名の在日朝鮮人の殺戮に成功している。
 彼らの発想は「不逞朝鮮人」を日本から排除するというものであった。

 保守ヘイトグループにとって、障害者も在日者もまったく同じで、「優秀な日本に敵対する者たちを殺してしまえ」という短絡的で、恐ろしく低知能な暴走しかない。

 一言でいえば、ファッシズムや低俗なナショナリズムを信奉する者たちは、異様に知能が低い。
 人間が国籍によって違うなどと、あまりにも愚かな妄想に洗脳され、日本人だけが優秀であって、世界に冠たる強国日本を作り出すことが使命であり、そのために障害者や在日者の排除が必要だとの下劣な知的レベルの低すぎる屁理屈を信奉してやまない。

 こんな愚かな思想に洗脳されたあげく、自国民障害者40万人をガス室に送り込んで殺戮したドイツ国民は、戦後、どう反省したのか?

 70年以上経た今でも、激しく己を責め続け、ファッシズムに凄まじい嫌悪感を抱き、復活させようとする者たちを、驚くほど執拗に攻撃している。
 いまだにナチズムの協力者が摘発され投獄され続けている。
 過ちを犯した、本人たちも決して救われていない状況だ。

 安倍麻生政権を支持した人たちに、やがて訪れる運命であり、避けることはできないと指摘しておきたい。

優越主義について


 

 自民党・保守の政治家たちは、なぜ子供たちの未来を破壊することしかできない馬鹿げた原子力にこだわるのだろう?

 彼らが拝金主義の価値観に生きているとからというのが正答だが、それだけで全体像を説明できるわけではない。

 目先の金が入ってくるという事情以外にも、原子力や核兵器には権力者を魅了する本質的な意味があるのだ。

 そもそも強大な権力に憧れるのが自民党、保守主義者の特徴であり本質であると言うべきだが、なぜ権力が好きでたまらないのかといえば、彼らが、幼いころから競争主義=優越主義の価値観を強要されて育ち、他人にコンプレックスを抱き続けるような人生観を洗脳されてきたからである。

 社会全体が天皇を頂点とし、死刑囚を最底辺とするラグビーボールを縦に置いたような人間差別の体系、立身出世主義の秩序、価値観に完全に洗脳されているのだから、コンプレックスの強い人たちは、上昇志向による人生の目標として、保守本流を選び、その秩序のなかで権力の階段を上がり始めるのが、日本では、もっとも自然な人生観とさえ言える。

 権力を持てば、その力を使って他人を威圧し、自分が秀でた人間であるとのナルシズムに浸って満足感を得られる。
 自分が権力の頂点に立たなくとも、それに寄り添っているだけで、さまざまなおこぼれを得られる立場であり、利権が転がり込んでくる。
 人生の課題としてはラグビーボルール型差別体系の真ん中より上に居たいという切実な願望がある。

 普通に生きている人ならば、特別な権力など持たなくとも、身近にいる家族との人間関係を大切にして、対話さえしていれば十分に充実した人生が送れるのだが、ひとたび立身出世主義のコンプレックスに洗脳されてしまうと、産まれてから死ぬまで未来永劫、永遠に競争に打ち勝って階段を上り詰めねばならないという脅迫観念のなかで生きてゆかねばならないのである。

 もちろん、これは権力コンプレックスがもたらした妄想にすぎないのだが、当人にとっては神が与えた路線というくらいに絶対的な価値になっていて、先細りになってゆく権力の階段を登りながら、競合する友人たちを蹴り落として自分だけが上にゆける優越感こそが「最高の人生」なのである。

 こうしたコンプレックスの強い人間は、おしなべて「すごいもの」が大好きだ。日常生活でみんなの手の届かない「凄さ」に憧れるのである。
 凄いものに自分が同化するなら、自分の人生も立場も凄いと思えるのだ。「すごければ」なんでもいい。

 みんな「凄い自分」にひれ伏せ! というわけだ。
 「あの人は凄い人だ」と評価されれば、子犬のように、おしっこをちびるくらい嬉しさに震えるのである。
 
 学歴はもちろん、評価される技術や、もの凄くスピードの出る車、豪華な家、凄い美人妻、勝率の高い競走馬に至るまで、凄いものなら、何でも大好きだ。もちろん「蓄財の凄さ」を羨まれることも絶対に必要だ。
 人生の目的は、決して他人の笑顔を見ることではなく、自分のコンプレックスを解消することである。他人を羨ませ、コンプレックスを抱かせ、凄い人だと思わせることなのである。

 権力者というのは、神代の昔から、人を脅し、圧倒する権威が大好きだ。それが、凄いことだからである。

 必ず、自分たちを権威づけ、大衆から畏敬されるための装飾=幻想を演出するという習性がある。
 人々が、権威や虚飾に騙されて、権力者に対しひれ伏してくれるなら、独裁権力による施政もうまくゆくという仕組みなのである。

 本来、人間を序列化して、優越者と劣等者、支配者と被支配者に分離して差別するような理由は存在しない。
 なぜ、そんな分化がはじまったかといえば、部族社会における戦争の勝者が、敗者部族を奴隷化して、恒久的に差別する構造を作り出したことから始まっているのだろう。

 世界中の古代遺跡で、巨大建築物が作られ、神殿が作られ、軍隊や処刑の遺構が出てくる理由は、権力者が自分の権力に対する幻想と崇拝を生み出したいからであり、本来、あってはならない社会差別を虚構によって正当化したいからである。

 古代史を見れば、ほぼすべてにおいて、必ず壮大な神殿が登場し、権力者たちが、巨大建築物によって民衆を畏敬させて、権力への依存心を高める工夫が存在する共通点に気づく必要がある。

 巨大建築物と同時に登場するのが軍隊である。
 このワンセットこそが国家権力の正体であると考えても間違いではない。
 国家権力の存在しない原始共産制といわれる時代に、こんな神殿も軍隊も存在しないからだ。

 権力者は、軍隊によって、民衆に対し「自分は、おまえたちの手の届かない凄いもの=おまえたちを殺す力を持っているのだ」

 と人々を圧倒し、絶対に手の届かない、逆らえない、従うしかない凄い権力であると思わせたい。
 「逆らえば恐ろしい目に遭うぞ!」と軍隊や警察の暴力・弾圧で民衆を恐怖させ従わせたい。

 そのために使われる仕掛けとして、宗教があり、神殿があり、巨大建築があり、軍隊があり、科学技術があるのだ。
 原子力発電も、その延長にあるコケオドシの仕掛けにすぎない。

 「原子力」という言葉には、凄いもの好きの権力者にとって、格段の響きがある。

 自分たちが引き起こした戦争によって、最後に広島・長崎に原爆を落とされ、凄まじい惨禍が生まれた。
 このことで、たった一人でも、自分たちの愚かさを思い知らされた権力者がいただろうか?

 実は一人もいないのだ。
 権力にしがみついていた全員が原爆の「もの凄さ」に圧倒され、呆然と立ちすくんだ。
 その後、彼らが戦争の愚行を反省したかというと、全然違う。
 敗戦後、今度は自分たちが、あのもの凄い原爆を持ちたい、使いたいと考えた。

 敗戦時、国民を戦場に送り込むための思想統制機関として「大政翼賛会」という組織があった。
 その総務会長だったのが、読売新聞社主、正力松太郎であった。
 https://ameblo.jp/khirose1944/entry-11785683638.html

 正力という男は関東大震災の折、警視庁ナンバー2の警備局長で、「朝鮮人が井戸に毒を入れている」と吹聴した張本人であって、このため6000名を超える在日朝鮮人が無実の嫌疑をかけられて街頭で殺戮された。
 後に、米国CIAの正式スパイになっていたことも暴露された人物であるが、戦後も読売新聞社主として、日本にプロ野球やテレビを導入したことで知られる。

 何よりも、日本に原子力発電を導入した最初の人物である。
 正力が導入したのが東海村の東海第一原発で、タイプは黒鉛炉であった。
 当時、すでに発電用の軽水炉が世界的に稼働していた時代なのだが、正力が非効率な黒鉛炉を導入した理由は、それが兵器用プルトニウムの生産炉であったことによる。
 もちろん発電も可能だが、その効率は軽水炉の半分以下で、主目的はウラン核燃料をプルトニウムに変えることであった。

 ここで、自民党保守による原発導入の目的が、最初から発電ではなく軍事用途だったことが明らかになる。

 正力は「強い日本」が好きな人物であった。自分も三船久蔵と同じ柔道十段、地上に冠たる強者であり、日本もそうならねばならないと強固に妄想していた。
 強大な日本を担保するのは軍事力であり、核兵器であるとの思想だったのである。

 この思想を受け継いだのが正力の盟友である岸信介であり、中曽根康弘であり、自民党であった。
 表向きは平和利用を謳って国民を騙し、密かに原発のなかで核開発を進め、核兵器原料であるプルトニウム239を蓄積する…… これが自民党の本当の核政策だったのだ。

 ちなみに、東日本震災のとき、フクイチ4号機まで爆発したが、このとき米軍が撮影したサーモ写真に、4号機原子炉の稼働を示す熱が写っていた。
 4号機は定期点検中であって、運転などしているはずがなかったのに高熱が写った。
 これを見て、槌田敦教授が「これはプルトニウム富化運転の可能性が強い」と指摘した。
  http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/681.html

 実は、通常の原子炉運転による使用済み核燃料の再処理は、六ヶ所村再処理工場が事故続きで稼働できないのを見れば分かるように、もの凄くやっかいな工程があって、運転中に生成されているプルトニウム240という恐ろしい物質が邪魔をして、なかなかうまくいかないが、沸騰水型の通常原子炉で、核燃料を短時間ずつ臨界させることでプルトニウム240を減らして、安全なプルトニウム富化が可能なのだ。

 もちろん、完全な違法操業なので、法的にはありえないことだが、得られた証拠は、その事実を示していた。
 事故後の東電に対する、とんでもない超優遇政策と取締法適用回避の連続を見れば、自民党政権が、相当に以前から、非合法・秘密裏に東電を使ってプルトニウム富化と兵器用核原料精製を行ってきた可能性が極めて強いのである。

 それどころか、得られたプルトニウムを使って、すでに三菱重工が核ミサイルを製造している疑いさえある。
 https://blog.goo.ne.jp/youteifan6/e/350ecdc3d11d0873c9667d4a89b34305
 自民党議員の内輪集会で、三菱重工幹部が「日本は三日で核ミサイルを撃てる」と発言した話は有名で、上のリンクが事実なら 、完全に整合性のある話である。

 現在、暴露されている公文書偽造なども、相当昔からあたりまえに行われていた事実を示すもので、自民党政権は、法を無視して、とんでもない悪行を重ねてきたと考えるしかない。

 「核ミサイルを保有する」
 北朝鮮、金正恩が、巨大な浪費オモチャに夢中になっっている愚かな姿が報道されてきたが、実は日本でも報道されなかっただけで、同じ核開発が続けられてきた。
 自民党保守の支持者、あるいは議員たちにとって、日本の核武装は、小便をちびるくらい興奮を呼び起こすもので、戦後、自民党の究極的目標の達成である。

 そして、それは、すでに実現している疑いが濃厚なのである。

 1980年代から、パソコンが登場して、戦争ゲームに夢中になり、あらゆるコンプレックスを叩き込まれて、他人を攻撃することが人生の喜びになっている若い人たちが莫大な数、出現している。
 彼らもまた、日本の軍事大国化、核武装を心から望む勢力になってしまっている。
 冒頭に述べた「凄いもの人生観」を体現する保守B層の一翼となってしまった。

 テレビでは「日本は凄い」番組のオンパレードで、対局に生きている障害者や老人たちが、植松聖やら某介護人やらに虐殺されても、報道は、その深刻さを完全に取り違えて、悪いものでも見るように、隠蔽を続けている。
 
 だが凄いもの価値観の行き着く先にはナチスの行ったT4作戦が待ち構えていることを忘れてはならない。

 温泉三昧 少し外れて

 温泉三昧 少し外れて

 私が山歩きを志したのは、まだ10代の頃、1970年前後で、立川・国立に住んでいたから、毎週日曜になると、雨だろうが雪だろうが、青梅線に乗って、奥多摩の山々を2.5万図や5万図が赤鉛筆で真っ赤になるほど登りまくった。

 氷川や数馬なんて地名を聞いただけで、今でも熱い思いがこみあげてくる。
 当時は、どんな山奥にでも、たくさんの住民がいて、バス便も多数あって、今よりはるかに便利だったし、同じルートを歩く登山者も多くて、すぐに仲良くなった。

 それから、だんだん遠くの山を目指して、土曜日は塩山やら土合やら、清里やら茅野やらにも出向くようになった。
 アルプスや八ヶ岳の3000m前後の峰にも日帰りで足を延ばすようになり、ある日、気づいたら深田百名山のかなりの数を登ってることに気づき、どうせなら全山完登を目標にしてみようと思い立ち、それからは意識して百名山を登り始めた。

 深田百名山は全国にまたがっているので、交通と宿泊施設をどうするかが頭と懐の痛いところで、結局、小さなバンを買って、車内で寝られるようにして、前夜までに登山口に着いて、翌朝早朝から登るというパターンに落ち着いた。

 朝の5時前に主発すれば、ほとんどの山では昼頃に下山することになり、午後に、多少の余裕が生まれるので、何をするかといえば、疲労回復がてら地元の温泉を探して入ることになる。

 結局、深田百名山は1990年頃、とりあえず完登したのだが、当時、山頂まで行くことのできない立入規制のある火山が、浅間や焼岳などいくつかあって、そんな山は山頂を踏んでいないので、これからの課題として、2018年現在は、二巡目を楽しんでるところだ。

 こうして、全国の温泉地にも足を延ばすようになり、通算では数百回ではきかないくらいの全国の温泉に入浴することができ、温泉評論家ぶって知人に紹介することも多くなった。
 そんなわけで、私も温泉については、少々、小うるさくなって、自分の経験した「良い温泉」を読者の皆様に紹介したいというわけである。

 もちろん私のことであるから、一泊うん万円もする豪華な食事付きの旅館などには何一つ興味はなく、秘湯とはいっても、「全国秘湯を守る会」のような、胡散臭い金儲け温泉を紹介するつもりもない。

 秘湯というなら、これくらいであってほしいレベルは?
 例えば霧島連山、韓国岳に、えびの高原から入る廃道があって、途中の沢に温泉がたくさん湧いていて、自分でコッヘルなどを使って砂をくみ出し湯船を作って入る温泉があった。
 ユスリカ幼虫の赤虫がもの凄くて、全体が赤く見えるような温泉だが野趣満点。これまで入った温泉でも真の秘湯と呼ぶにふさわしいものだった。

 ちなみに、過去45年の温泉三昧のなかで、いわゆる「薬効」=水虫や乾癬など難治性の皮膚病や癌などに明確な効能のある温泉のなかでは、私の知る限り、霧島火山群のなかでも活動性の強い、新燃岳の山麓、国民宿舎・新燃荘の硫黄泉が最高ではないだろうか?

 ただし、この温泉は、すさまじく強烈な硫化水素泉で、これまでも入浴中の客をたくさん硫化水素中毒で殺していて、入浴が命がけであるという点で秘湯の名に恥じぬものである。

 大雪山の登山道近く、裾合平にある中岳温泉も自分で湯船を作って入るタイプで、いつヒグマが出てくるか分からないスリルもあって、これも野趣満点。
 後に自衛隊員が湯船を作って自然保護法で検挙されたニュースもあったような気がする。
 最近は、登山地図からも除外されていることが多いようだが、たぶん、まだ自然湧出の源泉は健在であろうと思う。

 北海道には、カムイワッカのような真の秘湯がたくさんあるが、いずれもヒグマの脅威に晒されながら入浴するものが多く、命がけ入浴という誉れ高き秘湯の名声を授与されているものばかりだ。
 知床のカムイワッカには三回訪れて川の流れのなかで入浴できたのは一回だけ、後は通行止めだった。付近のヒグマ密度は日本一であろう。

 薬効という点では、屈斜路湖畔の川湯温泉のもの凄い酸性硫化水素泉が素晴らしく、新燃荘温泉と対峙する横綱級かもしれない。
川湯は爪白癬なんかに悩んでいる方には本当にお勧めである。たぶん数回入浴で完治するだろう。

 十勝岳登山口にも素晴らしい薬効温泉があったが、噴火の溶岩流に呑まれてしまったと聞いた。もう地図にもないが、記憶では「黄金」と言ったような気がする。
 
 交通機関が整備され、電気が来ているようでは秘湯のはずがない。秘湯というなら、最低30分以上歩いて、夜間は石油ランプ、電気がないというのは最低条件であろう。

 昔は黒部渓谷にも、たくさんの真の秘湯があった。
 黒薙温泉は、トロッコ電車に乗ってトンネルの中の駅で降りて30分以上歩いてたどり着いた。これも深山幽谷の秘湯だが、交通機関も電気もあるという意味で、誰でも行きやすく、今では秘湯度が落ちた。
 しかし宇奈月温泉の源泉なので、効能は非常に高い。「お肌の湯」とも呼ばれる。

 名剣温泉は高額で勧めない。最奥の祖母谷や欅平の温泉は良質で宿泊も安価。

[渡合温泉のこと]

 私が住む中津川市にも秘湯ランキング上位クラスの渡合温泉がある。
 ここは住所では中津川市加子母地区なのだが、通行は付知町からしか入れない。1982mの小秀山南麓にあたり、周囲の山々も1600m前後あって、正真正銘、深山幽谷のまっただ中という雰囲気である。
 玄関脇が高時山の登山口になっている、。
 ここではカモシカや熊など、当たり前に出てくるし、ムササビなど珍しい日本固有種も多いので、動物写真を撮影するロケーションとしても最高ランクであろう。
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 この温泉を有名にしたのは、1970年代の山渓に温泉登山のシリーズを書いていた熊さんという作家が、渡合温泉をランキング日本一にしたからで、おかげで、当時、予約が取れなくなって困った記憶がある。
 当時は、渡合までトロッコ電車の軌道を歩くしかなく、付知から5時間もかけて歩いたと思うが、今では車道があるので、土砂崩れさえなければ転落の恐怖に包まれた怖い崖道を走るだけでいい。

 温泉は、ややぬるっとした鉱泉で、それほどインパクトがあるわけでないが、深山の雰囲気に加えて、電気が通ってないので、夜間照明は石油ランプを本当に使っている。
 冷蔵庫が使えないので、すべての食材は、その日に仕入れて、その日のうちに調理し 提供されるので、新鮮で素晴らしいものばかりだ。
 一度は宿泊しておかないと秘湯マニアの話題に加われないことになる。

 [乗鞍高原温泉のこと]

 今回、これを書いているのは、実は乗鞍高原温泉から帰宅したからだ。
 私の居住地の近辺で、温泉らしい強烈な硫化水素泉は、乗鞍高原が筆頭である。
 決して秘湯ではないが、皮膚病に対する劇的な効能があって、水虫なんか一発治癒である。たぶん癌にも著効がある。

 若い頃は山スキーに凝ってたので、毎年3月~5月頃、御岳や乗鞍の山頂にスキーを担いで上がり、よく滑降したもので、乗鞍から冷泉小屋を経て滑り降りると乗鞍高原温泉にたどり着く。

 御岳の常宿は飛騨側にある濁河温泉の嶽の湯で、3月に木曽側に滑り降りるため宿泊したら、女将さんに泣いて止められたことがある。
 3000mの山は、春先でも、変化の激しい、恐ろしい氷雪の連続で、もしも転倒したら止めることができないまま立木や岩に激突して命を落とすことがある。
 私も王滝頂上から滑ったとき氷の洗濯板で転倒したものの、幸いハイマツに突っ込んで止まり無事だったことがある。

 乗鞍は、割合やさしくて、山頂部以外は凍結が少なく、木立の中に明瞭な山スキールートが設定されていて、40年前頃は、全国の山スキー好きが集まってきて、スキー場付近の温泉に宿泊したものだ。

 本来は、スキー宿が目的だった温泉地だが、泉質がずばぬけて良いことから、今ではスキー客より、温泉目当ての客ばかりになっている。
 行政区は松本市だが、昔は安曇村大野川地区と言った。
 ここから白骨地区にかけて、明治時代は最強と謳われた山岳猟師たちが暮らしていて、道なき上高地や北アルプス主峰の案内人となった。
 また女工哀史で有名な、高山から野麦峠に抜ける山道もここを通っている。

 明治中期に来日したウオルター・ウエストンは著書「日本アルプス登山と探検」のなかで、上条嘉門次ら猟師を、勇気、優しさ、知恵、節度、あらゆる行動力において、これほどの人々はいないと激賞していて、すばらしい人間性の人々が多かったことを記している。

 今の乗鞍高原温泉街を経営する旧安曇村の人たちは、もちろんウェストンの激賞した猟師たちの直接の子孫で、私が乗鞍高原に通う大きな理由の一つにもなっている。
 人間性が、とても素朴で素直、飾らずに、誠意に満ちた人たちばかりで、とても気分が良いのである。

 乗鞍高原温泉の素晴らしい温泉に入るため、私はすでに20回程度は通っていると思う。 宿は、緑山荘・サウスコル・牧水苑・さつき荘など、あちこち宿泊しているが、今回は、高山祭でいっぱいになっていて、どこも泊まることができず、やっと探し当てた高原駐車場に近いロッジ蘭山に二泊した。

 宿泊料金は7500円くらいで、とても安く、食事も素晴らしい。
 ただ、経営者は「うちが一番ボロくて申し訳ない」平謝りで、確かにトイレが遠くて狭かったり、カメムシが多くて辟易するなど問題もあるが、もちろん温泉は超一級品、露天風呂は、おそらく全乗鞍高原のなかで最高のロケーションではないかとさえ思った。
 長時間入浴のため湯温がぬるく設定してあることも良い。

 ロッジ蘭山の露天風呂
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あと、日本百名山踏破ついでに全国のたくさんの温泉を回ったなかで、とても強い印象が残っているのは、やはり東北の温泉である。

 とりわけ素晴らしいのが福島の温泉だったが、だったと言わねばならないのは、もちろんフクイチ事故の影響で、放射能汚染されてしまった場所が多いからだ。

 私が若い頃から、何度も行ったのは、新野路温泉、相模屋と横向温泉、中ノ湯である。
 相模屋の温泉は、まるで火山の噴気孔のようで迫力満点、露天風呂も、噴気の中を進んでやっとたどり着く野趣の宝庫といえそうな温泉だ。
 食事も素晴らしいが、事故後、放射能調査のため訪れて一泊したら、やはり急性のセシウムリンパ障害が出てしまった。
 今から考えれば馬鹿なことをしたものだが、一番危険な川魚の鮎を食べてしまったのだ。日本山岳会、植村直己らの足跡が記された本当に素晴らしい温泉だが、もう勧めることができないのが悲しい。

 横向温泉は、ひどくぬるい湯に一晩中浸かって寝ることのできる温泉だが、実は、中ノ湯には霊がいることでも有名、座敷わらしではなく、浸かってるうちに金縛りになったりする怖い霊である。
 元々、湯治場で、食事は持参して自炊するので、安全な食料を持参すればよい。
 しかし混浴で、なかなか風情があり、なによりもの凄い便通の湯である。その効能は凄まじいというしかない。
 下痢ではなく、いったい、どんだけ出てくるんだと思うくらい出る。
 経営者は、横向温泉本館の経営者の姉で、事故後体調を崩したと聞いている。今は営業しているか不明である。
 中ノ湯旅館

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 あと、ぬるい長時間浴の好きな私としては、越後の大湯温泉の奥にある、栃尾又温泉と駒の湯温泉を特筆しないわけにはいかない。
 
 いずれも泡が立ち上る炭酸の湯で、37度程度の湯に長時間浸かるのだが、浴槽で溺死する人が出たため、夜間入浴が禁止されてしまい、行かなくなってしまった。

 駒ノ湯山荘は、越後三山、兎岳の登山口にあたり、山屋には馴染みだと思うが、下山後の疲れを癒やすには素晴らしい泉質であった。

 まだまだ青森や岩手の温泉を紹介したいが、きりがないので、今回はこの程度で。




福島では、いったい何が起きているのか?  その3

 福島では、いったい何が起きているのか?  その3

 絶対に報道されない、福島県民の被曝による障害と子供たちの現状は、いったいどうなっているのだろう?

 福島県と政府は、人口動態統計データさえ改竄捏造して、起きている現実を完全に隠蔽している。
 しかし、密かに漏れ出してくる真実を隠蔽することはできない。
 それでも、漏れ出す情報に目を光らせ、監視し、排除しようとするシステムがある。

 私のように、福島で起きている真実を明らかにしようとする者に対しては、凄まじいというしかない悪質、下劣な人格誹謗攻撃と徹底した侮蔑中傷が行われてきた。
 私も、まさか、これほど俗悪下劣な人格攻撃が長期間にわたって行われるとは、まったく想像もしていなかった。

 私への誹謗は、「この日本に、こんなクズが存在するのか?」と驚愕するしかない嘲笑に満ちた下劣さであった。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-57.html

 このような現実は一端でしかない。私は彼らによる嫌がらせの連続で、ツイッターアカウントまで凍結されてしまったが、その理由にされたのは、実に陳腐、無意味なもので、なんで、こんなツイートが凍結理由にされるのか、まったく理解不能なものだったし、4年前にすでに凍結されている過去のツイートまで再び持ち出されて完全凍結された。
 ツイッター社までグルになっていると思うしかなかった。(ツイッター社管理員には日本会議や自民党から工作員が送り込まれているとの情報もある)

 彼らが真実を告発しようとする者の口を塞ごうとする努力は想像を絶するものであり、上に紹介した嫌がらせ、誹謗中傷の多くが、決して個人ではなく、組織的、計画的に行われている証拠があった。

 例えばYD87が福島市在住と書いていながら、書き込み地点は、すべて東京になっている。それも東電と一体といってもいい電通の所在地である。(電通の分析システムを利用した結果)
 このことは、大元で口封じの嫌がらせを指令しているのは何者かを端的に示している。

 岐阜県に住む私でさえこうなのだから、福島県の地元から真実の情報を発信しようとする者に対しては、桁違いに凄まじい攻撃、口封じが行われてきただろうことは想像に難くない。

 被曝の恐怖を口にする者に対しては、周囲が寄ってたかって圧力を加え、口封じを行ったとの報告がたくさんある。
 甚だしくは、被曝を口にする者は地元から出て行けと糾弾され、仕方なしに離婚を迫られたり移住するしかなかった人もたくさんいる。

 福島、耳をふさぐ保護者たち~「被曝」や「検査」を口にすると白眼視、郡山市の母親は語る!
  https://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/6f1f3871015b9b14ede145988806744d

 母子避難中の妻が直面する選択~避難を中止して戻るか、離婚して避難を続けるか
  https://ameblo.jp/rain37/entry-11353174421.html

 福島に帰ってきたことを後悔
 https://mikle.jp/threadres/2075203/p1/

 福島の健康被害深刻「不安を口にできない」
http://ginga-uchuu.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-39.html

 本当に恐ろしいのは、福島で子供たちの甲状腺の異変に気づいても、検査してくれる病院が、政府や東電の息のかかった福島県立医大だけで、他の病院には、検査するなとの指令が出ていることである。

 もちろん福島県立医大は、東電の事故責任を回避し、福島における被曝被害を隠蔽するための「向こう側の」医療機関だから、検査に向かっても「放射能が甲状腺異常の原因ではない」との不動の結論が最初にあって、ほとんど検査らしい検査もしないまま、結論だけ押しつけられて帰宅するインチキ医療システムが成立している。

 この問題を最初に報道したのは、2014年3月11日の古舘報ステだが、もちろん古舘一郎も、この報道が理由でテレ朝を追放されることになった。

 「今日の(3月11日)の、古舘がやってる報道ステーションを見せてあげたかった。
短く言うと、国と福島県は、被爆はあったとしても、子供たちの甲状腺癌等々の病気とは、無関係である。被爆者やその親に、容易に検査させないように、あれこれ手を回してる。っな感じ。
 https://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/d55fa38c905cfc63498e6a0f99a0be30

≪狂気≫福島県の小児科医会が甲状腺がん検査の縮小を要求!「癌が沢山見つかって不安になる人が増えている」
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/368.html

 ベラルーシではチェルノブイリ事故前の10年間で、大人が1342名、子供が7名の甲状腺癌患者が発見されたが、事故後の10年間では、大人が4006名。7子供が508名と30倍になっている。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Sgny-J.html

 ウクライナでは、事故後、子供たちだけで11895名が甲状腺癌にかかって265名が死亡している。
https://daysjapan.net/2016/09/20/%E5%B0%8F%E5%85%90%E7%94%B2%E7%8A%B6%E8%85%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E3%82%92%E8%BF%BD%E3%81%86%E2%91%A2%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E6%9C%80%E9%AB%98%E6%A8%A9%E5%A8%81%E3%81%AB%E8%81%9E/

 ところが日本政府、総理官邸報告ではチェルノブイリ事故でロシア・ウクライナ・ベラルーシ三国併せて、甲状腺癌は6000名しか出ていないと明記されている。
 実に4分の1以下の矮小化である。

 チェルノブイリの甲状腺癌発症率を、そのまま日本に当てはめるとすれば、おそらく子供たちを中心にして数万~数十万の甲状腺癌が出現することになる。
 被曝のない状態では子供たちの甲状腺癌発症率は大人の千分の一以下である。

 それも福島県だけではない。おそらく関東全域、新潟県や山形県・宮城県・岩手県に至るまで悪性の(転移性の強い)甲状腺癌が子供たちを襲うことになり、チェルノブイリでは、甲状腺癌の潜伏期間は平均5~10年と言われた。
 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/JHT/JHT9602.html

 日本では、政府の被曝隠蔽機関と断言してもよい福島医大が統括的な診断権を得ていて、これまでに公表した数字は、2018年初頭段階で、197名にすぎない。 https://www.sting-wl.com/category/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%A8%E5%B0%8F%E5%85%90%E7%94%B2%E7%8A%B6%E8%85%BA%E3%81%8C%E3%82%93

 ざっと見た印象では、甲状腺癌発症数は、おそらく2018年現在でも数千名に達しているはずで、日本全土でフクイチ事故由来の甲状腺癌は、数万を超えることは確実であろう。
 本来、子供がかかりにくい甲状腺癌に子供が選択的に罹患する事情は、甲状腺におけるベルゴニートリボンドーの法則で、あらゆる発癌イニシエーション(原因)は細胞分化の途上にある子供たちに激しく作用するからである。

 実は、甲状腺の検査を拒否する病院は、福島だけでなく、関東東北全域になっている。理由は日本甲状腺学会=山下俊一の支配下にある=が、「被曝由来の病気の疑いでの甲状腺検査を実施するな」との通達を出していたのである。
 これを拒否すれば医師免許を剥奪するとの噂まであるが、たぶん真実であろう。

 彼らには東電から巨額の援助資金が出ていて、いわば東京電力=原子力産業の下部機関に等しい存在である。

 甲状腺学会が放射能由来の甲状腺癌を否定するのは、特段の事情があってのことだ。
 それは、現在の甲状腺癌「治療」の主役が、ヨウ素131注入療法というもので、莫大な量のヨウ素131を甲状腺に注入し(数日間は看護師でさえ被曝を警戒して近づけないほどの量)放射線による癌細胞破壊を行う療法が主体になっている。

 もちろん、放射能は癌細胞を破壊するとともに、新たな癌を発生させるイニシエータとして作用するので、私の目からは、超異常な目先の結果だけのインチキ治療にしか見えないのだが、この療法を正当化する以上、ヨウ素131による発癌があってはならないのである。
 もし認めてしまえば、自分たちが日常的に行っているヨウ素131療法が根本から完全に間違っている真実を認めざるをえなくなるからである。

 何度も繰り返して言っておかねばならないが、放射能内部被曝による循環器系障害=心筋梗塞や脳梗塞は、発症が5年後から、ピークを迎えるのは7年・8年後であって、すなわち今年である。
 同時に神経障害や胃腸障害もピークを迎え、ウクライナやイラク(劣化ウラン被曝米兵)で起きたような大小便のコントロール不能という事態が、おそらく日本でも起きるはずだし、すでに起きているという報告もある。

 だが、発癌に関しては、ピークは5~40年後と実に遅い。現実的には甲状腺癌では10年後あたりが最初の発癌ピークになると予想している。
 プルトニウム被曝に至っては、肺がんなどの結果が出るのに40年かかるとの報告もある。
 我々の年代では、とっくにあの世だが、福島で事故後生まれた子供たちは40歳前後に恐ろしい発癌死亡が待ち受けていることになる。

 私が「フクイチ事故が終わったなどはとんでもない! これから始まるのだ」
 と何度も書いているのは、こうした事情によるものである。

[福島の人々は、原発と被曝をどう考えているのか?]

 福島県人は、元々、保守的な傾向の強い人たちで、だからこそ原発を安易に受け入れてしまったのだろうが、彼らは、「明るい未来のエネルギー」なんて電力企業の詐欺標語に騙されて、もし事故が起きたら何が起きるのか? という情報も与えられないまま、目先の補助金に釣られ、子供たちの未来を売り渡してしまったと言うしかない。

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 私が反対運動に加わった芦浜原発計画では、地元の漁師たちは、海を汚染されたら子供たちの未来が存在しなくなるという危機感から、札束で頬を殴りにきた中部電力に対し、最期まで断固として戦い抜き、原発計画を実力で葬った。

 彼らは日々の生活のなかで漁業共同体社会を愛していた。反対運動の主力になったのは、海を心から愛し、海とともに生き、海を自分の肉体の一部のように思っていた漁師たちであった。

 芦浜原発賛成に回ったのは地元の商工会や、漁業から離れて楽な暮らしをしたいと願う人たちであって、中電がばらまく大金に目がくらんだ人たちであった。
 この二種類の人たちが、南島町・紀勢町では兄弟親戚であろうと殺人事件にまで発展するような激しい争いが起きていたが、結局、北川知事により「これ以上、地元を引き裂かない」という政治判断の結果、計画は中止された。

 漁師たちは、遠い未来の見える人々であった。
 子供たちの未来は目先の金ではない、安全な汚染されない海を守り抜いて子供たちに引き継がせるという信念を貫いたのである。

 放射能事故が起きて居住地が汚染され、発生する問題は、大人たちもだが、より子供たちが深刻である。
 放射線被曝にはベルゴニー・トリボンドーの法則という115年以上も前に発見された法則が普遍的に適用される。

 放射線の影響は、生体機能・細胞に対し、(1)細胞分裂頻度が高いほど、(2)将来行う細胞分裂の数が多いほど、(3)形態および機能が未分化なほど、強く現れる
 という法則で、すでに体の大半が成立している60歳以上の老人の放射線感受性に対し、これから全身の細胞が分化してゆく受精後8~15週の胎児にでは、数千倍~数万倍の被曝感受性があって、激しく影響を受けるというものである。

 放射能事故が起きれば、胎児は殺害されるか、遺伝子を壊され、完全な形で出生できなくなる。乳児の感受性は大人の数百倍、数千倍であって、同じ量のヨウ素131を吸入しても、その影響は激烈に作用し、10年もすれば多くの子供が甲状腺癌を引き起こす。
 若者だって強い影響を受け、40歳までに致命的な発癌をさせられる大きなリスクがある。

 ところが原発を導入し、推進する主体は40~60歳の世代で、彼らの体細胞は成熟していて放射能による影響を受けにくい。また発癌する頃には寿命が来てしまう。
 彼らは自分たちの子孫の命を目先の金儲けのために破壊するのである。

 福島で原発を導入したのは、まさに、このような中高年、老人たちであったのだ。
 具体的に言えば、佐藤雄平、渡部恒三、伊東正義、鯨岡兵輔といった顔ぶれであろう。途中から東電の異様な隠蔽体質に気づいた佐藤栄佐久知事は、逆に東電の秘密工作に嵌められ金額ゼロの収賄罪をでっちあげられ政界を追放された。

 したがって、フクイチを福島に持ち込んだ老人たちは、懐は大きく潤ったし、被曝しても自分自身には大きな影響もなく、責任を追及されるころには、あの世に逃げ出させる仕組みである。

 ただし、自分を受け継いでくれるはずの子や孫たちには正真正銘の地獄が待ち構えている。
 これが彼らが手にした目先の金の代償である。

福島では、いったい何が起きているのか? その2



 福島では、いったい何が起きているのか? その2  2018/04/10

 マスコミ・メディアは、フクイチ事故が、あたかも、とっくに放射能汚染も消えて、問題は解決し、汚染地が元通りに復活するような幻想を与える報道ばかりしている。
 しかし、事実は、その真逆であり、フクイチ事故の本当の被害は、7年目を迎えた、これから始まるのである。

 日本国民全体に襲いかかった被曝による遺伝子損傷問題は、これからダウン症など知的障害者、外からは見えない遺伝病など内部障害者、膠原病や多発性硬化症など免疫系難病の激増として日本社会=日本民族の未来を暗雲に包み込むだろう。

 自民党政権は放射能被害を隠蔽する目的で、ベラルーシ・ルカシェンコ政権と同じように大規模な移民政策を行い、汚染された福島県周辺に外国人移住者を送り込むことになるだろう。
 またフクイチ事故の収束作業、アリバイ証明に大量のベトナム人青年をフクイチに送り込むことだろう。

 そして、必ず出てくるであろう、被曝者に対する「優生保護法」復活も叫ばれるようになり、強制不妊措置のような残虐な人権侵害が再び繰り返されるのも時間の問題だと私は考える。

 放射能事故による遺伝子損傷問題が収束するのは数十世代をかけた淘汰の後、数百年後であるというのが原子力産業に買収されていない被曝専門家の本当の見解である。

 幾人かの遺伝問題の専門家は、この事故によって千数百年続いている日本民族が消滅することさえ危惧している。

 私は事故直後から繰り返し書いてきたが、フクイチ事故による死者は、事故から30年程度の間に数千万人の規模と予想している。
 ウクライナでは、政府系団体が、チェルノブイリ事故によるウクライナ国民の死者は100万人を超えていると公表した。
 しかし、福島では、ウクライナの数倍、数十倍の放射能汚染が起きていて、そんな数字ではすまないと私は考えている。
 この考えを今でも変えるつもりはない。

 法的に言えば、周産期と呼ばれる妊娠22週(154日=5ヶ月)以降の胎児から人格権のある人間と呼び、彼らは60歳成人の数千倍、数万倍の放射線感受性をもっていて、被曝で致命的なダメージを被る最大の被害者たちなのである。
 この死をカウントしなければ、本当の被曝死総数にはならないことを知るべきである。したがって、周産期死亡数というのは、被曝障害を知る上で、もっとも大切な指標になるが、日本政府は、このデータさえも改竄捏造しているようだ。

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 外国人評論家による、この記事は、フクイチ巨大放射能事故の全体像を理解するのに有用であると考え、一部を引用する。

[マスコミに載らない海外記事] より引用(抜粋)

 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-ebf6.html

2015年6月18日 福島で本当は一体何が起きているのか?
 (全文転載の価値があるが、長すぎて省略するのが残念、ぜひ全文を読んでほしい)

 福島原発事故は、21世紀における最大の隠蔽として歴史に残る可能性が高い。政府も大企業も、リスクと危険に関して、住民に本当のことを語っていない。

 何万人もの福島県民が、2011年3月の恐ろしい災害の後、4年以上も仮設住宅で暮らしている。
 福島被災地の一部では、元の住民の公式に再居住が認められたが、問題なく、安全だという政府の主張への不信が広まっており、元住民の多くは帰宅に乗り気ではない。

 こうした帰宅を渋る理由の一部には、放射線症がある。人間の五感では感じられないので、たちがわるいのだ。人間は、放射能を感じたり、見たり、聞いたり、触れたり、臭いを感じる能力を備えてはいない(カルディコット)。
 それだけでなく、時間とともに、手遅れになるまで、わからない、ゆっくりと冷酷な形で蓄積する。

 チェルノブイリの破滅が、福島の未来を映し出している

 マスコミがどれほど、この災害のブローバックに対処し損ねているかの一例として、十分広くは報じられていないいくつかのチェルノブイリの事実をあげよう。
 100万人以上の人々が、チェルノブイリの放射性降下物のせいで亡くなっている。

 ベラルーシのレチッツァ児童養護施設は、非常に多数の重篤や奇形の子供達の面倒を見てきた。子供は、成人より、10から20倍、放射能を感じやすい。

 ジュラーヴィッチ養護施設は、チェルノブイリ被災者用の多くの施設の一つだ。“施設は、辺鄙な田舎に隠されており、今日でさえ、ベラルーシの大半の国民は、その様な施設があることを知らずにいる

 百万人の死者とは、大変な人数だ。だが、これから更に何人亡くなるのだろう? チェルノブイリ近辺の約七百万人が、原子力時代史上、最も強力な放射能被曝の一つに見舞われたのだ。

 チェルノブイリ周辺の立ち入り禁止区域は、“死の渓谷”として知られている。区域は、30から、70平方キロに拡張された。ヒトは二度と、この区域内で生きることはできない。そこは永久の“死界”だ。

 更にチェルノブイリを封じ込める作業で、極端に危険なレベルの放射能を被曝した為、25,000人以上が亡くなり、70,000人以上が身体障害者になった。緩慢で、苦しい“放射能被曝の死の行進”は余りに耐えがたい為、そうした死亡の20パーセントは自殺だった。
 元参議院議員の水野誠一は、 2015年3月こう述べた。
 “最大の問題は、原子炉炉心のメルトスルーだ… 地下水が汚染している… 汚染した水が港の中になんとか閉じ込められているという考え方は、きわめて馬鹿げている。
 汚染水は直接太平洋に漏れている。ひどく汚染された水が、直接太平洋に流れ込んでいることがわたっている40以上のホット・スポットの証拠がある… 我々は、解決の見込みが皆無な膨大な問題に直面している。

 福島では、それぞれの原子炉に、冷却の為、一分あたり、450万リットルの水が必要だが、津波が押し寄せた際、バックアップ用ディーゼル発電機が故障した。1、2、および3号原子炉は、数日のうちに、メルトダウンした。水素爆発が4回起きた。その後、溶融した炉心は、格納容器、あるいは大地に潜り込んだ。

 カルディコット医師によれば、“100トンの極めて熱い放射性溶岩が、大地、あるいは格納容器内部のどこかに既に入り込んで、どれもひび割れし、砕けている。”熱い放射性の溶岩が一体どこにあるのか、誰にも良くわからないのだ。気味悪い答えられていない疑問が一つある。これは、チャイナ・シンドロームだろうか?

 メルトダウンの後、日本政府は、住民に、列島内陸に吹き戻された放射能の環境濃度レベルを知らせなかった。不幸にして、また、誤って、住民は原子炉から離れ、当時、放線レベルが一番高い場所に避難してしまった。

 事故が起きると共に、膨大なレベルの放射能が東京を襲った。東京首都圏で検出された最高の放射能の値は、埼玉で、検出されたセシウム放射線レベルが、919,000ベクレル (Bq)平方メートルで、チェルノブイリの“永久死界の500,000 Bqという避難限界値のほぼ二倍のレベル。
 この理由から、カルディコット医師は、日本への旅行はしないよう強く忠告し、日本の食品を避けることを勧めている。

2011年8月15日、原子力発電エンジニアリング経験を持つエネルギー専門家、アーニー・ガンダーセンによればこうだ。

 “アメリカ政府は、国務省や他省の最高レベルで、福島原発事故は、実際より軽いものとして扱うことに決定した。
 強烈な津波と地震が原子力発電所を含む日本を破壊した一カ月後の4月、ヒラリー・クリントンは、日本との協定に署名し、日本食品の供給に問題がなく、購入し続けることに同意したのです。ですから我々は日本から輸入する食品のサンプリングをしていません。”

 ところが、アメリカ合州国とは極めて対照的に、ヨーロッパでは、ライプツィッヒ大学の物理学博士で、ドイツ現職首相のアンゲラ・メルケルは、福島事故後、全ての原子炉を停止したのだ。

 福島原発事故の後、ワシントン州の放射能の環境濃度は、通常の40,000倍に高まったが、カルディコット医師によれば、アメリカ・マスコミは“継続している福島原発災害”について報道しない。だから、一体誰が真実を知れよう?

 カルディコット医師は、2014年9月の講演をこう言って終えた。“福島では、ことは終わっていません。あらゆる400トンの放射能の高い汚染水が、太平洋に注ぎ込み、アメリカに向かっているのです。
 放射能は魚の中に蓄積するので、我々も蓄積します。
 アメリカ政府は、水を調べておらず、魚を調べておらず、大気も調べていません。そして、日本の国民は、毎日放射能に汚染したものを食べているのです。”

更に、カルディコット医師によるとこうだ。“炉心を洗った雨水は太平洋に注ぎこみます。人が、こうした炉心に近づく方法はありません。人は死んでしまい、ロボットは放射能でやられます。福島問題は決して解決できません。一方で、人々はいまでも高放射能地域で暮らしています。”

 “人は死んでしまい”“ロボットは放射能でやられる”ので、福島は決して解決できない。 どうやら、福島は果てしない放射能メルトダウン・シナリオにあり、文字通り、この世の終わりの地獄の縁で、つき落とされるのを待っている様に聞こえてしまう。

 国連の危険は去ったという報告書

 2014年4月2日、福島原発事故の健康に対する影響に対する「原子放射線の影響に関する国連科学委員会」(UNSCEAR)報告書は、放射能によって引き起こされる何らかの影響は、小さ過ぎて特定できないと結論している。
 住民は十分保護されており、“低いか、極めて低い”放射線被曝しかしていない。UNSCEARは、危険は去ったという報告を出したわけだ。

2014年7月18日付けの核戦争防止国際医師会議(ドイツ支部による、UNSCEAR報告書に対する反論は、国連報告書に反対する違う立場をとっており、すなわち“福島原発事故は、終わったどころではない。
 2011年12月の、日本政府による‘冷温停止’宣言にもかかわらず、破壊した原子炉はいまだに安定状態に達しておらず、UNSCEARさえ、放射性同位元素放出は衰えることなく続いていることを認めている。
 東京電力は、周辺の土壌や海に、ずっと漏れ続ける膨大な量の汚染水と苦闘している。膨大な量の汚染冷却水が現場に蓄積され続けている。仮設冷却装置の故障が再三起きている。放射性廃棄物の放出は、長期間継続する可能性が極めて高い。”

 “破損した原子炉と、使用済み核燃料プールには、莫大な量の放射性物質があり、しかも将来の地震、津波、台風や人為的なミスの影響に極めて脆弱だ。
 放射能の破滅的な放出はいつ何どきでもおこりかねず、このリスクを無くす為には、何十年もかかる…現時点では、福島原発事故が日本国民に及ぼす影響を正確に予想することは不可能だ… UNSCEAR報告は、体系的な過小評価であり、康と環境に対して本当の影響をもたらす核の大惨事を見えにくくする科学的確実性という幻想を呼び起こすものだ。”

国連報告に対する反論全文を読むのは、こちら。https://japansafety.wordpress.com/tag/saitama/

引用以上
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 上の評論、「マスコミに載らない海外記事」を読めば、国際的なフクイチ事故の本当の評価が理解できる。
 ドイツ人をはじめ(メルケル首相は核物理学者)外国人はフクイチ問題を日本人のように軽薄に捉えてはいない。私と同じように、数十年間で数千万の犠牲者が出てくると予想している研究者が少なくない。

 とりわけ遺伝子問題の専門家は、日本民族の未来について、巨大な暗雲に包まれた放射能汚染と被曝の現実を鋭く指摘している。
 「本当に日本民族の未来があるのだろうか?」

 おそらく10年20年後には、もの凄い数の障害者が生まれてきて、至る所に秘密裏に障害者収容施設を作らねばならなくなるだろう。
 私は、かつて1960年代初頭に、米ソによる大気圏核実験競争が起きて、結果としての地球規模の放射能汚染のなかで、口蓋裂や多指症、ダウン症などの子供たちの遺伝障害が激増し、日本中の学校に「特殊学級」が設置された時代を目撃してきた。
 今度のフクイチ放射能汚染は、そんな甘い規模ではない。

 やがて社会全体が、被曝障害者の激増に耐えかねる時代がやってきて、場合によってはナチスドイツが行ったT4作戦を推奨する者さえ出てくるかもしれない。
 相模原事件の植松を見よ!  https://povril.wordpress.com/2016/07/28/%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E3%81%AE%E5%AE%89%E6%A5%BD%E6%AD%BB%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%80%8Ct4%E4%BD%9C%E6%88%A6%E3%80%8D%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/

 日本人の若者で、正常な業務を遂行できる者は少なくなってゆくだろう。
 その穴埋め、国内の工業生産など実務に携わる労働者は、おそらくベトナムやバングラ・台湾の労働者が担うことになるだろう。

 日本人は高齢化し、国民の半数以上が60歳を超えてゆくだろう。自民党政権は、子供を産み育てる豊かなライフスタイルを援助するどころか妨害し排除してきたのだ。
 この結果、子供は、どんどん減ってゆき、若者たちは少なくなり、その少ない若者に過酷な年金負担が覆い被さってきて、自由な生活、消費が事実上不可能な状態=低賃金の長時間労働による奴隷社会が成立しつつある。

 事故から7年目を迎えた2018年3月を過ぎて、これから循環器障害による死者が劇的に増えることになり、発癌者も幾何級数的に増えてくるはずであり、さらに追い打ちをかけるように神経系障害者も爆発的に増え、交通事故をはじめ、あらゆる事故が激増するようになるだろう。

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 ウクライナの例では消化器系障害も増えて、大小便のコントロール不能な人がたくさん出てきた。これは劣化ウラン障害に見舞われたイラク派遣米兵にも起きた問題である。
 すでに日本でも首都の電車のなかで、同じような事態が報告されている。

 すでに述べたように、日本政府は人口動態統計さえ改竄捏造して、これらの事実を隠蔽しているが、東日本中心の汚染された広範な地域で、これらの恐ろしい現象が激増したとき、政府や原子力産業のもくろみ通りに覆い隠せるとはとうてい思えない。
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 福島原発事故、遺伝子突然変異は人類にとっての問題 より引用

「低線量被曝でもDNAは損傷を受け、突然変異を起こす。その結果が現れるのは、さまざまな要因が絡み約10世代も後のことだ。だが、それは人類にとって大きな問題になる」と、スイスの内科医マルティン・ヴァルター氏は話す。

https://www.swissinfo.ch/jpn/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85-%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E7%AA%81%E7%84%B6%E5%A4%89%E7%95%B0%E3%81%AF%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E3%81%AB%E3%81%A8%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C/31290712

突然変異した遺伝子を持つ者同士が遠い将来に偶然結婚して発現することは、しかし、どういったものなのかまったく分かっていない。ただそれは大局的に見ると、がんのわずかな増加より倫理的に問題だと危惧する。

 ヴァルター氏は、1人の内科医として核兵器、核実験、原発など「核と人類は共存できない」と考え、医師の責任を強く訴える。核戦争防止国際医師会会議スイス支部(PSR/IPPNW Schweiz)の支部長を2年務め、脱原発を推進する側に立ってきた。チェルノブイリには政府からの派遣も含め5回行っている。

 チェルノブイリでの甲状腺がんの子どもの検診や治療、またその後の放射線による遺伝子突然変異の研究などを通して蓄積された知識を、今福島で起こっている出来事を事例として引きながら語ってもらった。

swissinfo.ch : 内部被曝が今後の課題かと思われますが、どういった問題がありますか。

ヴァルター : まず外部被曝は放射性物質をシャワーなどで洗い落せるので今後それほど問題にならないと思うが、食品や呼吸で吸収する内部被曝は問題が多い。簡単な測定方法がないからだ。ホールボディカウンターがあるが、何百人も測れるようなものではなく経済的負担も大きい。

 セシウムはまだそれでも測れるが、骨に吸収されるストロンチウム90はベータ線を出すため、内部被曝の測定は不可能だ。唯一の方法は、子どもの抜けた乳歯を取って置き、それを測ることだ。乳歯を焼いて灰にすれば測定できる。日本の検査機関では簡単にできるだろう。

 核戦争防止国際医師会会議のアメリカの仲間が1960年代にネバタでの核実験で被曝した子どもの乳歯からストロンチウムが検出されたことを挙げ「自国の子どもが犠牲になってもよいのか」と当時のジョン・F・ケネディ大統領に働きかけた。これが核実験停止条約の一つの要因になった。

swissinfo.ch : 9月30日に放射性プルトニウム239が福島原発から45キロメートル離れた飯館村など、県内6カ所で検出されたと公表されました。プルトニウム239は半減期が2万3000年と気の遠くなるようなもの。取り込むとどうなるのでしょうか。

ヴァルター : プルトニウムは一度体内に入ると、セシウムとは違いほぼ体外に排出されることはない。アメリカが何とプルトニウムを使った人体実験を1948年に行っており、クリントン大統領のときに公にされたので、これは間違いない。

プルトニウムは骨や肺、肝臓などにとどまる。放射線を出し続けるので、がんを引き起こしやすい。

swissinfo.ch : では放射性セシウムですが、福島の多くの子どもの尿からセシウムが検出されました。長くて70日で体外に排出されますが、その間の内部被曝も問題でしょうか?

ヴァルター : その間の被曝量はわずかだ。しかし、問題はその土地に住み続けると排出されてもまた吸収し内部被曝が続くということだ。セシウムは10年間で6センチメートル地下に沈んでいくといわれている。
 従ってたとえ徐々に地表面から無くなっても畑で野菜が吸い上げ、それを食べればまた被曝する。すべての土地の表面を上下に掘り返す作業は膨大な労力と費用がかかるだろう。

 さらに現在、安全だという被曝量はないというのが定説になっている。がんになるリスクを縦軸、放射線量を横軸にするとそれは正比例の直線になり、たとえ1、2ミリシーベルトでもがんのリスクはある。

 胸部や骨折のレントゲン撮影でもがんになるリスクはゼロではないといわれている。さらに慎重な医者は線量が少なければ少ないほどがんリスクは高く、正比例の直線が少量の値域では上向きにカーブするといっている。

 チェルノブイリでの研究の中に、学会では正式に承認されていないが、セシウムによって、子どもたちの心臓病が数年から10年後に増えたという報告もある。心臓のリズムなどが不規則になる病気などだ。

 また、すべての放射性物質の被曝で4、5年後に子どもの糖尿病が増えたという研究もある。

swissinfo.ch : 日本の基準値、年間20ミリシーベルトの上限をどう見ますか?

ヴァルター : 短期なら分かるが長期的に年間20ミリシーベルトは高すぎる。しかも子どもや妊婦を含んで20ミリシーベルトは非常に高い値だ。たとえ原発に賛成する科学者にとっても高すぎる値だ。

 スイスではたとえ事故が起きても放射線の限度を年間1ミリシーベルトに決められている。

 1991年のチェルノブイリ原発から50キロメートル離れたポルスコエにスイス政府の派遣で行った。同行のジャーナリストと、子どもがかくれんぼをすると想定して建物の地下や低い茂みなどを測ったが、放射線量は事故から5年後なのに非常に高かった。また場所によって数値にかなりの差があった。

 福島でも5年後同じことになるだろう。つまり、県内の多くの地点で今後とも線量はそう変わらないのではないだろうか。年間20ミリシーベルト以下の地域から、避難するほうがよいと思う。もちろん故郷を捨てるといった社会的な問題は残るが。

swissinfo.ch : 放射性ヨウ素について伺います。8月18日付けの朝日新聞によれば3月24~30日にいわき市、川俣長、飯館村の1150人の子どもを対象に甲状腺被曝を調査した結果、その45%が被曝していた。
 14歳の男の子が「僕の体には放射性物質が入っているからゼロじゃないんですよね。本当に僕は大丈夫なのか教えてほしかった」と言っていました。実際のところ、被曝したこの子どもたちはどうなるのでしょうか。

ヴァルター : ということは、子どもたちが原発の爆発直後にヨウ素剤を服用しなかったということか?信じられない・・・(顔を曇らせ、データを見るためコンピューターに向かう)。
 スイスでは原発から半径20キロメートル以内の住人は、全員ヨウ素剤を持っている。それが原発を持つ国の安全対策の基本であり、国民に対する責任だ。たとえ持っていなかったとしてもすぐに子どもに配るべきだった。

 甲状腺に被曝したということは、それがいくら低い値であろうと、この器官の細胞のDNAがダメージを受けてしまったということだ。従って、何人かは今後、甲状腺がんを引き起こす可能性があるということだ。そのため、毎年定期的に超音波でがんの発生を調べていく必要がある。

 そもそも子どもの甲状腺がんは普通は存在しないものだ。以前ウクライナでは住民5000万人に対し3人の甲状腺がん患者がいただけだ。それがチェルノブイリ以降、2000~4000人の子どもがこのがんにかかった。

 しかし、早期に発見し、甲状腺を摘出すれば大丈夫だ。チェルノブイリで私もこの超音波の検査に何度も携わったが、ベラルーシでもウクライナでも子どもたちはみんな手術を受けた。しかも手術は95%成功している。

 ウクライナでは、ある経験豊かな70歳の医師が750人もの甲状腺がんを手術した。わずか3人だけが術後の複雑な炎症が重なり亡くなっただけだ。

 また、たとえ甲状腺が摘出されても、その後ずっとホルモン剤を飲み続ければ、それで元気に大人になり普通に一生を送れる。

swissinfo.ch : 以上、放射性セシウム、プルトニウム、ヨウ素などの影響を見てきましたが、がんは増えるのでしょうか。

ヴァルター : がんにかかるケースは増えるだろう。ただ、現在の工業国では死因の25%はがんであり、また40%の人ががんに一度はかかるが、回復して最終的にはほかの原因で亡くなると言われている。こうした中で、フクシマの事故は全体の25%のがんでの死亡率に、わずかなパーセントを加えるということだ。

タバコや化学薬品などの害ですでにがんになるリスクが高くなっているところに、さらに放射線でのリスクが加算されるイメージだ。

ただし、フクシマの原発収束に働いている作業員のがんリスクは別物だ。チェルノブイリでもそうだったが、彼らのリスクは極めて高い。

[被曝による遺伝的影響]

swissinfo.ch : 最後に、放射線による遺伝子の突然変異、それも低線量被曝の遺伝子突然変異について説明してください。

ヴァルター : チェルノブイリの事故から10年後の1996年にロシアのドゥブロバ医師がネイチャー(1996Nature ;380:683-6)に報告した例によると、チェルノブイリでセシウムなどに汚染された地域の人に遺伝子突然変異が多く見られた。

また、イスラエルのヴァインベルク医師の調査(Proc Biol Sci 2001;268 (1471) :1001-5)によれば、チェルノブイリの事故収束に働いた男性の2人の子どものうち、事故以前に生まれた子どもには遺伝子突然変異がまったくなかった。
 しかし、事故後イスラエルに移住して生まれた子どもにはある数の遺伝子突然変異が見られた。

 放射能被曝によって父親の優先遺伝子が損傷されると子どもに病気が現れる。しかし、もし父親の劣性遺伝子が突然変異を起こした場合、子どもに受け継がれても、劣性遺伝子なので表面的には何の異常も起きない。これが、このイスラエルで生まれた子どもの場合だ。

 しかし、もし遠い将来この子の子孫が偶然、同じ突然変異の劣性遺伝子を持った人と結婚し、劣性遺伝子同士が組み合わさるとさまざまな病気などが発現する可能性が考えられる。

ただ、何が発現するかは全く分かっていない上、こうしたことがチェルノブイリやフクシマで起こる可能性があるものの、さまざまな要因が絡むため約10世代は先の話だ。

 ところで、ドゥブロバ医師などの方法で長崎と広島の被爆者の遺伝子を調べたところ、突然変異はほとんどなかった。原爆は瞬間的なインパクトを与えたが、長期の低線量被曝を起こさなかったということなのだろう。

従って、私には、低線量被曝が遠い将来の世代に与える遺伝的な影響が大きな問題だ。これは人類にとっての倫理的問題でもある。

 宗教家で科学者の友人がイメージとして、こう語った。かつて、宇宙からの放射線量が徐々に減少したとき地球上に人類が誕生した。しばらくの年月人類は放射線を生産せずに生活した。ところが今、核実験や原発事故などで、自らの手で地球上に放射線量を増やし地球を住みにくい場所に変えようとしていると 。

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